高級時計でもクオーツを選ぶ価値をご紹介!メリットとデメリット、寿命、選び方を解説
※下記の画像は全てイメージです
多くの人は高級時計と言えば機械式を思い浮かべ、クオーツ式(電池式)には「もったいない」という印象を抱きがちです。しかしクオーツ式にも高精度や取り扱いの容易さなど、機械式にはない利点があるため、資産価値や寿命への懸念だけで敬遠するのは早計と言えます。
本記事では、高級時計におけるクオーツ式のメリットとデメリット、実際の寿命の目安、そして後悔しないモデルの選び方までを詳しく解説します。高級時計選びで機械式かクオーツ式か迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
高級時計のクオーツ式が敬遠される理由
高級時計の世界でクオーツ式が「もったいない」と評される背景には、主に3つの理由があります。まずは、それらの理由を順に確認していきましょう。
こうした背景を把握することで、クオーツ式時計の価値をより客観的に判断できるようになります。
希少性と製造工程の違い
機械式時計は、熟練職人が精巧に組み立てるため生産数が限られ、結果として高い希少性を持ちます。
これに対し、クオーツ式は電子部品を使って大量生産できるため、希少価値は低いと見なされがちです。
資産価値の下落リスク
中古市場では、機械式モデルは価格がほとんど下落しませんが、クオーツモデルは値下がりしやすい傾向にあります。
例えば、ロレックスの機械式は購入から10年が経過しても元値の80%以上で売却できるケースが見られます。一方で、同価格帯のクオーツ時計は大きく値下がりする例が多いです。
「電池式=安価」という先入観
世間では「電池で動く時計は安っぽい」という先入観が根強く存在しています。安価なクオーツ時計が大量に流通した結果、高級時計愛好家の中には「クオーツ=チープ」と捉える人もいます。
こうしたイメージが影響し、高級ブランドであっても駆動方式がクオーツであれば価値を下げてしまい、もったいないと考えられがちです。
クオーツ式高級腕時計のメリット
高級時計の世界では機械式が主流とされていますが、クオーツ式にも高級モデルならではの優れた特性が数多く存在します。これらを正しく理解すれば、クオーツ式は実用面で賢明な選択肢となります。
これまで「クオーツ=二級品」という印象を持っていた方も、具体的なメリットを知ることで価値観が変わるかもしれません。ここでは、クオーツ式高級腕時計が備える主な利点をご紹介します。
圧倒的な精度と信頼性
クオーツ式時計の最大の利点は、群を抜く精度にあります。一般的なクオーツムーブメントは月差±10〜15秒程度に収まりますが、高性能モデルでは年差±10秒以内という驚異的な正確さを達成します。たとえばグランドセイコーの9Fクオーツは、温度補正機構のおかげで年差±10秒という卓越した精度を実現しています。
一方で機械式時計の精度は日差±5〜20秒程度が目安になり、長期間の使用によっては誤差が拡大しやすい傾向にあります。さらに機械式は経年変化により精度が低下する場合がありますが、クオーツ式は電子制御であるため経年劣化による精度低下がほとんど生じません。これにより、購入時の正確さを長期間維持でき、信頼性の高い計時を提供します。
メンテナンスの手軽さ
クオーツ時計は複雑な歯車機構を持たないため、メンテナンスの手間が少ない点が魅力です。機械式時計では数年ごとにオーバーホール(分解掃除)が推奨され、その際には高額な維持費が発生しますが、クオーツ式は定期的な電池交換だけで長期間使用できます。
オーバーホールの頻度が機械式より少なく、部品点数が少ないぶん故障が起こりにくい傾向があります。忙しい現代人にとってこの手軽さは大きな利点で、高級クオーツモデルの中には5年以上電池交換を必要としない長寿命バッテリーを搭載した製品もあり、維持の負担がさらに軽減されます。
耐衝撃・耐磁性能に優れ実用的
クオーツ式時計は部品数が少なく構造もシンプルなため、衝撃や磁気の影響を受けにくいという利点があります。機械式時計では多数の微細部品が強い衝撃で損傷したり、磁気で精度が乱れたりするおそれがありますが、クオーツ式ならそうしたリスクを大幅に抑えられます。
特に耐磁性能では、金属部品の磁化に弱い機械式に対し、電子回路主体のクオーツムーブメントは磁気の影響を受けにくい傾向にあります。日常生活で腕時計をアクティブに使いたい場合や、精密機器が周囲にある環境でも、クオーツ式であれば安心して身に着けられる実用性の高さを享受できます。
多機能性と薄型デザインの実現
