Contents
150年の歴史を誇るゼニスの
最大の特徴は世界最高精度
腕時計は精密機器であり、時計の機構部分をムーブメントと呼びます。時刻を正しく表示する、しかも常に正確に表示するための機構がムーブメントであり、時計の精度はこの機構にあるといっても過言ではありません。ゼニスは、1865年創業のスイスの老舗時計メーカーで、創業当初より自社ムーブメントへのこだわりを持つといわれています。その性能は、有名ブランドの時計メーカーも採用している点においては高品質の証と言えるでしょう。ゼニス社の製品の中でもエル・プリメロは世界初の自動巻きクロノグラフの一つで、名機とも言われています。有名ブランド腕時計のカタログなどには、ムーブメントの種類などが掲載してありますが、そこにはゼニスの名前が登場することも多く、世界的にも最高精度の時計メーカーであることがわかります。
自社一貫製造という名の大改革
現代の機械式時計でも振動数は28,800回が一般的ですが、ゼニス社のエル・プリメロにおいては毎時36,000回など、高精度であることがわかります。自動巻きのクロノグラフでもあるエル・プリメロを製作するのは約300名の熟達した職人で、18種類の金属を使って約9か月の中で約2,500工程を経て完成させるといいます。ゼニス社は、時計製造に関するすべての専門技術を一か所に結集させるといったマニュファクチュール工場を建設し、キャリバー135に代表されるような高精度のキャリバーを数多く作り出しました。これは自社一貫製造といった大改革でもあり、作業工程は実に多く、約2,500にも及ぶものの大半が手作業での工程になります。そのため職人を一か所に集結させていた方が作業効率は良くなりますし、品質においても維持できるというメリットがあります。
自動巻きのクロノグラフである
「エル・プリメロ」の開発
ゼニス=エル・プリメロ、このような連想をされる人も多いかと思われますが世界初の自動巻クロノグラフの一つで、ゼニスが誇るクロノグラフムーブメントの名称です。腕時計にあまり詳しくない人はわからないケースもありますが、コレクターの中にはエル・プリメロを所有したいなどの理由でゼニスを購入する人も存在します。ゼニスは、スイスを代表する時計ブランドの一つで、天才時計技師といわれたジョルジュ・ファーブル=ジャコが1865年に創立したメーカーです。エル・プリメロが発表されたのは1969年で、ブランドを象徴するモデルを開発するといった目標の中で4年もの歳月をかけ毎時36,000回の振動数および1/10秒単位まで計測を可能にする世界初の高性能クロノグラフキャリバーを誕生させました。これが現代のエル・プリメロの原点です。
ゼニス最大の危機は
クォーツショック
エル・プリメロは、エスペラント語で「第一の」といった意味があると言われているのですが、ゼニスはその名の通り世界最高峰のクロノグラフムーブメントを作り上げているといっても過言ではありません。しかし、ゼニス社は1970年代の初めころに生じたクォーツショックのあおりを受けてしまい、他のスイスの時計メーカーと同じくブランド存続の危機に陥ることになりました。これに伴い、親会社はクォーツ時計製造に限定してしまい、エル・プリメロを製造するために必要な道具や部品、資料至るすべてが破棄されることになったといいます。ゼニスのマニュファクチュールに長年勤め、エル・プリメロの開発に原案から関わってきたシャルル・ベルモ氏は、重量が1トンを超える金型などすべてを隠すことを決意し、やがて機械式時計が見直されるようになると、隠していたものをすべてゼニス社に返却し、製造を再開できるようになった、などの歴史が存在します。
オーバーホールすれば
一生使える点も魅力の一つ
