1. 買取専門店・おたからやTOP
  2. コラム
  3. ブランド時計のお役立ちコラム
  4. タグ・ホイヤーの修理料金はいくら?修理方法や業者別のメリット・デメリットも解説

タグ・ホイヤーの修理料金はいくら?修理方法や業者別のメリット・デメリットも解説

愛用するタグ・ホイヤーの時計の修理料金について、具体的に知りたい方は多いでしょう。タグ・ホイヤーの修理料金は、修理方法や修理依頼先によって変わるため、時計の状態や予算に合わせて依頼することが大切です。

今回は、タグ・ホイヤーの修理方法に関する概要や修理料金の目安、修理を依頼する際の業者別のメリット・デメリットなどを解説します。タグ・ホイヤーのメンテナンスについて知りたい方は、この記事をお役立てください。

タグ・ホイヤーの修理方法は2種類に分かれる

タグ・ホイヤーの修理を考える場合、修理方法には「メンテナンス」と「オーバーホール」の2種類があります。

メンテナンスは、時計の不良箇所のみの修理や電池交換など、部分的な調整を行なう作業です。一方、オーバーホールは時計のムーブメントを完全に分解し、不良箇所の修復や、摩耗・劣化したパーツの交換などを行ないます。

オーバーホールは、分解から組み立てまで実施するので手間がかかります。そのため、メンテナンスよりも修理料金が高額になる点に留意しましょう。

オーバーホールが必要な理由

時計のムーブメントを分解するオーバーホールが必要な理由は、外観からはわからない不具合や汚れを解消することで、時計を長持ちさせるためです。

タグ・ホイヤーの内部には100以上の部品が使われており、それぞれの部品には潤滑油が塗られています。

潤滑油は、部品同士の接触による摩耗を防ぐ重要な役割を果たしていますが、時間の経過とともに劣化していきます。その結果、長く使うほど部品の摩耗や破損が発生するリスクが高まるため、定期的なメンテナンスが不可欠なのです。

タグ・ホイヤーには、ゼンマイで駆動する「機械式」と電池で駆動する「クォーツ式」があり、いずれも潤滑油を使っています。そのため、どのモデルでもオーバーホールは必要です。

修理依頼先はおもに2つ

タグ・ホイヤーのメンテナンスやオーバーホールの修理依頼先は、「正規サービスセンター」と「民間の時計修理業者」の2つから選べます。

タグ・ホイヤーの正規サービスセンターでは、以下のようなサービスを提供しています。

  • メンテナンスサービス(M1):部分的なメンテナンス
  • コンプリートサービス(M2):オーバーホールや摩耗した部品の交換などを含むサービス
  • バッテリーサービス:バッテリーの交換

また、タグ・ホイヤーは人気の時計ブランドであるため、多くの民間の時計修理業者が修理を受け付けています。

タグ・ホイヤーの修理料金の目安

タグ・ホイヤーの修理料金の目安を、2パターンの修理依頼先別に紹介します。

正規サービスセンターの修理料金

タグ・ホイヤーの正規サービスセンターへ依頼する場合の修理料金を紹介します。なお、価格はすべて税込です。

サービスタイプ M1メンテナンスサービス M2コンプリートサービス
標準 会員特別価格
(2024年5月31日まで)
標準 会員特別価格
(2024年5月31日まで)
Group1-クォーツ3針 1万1,000円 9,900円 3万6,300円 3万3,000円
Group2-クォーツクロノグラフ 1万1,000円 9,900円 4万4,000円 3万9,600円
Group3-機械式3針 1万6,500円 1万4,300円 4万8,400円 4万4,000円
Group4-機械式クロノグラフ 1万6,500円 1万4,300円 5万6,100円 5万600円
Group5-自社製ムーブメント&COSC 1万6,500円 1万4,300円 6万9,300円 6万2,700円
Group6-オートオルロジュリー&ヴィンテージ お見積り お見積り お見積り お見積り

※2023年11月時点

民間の時計修理業者の修理料金

民間の時計修理業者に依頼する場合、業者によってタグ・ホイヤーの修理料金は異なります。

一般的なオーバーホールの料金目安は、2~4万円程度といわれています。ただし、部品交換代や業者独自の費用が上乗せされるケースもあるため、見積もりで確認することが大切です。