クオーツムーブメントは電子制御で動作するため、小型化と薄型化が容易です。また部品点数が少ないことから複雑な機構を追加しても厚みが増えにくく、時計全体をスーツの袖口に収まるエレガントな薄型ケースに仕上げられます。
さらに、クロノグラフやアラーム、パーペチュアルカレンダー、ワールドタイムなど多彩な機能を比較的低コストで搭載できる点もメリットになります。機械式では実現が難しい高度な複数機能を電子制御で効率的に組み込み、デザイン面での自由度まで確保できるところが、クオーツ式高級時計の大きな魅力と言えるでしょう。
購入コストとコストパフォーマンスの良さ
クオーツ式高級時計は、同一ブランドの同系列モデルであれば機械式よりも価格が抑えられている場合が多いです。これはムーブメントを大量生産できるため、一つひとつを手作業で組み立てる機械式に比べて製造コストを低く抑えられるからです。
その結果、限られた予算でも高級ブランドの一本を手に入れやすくなり、初めて高級時計を購入する方やシーンに応じて複数の時計を使い分けたい方にとって、クオーツモデルは優れた選択肢となります。「同じブランドならクオーツのほうが手頃に購入できる」という点も、大きな魅力でしょう。
- おたからや査定員のコメント
年差10秒クラスのクオーツは実用性が高く、電池交換のみで長期精度を維持できる点が市場でも高評価です。外装コンディションと付属完備なら機械式に劣らぬ査定額が期待できますので、電池切れのまま放置せず早めにご相談ください。
クオーツ式高級腕時計のデメリット
クオーツ式高級時計には、優れた精度や維持の容易さと並んで、留意すべき短所も存在します。ここでは、その主なデメリットを分かりやすく解説いたします。
長所だけでなく欠点も的確に把握することで、ご自身の使用環境に最適な一本を選択できるようになります。購入前に短所を理解し、後悔のない時計選びを行いましょう。
資産価値が下がりやすい
一般にクオーツ式時計は機械式時計と比べて、中古市場での資産価値(リセールバリュー)が下がりやすいです。機械式時計は数百点もの部品を職人が組み上げた精巧な製品で、限定モデルや人気ブランドであれば年月を経ても価値を保つ傾向があります。
一方でクオーツ式はムーブメントを大量生産しやすく希少性が低いため、購入価格から大幅に値下がりすることを覚悟しなければなりません。将来的な売却益を重視する場合には、クオーツ式より機械式が有利と言えます。
定期的な電池交換が必要
クオーツ時計は電池で動作するため、一般的に2~3年ごとに電池交換を行う必要があります(ソーラー充電式を除きます)。使用者はそのたびに時計店へ交換作業を依頼しなければならず、手間と費用が発生します。また、電池が切れると時計が停止するため、定期的な管理を煩わしく感じる方も少なくありません。
クオーツ時計が防水仕様の場合、交換時にはパッキンの交換や防水検査も必要となり、追加費用が生じます。さらに、電池切れのまま長期間放置すると液漏れがムーブメントを腐食させ、修理不能になる恐れがあります。したがって、クオーツ時計は定期的にエネルギーを補給するメンテナンスが欠かせず、「入れっぱなしで永続的に使える」わけではない点を理解しておく必要があります。
機械式特有の趣や所有する喜びが薄い
機械式時計は、滑らかに動く秒針や裏蓋越しに歯車が噛み合う様子を眺める楽しみ、さらに手巻きでゼンマイを巻く際に指先へ伝わる感触など、精巧な機械が息づくようなロマンを提供します。職人が丹精込めて組み上げたムーブメントそのものに価値を見いだす愛好家も多く、こうした文化が機械式時計の大きな魅力といえるでしょう。
一方でクオーツ時計は、秒針が1秒ごとに刻むステップ運針で内部も電子基板主体となるため目に見える動きが乏しく、「電池で動く時計」にロマンを感じにくいという声が聞かれます。コレクション対象としての面白みに欠けると考える人もおり、時計の伝統や物語性を重視する場合には満足できないかもしれません。
寿命が有限で長期使用に不安がある
クオーツ式時計は内部に電子回路を搭載しているため、永遠に使い続けられるわけではありません。一般的には「クオーツ時計の寿命は10年程度」と語られることがありますが、これは電子部品が経年劣化によって故障する可能性を示した目安です。実際には20~30年以上稼働する高級モデルも存在し、使用環境やメンテナンスの程度によって寿命は大きく変わります。
それでも、機械式時計と比べると半永久的に利用できる可能性は低いと言わざるを得ません。とりわけ製造から長い年月が経過した場合、IC回路や電子素子が突然故障して動かなくなる例が見受けられます。高級クオーツ時計では高耐久部品の採用や保護構造などで寿命を延ばす工夫が施されていますが、「一生モノ」としての安心感においては機械式ほどの信頼性を得にくいのが現状です。
