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高級時計の故障につながるやりがちな悪習慣と操作禁止の時間帯

高級時計の故障リスクをアップさせる5つの悪習慣

高級時計は使い方を誤ると故障のリスクが高まるため、高級時計を身につけるのであれば正しい使い方とともに、避けるべき悪習慣についても押さえておくことが重要です。高級時計を扱ううえで避けるべき悪習慣としては、主に「装着したまま入浴やシャワーをする」、「強力な磁気の発生源の近くに放置する」「時刻合わせの際に針を大幅に逆走させる」「クロノグラフなどの機能を多用する」「操作禁止時間にカレンダー操作を行う」の5つが挙げられます。

耐水性能が高い腕時計であっても、お湯と水では同じ性能が発揮されない可能性があるため、入浴やシャワー時は取り外したほうがよいでしょう。また、各種マグネット製品だけでなく、スマートフォンやパソコンなど磁気を発生する機器の近くに長時間放置すると、磁気帯びという現象により時計の精度が狂う恐れがあります。そのため、高級時計を磁気の発生源の近くに放置しないことも重要です。時計の針を大幅に逆走させる、クロノグラフなどの機能を多用するといった行為も、時計内部のムーブメントに大きな負荷をかけるため避けましょう。

 

知らない人が多い操作禁止の時間帯

高級時計の故障リスクをアップさせる5つの悪習慣の中で、意外と知られていないのが「操作禁止時間にカレンダー操作を行う」という習慣です。

カレンダー機能がある腕時計は、内部に日付ディスクと呼ばれるドーナツ型のプレートと、日送り車と呼ばれる歯車が搭載されています。日付ディスクの内周には等間隔で突起がついており、この突起に日送り車のツメが引っかかることで日付の変更が行われているのです。この日送り車は24時間で1周する仕組みとなっており、深夜0時に近づくとともにディスクの突起に引っかかるように近づき、日付の変更が行われた後は徐々に離れていきます。

また、カレンダー機能がある腕時計には、早送り車と呼ばれる手動で日付を変更するための歯車も搭載されているのが通常です。この早送り車を深夜0時付近に操作すると、ディスクに日送り車と早送り車の2つの歯車が干渉することになるため、ツメが折れるなどの不具合につながる恐れがあります。このような理由から、多くの高級時計では深夜0時付近でのカレンダー操作が禁止されているのです。

 

操作をしてはいけない具体的な時間帯

カレンダー操作の禁止時間は、メーカーやモデルによって異なりますが、ほとんどの腕時計では20時から4時までの8時間が操作禁止時間と定められています。多くの腕時計では20時から4時にかけて日付ディスクに日送り車が接近しているため、この時間帯にリューズを引いて日付を変更するのは現金です。日付ディスクの突起や日送り車・早送り車のツメに大きな負担をかけることになります。最悪の場合は突起やツメが折れてしまい、カレンダー機能が正常に動作しなくなる恐れもあるので注意が必要です。

高級時計の修理には多額の費用がかかるケースも少なくないため、カレンダー操作禁止時間は厳守するように心がけることが大切ですが、近年では時間を問わずカレンダー操作が可能なモデルも登場しています。そのため、頻繁に日付を変更するという方は、カレンダー操作禁止時間が設けられていないモデルを選択するのも良いでしょう。

 

操作禁止時間帯にカレンダー操作をしたい場合

カレンダー操作禁止時間は、あくまで時計の針が指している時間のことであり、リアルタイムのことではありません。そのため、あらかじめ時計の針を動かしておくことで、操作が禁止されている時間帯でも日付の変更を行うことが可能です。時計の針を動かしてから日付の変更を行うという習慣を身につけることで、カレンダー操作による故障のリスクを大幅に下げることができます。

なお、カレンダー機能が搭載された腕時計は、一見しただけでは午前と午後を見分けるのは困難です。例えば、午前11時であれば日付の変更を行っても問題ありませんが、午後の11時は操作が禁止されている時間帯になります。したがって、時計の針が指している時間を調整してからカレンダー操作を行う際は、6時の位置に合わせてからの作業がおすすめです。時計の針を6時に合わせれば、午前であっても午後であっても問題なく日付の変更がきるため、安心・安全に作業を行うことができます。

 

基本的な知識を知らないと突然遭遇する高級時計の故障

腕時計の扱い方に関する正しい知識を持っていなかったために、愛用する高級時計を故障させてしまったという方が少なくありません。高級時計は、基本的にアフターサービスが充実しているため、故障しても修理を依頼することで元通りの状態に戻せる可能性は高いでしょう。しかし、高級時計の修理には高額な費用がかかるケースも多いため、少しでも故障のリスクを下げることが大切です。

高級時計は、正しく使用するとともに定期的なメンテナンスを行っていれば、一生使い続けることも十分にできます。一方で、腕時計の扱い方に関する基本的な知識を知らない場合、自身は大切に扱っているつもりでも、ある日突然故障が発生する恐れがあるでしょう。最悪の場合は修理を依頼しても直らないこともあるため、高級時計を身につける際は上記した5つの悪習慣を避けて、故障のリスクを下げておくことが重要です。

 

悪習慣をやめて状態を維持できれば時計買取の価格もアップ

腕時計の故障リスクをアップさせる5つの悪習慣を避けることができれば、高級時計が持つ資産価値を維持することが可能です。その結果、愛用している高級時計が不要になって売却することになった場合に、高額買取につながる可能性を高めることもできます。

高級時計は基本的に買取額が高くなる傾向がありますが、高額買取が実現できるのは状態が良いものです。高級時計といっても状態が悪ければ、相場よりも大幅に低い買取額になってしまうこともあるので、愛用する腕時計に負荷がかかる行為は避けたほうがよいでしょう。

しかし、腕時計の故障リスクが高まる行為の中には、操作禁止時間にカレンダー操作を行う、スマートフォンなどの磁気を発生する機器の近くに長時間放置するなど、意識していなければ避けるのが難しい行為も少なくありません。そのため、どのような行為が故障のリスクを高めるのか、なぜ故障のリスクが高まるのかという知識を身に着けておきましょう。

 

まとめ

腕時計は誤った使い方をすると故障のリスクが高まりますが、特に高級時計の場合は故障すると高い修理費用を支払うことになる可能性があります。そのため、操作禁止時間にカレンダー操作を行うといった故障リスクを高める悪習慣を可能な限り避けることが大切です。故障のリスクを下げることができれば、愛用する高級時計を長く使用できるとともに、売却時に高額買取につながる可能性も高まります。高級時計を身につけるのであれば今回解説した5つの悪習慣について十分に理解しておきましょう。

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