民間業者の場合、業者によっては一部モデルの修理に対応していないこともあります。また、修理に必要な特定のパーツが業者に供給されていない場合は、メーカーへの部分的な修理依頼が生じることもあるため、注意しましょう。

タグ・ホイヤーのオーバーホールの頻度・作業の流れ

タグ・ホイヤーのオーバーホールに適した頻度と、作業の流れについて紹介します。

オーバーホールの頻度

一般に、オーバーホールを依頼する頻度は、機械式時計で3~5年に1回、クォーツ式時計で4年に1回が目安とされています。タグ・ホイヤーでは、5年ごとの点検(コンプリートサービス)の実施を推奨しています。

ただし、オーバーホールの頻度はモデルや使用状況によっても変わるため、購入店などへ確認するのがおすすめです。また、著しい外傷などの損傷や、時刻の狂いが確認できる場合は、推奨頻度にかかわらず速やかに修理を依頼しましょう。

オーバーホール作業の流れ

正規サービスセンターによるオーバーホールの作業工程は、以下の6つのステップで実行されます。

  1. 時計の完全分解:ケース、ムーブメントを分解し、各部品の状態を点検
  2. クリーニング:分解したすべての部品を超音波洗浄器で洗浄し、汚れや油を除去
  3. 部品の交換:全部品を点検し、摩耗した部品を交換
  4. ムーブメントの調整:ムーブメントを組み立て、適切な量の油を注油し、精度を調整
  5. ケースの組み立て:ムーブメント、ダイヤル、ケースを組み立て、密封材を交換
  6. 品質管理:機能、外観、性能の品質管理、パワーリザーブの精度チェック

【業者別】タグ・ホイヤーの修理を依頼する際のメリット・デメリット

タグ・ホイヤーの時計修理を依頼する際は、業者ごとの特色を理解し、自分に合った修理依頼先を選びましょう。以下では、業者別のメリット・デメリットを解説します。

正規サービスセンターへ依頼する場合

正規サービスセンターを通じて修理すると、修理後に2年間のサービス保証が提供されます。これにより、修理後に発生した問題に対して無償での再修理が可能になるのは大きなメリットといえるでしょう。

さらに、正規サービスセンターでは、ブランドに精通した経験豊富な職人が修理に携わります。そのため、ブランドの高い品質基準に則って修理全般に対応してもらえるのも、安心できるポイントです。

一方、正規サービスセンターでの修理費用は民間業者に比べて高めで、修理期間も長くなる傾向があります。修理費用を抑えたい方や、急ぎの修理が必要な場合は注意が必要です。

また、タグ・ホイヤー購入者の会員特典には、正規オーバーホール料金の割引がありますが、この特典を利用できるのは正規店で購入した場合のみです。並行輸入店で購入した場合は、会員の対象外となるため注意しましょう。

なお、アフターサービスに対応した「エドワードクラブ」は、2022年5月に終了しましたが、それに代わる新たなサービスとして「MY TAG HEUER」がスタートしています。

民間の時計修理業者へ依頼する場合

民間業者は、正規サービスセンターに比べて修理料金を抑えやすく、納期も短い点がメリットとして挙げられます。

一方で、いくら料金が安くても、作業品質が低ければコストパフォーマンスが良いとはいえません。そのため、優良な業者を見つけなければならない点には注意が必要です。口コミや評判、実績などを確認する必要がありますが、これには手間がかかります。

民間の時計修理業者は、店によって修理レベルにばらつきがあります。レベルの判断基準として、1級時計修理技能士の有資格者など、レベルの高い職人が在籍しているかは確認しておきましょう

また、業者によって修理保証の有無や保証期間は異なります。修理後のトラブルに備え、事前に修理保証について確認しておくことも大切です。

タグ・ホイヤーの修理を依頼する流れ

タグ・ホイヤーの修理を依頼する流れを、パターン別に紹介します。

正規サービスセンターへ依頼する流れ

タグ・ホイヤーの修理を正規サービスセンターに依頼する場合は、おもに2つの方法があります。1つは、最寄りのタグ・ホイヤー正規店を訪れて直接時計を持ち込む方法、もう1つは、正規サービスセンターに郵送する方法です。