故障時の修理が難しい場合がある
クオーツ時計は故障した際に修理対応が難しくなるケースが見受けられます。機械式時計がムーブメントの部品交換や調整で比較的対処しやすいのに対し、クオーツ時計では電子部品が破損すると代替部品の入手が困難になることが原因です。
特に生産終了から長期間が経過したモデルでは、メーカーが部品供給を打ち切っていることが少なくありません。部品が手に入らなければムーブメント全体の交換も不可能で、結果として修理不能となる恐れが高まります。長期間安心して使用するには、こうしたリスクをあらかじめ織り込んで時計を選ぶ必要があります。
高級クオーツ時計の寿命はどれくらい?
クオーツ式時計の寿命は「10年程度」と語られることがありますが、必ずしも一律ではありません。実際には、クオーツ式でも20~30年以上にわたり問題なく稼働し続ける個体も珍しくありません。
グランドセイコーやオメガなどの高級ブランドは、長期使用を前提に高品質な電子部品を採用し、設計段階から耐久性を確保しています。定期的に電池交換やパッキン交換といったメンテナンスを実施すれば、数十年にわたって高い精度を維持して使用できる場合が多いです。したがって「クオーツ=すぐ壊れる」と断じるのは早計でしょう。ただし電子回路はいつか劣化し、最終的には機械式と異なる形で寿命を迎える可能性がある点は理解しておく必要があります。
高級クオーツ時計を長持ちさせるポイント
高級クオーツ時計の寿命を論じる際に、「クオーツはすぐ壊れる」という先入観だけが広まるのは適切ではありません。本章では、クオーツ式時計の実際の耐用年数と、使用期間を延ばすためのメンテナンスの要点を解説します。
クオーツ時計を長持ちさせるために取り組むべきポイントを順に確認し、末永く愛用できるよう確かな知識を身に付けてください。
電池切れを放置しない
クオーツ時計は、電池が切れた状態で放置すると液漏れが起こり、ムーブメントが損傷するおそれがあります。
電池残量が少なくなったと感じたら放置せず、早めに新しい電池へ交換してください。目安としては2〜3年に一度の交換を推奨します。
定期的にオーバーホールする
クオーツ時計でも定期的なオーバーホール(分解掃除)が必要になります。目安としては7~10年に一度、専門業者に内部点検と清掃を依頼することをおすすめします。
内部の潤滑油が劣化したり部品が摩耗したりしても、早期に適切な処置を行えば精度を保てます。計画的なメンテナンスが結果として寿命の延長にもつながります。
長期間未使用時は電池を抜く
長期間時計を使用せずに保管する際には、事前に電池を取り外しておくことが望ましいです。電池を入れたまま数年間放置すると、液漏れによってムーブメントが腐食するリスクが高まります。
保管中に電池が劣化して予期せぬ故障を招かないよう、しばらく使用しない場合は必ず電池を外して休ませるようにしましょう。あらかじめ対策を取っておけば、大切な時計を長く良好な状態で維持できます。
強い磁気に近づけない
クオーツ時計は機械式より耐磁性が高いものの、極めて強い磁場にさらされると動作不良を起こす可能性があります。
スマートフォンやスピーカー、電子レンジ、バッグの磁石式留め具など、強い磁気を発する機器の近くに時計を置かないよう気を付けましょう。磁気帯びによる不具合を回避することが、時計を長く愛用するためのポイントになります。
使用後は拭き取りお手入れを
時計を使用した後は、柔らかい布で汗や汚れを丁寧に拭き取ってください。防水性能を備えたモデルであっても、汚れが長期間付着したままでは腐食やサビが生じるおそれがあります。
日頃から適切なお手入れを続ければ、外装の美観を保てるでしょう。その結果、時計はより長く快適に使用できます。
高級クオーツ時計の選び方
クオーツ式高級時計を選ぶ際には、あらかじめ確認しておきたいポイントがいくつかあります。用途や重視する機能を整理したうえでモデルを選定すれば、「クオーツにしたせいで後悔した」と感じる可能性を低減できるでしょう。
本章では、高級クオーツ時計を選択する際に注目したいポイントを取り上げます。事前に要点を把握しておけば、自分に最適な一本をスムーズに見つけられるはずです。
ブランドの信頼性と技術力
時計を選ぶ際には、まずブランドの信頼性と技術力を確認することが大切です。長い歴史の中で高品質な製品を継続的に生み出してきた実績を持つブランドや、自社で優れたクオーツムーブメントを開発してきたブランドには安心感があります。たとえば、グランドセイコーのように高性能クオーツ機構を自社開発し、その技術を長年にわたり磨いてきたメーカーは十分に信頼できます。
