「皇帝の宝石」と名高いアレキサンドライトを鑑定!良質な宝石を見分けるポイント

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「皇帝の宝石」と名高いアレキサンドライトを鑑定!良質な宝石を見分けるポイント

ロシア皇帝に献上され、皇太子の名が付けられたアレキサンドライトは変色効果のある宝石です。ただし人工物の製造もできる他、似た石と間違えられることもあります。ここではアレキサンドライトの特徴や見分け方をご紹介します。

アレキサンドライトはどんな宝石?

アレキサンドライトは6月の誕生石としても知られており、比較的多くの人が知っている宝石です。主にロシアやブラジル、スリランカなどで産出されています。他にもインドやマダガスカル、タンザニアなどでも採れることがある宝石です。クリソベリルの変種で、モース硬度は8.5となっています。このことから比較的硬い石であることがわかり、日常的に使用するジュエリーにも向いていると言えます。アレキサンドライトは、光の種類によって色が変わって見えることが大きな特徴です。例えば昼間の日光の下で見ると緑色だったものが、白熱灯の下では赤色に見えたりします。このように色の見え方が変わる性質がミステリアスな印象を与え、多くの人を惹きつけています。アレキサンドライトは人工的に造ることも可能です。ただ、合成宝石の人気は低いことから、宝石として出回っている量は少ないといわれています。しかし、人工合成のアレキサンドライトには宝石以外にも活用の場があり、主にレーザー脱毛に使用される医療用機器に使われています。

 

光源によって色が変わるアレキサンドライトの性質

アレキサンドライトの色といえば緑がかった青や深緑などをイメージされることが多いと思いますが、これらは光源の種類によって変わってくることが特徴です。自然光で見たときに青緑や深緑といった色だったこの石が、ロウソクの灯や白熱灯などの光の下では、すみれ色や紫、赤、オレンジといったカラーに見えます。同じ鉱物を違った光源で見ると異なる効果のことを、変色効果、アレキサンドライト効果などと呼んでいます。このような効果が現れる宝石の存在は1700年代から知られていました。昼は青であっても、夜間にロウソクの灯で見るとすみれ色になるサファイアの存在があったからです。しかしそれよりもさらに劇的に変化して見えるのがこの石の特徴です。この宝石が初めて発見されたのは1830年のロシアでした。色が変わって見える様が珍しいものとして、このアレキサンドライトはロシア皇帝に献上されました。ちょうどその日はアレクサンドル2世の誕生日であり、この皇太子の名からアレキサンドライトと名付けられました。

 

ロシア産のアレキサンドライトが希少性が高いと評価される理由

アレキサンドライトは世界のさまざまなところで産出されています。ロシアは中でも有名な産出地で、ここで採れるものは希少性が高いともいわれています。ロシアを南北に縦断するようにあるウラル山脈は、ヨーロッパとアジアの境界線とも言える場所です。山脈の東側に位置するエメラルド鉱山は、世界で初めてアレキサンドライトが見つかったところでした。エメラルドの鉱山では、もともと見つかるアレキサンドライトはそれほど多くないという特徴があり、産出されることが稀であるため、その希少性が高くなっているのです。またあったとしても内包物や傷のある場合が多いです。良質なものが見つかる量は多くないものの、高い変色効果のある石があるといわれているものがロシア産の特徴でもあります。アレキサンドライトの中には光源を変えてもそれほど大きな変色効果が見られないものもありますが、一般的にははっきりと色が変わることを見て取れるものは価値が高いとされています。そのためロシアのアレキサンドライトは注目されるのです。

 

インクルージョンが見分ける秘訣!本物と人工物の見分け方のコツ

1975年に人工的合成に成功したアレキサンドライトは、合成石の製造が可能な宝石です。しかし製造コストが高いことに加え、人工物の人気が低いことから、それほど多く流通しているわけではないと考えられています。とはいえ合成して作られたアレキサンドライトが宝石として出回る可能性はゼロではありません。アレキサンドライトが本物か人工的に作られたものかを見分けるときには、インクルージョンに注目することがポイントです。人の手によって作られたものは内包物のない場合が多いため、あまりに綺麗すぎる場合には人工物である可能性が考えられます。特に希少性が高いといわれるロシア産のアレキサンドライトは、質の高いものが産出されることもありますが、インクルージョンや傷が多いものも少なくありません。めったに出回らないとされる産地のもので、内包物がなく綺麗すぎる場合には合成品である可能性が考えられます。変色効果のあるガーネットがアレキサンドライトとして売られているケースにも注意が必要です。

 

まとめ

ロシア皇帝に献上され、当時皇太子だったアレクサンドル2世の名前から名付けられたアレキサンドライトは、自然光や白熱灯などの光源の種類によって色が変わって見えるミステリアスな性質を持っています。産出量が少ない反面、高品質なものが見つかることもあるロシア産アレキサンドライトは希少性が高いと評価されています。合成して造られる人工物もありますが、本物を見分けるときにはインクルージョンに注目することが1つの方法です。

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