郵送する場合は、配送料金が利用者負担になるほか、いくつかの留意点があります。

まず、時計を安全に郵送するため保険付き郵便を使用し、時計に衝撃を与えないようしっかりと梱包します。その際、返品理由について記載した紙を同梱し、時計の問題や修理希望内容を明確に伝えることが望ましいでしょう。

また、保証期間内の場合は国際保証書も同梱すると、スムーズな修理手続きが期待できます

民間の時計修理業者へ依頼する流れ

民間の修理業者の場合、依頼方法は業者によって異なりますが、店舗への持ち込み、または宅配で修理を依頼するのが一般的です。

業者のなかには、着払い伝票付きの「梱包キット」を使った郵送に対応しているところもあるため、各業者の案内を確認してみましょう。

タグ・ホイヤーについて知っておきたい豆知識

タグ・ホイヤーについて知っておきたい豆知識として、ブランドの魅力と、代表モデルであるコネクテッドウォッチ用の「下取りプログラム」について解説します。

タグ・ホイヤーの魅力

タグ・ホイヤーは、1860年にスイスのサンティエミ村に構えられた工房が原点の老舗ブランドです。これまで数々の技術革新を達成してきましたが、なかでも1916年に開発された世界初の「マイクログラフ」は、特筆すべきポイントといえるでしょう。

マイクログラフは、100分の1秒単位で計測できるストップウォッチ機能を持ったモデルです。スポーツイベントや精密な計測が求められるシーンにおいて、タグ・ホイヤーの現在の地位を築くきっかけとなりました。

タグ・ホイヤーは、多くの著名人たちからも愛用されています。例えば、元アメリカ大統領バラク・オバマ氏もタグ・ホイヤーを着用していることで知られています。

タグ・ホイヤーの代表コレクション

ここでは、タグ・ホイヤーの代表コレクションを5つ紹介します。

タグ・ホイヤー カレラ

タグ・ホイヤー カレラは、1963年に誕生したタグ・ホイヤーのフラグシップモデルです。レーシングカーの世界にインスパイアを受けて生まれたモデルで、エレガントなデザイン性も兼ね備えており、幅広い層に愛されています。

カレラの魅力は、優れたコストパフォーマンスと高い機能性にあります。特に、ほかの高級腕時計ブランドと比べて手に取りやすい価格帯でありながら、ブランドの巧みな広告戦略によって高いステータス性も持ちあわせているのが特徴です。

タグ・ホイヤー アクアレーサー

タグ・ホイヤーの唯一のダイバーズコレクション「アクアレーサー」は、2003年に誕生しました。比較的新しいコレクションで、タグ・ホイヤーが長い年月をかけて取り組んできた高い防水性能が活かされています。

洗練されたデザイン性も有しているため、マリンスポーツからビジネスシーンまで多くの場面で活躍するモデルといえるでしょう。

アクアレーサーは多彩なコレクションも魅力です。例えば、ソーラー駆動型の「プロフェッショナル200 ソーラーグラフ」や、200m防水の「プロフェッショナル200」などが展開されており、さまざまなニーズに対応しています。

タグ・ホイヤー モナコ

タグ・ホイヤー モナコは、世界初のスクエア型防水時計、そして世界初の自動巻きクロノグラフの搭載機として、1969年に誕生したモデルです。

当時、防水時計をスクエア型で作るのは困難でした。そのため、モナコの登場は時計業界において画期的な出来事であり、時計技術の発展に大きく貢献したモデルとして知られています。

タグ・ホイヤー フォーミュラ1

タグ・ホイヤー フォーミュラ1は、1986年にモーターレーシングの最高峰である「F1」からインスピレーションを受けて誕生した時計です。

一流レーサーとの共同開発により、タフな性能を持ちつつ、日常使いにもぴったりなカジュアルなデザイン性も兼ね備えています。

鮮やかなアクセントカラーや、レーシングカーをイメージしたノッチのデザインが施されるなど、各モデルが独自の個性を持っています。

タグ・ホイヤー リンク

1999年、前身モデル「セル」の後継として誕生したタグ・ホイヤーのリンクは、その重厚感と独自のデザインが特徴的なモデルです。

リンクの特筆すべき特徴の一つは、独創的な「S字型ブレスレット」です。このブレスレットは人間工学に基づいて設計されており、フォルムが個性的なだけでなく、手首にしっかりとフィットする装着感も魅力になっています。

