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2021年11月5日

パーツ交換はロレックスの時計買取でどこまで価格に影響を与えるのか

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パーツ交換はロレックスの時計買取でどこまで価格に影響を与えるのか

ロレックスは、文字盤などが同一のリファレンス番号であれば部品交換ができ、オーバーホールなどでケースを交換することもできます。これらは価格に影響を与えないものとしていますが、それでは、影響を与えるものにはどのようものがあるのか気になる人も多いことでしょう。

リファレンス番号はロレックス仕様の決め手になる重要なもの

ロレックスの時計には、モデルごとにリファレンス番号と呼ぶ型番が付いています。古いものは4桁ですが、新しい年式になると桁数が一つずつ増えてきて最近は6桁の番号が付いています。このリファレンス番号からモデルを特定することができるのです。ここにはベゼル形状やケース素材など仕様の決め手となる情報が含まれており、番号の後ろにアルファベットが付いているものは文字盤などの装飾を意味します。リファレンス番号はギャランティーカード(保証書)に記載されているのですが、ケースにも刻印が行われていますので、双方を照合することで本物と偽物を見分ける材料として利用することも可能です。ちなみに、ギャランティーカードは年代によりプラスチック製のカードと紙の2種類が存在します。腕時計のブレスレットを外した際に、ラグとの間のケース側面の12時もしくは6時の位置に刻印されており、2010年以前のモデルは6時方向、2011年以降のモデルは12時方向にそれぞれ刻印されています。Ref.116234NGは2005年に登場したデイトジャストのリファレンス番号、1162はモデル番号でその右側の3はベゼル形状、その隣の4はケース素材、そして装飾などを示しているのは最後のNGです。それぞれが仕様の決め手になるもので、数字やアルファベットで判別できるようになっています。

 

リファレンス番号からベゼルとケースの組み合わせがわかる

リファレンス番号について、Ref.116234NGを例に解説してみましょう。わかりやすくするために途中にハイフンを入れると「Ref.1162-3-4-NG」となります。左側の1162はモデル番号でデイトジャスト、この4桁の番号が1142や2141であればエクスプローラーです。2つ目の「3」はベゼル形状を表しており、ここには0から8までの番号が入り、3はフルーテッドベゼル、4であれば手彫りベゼルで6であれば回転ベゼルなどを示します。「4」はケース素材を示すものでステンレスとホワイトゴールド、ここが3になっているものはステンレスとイエローゴールド、2であればステンレスとプラチナといった具合に、ケースの素材がどのようなもので作られているのかを判断することができます。末尾のNGは、シェル文字盤とダイヤルインデックス10Pを示すもので、どのような文字盤が付いているのかここで判断が可能です。ロレックスは類似しているリファレンス番号でもさまざまなバリエーションはありますが、この番号で判別できるようになっています。なお、外装部品やケースなどを交換すると刻印されているものと組み合わせが異なる可能性もありますが、日本ロレックスで修理を依頼したときは、交換した部品のシリアル番号などが台帳内で管理されますので、世界中のロレックスで情報共有を可能にしています。

 

ロレックスではリューズはベゼルと同色を採用

風防の周囲に取り付けられるリング状の部品をベゼルと呼びます。竜頭は日付や時刻設定、手巻き式時計ではゼンマイを巻くときに使う部品です。ロレックスは、竜頭とベゼルは同色を採用していることが特徴で、異なる色の竜頭とベゼルは改造品になります。ただし、デイトジャストのRef.16234の場合は、ホワイトゴールドのベゼルとステンレス製の竜頭が採用されており、通常は銀やイエロー、ピンクといった具合に色の合っているものは正規品です。たとえロレックスの正規の部品を使っていても異なる色の竜頭とベゼルを交換したロレックスを買取に出した場合、色が違うからといって買取されないことは少ないのですが、オリジナルとは違った仕様になりますので、査定金額のマイナスが起きる可能性は大きいと言えます。ちなみに、同じリファレンス番号でベゼルのバリエーションが複数あるものは交換することができます。GMTマスターRef.16700には、黒と青/赤の2タイプありますが、文字盤と同じくベゼルの交換依頼も可能です。カタログに存在しているデザインであると同時に、同一のリファレンス番号といったルールに基づき対応が行われます。また、サブマリーナーのRef.116610LVと116610LNはベゼルを除けば同一の個体になるのですが、リファレンス番号が異なりますので緑から黒、もしくは黒から緑の交換はできません。

 

製造年や出荷国に応じてブレスレットの種類の記載が保証書にある場合も

ロレックスのギャランティーカード(保証書)は、現行品は緑色のシンプルなカードで、1世代前は緑と白のツートンカラーのカード、2世代前は濃い緑のカード、それ以前は紙でできていました。現行のカードに切り替わったのは2000年の春頃で、1世代前は2013年~2020年まで、2世代前は2007年~2013年まで、紙は2006年以前の保証書です。世代により記載されている内容に若干の違いはありますが、旧カードタイプのギャランティーカードの裏側には購入店舗の情報や購入者の名前、購入日付が記載され、右上に記載されている3桁の数字は保証書の発行国を指し、販売された国を意味します。日本で購入したロレックスであることはこの数字が900の場合です。また、国内の正規店で販売されたものには右下部分にQRコードがあり、これを読み込むと個体のシリアル番号を表示させることが可能です。さらに、保証書の中には製造年と出荷国に応じてブレスレットの種類が明記されているものも存在します。保証書に記載されているブレスレットと同一のものが付いている場合は正規品としてみなされます。しかし異なるものが装着されている場合は別のものと交換していることを意味し、査定のときには金額が下がる可能性もありますので、オリジナルをお持ちの場合は査定の際に、ギャランティーカードの持参をおすすめします。

 

交換していても買取価格に影響がない消耗品の種類

消耗部品は、オーバーホールを行うと劣化の度合いに応じて交換されるケースが多いものです。消耗部品には既出の竜頭やブレスレット、裏蓋や竜頭のガスケット(パッキン)、チューブや風防、ブレスレットの連結部分にあるバネ棒などが挙げられます。また、意外に感じる人も多いと思いますが、ムーブメントを構成している部品全般(地板は除きます)も消耗部品ですので、これらが新しいものに交換されている場合にも、買取価格に影響が起きることはありません。逆に、消耗部品がオーバーホールなどでしっかりメンテナンスされていることは時計の状態が良好な証になりますので、査定評価が高くなることもあります。修理やオーバーホールは時計修理店でも受け付けているところはあるのですが、買取の際にはあまり有利になるものではなく、日本ロレックスのサービスセンターを通じて依頼することの方が買取の際には有利です。なお、クロノメーター表記のある時計のムーブメントやそれ以外の一部のムーブメントには、ムーブメント特有の製造番号が刻印されていると言います。このケースに刻印されているシリアル番号とリファレンス番号の組み合わせの情報が、ロレックスの管理している出荷台帳もしくは修理履歴などの台帳と一致していないものは、ロレックスでの修理を受け付けていないケースがあるようです。

 

まとめ

ロレックス時計には、モデル名以外にもバリエーションを分けることを目的にリファレンス番号と呼ぶ型番が付けられています。ただ部品を交換すると、そのリファレンス番号の定義から外れてしまうこともあります。そうすると買取の際に不利になってしまったり、日本ロレックスでの修理やオーバーホールを受けたりできなくなることもありますので注意が必要です。ただ、消耗部品については交換しても買取に影響を与えないものが多くあり、このような部品を替えておけば時計自体のクォリティを高める効果も期待ができます。

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