K10とK18の違いや特徴を解説!
買取価格やどちらがおすすめかをご紹介
K10とK18は、金の含有量が異なることから、それぞれの特徴や価値が異なります。どちらもジュエリー素材として人気が高く、年代を問わず多くの方に選ばれています。
「金の含有量以外にどんな違いがあるのか」「そもそもK10とK18はどちらを選ぶべき?」といった疑問を持つ方も多く、また、お手持ちのK10やK18がどの程度の買取価格になるかも気になる点でしょう。
そこでこの記事では、K10とK18の特徴や違いを詳しく解説し、それぞれの買取価格についてもご紹介します。K10とK18の違いを知り、どちらがご自身に合った選択肢かを見極めるために、ぜひお役立てください。
Contents
K10とK18の違いを解説
K10とK18は、どちらも金が含まれていますが、金の含有量によって異なる特徴を持っています。
ここでは、K10とK18の違いをくわしく紹介します。
金の含有率の違い
K10やK18に使われる「K」は、カラット(Kcarat)の略で、金の純度を表す単位です。
Kで表記される数字は、金の含有率を指しています。
K(カラット) | 金の含有率 |
---|---|
K10 | 41.6% |
K18 | 75.0% |
なお、純金といわれるK24(24金)は、金の含有率が99.99~100.0%です。
K10やK18で金以外に含まれている金属は、銀や銅が混ざっており割金(わりがね)と呼ばれています。
K10には少量の亜鉛が含まれていることも大きな特徴です。
また、K10やK18は色合いによって含まれる金属が異なる場合があるものの、金の含有率は変わりません。
色合いの違い
K10とK18は、金以外にも金属の特徴を活かして黄金色以外の色合いを楽しめる特徴があります。
- ピンクゴールド
- イエローゴールド
- ホワイトゴールド
ただし、同じ色でもK10とK18では、若干色合いが異なります。
それぞれ紹介するので、K10とK18で悩んだときは、参考にしてみてください。
ピンクゴールド
純金に銅を多く混ぜることで赤みを出し、ピンクがかった黄金色がピンクゴールドです。
K18のほうが金の含有量が多いことから、ピンク色が入っていても高級感のある黄金色となる特徴があります。一方、K10ではクリームイエロー寄りで、淡いピンクゴールドです。
ジュエリーでも人気のピンクゴールドは、「PG」と表記され、K10なら「K10PG」、K18なら「K18PG」と表記に違いがあります。
イエローゴールド
金の特徴が強く出ているイエローゴールドにも、銅や銀など割金が含まれています。
K18のほうが黄金色が出るため、高級感が高いイメージを持たれています。一方、K10は柔らかめの黄金色で優しい印象となるでしょう。
カジュアルな服装にも合わせやすいイエローゴールドは、プラチナと同程度の硬度があるため、変色に強い特徴があります。
ホワイトゴールド
金に銀やパラジウムなど、白色系の金属を加えているため、ホワイトゴールドはシャンパンカラーのような輝きが特徴です。
K10やK18は金の含有量が多いため、プラチナほどの白さはありません。
そのため白色を表現するために、ホワイトゴールドには、ロジウムコーティングを施すことが多くあります。
強度のあるパラジウムが含まれるホワイトゴールドは、高い耐久性を持っています。
一方で、温泉に入ると含まれている銀が硫黄に反応してしまい、黒ずむ可能性があるので注意しましょう。
耐久性の違い
K10とK18を耐久性で比較すると、金以外の金属が多く含まれるK10の方が耐久性に優れています。
K10とK18の耐久性には、金の含有量が影響しています。もともと、金は柔らかいため他の金属と比べて傷がつきやすく耐久性が低いです。
金の純度が高ければ高いほど、ジュエリーなど繊細な加工が難しいため、アクセサリーにはあえて他の金属を含めています。
K10は、細いリングや繊細なデザイン細工のジュエリーの取り扱いが豊富です。金の含有量が41.6%と少ないため変形しにくく、日頃からジュエリーをつけてオシャレを楽しめるアイテムが充実しています。
K18は、金と割金のバランスが絶妙で、金の輝きと美しさを兼ね備えたジュエリーが豊富です。耐久性に関しても、大きな衝撃さえ避けていれば、日常的に着用しても問題ないです。
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・ホワイトゴールドとは?プラチナとはどう違う?お手入れ方法や高く売るコツも解説
K10とK18の価値と買取価格
