宝石・ジュエリー
2021年11月4日

【マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)-MalayaGarnet(Umbalite、MahengeGarnet)】の買取

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【マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)-MalayaGarnet(Umbalite、MahengeGarnet)】の買取

マラヤガーネットは赤色のパイラルスパイト系ガーネットが混ざり合って誕生した宝石で、紫色を帯びた上品なピンク色が特徴です。発見当初は注目されていませんでしたが、希少性が分かるにつれて注目されるようになりました。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)の特徴と宝石言葉

 

マラヤガーネットはいくつもの異名を持つ宝石です。ロードライトガーネットの一大産地でもあるタンザニアのウンバ渓谷で発見された経緯から『ウンバの石』を意味するウンバライトと呼ばれたり、別の産地であるマヘンゲにちなんでマヘンゲガーネットと呼ばれたりします。しかし、マラヤガーネットの名称が、この石のたどってきた歴史を最もよく表しているといえます。マラヤというのはこの石が発見されたタンザニアの公用語であるスワヒリ語で『マレー諸島から来た』という意味を持ち、『よそ者』のような意味合いでこの石に与えられました。それは、マラヤガーネットが発見当初は売り物にならない色の悪いスペッサルティンガーネットと考えられていたことが原因です。後にパイロープとスペッサルティン、あるいはロードライトにスペッサルティンが含まれている珍しい宝石だと分かるまでは注目されていませんでした。希少性が判明した現在では、ガーネットの一種として希少ながらも広く流通するようになり、海外ではマライアガーネットの名称も用いられています。宝石言葉には『心を奪う素質』と『内気』というものがあり、秘められた魅力と結びつけられます。これはこの石がたどってきた歴史と重なり合うもので、身に着ける人の自信につながるといえます。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)の色と魅力

 

マラヤガーネットはオレンジを帯びたピンク色や、紫がかったピンク色など、広い色味を持つガーネットです。この色味は赤色ガーネットを代表する深い赤色のアルマンディンと、燃えるような赤色のパイロープに加え、鮮やかなオレンジ色が特徴のスペッサルティンが混ざり合ったことに由来します。特にスペッサルティンとパイロープの固溶体はマラヤ、アルマンディンとパイロープに少量のアルマンディンが加わった固溶体をウンバライトと呼ぶこともあります。ガーネットは鉱物的に、同じ種に属する別の鉱物と固溶体を形成する性質が強いためこのような現象が起こり、代表的な例がアルマンディンとパイロープの固溶体であるロードライトガーネットです。ロードライトガーネットは紫色を帯びており、マラヤと同じくタンザニアのウンバ渓谷での産出が多いです。マラヤは同じ土地から産出されるロードライトに比べると、色が淡くピンク色が強い特徴があります。また、スペッサルティンを含むためにオレンジ色を帯びることがあり、黄金色に輝くものはシャンパンガーネットとも呼ばれます。マラヤガーネットの魅力は複数の鉱物が混ざり合うことで完成する多様な色彩や、スペッサルティンとパイロープの固溶体に見られるカラーチェンジ効果、そしてガーネットらしい輝きです。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)の産出国

 

マラヤガーネットの名称はスワヒリ語に由来し、スワヒリ語が公用語として広く使用されているのはタンザニアです。タンザニアはタンザナイトと称される青いゾイサイトの産地としても知られますが、1882年にアメリカ・ノースカロライナ州で見つかって以来、1902年に資源が枯渇して以降は採掘のなかったロードライトガーネットが発見された土地でもあります。とりわけウンバ渓谷はロードライトガーネットが発見された土地であり、同じ赤色ガーネットのマラヤガーネットがウンバライトと呼ばれるようになったきっかけもこのウンバ渓谷です。タンザニア国内ではウンバ渓谷だけでなくマヘンゲからも産出があり、同じアフリカでは緑色ガーネットの代名詞であるツァボライトの産出で知られるケニアや、マダガスカルからも産出されます。また、赤色のパイラルスパイト系ガーネットの産出が盛んな地域であれば、マラヤガーネットが形成されている可能性があり、インドやスリランカからの産出もあります。このほかにもアメリカやブラジル、デマントイドガーネットの産地でも知られるロシアからも産出されますが、マラヤガーネットになり得るパイラルスパイト系ガーネットの固溶体は希少で、産地は多岐にわたりますが産出量は少ないのが特徴です。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)のお手入れと保管方法

 

