宝石・ジュエリー
2021年11月4日

割れたり欠けたら資産価値はゼロ!割れや欠けが起こらないように知っておきたいダイヤモンドの靭性

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割れたり欠けたら資産価値はゼロ!割れや欠けが起こらないように知っておきたいダイヤモンドの靭性

ダイヤモンドの輝きは誰もが憧れるものであり、古来から結婚指輪や婚約指輪に使われてきました。しかし、大切なダイヤモンドを長く使うためには、扱い方に注意をしなくてはいけないことがあります。

ダイヤモンドは世界で一番固い鉱物?知っておくべきダイヤモンドの靭性と硬度

ダイヤモンドは世界で一番硬い鉱物だと知られており、硬いものほど傷がつきにくく摩耗も少なくなります。

ドイツのフリードリヒ・モースという考古学者が、鉱物に関する硬度の基準を考案しました。10段階あるなかで、ダイヤモンドは最高の10とされています。モース硬度は、「あるものでひっかいたときに傷がどれくらいできるか」を判断基準として1から10まで決められました。

しかし、その数値は2は1の2倍とか5は5倍というわけではなく、鉱物の種類によって決められた数値であるため、必ずしも正比例したものではありません。例えば硬度1の鉱物は滑石というもので表面がつるつるしている石ですが、爪で簡単に傷をつけることができるくらいやわらかいものです。硬度2に匹敵するのは石膏で、爪でも何とか傷がつけられるレベルの固さです。

硬度には、工業用に使う場合に押し込んでかかる圧力で調べたピッカーズ硬度という基準もありますが、その基準ではダイヤモンドの硬度は1の滑石の7,000倍にもなります。

モース硬度、ピッカーズ硬度のいずれでもダイヤモンドは一番硬いとされていますが、「何をしても割れない」わけではありません。割れない強さの度合いは、「硬度」ではなく「靭性」で示されます。

ダイヤモンドの靭性は意外と低い!そこには分子構造や配列が大きく関与

ダイヤモンドはモース硬度でもピッカーズ硬度でも最高の硬度を誇る鉱石ですが、何をしても割れないという強さは持ち合わせていないのです。靭性が高い物質は、ハンマーでたたいても割れにくい性質を持ちます。

ダイヤモンドは傷はつきにくいのですが、ある一定の方向に衝撃を与えると割れてしまうことが特徴です。

宝石の中で一番靭性が高いのが、ルビーとサファイア、翡翠で、ダイヤモンドはその次のランクになります。エメラルドやトパーズよりも靭性が高い2番目のランクですが、何もしても割れない宝石ではありません。

ダイヤモンドはほとんどが炭素で作られており、炭素が規則正しく並んだ状態で炭素価電子4つがすべて結びついているものがダイヤモンドです。4つのうち3つしか結合していなければグラファイトといわれる鉱物になります。ダイヤモンドは4つの炭素価電子同士が結びついてはいますが、結びつきが弱い「へき開面」という部分があります。そこに平行に衝撃が加わった場合は割れてしまうのです。

例えばダイヤモンドの指輪をしていて何か固いものにぶつけた時、たまたまへき開面にあたってしまうと割れてしまうので、注意が必要なのです。

永久不滅に輝きを保ち愛用して孫の代まで引き継ぐにはダイヤモンドの特徴を熟知することが大事

ダイヤモンドは世界で一番硬い物質ですが、一定方向から衝撃が加わると割れてしまうという特徴があります。このようなダイヤモンドの特性を知ることは、美しい輝きのまま子孫にまで引き継ぐために必要です。

ダイヤモンドは傷がつきにくいので、あまり心配しなくても普段使いができる宝石です。ただ指輪を身につける場合は注意が必要です。ネックレスやイヤリングならどこかにぶつける可能性は低いですが、指輪の場合は机の角や料理中の包丁などにあたる可能性があります。打ちどころが悪くてへき開面に当たってしまうと一瞬で割れることがあるので、指輪の場合は少し注意が必要です。またダイヤモンドの指輪を選ぶときに気をつけたいのは、立て爪の高さです。ダイヤモンドを挟むために立て爪がありますが、しっかり留めたいからと高めの立て爪の指輪にすると、ダイヤモンドからはみ出して物にあたる可能性が高くなります。立て爪が強い衝撃を受けるとダイヤモンドにも衝撃が伝わって、割れてしまう可能性はゼロではありません。

ダイヤモンドの特徴を熟知しておくことで、指輪を選ぶときや日常の注意点を知り、気を付けて使えるようになるので、孫の代まで美しい輝きを引き継ぐことができるのです。

ダイヤモンドを愛用するためにはダイヤモンドの4C基準も把握

ダイヤモンドには硬度と靭性だけでなく、4Cという基準があることも特徴的です。4Cというのは「カラット」と「カラー」、「クラリティ」と「カット」という4つの言葉の頭文字のことです。

カラットとはダイヤモンドの重量のことで、0.2gが1カラットに換算されます。重いものほどサイズも大きくなります。ダイヤモンドの原石は小さなものはたくさん採れても、大きな原石はなかなか見つからないので、カラット数が大きいものは希少価値がついて高額で取引されます。

カラーはダイヤモンドの色ですが、無色透明が一番価値が高いです。黄色味がかっている石は価値が低くなりますが、ピンクやブルーなど価値が高くなるカラーもあります。

クラリティはダイヤモンドの純度のことで、内包物の有無で決まります。内包物が少ない方が良く、多いと純度が下がり輝きが出にくい石といえます。

カットは、原石を研磨する職人の技をレベルで示したものといっても過言ではありません。どの角度から見ても美しく輝くようにカットされていればランクは高く、輝きのバランスが悪かったりあまり輝いていないものはランクが低くなります。

4Cのレベルを把握しておくことで、所有しているダイヤモンドにどのくらいの価値があるかを知っておくことができます。

ダイヤモンドジュエリーの買取相場で靭性や高度とダイヤモンドの4C基準はどう影響するか

ダイヤモンドジュエリーを売却する際には、ダイヤモンドの4Cのレベルが鑑定の基準になります。サイズが大きなものほど価値は高く、無色透明で内包物がないもの、そしてカットがきれいで美しい輝きのあるダイヤモンドなら高額査定が期待できます。

鑑定士は4Cのそれぞれの基準やレベルを熟知しており、拡大鏡でしっかりと見て判断します。いくら1カラットの大きなダイヤモンドだとしても、内包物が多い場合や価値のあるカラーでない場合には、一般的な相場よりも低い査定額が提示される可能性があります。逆に0.5カラットでも、無色透明できれいに輝くカットが施してあれば、一般的な0.5カラットの相場よりも高くなることもあるのです。

このように4Cに関しては買取相場が影響しますが、ダイヤモンドの特性である硬度と靭性に関しては、ダイヤモンドならどれも同じなので相場に関係はありません。しかしダイヤモンドのように見えても実は別の石だったという場合があるので、熱伝導率を調べてダイヤモンドの構造をしているかどうかを調べることはあります。

まとめ

ダイヤモンドは世界中で一番硬い鉱石で傷はつきにくいですが、靭性は一番高いわけではないので、一定方向に衝撃がかかると割れることがあります。この特性を知っておき扱い方やアクセサリーの選び方に注意をすることが、孫の代まで引き継ぐダイヤモンドを持つ秘訣です。

またダイヤモンドの価値基準になる4Cを知っておくことで、自分が所有するダイヤモンドの価値が分かった状態で子孫にまで引き継ぐことができます。買取業者に出すときも、4Cを知っておけば相場よりも高い低いかを自身でもある程度判断することができるのです。

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