腕時計はベルトで腕に時計を固定する形状をしています。
各ブランドにはベルトに対するこだわりがあり、高級腕時計ブランドであるロレックスも例外ではありません。
高級時計のベルトというと、光沢性のあるステンレスやチタン、シックな風合いのセラミックや本革をイメージするでしょう。
しかしながら、高級時計ブランドの中には、素材にラバーを使用したラバーベルトを採用したスポーティなモデルを展開しているブランドも存在します。
ここでは、ロレックスでもラバーベルトを使ったモデルが存在しているのか、もし存在するのであれば、そのモデルの特徴などについて紹介していきます。
Contents
ロレックスのベルトの種類
高級時計の代名詞であるロレックスですが、そもそもどのような種類のベルトを扱っているのでしょうか?
ロレックスではベルトのことをブレスレットという呼び方をしており、各ブレスレットはデザインが秀逸であり、機能性や耐久性が優れています。
ロレックスのブレスレットはサイズの調整ができ、どんな人の腕にもフィットする心地よさはファンを魅了してくれます。
ブレスレットが故障した場合などは交換することが可能で、ロレックスの正規代理店だけでなく、民間の修理業者でも交換することができます。
ブレスレットを変更するだけで、時計の雰囲気がガラっと変わるため、自分だけのオリジナルのロレックスを楽しむことができます。
そのようなロレックスのブレスレットですが、大きく5つのブレスレット(ジュビリーブレス・オイスターブレス・プレジデントブレス・パールマスターブレス・オイスターフレックスブレス)に分類されます。
・ジュビリーブレス
5連のリンクからなるブレスレットで、真ん中に3つの小さなリンクで繋がっています。腕の動きによくフィットして、付け心地がいいと好評です。
・オイスターブレス
ひとつひとつのリンクが、ジュビリーブレスよりも大きい3つのリンクで構成されているブレスレットです。
ロレックスで最も多くモデルに採用されているブレスレットではないでしょうか。
デザイン的にはスポーティな印象のブレスレットになっています。
・プレジデントブレス
プレジデントブレスは3連のリンクで構成されたブレスレットです。
デイデイトの腕時計を歴代のアメリカ大統領は着用していたといわれており、デイデイト専用のブレスのことをプレジデントブレスと呼ばれるようになりました。
ブレスレットの素材がゴールドのものは、ラグジュアリーさを十分に感じることができます。
・パールマスターブレス
パールマスターシリーズのブレスレットは丸みを帯びた5つのリンクで構成されています。
リンクの1つ1つが微妙な曲線を描いていることから、優しい付け心地が特徴的なブレスレットになっています。
・オイスターフレックスブレス
オイスターフレックスブレスはロレックスが2015年に発売開始した、新しいラバーベルトになります。
ブレスレット表面の素材がラバーであるため、腕へのフィット感は抜群によく、時計の付け心地は非常にいいです。
冒頭で投げかけた、ロレックスにはラバーベルトがあるか?という問いに対しては、ありますという答えになります。
では、実際にラバーベルトを採用したモデルについて具体的に紹介していきましょう。
ヨットマスター エバーローズゴールドモデル「116655」とは?
このヨットマスター エバーローズゴールド 116655がロレックスで初めてラバーベルトを採用したモデルになります。
2015年の新作発表会で発表されたヨットマスターの新しいモデルで、型番は116655になります。
ラバーベルトは、オイスターフレックスと呼ばれており、上品なエバーローズゴールドのケースを使用しています。
それでは、このモデルについての詳細を見ていきましょう。
ヨットマスターについて
ヨットマスターは1992年に発表され、ロレックスのラインナップの1つになりました。
その名の通り、ヨットの上で優雅に着用するための時計をイメージして製作されたモデルになります。
発売当初のヨットマスターはラグジュアリー路線であったため、素材は全てゴールドを使用しており、ハイクラスの価格設定を行っていました。
その後、ステンレスとゴールドを使用したコンビネーションモデルが発売されて、ヨットマスターが世間で少しずつ普及していきます。
さらには、1999年にステンレスをメイン素材としたロレジウムというモデルが登場すると、一般のユーザーにヨットマスターが浸透していきます。
それ以降、ヨットマスターはロレックスのスポーツモデルの顔となっています。
オイスターフレックスとは?
オイスターフレックスは、ロレックスオリジナルのラバーベルトの名称になります。
しかしながら、ベルトのすべてがラバー素材というわけではありません。
オイスターフレックスブレスの構造は、金属のブレードをエラストマーで覆ったものになるため、ラバー素材の不安材料である強度的な問題は解決されています。
また、表面をコーティングしているエラストマーは高分子素材であり、ゴムとほぼ同等の素材です。
ロレックスはラバーバンドとは表現せずに、敢えてオイスターフレックスという名称にしています。
ラバーではなくエラストマーを使用していることのこだわりなのかもしれません。
また、オイスターフレックスの特徴は、耐久性と付け心地の良さが挙げられます。
ラバーバンドの欠点は経年劣化や摩擦による素材自体の”てかり”であるといわれています。
オイスターフレックスでは、金属のブレードを中に仕込むことで、ベルト自体の耐久性を向上させており、重厚なケースにも耐えることができるのです。
さらには、腕に触れる部分にエラストマー素材を施すことで、ベルト自体の経年劣化と腕との接触部分の”てかり”の2つの問題を同時に解決させています。
また、オイスターフレックスではベルトの内側に特殊なクッションが施されています。
このクッションのおかげで、ゴム独特のべたつきを抑えつつ、腕との密着度を上げて、手首の安定感を向上させています。
エバーローズゴールドとは?
116655には、ピンクゴールドの1種であるエバーローズゴールドのケースが使用されています。
ピンクゴールドは金と銅とを混ぜ合わせた特殊な金属で、ピンク色の独特な色合いを表現しています。
ただし、素材に銅が含まれていることから、長期的に使用していると変色を起こすことがあり、色合いが損なわれてしまう可能性があります。
そのような問題を解決するために、ロレックスのエバーローズゴールドでは、金の配分を75%にして、残りの25%部分にプラチナ素材を混ぜています。
その結果、長期間美しい色合いや輝きを保つことができるようになっています。
まとめ
以上のように、ロレックスでのラバー素材のベルトについてやその代表的なモデルについての紹介をしました。
116655というモデルでは、今までのロレックスとは異なる革新的なロレックスを目指しているようにも見えます。
人とはちょっと異なるロレックスを手に入れたいという人には、オイスターフレックスを採用したモデルも検討してもいいかもしれません。
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