傷だらけのロレックスは
修理可能？
プロにお任せする方法と
費用について解説

ロレックスが傷だらけになってしまったけれど、この傷は自分で直せるの？ときになっていませんか。時計が傷だらけだと、せっかくのロレックスの魅力も半減しているように感じてしまいます。できるだけ早めに修理して、きれいな状態に戻したいものです。

ここでは傷だらけのロレックスを自分で修理できるか、プロに任せる場合はどこに依頼すればいいのかをご紹介します。買い替えを検討している方におすすめの高額買い取りのコツについてもお教えしましょう。

ロレックスが傷だらけ……
自分で修理できる？

大事に使っていたつもりだけど、気付けばロレックスが傷だらけ……そんな人も少なくありません。傷が付いていてもロレックスの品格は失われないものの、できればきれいに修理したいと考えるでしょう。

ここでは、自分で傷だらけのロレックスを修理できるのかを解説します。

自分での補修はおすすめできない

ロレックスが傷だらけであっても、自分で修理をすることはおすすめできません。ネットを検索すれば、自分で時計を修理する方法はたくさんヒットします。その方法を実践すれば、プロに頼まずともきれいにできるのではと考えるでしょう。

しかし、自分で修理をすることで、傷がより大きくなってしまったり、外径を削ってしまったりする恐れがあります。形状に変化が出るとロレックスの価値は大きく下がるため、ブランド価値を維持したい方は自分では修理しないようにしてください。

高級時計はメーカーにお任せすることが
おすすめ

高級時計を修理するのであれば、時計の知識を持つプロに修理をお任せすることがおすすめです。どのメーカーも、外装の仕上げにはこだわりを入れています。そのこだわりはメーカー外部が知ることはできないので、傷を修理できても、美しく仕上げることができません。

特にロレックスは機能性やデザインなど細かな部分にまでメーカー独自のこだわりがあるので、ロレックスの知識を持つ人にお任せした方が安心です。プロに修理依頼をすれば、新品同様の状態で戻ってくるでしょう。

時計の傷の度合いとは？

時計に傷がついているけれど、この傷って本当に直るの？と思わざるを得ない状態のものもあるでしょう。ここでは時計の傷の度合いについて解説します。自分の時計の傷がどのくらいの度合いなのかを確認してみてください。

軽度の傷

よく見ないとわからない程度の小傷、日常生活で自然についてしまうほどの傷であれば軽度だといえます。どれだけ大切に時計を使っていても、身に着けていれば多少の傷はつきます。

ロレックスは機能性に優れた時計です。海やサーキットなどに特化したモデルもあるため、使用時に傷がついてもおかしくありません。小さめの傷は少し削るだけできれいになるので、ちょっとした修理で済みます。よく見ないとわからない傷は無理をして直す必要がないので、そのままにしておいてもいいでしょう。

中程度の傷

何らかの衝撃によってできた傷は、中程度に該当します。腕時計は腕に身に着けるものなので、生活の中でどこかにぶつけることも珍しくありません。軽くぶつけた程度であれば目立たない小傷で済むものの、強めにぶつければ一目でわかるほどの傷が付くでしょう。

特に傷つきやすいのが、文字盤を覆うガラス部分です。ロレックスのガラスにはサファイアガラスという耐久性に優れた素材が使われているので、ガラスが破損する恐れは低いといえます。しかし、傷がついてしまうと視認性にも影響するので、傷が目立つようであればガラスの修理をしてもらいましょう。

重度の傷

時計を見ただけでわかる大きな傷や凹みは、重度の傷だといえます。あまりにも破損が大きいと、修理依頼に出しても元通りの状態には戻らないかもしれません。しかし、目立ちにくい状態にまで修理してもらえる可能性もあるので、まずは依頼することがおすすめです。

新品同様に修理をできないのなら不要という方は、買い取りを依頼するといいでしょう。ロレックスは傷だらけでも価値があるため、不要の場合は捨てずに売却することがおすすめです。

ロレックスの修理を
プロにお任せするには？

ロレックスは自分自身で修理することが難しいため、プロに修理依頼をしましょう。プロとは言っても、どこに依頼すればいいのかがわからないかと思います。ここでは、ロレックスの修理場所に適している場所3選をご紹介します。

購入店

ロレックスを購入した店舗に持っていきましょう。ロレックスは一流ブランドのため、時計に関する知識を持つスタッフが在籍した店舗に置かれています。知識を持つスタッフにお任せすればきれいに修理してくれるので、心配はありません。

修理をするのは、購入店舗の提携業者です。修理経験を持つ人が担当してくれるので安心ですが、ロレックスの修理経験があるかどうかはわかりません。そのため、信頼できる店舗・提携業者なのかを確認する必要があります。