また、正規販売店のネットワークが充実し国内でのサービス体制が整っているかどうかも重要な判断材料になります。万一の故障やオーバーホールの際に迅速かつ丁寧なアフターサービスを受けられる体制があれば、購入後も安心して長く愛用できます。
ムーブメントの精度や機能をチェック
クオーツ時計を選ぶ際には、まずムーブメントの精度と機能に注目することをおすすめします。たとえば年差±○秒といった高精度をうたうモデルであれば、長期間にわたって正確な時刻を維持できます。
さらに、電池寿命が何年程度かも確認してください。電池交換の頻度が少ないモデルのほうが日々の手間を抑えられます。クロノグラフやGMT、アラームなどクオーツならではの多機能性が自分に必要かどうかも見極めましょう。必要な機能だけに投資し、不要な機能に余計なコストをかけないよう、ムーブメントの仕様を総合的にチェックする姿勢が大切です。
デザインと装着感のバランス
時計を選ぶ際には、精度や機能だけでなく、外観デザインと装着感にも注意する必要があります。長く愛用する高級時計であれば、自分の好みに合ったデザインかどうかに加え、腕に着けたときのサイズや重量が負担にならないかを事前に確認してください。
購入前には可能であれば店舗で試着することをおすすめします。写真やスペックだけでは把握しづらい着け心地や全体の印象を直接確かめることで、本当に自分に合った一本かどうか判断できます。また、ビジネスシーンで使うのかカジュアルシーンで使うのかといった使用場面を想定し、スーツに調和するシンプルなモデルか遊び心のあるスポーツモデルかなど、ライフスタイルに適したデザインを選ぶことが重要です。
予算と長期的な価値
高級時計は決して安い買い物ではありません。そのため、予算内で無理なく購入できるモデルを選ぶとともに、支払う価格に見合う価値があるかを見極める姿勢が欠かせます。クオーツ式は機械式ほど中古価値が維持されにくい傾向があるものの、グランドセイコー9Fの限定モデルのように中古市場で高く評価される例も存在します。
将来手放す可能性を念頭に置いてモデルを選ぶのか、それとも売却価値より使用時の満足度を重視するのか、まずは自身のスタンスを明確にしましょう。実用品として割り切るのであれば資産価値を深く気にする必要はありませんが、リセールバリューを意識する場合は、購入前に候補の中古相場を調べておくと安心です。
アフターサービスとメンテナンス体制
購入後のアフターサービス体制を事前に確認しておくことは、安心して高級時計を所有するために欠かせません。メーカー保証の内容や期間、正規サービスセンターで修理対応を受けられるかといった点を、購入前にしっかり確かめましょう。
高級時計は長期的なメンテナンスが必須であるため、メーカーや販売店のサポートが手厚いブランドを選ぶと安心できます。とくにクオーツ時計では将来的にムーブメントの電子部品交換が必要になる可能性があるので、メーカーが長期間部品を供給してくれるかどうかも重要な判断材料です。
高級クオーツ時計の主なブランドと人気モデル
本稿では、高級クオーツ時計を手掛ける代表的なブランドと、それぞれのクオーツモデルが持つ魅力をご紹介します。機械式のイメージが強いブランドであっても、優れたクオーツモデルを投入している例は少なくありません。
国産メーカーからスイスの名門まで、高評価を獲得しているクオーツモデルの技術面やデザイン面の特徴に注目し、その多様な魅力を確認してみましょう。
グランドセイコー(Grand Seiko)
日本が誇る高級時計ブランドであるグランドセイコーは、高精度クオーツの代名詞と言われています。年差±10秒を実現する9Fクオーツムーブメントには温度補正機能やツインパルス制御(高トルク秒針駆動)など独自技術が組み込まれ、クオーツでありながら重厚な針の動きと瞬時に切り替わるカレンダーを備えています。
さらに、ザラツ研磨によるケース鏡面仕上げや日本の四季を映した繊細な文字盤など、外装の美しさと高級感も魅力です。精度・耐久性・意匠性を兼ね備えたこれらのクオーツモデルは、「一生使えるクオーツ」として国内外で高く評価されています。
オメガ(OMEGA)
スイスの名門ブランドであるオメガは、機械式だけでなく高品質なクオーツモデルも取りそろえています。代表的なシリーズとしては「コンステレーション」と「シーマスター」の一部にクオーツ仕様があり、高精度かつ信頼性の高いスイス製ムーブメントを採用しています。