金の含有量が多いほど、買取価格は高くなります。
そのため、K10とK18を買取価格で比較すると、K18のほうが高価買取に期待ができます。
K10やK18など、金を売却するときは、4つのポイントで買取相場が決まります。
- 金の品質(含有量)
- 重さ
- 金相場
- 買取業者の価格設定
金の品質から、K18の方が買取相場の単価は高く、「単価×重さ」で買取価格が決まります。
K10も同様に買取相場の単価が決められており、重さによって異なります。また、需要と供給バランスや通貨の価値などを背景に金の価値は日々変動し、同じ金額で毎日取引されているわけではありません。
金を取り扱う買取業者は、市場相場をもとに買取価格を決めています。K10やK18を売るときは買取相場を確認してから、査定を受けることが高価買取のポイントです。
おたからやでは、毎日K10やK18の市場価格や買取相場を更新しています。査定は無料なので、K10やK18の売却を検討しているならぜひお試しください。
- おたからや査定員のコメント
金相場は、世界の市場で取引されています。特にロンドン市場とニューヨーク商品取引所(COMEX)では、金の先物取引が盛んです。
ロンドン市場は世界における金の基準価値が決まり、ニューヨーク商品取引所では世界の地質学的リスクや経済指標により金取引が行われています。
金は持っていても利息は生みません。しかし、世界経済が低迷し金利が下がると金による投資に注目が集まり、金の価値は上昇します。
取引市場で今後の経済状況に懸念が生まれると、金投資が活発になり金の価格上昇に繋がっています。最近の金価格の上昇は、コロナ禍以降の世界情勢や地政学的リスクが主な要因です。
K10とK18どちらを選べばいい?【状況別】
K10とK18で、2つの素材は分かったけど、結局のところどちらを選べばいいの?と疑問が残るところ。
ここでは、K10とK18がそれぞれどのような方におすすめなのかをご紹介していきます。
K10は、軽くて丈夫&好みのデザインを重視したい方に!
丈夫でデザイン重視という方には、K10がおすすめです。
割金により硬さを取り入れたK10は、丈夫で細やかなデザインのジュエリーが豊富に取りそろえられています。
K10には他の金属が含まれているため、K24やK18よりも強度があります。K10金なら、日常的にジュエリーを使用しても安心です。
ただし、K10に含まれる金以外の金属は、錆びや変色の可能性があります。
- 空気や水に触れて酸化して錆びる
- 皮脂の付着により硫化して変色する
- 化粧品やヘアスプレーなど化学製品により黒ずむ
- 肌につけたまま温泉に入ると硫化する
お風呂に入るときや、お化粧をするときはアクセサリーを外しておくと、変色や錆びが防げます。
また、アクセサリーを外した後は、柔らかい布で優しく拭いてお手入れしましょう。
K18は、繊細な輝きが魅力!錆びにくくお手入れしやすい
18金は、繊細で美しいゴールドの輝きを楽しめるのが魅力。
割金が少ないK18なら錆びにくく、お手入れをしやすい特徴があります。それだけでなく、金の価値など投資性を重視する方にもK18はおすすめです。
金の含有率が高いK18なら、金としての価値も高く、市場価値も期待できるでしょう。ただし、金は柔らかい素材です。強い衝撃を与えると変形してしまう恐れがあります。とはいえ、日常生活の使用には問題はありません。
K18を着用する際は、丁寧な取り扱いを心掛けましょう。
K10とK18のジュエリーお手入れ方法
K10やK18のジュエリーは、日頃のお手入れが大切です。
錆びや黒ずみは、少しの工夫で防ぐことができます。
着用した後は、柔らかい布で丁寧に拭き取るようにしましょう。
なお、K10やK18のジュエリーが変色してしまったときは、次のお手入れ方法がおすすめです。
- 皮脂汚れには中性洗剤
- 酸化による変色にはレモン汁や酢
- 流化による変色は重曹水
ジュエリーは、汗などによって変色しやすい特徴があります。そのため、毎日お手入れしていても変色してしまう可能性はあるでしょう。
皮脂汚れが気になったときは、食器用洗剤や中性洗剤がおすすめです。ぬるま湯に数滴の洗剤を入れつけ置くと、汚れが浮き出るので綺麗に汚れが落とせます。
K10やK18のジュエリーが変色してしまっても、適切なお手入れをすれば、金の輝きを取り戻せる可能性があります。
おたからやでは、黒ずみや汚れのあるK10やK18のジュエリーも高価買取が可能です。なかなか取れない汚れでも、気軽におたからやで無料査定を受けてみてください。
K10とK18の買取相場はどれくらい?
