宝石・ジュエリー
2021年10月28日

デ・ビアス社はダイヤモンド取扱会社最大手の会社として知名度も抜群

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デ・ビアス社はダイヤモンド取扱会社最大手の会社として知名度も抜群

ダイヤモンドの取り扱いをおこなっているデ・ビアス社は、世界最大手の採掘・卸売り会社として良く知られている老舗です。ダイヤモンドの価格や供給量の安定に役立つ、CSO(中央販売機構)との関わりも深い会社です。

ゴールドラッシュとともに誕生したデ・ビアス社

デ・ビアス社は、イギリスのロンドンに本社を持つ会社です。主にダイヤモンドの採掘から流通などをおこなっています。設立されたのは1888年のことで、南アフリカ共和国が発祥地です。現在では、鉱業資源を取り扱うグループのアングロアメリカンの子会社となっています。19世紀の中頃から世界の各地では、金脈を探し当てて一攫千金を狙う人たちによるゴールドラッシュがブームとなっていました。そのころの南アフリカ共和国はイギリスの植民地であり、金の採掘を目的にこの地に訪れていたイギリス人も多かったといいます。当時の南アフリカ共和国にはダイヤモンドの採掘地も数多くあり、そのような時代に誕生したのが植民地の政治家であったセシル・ローズがチャールズ・ラッドとともに設立したデ・ビアス鉱山会社でした。その後、ユダヤ人富豪のロスチャイルドらの援助を受けてキンバリー・セントラル鉱山会社と合併し、ダイヤモンドの世界シェア90割を誇る企業となったのです。

CSO=中央販売機構が設けられた理由とは

CSOとも呼ばれる中央販売機構は、ダイヤモンドを販売するために作られた組織です。生産者組合に加盟している数多くの鉱山から採掘されたダイヤモンドは、この組合によって買い上げられる仕組みになっています。そして中央販売機構を通じて、各国に流通する流れです。この組織は、ダイヤモンド原石の品質を管理し、取引先を選んで適量を販売する目的で設けられました。この組織からは、どのような業者であってもダイヤモンドの原石を購入することが出来るというわけではありません。一握りの業者のみしか、購入することが出来ない仕組みとなっているのです。さらに量や価格も中央販売機構によって決められることになりました。このような仕組みがあることにより、ダイヤモンドの価格は大きな変動が起こりにくく、常に一定に保たれることになっています。中央販売機構が存在することにより、価値が大きく変動することないことはダイヤモンドを所有、販売する人々に安心感を与えることに繋がっています。

宝石やジュエリーの価格相場が上がっている事に注目

価格の大きな変動が起こりにくいとされているダイヤモンドですが、世界情勢によっては影響を受けることもあります。また最近の出来事のなかにも、宝石やジュエリーの価格相場に影響を与えることはありました。それは世界的な新型コロナウイルスによる感染症の流行です。この感染症の流行が広がる以前は、あまりダイヤモンドの価格にも大きな変動が起こることがなく安定していました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、ダイヤモンドの需要は急落することになりました。人々の暮らしのみならず、世界各地の経済に影響を与えるものであったため、贅沢品である宝石やジュエリーの価格が下がることになっても何ら不思議ではありません。しかしながら世界的なパンデミックが徐々に落ち着いてきたこともあり、その後は価格がやや上向きとなってきていることには注目をしておきたいところです。それから中古のジュエリーの市場も拡大していると見られています。

まとめ

デ・ビアス社は世界の各地で沸き上がった19世紀のゴールドラッシュの中から誕生した、ダイヤモンドの採掘・卸売り会社です。デ・ビアス社との関りも深いCSOという中央販売機構は、原石の品質を管理し、一部の業者にのみ卸していた組織でダイヤモンドの流通に大きな影響を与えた存在でした。今でも中央販売機構の仕組みは、ダイヤモンドの価格の安定に影響を与えています。世界的な感染症のパンデミックにより、一時はダイヤの価格も下がっていましたが、最近はやや持ち直しています。

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