マラヤガーネットのお手入れは一般的なジュエリーと同じように、着用後に乾いた布で汗や皮脂を取り除く乾拭きを行います。水に対しては耐性があるので、汗ばむ季節でも着用することができます。汚れが強いときやくすみが気になる場合には、台所用中性洗剤を薄めた水かぬるま湯の中で軽くこすり洗いをすることもできます。洗剤を用いた場合は洗剤を十分に落とし、水洗いをした後にはしっかり水気を取り除き、風通しの良い場所できちんと乾燥させましょう。もし、水洗いせずに汚れを落としたいのであれば、セーム革と呼ばれる鹿の皮をなめした布を利用することが可能です。セーム革は水や研磨剤を用いなくても汚れ落ちが良く、なおかつ宝石を傷つけないのが特徴です。モース硬度は7から7.5でガーネットの中では若干柔らかい部類に入るため、超音波洗浄には向いていません。マラヤガーネットの色は極端な高温や紫外線によって退色する可能性があるので、調理やヘアセットを行うときには外してから行うようにし、直射日光にさらされない場所に保管します。ダイヤモンドのように硬い宝石と接触した場合には宝石に傷が入る恐れがあるので、保管する際は他のジュエリーとぶつからないジュエリーボックスを使うか、個別のケースを用いて収納しましょう。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)の市場価値

 

マラヤガーネットは赤色のパイラルスパイト系ガーネットの固溶体で、アルマンディンとパイロープの固溶体にわずかなスペッサルティンが混合しているものと、パイロープとスペッサルティンが固溶体を形成しているものの二つがマラヤガーネットに分類されます。発見当初はスペッサルティンと考えられていたように、固溶体の中でスペッサルティンを含む個体は総じてマラヤといえるのですが、鉱物学的にはガーネットとしか鑑定されないのがこの宝石の特徴です。しかしながら、固溶体を形成しやすい柘榴石の中でも、珍しい比率で複数の種の柘榴石が固溶体を形成しているマラヤガーネットは希少価値が高く、産出量の多いパイラルスパイト系ガーネットの中では高値で取引されています。パイラルスパイト系ガーネットは深みのある赤色が特徴ですが、濃すぎる色合いは好まれません。マラヤガーネットも極端に濃い色は価値が高くありませんが、色の濃いアルマンディンに透明感を持たせるためにカーバンクルの手法を用いたように、マラヤガーネットもカットによって色味を淡く見せることのできる宝石です。そのためインクルージョンの少なさに由来するクラリティーだけでなく、カットの美しさも宝石の価値を決定づける要素です。人気のある色は紫がかったピンクや赤身のあるオレンジ色で、スペッサルティンを含むものはカラーチェンジ効果もあり注目されます。

 

マラヤガーネット(ウンバライト/マヘンゲガーネット)の値段と価格相場

 

マラヤガーネットは自然に形成されたガーネットの固溶体という鉱物的特性から、産出量の多い赤色のパイラルスパイト系ガーネットの中では産出量が少なく、価値の高い宝石です。産出量の多い赤色ガーネットの場合、1カラット当たりの価格は質の良いものでも2万円程度で、アルマンディンとパイロープの固溶体であるロードライトガーネットも同程度の価格帯にあります。しかし、マラヤガーネットは産出量が少ないことや、色味が多岐にわたることから価格帯は広く、1カラット1万円前後のものから3万円を超えるものまで幅広いです。特にピンク系の色味はジュエリーとしての人気が高く、指輪などのアクセサリーへの使用も少なくありません。ジュエリーの価格帯は石の大きさとクオリティー、地金の種類によって幅がありますが、2万円台から5万円台での流通も少なくないので、普段使いのジュエリーにも取り入れやすいです。特に紫色を帯びたピンク色は愛らしさの中にも大人びた印象があり、カラーチェンジ効果のあるものは屋内と屋外で違った印象になるので人気があります。天然石アクセサリーへの利用は、産出量の少なさからあまり見られませんが、ラウンドカットのビーズを使ったブレスレットなどは販売される場合があり、価格は2万円から3万円程度が相場といえます。

 

まとめ

 

マラヤガーネットはタンザニアのウンバ渓谷などで産出される赤色ガーネットの一つで、マヘンゲガーネットやウンバライトとも呼ばれます。同じガーネットのアルマンディンやパイロープとスペッサルティンが固溶体となって形成された珍しい宝石で、1960年代に発見された当初は評価されていない宝石でした。現在では紫を帯びたピンク色やオレンジ色の石は特に人気が高く、スペッサルティンを含有するものはカラーチェンジ効果を持つ場合があります。

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