金の買取相場は毎日変動していますが、K10やK18の買取相場は、近年上昇傾向にあります。
また、K10やK18は重さによって買取価格が異なります。
お手元のK10やK18の価値を知りたいときは、買取業者の査定を受けることがおすすめです。
おたからやではK10やK18の買取相場を公開し、毎日更新しています。金の価値が高騰している今、ぜひおたからやで無料査定を受けてみてください。
- おたからや査定員のコメント
金は、世界情勢が不安定になると価値が高まる傾向があります。
2020年の新型コロナウイルスの世界的な流行や2022年のウクライナショックなど、さまざまな地政学的リスクが要因です。
世界的に起こっている急激なインフレも、金の相場を高める支援材料となっています。
近年は世界情勢や為替変動などを背景に、投資家は資産を守るためのリスクヘッジとして、金投資の需要が顕著に表れているといえるでしょう。
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・金の売り時はいつ???売却のタイミングを見極めるには相場を知ろう
金が変色しても買い取ってもらえる?高く売る方法とは
多くの買取業者では、変色した金でも高く買い取ってもらえます。
変色したK10やK18のジュエリーを、高く売却できる方法があるので紹介します。
丁寧にお手入れする
金の買取相場でK10やK18の買取価格は異なるものの、やはり丁寧にお手入れされた金のほうが買取査定の印象は良くなります。
K10やK18の査定を受けるときは、柔らかい布で汚れを丁寧に拭き取っておきましょう。ただし、無理にお手入れすると傷がついてしまう可能性があります。
金は柔らかく傷がつきやすい特徴があります。K10やK18は、傷がつくと買取価格に影響を及ぼす可能性があり、お手入れには注意が必要です。変色や頑固な汚れがあっても、K10やK18は高価買取が期待できます。
買取査定を受けるときは、優しいお手入れのみに留めておきましょう。
付属品を揃えておく
K10やK18のジュエリーを売るときは、鑑定書や外箱も一緒に買取査定を受けると買取価格のプラスアルファが期待できます。
しかし、付属品は捨てたり紛失したりなど、手元にない場合もあるでしょう。
おたからやなら、付属品がなくてもK10やK18を高く買い取り可能です。
K10やK18の買取なら、ぜひおたからやで無料査定を受けてみてください。
金相場が高騰しているときに売る
K10やK18を売るなら、金相場が高騰しているときがおすすめです。
近年は、過去の金相場を更新し続けています。金の買取相場は、金の市場相場に合わせて日々変動します。買取相場を確認しながら、相場が上昇したときが高価買取のチャンスです。
K10やK18を高く売るなら、金の買取相場の上昇を見逃さないことが大切です。
おたからやでは、毎日その日の買取相場を公開しています。ぜひ買取相場を参考にしてみてください。
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・【2024年最新】今後の金相場の予想!高騰の理由といつまで上昇するのか見通しは?
K10やK18の買取なら「おたからや」
K10やK18の買取は、信頼できる買取業者に査定を頼むのが大切です。
全国に約1,200店舗以上を展開している買取専門店「おたからや」では、金や貴金属の買取を積極的におこなっています。買取のみに特化することで販売コストを削り、高価買取を実現しています。
プロの査定士が希少性なども加味したうえで買取価格を提示し、納得いただける買取価格をお約束します。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しております。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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