オメガのクオーツモデルは、耐久性と精度のバランスに優れ、長期使用に耐える堅牢さを備えています。さらに、デザイン面でも機械式モデルに匹敵する洗練された高級感があり、所有者の満足度を高めます。レディース向けのエレガントなモデルからスポーツタイプまでバリエーションが豊富なため、初めて高級時計を選ぶ方にも好適な選択肢となっています。
カルティエ(Cartier)
カルティエは宝飾ブランドとして高い評価を受け、高級クオーツ時計も豊富に展開しています。アイコンモデルである「タンク」「サントス」「パシャ」にはクオーツムーブメントを採用したバリエーションが用意され、華やかな宝飾デザインと実用性を両立させています。
カルティエはケースやブレスレットの仕上げから文字盤デザインに至るまで芸術性が際立ち、クオーツ駆動によって薄型でエレガントな外観を実現しています。そのため、高級ジュエリーブランドならではの上品さを保ちつつ日常使いしやすいカルティエの時計は、ファッション性と実用性を重視する層から支持されています。
タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
タグ・ホイヤーはスイスのスポーツウォッチブランドとして、クオーツ式モデルを豊富に展開しています。エントリーラインである「フォーミュラ1」シリーズにはクオーツ仕様が採用されており、若々しくアクティブなデザインと比較的手頃な価格帯が魅力です。そのため、初めての高級時計として選ばれることが少なくありません。
さらに、1/10秒単位で計測できる高精度クオーツクロノグラフなど、実用性を重視したモデルもそろっています。カジュアルからビジネスまで気兼ねなく使える腕時計を探している場合、タグ・ホイヤーのクオーツモデルは有力な選択肢と言えるでしょう。
まとめ
高級時計にクオーツがもったいないかどうかは、最終的に時計に何を求めるかで決まります。伝統や職人技、資産性を重視するなら機械式時計に軍配が上がるかもしれませんが、精度と利便性を優先するならクオーツ式高級時計は決して「もったいない」選択ではありません。むしろ現代のライフスタイルに適した合理的な選択肢と言えるでしょう。機械式には機械式の良さがあり、クオーツにはクオーツの良さがあり、それぞれが異なる魅力で愛好家のニーズに応えています。
一方で、本当にもったいないのは、高級時計を使わずに眠らせてしまうことです。もしお手持ちの時計をあまり使用せず持て余しているなら、その価値を見直してみませんか。専門の買取店に相談すれば、高級クオーツ時計でも適正に評価して買い取ってもらえるでしょう。
「おたからや」での「クォーツ式腕時計」の参考買取価格
「おたからや」での「クォーツ式腕時計」の参考買取価格をご紹介します。
画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
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ロレックス デイトジャスト 17000 | 791,000円 |
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パテックフィリップ スカルプチャー 4891/1AJ-001 | 960,000円 |
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タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー17 CAV518B.FC6237 | 277,000円 |
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IWC GST クロノ IW372702 | 183,000円 |
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シチズン カンパノラ AH7060-53A | 105,600円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
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- おたからや査定員のコメント
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・電池切れでも時計の買取は可能?不安を解消するポイントと高く売るコツをご紹介
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