エメラルドを見分ける方法とや品質をしっかり見定める知識を解説

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エメラルドを見分ける方法とや品質をしっかり見定める知識を解説

エメラルドは、エジプトの女王であるクレオパトラも愛用してきたことでも大変有名な石であり、紀元前から親しまれてきた石とされています。エメラルドは美しく輝くグリーンが大きな魅力ですが、産地によって性質や品質が異なる点もまた魅力です。今回は品質の見定め方についてご紹介します。

エメラルドは生産地によって特質が異なる

エメラルドは南極以外の大陸で発見されてきた宝石で、古代から採掘され権力者たちに愛用されてきました。現在採掘されるエメラルドの産地としてよく知られているのは、コロンビア、ザンビア、ブラジル、ジンバブエの産地のもので、世界で流通しているほとんどの産地のものがこれら4国の産地の宝石です。エメラルドは産地によって特質が異なり、特にコロンビアのムゾー鉱山では最高級品質のエメラルドが採掘できると言われています。深みのあるブルーと柔らかな色みが魅力的です。コロンビアで採れるエメラルドの一級品のエメラルドは「コロンビアン」と名付けられ、原石は六方柱型をしていることからエメラルドカットに研磨、加工されます。さらに、石の周りはエメラルドグリーンの層で覆われる特徴を持っています。また、コロンビアンに原石の形や色味が似ているものの、コロンビアのものよりも少しブルーがかったザンビアで採掘できる石を「ザンビアン」と呼びます。ザンビアンは、丸みを帯びているのでオーバルカットに加工されるのが一般的な石です。コロンビアンに次ぐ世界で第二位の品質を持つエメラルドと言われています。他国で採れるものよりも明るい色をしたブラジル産の石が「ブラジリアン」です。淡い色をした柔らかなグリーン色が特徴で、中には少し青みがかっている石も存在します。

人工処理とエメラルドの関係性

エメラルドは美しい天然石が少なく、ほとんどのものにヒビが入っているものが多い点が特徴です。そのため、他の宝石でも同様ですが、人工処理を施してあるものが多い宝石となっています。エメラルドで行われる人工処理には加熱処理、オイル処理が行われていますが、加熱処理は基本的に色合いを良く見せることを目的に施される方法です。加熱する加工方法はルビーやサファイヤなどでもよく用いられており、世界で流通しているルビーとサファイヤは95%のものが加熱処理されていると言われています。一方、オイル処理は石のヒビや傷などを保護する為に行われる方法です。エメラルドは他の宝石に比べて採掘した時点で内包物(インクルージョン)が生じているものが多いため、カットやジュエリー加工するとさらにインクルージョンが拡大するリスクがあります。そのため、オイル処理が一般的に行われているのです。エメラルドという石は、品質を見極める際にヒビや傷と言った面よりも色味が非常に重要視されることから、加熱処理を施されることも非常に多い石です。人工的な加工法や生産地によってエメラルドの価値は大きく異なります。人工処理されていないエメラルドは、世界で産出されているエメラルドの0.001%未満もしくは10万分の1と言われるほどの確率のため、非常に希少価値が高くなるのです。

安価なエメラルドは注意が必要

エメラルドは数ある宝石の中でも非常に高価な宝石の一つに数えられていますが、市場に出回っている物の中には安価なお値段で購入できるものも多くあります。高級なジュエリーとして知られるエメラルドがリーズナブルな価格であると、深く考えずに手に取ってしまいそうです。しかし、中には本物ではないエメラルドが混ざっている可能性があるため注意をしなければなりません。偽のエメラルドもいくつか出回っていますが、その見分け方の簡単なポイントについてご紹介しましょう。まず、エメラルドは基本的に傷が必ずあるものとなるため、傷が全くないものは偽物の可能性があります。また、インクルージョンは鉱石には必ず存在しているものであるため、インクルージョンが見られない宝石も偽物である可能性が非常に高いので注意しましょう。また、更にそれでも見分けられない場合は、紫外線ライトを利用すると良く分かります。紫外線ライトで紫外線を当てた時に強い赤色に見えるものは90%以上の確率で偽物と言われており、暗めの赤色か黄緑色に見える場合はそれぞれ50%の確率で本物のエメラルドと判断できると言われています。ただし、この方法はジュエリーに詳しい方でも専門家ではない方以外は見分けが難しい方法です。また近年は人工エメラルドと呼ばれるものも登場し、天然のエメラルドと比べても遜色がないものも多く、素人目からすると見分けがつかないほどのエメラルドもあります。

人工的に作られたエメラルド

人工エメラルドは、1941年にアメリカのキャロル・チャザムと呼ばれる化学者によって、フラックスと呼ばれる固形物質を融解させて作られました。この方法はフラックス法と呼ばれています。ただ、このフラックス法と呼ばれる方法で作られたエメラルドは、見た目ですぐに判断できるほど天然石とは異なっていました。傷もインクルージョンもない透明度の高い美しいエメラルドであったことから、すぐに偽物であると見破られたのです。そのため、現在世界で流通している人工エメラルドは、高温高圧の熱水を使って合成加工する熱水法と呼ばれる方法で作られることが多くなりました。熱水法は天然石と同じ条件下で製造されることから、天然エメラルドと同じ内包物が含まれるようになります。このため、光の屈折率や比重の違いも判別しにくくなっているという特徴があります。近年ではエメラルドの表面に故意に傷をつけて天然エメラルドとして売り出しているもの、それに天然石の中にも傷がほとんどなエメラルドも作られるようになりました。天然物か人工的に作られたものかの見分けが難しいものも市場に多く出回っています。そのため、本物のエメラルドを求めている方、手持ちのエメラルドの買取や査定を検討している方は、一度プロの専門家や鑑定士に判別してもらうことで安心を得られることでしょう。

まとめ

エメラルドは非常に高級なジュエリーです。5月の誕生石でもあり、宝石の中でも人気の高いジュエリーでしょう。買取の際も本物のエメラルドであれば非常に価値が高く、高価買取が期待できる商品もあります。ただし、天然エメラルドも産地によって価値が高いものと低いものがあります。また、市場にはよりリーズナブルにエメラルドを楽しめるようにと人工エメラルドも出回っているため、購入の際には色みや傷、内包物などをしっかりと見て吟味すると良いでしょう。

 

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