機械式時計は、ゼンマイを手で巻き上げる手動巻機タイプと手の動きでローターが回転してゼンマイを自動的に巻き上げる自動巻きの二種類があります。時計内部にあるムーブメントはとても小さな歯車などが無数に入っています。スケルトン時計などであれば内部がどのような構造であるのかわかりますが、一般的な腕時計ともなるとメンテナンスをする人でなければ見ることはありません。ゼニス社のムーブメントは世界の中でも最高峰と称される品質ではあるけれども、日々動作を続ける部品は経年劣化などが生じてしまうため、時刻の遅れなどの原因につながることもあります。機械式時計などは3~4年に一度の割合でオーバーホールを依頼することが良いとされていますが、オーバーホールは内部のパーツを取り外して一つずつ丁寧に掃除をして再び組み立てる作業であり、生涯使い続けることもできるといった魅力もあります。
まとめ
ゼニスは、1865年創業のスイスの時計メーカーで、エル・プリメロと呼ぶムーブメントの名機を誕生させた老舗メーカーです。一時期、クォーツ時計への注目が集まり、親会社はゼニスに対してクォーツ時計製造の一本化を支持したため、機械式時計の危機が訪れた時代も存在します。現代では、ゼニスのムーブメントを搭載している歴代の有名ブランド時計にも注目が集まっており、コレクターの中にはエル・プリメロ搭載の腕時計が欲しいという理由でゼニスを選ぶ人もいます。ゼニスは中古相場でも非常に人気があるため高価買取が期待できます。お手持ちのゼニスの時計の価値が気になる場合はぜひおたからやの無料査定をご利用ください。
高級ブランド時計の多くは価格改定がされており、新品・中古問わず需要が高まり買取価格も上昇傾向にありますので、売却にはベストなタイミングといえます。
ブランド時計の高価買取はおたからやにお任せください。
関連記事
タグ一覧
- #A.ランゲ&ゾーネ
- #GMTマスター
- #IWC
- #K10(10金)
- #K14(14金)
- #K22(22金)
- #K24(純金)
- #MCM
- #アクアノート
- #アンティーク時計
- #イエローゴールド
- #ヴァシュロンコンスタンタン
- #エアキング
- #エクスプローラー
- #エメラルド
- #エルメス
- #オーデマ ピゲ
- #オパール
- #オメガ
- #カルティエ
- #カルティエ(時計)
- #グッチ
- #グリーンゴールド
- #ケイトスペード
- #コーチ
- #サファイア
- #サブマリーナー
- #シードゥエラー
- #シチズン
- #ジッピーウォレット
- #ジバンシィ
- #ジミーチュウ
- #シャネル
- #シャネル(時計)
- #ジュエリー
- #ショパール(時計)
- #セイコー
- #ゼニス
- #ターノグラフ
- #ダイヤモンド
- #タグ・ホイヤー
- #チェリーニ
- #チューダー
- #デイデイト
- #デイトジャスト
- #デイトナ
- #ティファニー
- #ティファニー
- #ノーチラス
- #パテック フィリップ
- #パネライ
- #ピーカブー
- #ピアジェ
- #ピンクゴールド
- #フェンディ
- #ブライトリング
- #プラチナ
- #フランクミュラー
- #ブランド品
- #ブランド品買取
- #ブランド時計
- #ブルガリ(時計)
- #ブレゲ
- #ホワイトゴールド
- #マークジェイコブス
- #ミュウミュウ
- #ミルガウス
- #モーブッサン
- #ヨットマスター
- #リシャールミル
- #ルイ・ヴィトン
- #ルビー
- #レッドゴールド
- #ロエベ
- #ロレックス
- #ロンシャン
- #地金
- #宝石・ジュエリー
- #宝石買取
- #時計買取
- #珊瑚(サンゴ)
- #真珠・パール
- #色石
- #財布
- #金
- #金・プラチナ・貴金属
- #金アクセサリー
- #金インゴット
- #金の純度
- #金価格・相場
- #金歯
- #金縁メガネ
- #金貨
- #金買取
- #銀
- #銀貨
-
店頭買取
-
査定だけでもOK!
買取店舗数は業界最多の
約1,200店舗以上!おたからやの店舗数は全国 約1,200店舗以上(待機店舗を含む)。これは、数ある買取店の中で最多を誇ります。日本全国津々浦々にて、地域密着でお買取りを承っております。
-
出張買取
-
査定だけでもOK!
買取専門店おたからやの
無料出張買取。買取専門店おたからやの無料出張買取です。出張料・査定料・買取手数料は全て無料、査定は最短5分です。随時キャンペーンを実施をしております!まずはお気軽にご相談ください!