コネクテッドウォッチ用の「下取りプログラム」

タグ・ホイヤーは、コネクテッドウォッチ用の下取りプログラム「トレードイン」を提供しています。このプログラムは、旧型のコネクテッドウォッチを新しいモデルに買い替えたい方を対象としており、対応店舗や公式オンラインブティックでの利用が可能です。

コネクテッドウォッチとは、一般的にスマートウォッチとも呼ばれる、無線通信が可能な腕時計のことです。下取りプログラムの価格は対象となるモデルによって異なり、以下のように設定されています。

  • TAG Heuer Connected 46:2万2,000円
  • TAG Heuer Connected Modular 41 & 45:3万3,000円
  • TAG Heuer Connected Calibre E3:5万円

タグ・ホイヤーの修理でよくある質問

タグ・ホイヤーの修理でよくある質問と回答を紹介します。

Q.タグ・ホイヤーの修理には純正部品が使われる?

メーカーに正規修理を依頼した場合は、基本的に純正部品が使用されます。一方で、民間業者に修理を依頼した場合は、純正品が存在しないなどの理由により、代替品であるジェネリックパーツを使用することもあります。

Q.ヴィンテージウォッチの修理に対応できる?

正規店へ修理依頼した場合、20年以上前のモデルについても、スイスの工房での復元サービスに対応しています。民間の時計修理業者の場合も、業者によってはヴィンテージウォッチに対応しているところがあります。

Q.修理後の保証は付く?

修理後の保証については、修理を依頼する場所によって異なります。正規店への修理依頼の場合は、修理から2年間のサービス保証が提供されますが、民間業者は店によって保証の有無や期間が異なるため、事前の確認が必要です。

タグ・ホイヤーの修理を依頼せずに買い替えるのも手!

「修理料金の見積もりが高かった」「所有しているモデル以外に欲しい時計が見つかった」など、タグ・ホイヤーの時計を手放す理由は人によってさまざまです。

もし手放す決意をしたのであれば、商品の価値を見極めるプロ査定士が在籍している買取業者に依頼するのがおすすめです。

全国1,000店舗以上を展開している買取専門店「おたからや」なら、最新相場を知り尽くしたプロ査定士が、大切なタグ・ホイヤーの時計を適切に査定します。販売にコストがかからない分、買取金額に上乗せ還元できるのが買取専門店ならではのメリットです。

買取方法は、お近くの店舗での「店頭買取」と、査定士が自宅までうかがう「出張買取」から選べるほか、概算の査定額を確認できる「WEB査定」も活用可能です。

売却を検討中のタグ・ホイヤーをお持ちであれば、ぜひお気軽にご連絡ください。

タグ・ホイヤーの買取情報をチェックする

まとめ

タグ・ホイヤーを修理に出す場合、メーカーへの正規修理依頼と民間の時計修理業者への依頼の2パターンがあります。それぞれ、価格や納期、保証期間などの面で違いがあるので、メリットとデメリットを比較して自分に合った依頼先を選びましょう。

時計の状態によっては、修理費用が思った以上に高くなることがあります。その場合は、買取業者へ売却して新しいモデルに買い替えることを検討してみてはいかがでしょうか。

「おたからや」では、修理が必要なタグ・ホイヤーも無料で査定していますので、売却するか迷っている方もぜひ一度ご相談ください。

タグ・ホイヤーの買取情報をチェックする

ブランド時計の買取情報をチェックする

その他のブランド時計
コラム記事

ブランド時計買取に役立つ記事を
コラム形式で紹介しています。

タグ一覧

店頭買取

店頭買取

査定だけでもOK!

買取店舗数は業界最多の
1,000店舗以上!

おたからやの店舗数は全国 1,000 店舗以上(待機店舗を含む)。これは、数ある買取店の中で最多を誇ります。日本全国津々浦々にて、地域密着でお買取りを承っております。

最寄りのおたからやを探す

出張買取

出張買取

査定だけでもOK!

買取専門店おたからやの
無料出張買取。

買取専門店おたからやの無料出張買取です。出張料・査定料・買取手数料は全て無料、査定は最短5分です。随時キャンペーンを実施をしております!まずはお気軽にご相談ください!

出張買取の詳細はこちら

おたからやの買取商品から探す