民間の時計修理業者

購入店舗以外に、民間の時計修理業者に依頼する方法もあります。時計の修理をしている業者は多くいて、ネットで検索すればさまざまな業者がヒットします。その中から信頼できそうな業者を見つけ、依頼してもいいでしょう。

ただし、こちらも信頼できる業者かどうかを見極める必要があります。ネット検索でヒットする業者は口コミが寄せられていることも多いため、口コミから業者の評判を確認したうえで依頼することがおすすめです。

メーカー

最も信頼できるのが、メーカーへの依頼です。メーカーに依頼すれば、傷の修理だけでなく、外装仕上げもおこなってもらえます。多少の傷であればきれいになくなり、新品同様の仕上げまでしてくれます。

ただし、メーカーへの依頼は購入店や民間業者に依頼するよりも高額です。修理から外装の仕上げまでしてもらうとなると最低でも30,000円はかかるので、多めに予算を用意しておきましょう。

ロレックスは一流ブランドの時計なので、愛着を持って使用している人も多くいます。愛着のある時計であれば傷をきれいになくしたいと思うでしょう。予算にもよりますが、この先もずっと使いたいという方はメーカーへの依頼がおすすめです。

修理の流れ

修理は、店舗やメーカーへの持ち込み→状態確認→傷部分の研磨→外装仕上げの流れで進みます。傷などの状態を確認したうえで丁寧に研磨し、傷を目立たなくします。それから外装の磨き上げなどの仕上げに入りますが、仕上げ作業はメーカーによって異なります。

ロレックスでは独自の外装仕上げをおこなっているため、民間の修理業者に依頼すると購入時とは異なる仕上げを施されるかもしれません。この点からも、メーカーで仕上げをしてもらった方が安心なのです。

傷だらけのロレックスを
修理するのにどれくらいの
費用が必要？

傷だらけのロレックスを修理するには、当然修理費用が必要です。また、その日のうちに時計が戻ってくるわけではないので、ある程度の期間ロレックスなしで過ごさなければなりません。ここでは、時計修理にかかる費用と期間について解説します。

目安は18,000円～

ロレックスの時計修理にかかる費用目安は、18,000円～が目安です。思っていたよりも安いと感じた方も多いでしょう。修理費用はどこに依頼するかによって大きく異なります。民間の修理業者が最も安く、傷の度合いによっては18,000円程度できれいにしてもらえるでしょう。

最も高いのはメーカーです。メーカーは傷の修理だけでなく、ロレックス独自の外装仕上げまで施してくれるので、仕上げにかかる費用も加算されます。そのため、最低でも30,000円はかかると思っておいてください。

傷がひどければ50,000円以上の費用がかかるので、予算が心配な方は依頼前に見積もりをもらっておくといいかもしれません。

長ければ2ヶ月以上かかることも

ロレックスの時計修理は、長ければ2ヶ月以上かかるケースもあります。修理にかかる日数も、どこに依頼するかによって異なります。購入店や民間の修理業者であれば早ければ数日、長くとも1ヶ月程度で戻ってくるでしょう。

メーカーの場合は2～3ヶ月かかります。これは、ロレックスが全世界に展開されているモデルであることが原因として挙げられます。ロレックスは全世界にユーザーがいる人気モデルです。ユーザーが多いということは、メーカーに多くの要修理時計が集まるということなので、修理に出してすぐ対応してもらえるわけではないのです。

愛着のある時計が2ヶ月以上手元にないというのは、不便でしょう。しかし、2～3ヶ月待つことで新品同様の状態になって戻ってくるので、その期間は別の時計を使うことがおすすめです。

ロレックスは傷だらけでも
価値が落ちにくい？

傷だらけの時計と聞くと、まったく価値がないのでは……と考える方も多いでしょう。傷があまりにも多い時計は確かに価値が大きく下がります。なかには買い取り不可となる時計も存在します。しかし、ロレックスは資産価値が高いことから、傷だらけであっても価値が落ちにくいのです。

ここでは、傷だらけでも買い取り可能な理由についてご紹介します。

傷だらけでも買い取り可能なロレックス

ロレックスは多少の傷がついていても、需要が高いことから価格が落ちにくくなっています。ロレックスは元々の価格が高額です。新品だと手が出せないという方は、中古のロレックスを求めます。そのため、中古市場においてロレックスはとても需要の高いモデルだといえます。

しかし、ロレックスは資産価値が高いことから、売却する人が少なくなっています。中古市場に大量に出回っているわけではないので、供給が追いついていないのです。

また、ロレックスは高性能な部品を搭載しているため、外装が傷だらけでもパーツのみ取り出して再利用することが可能です。パーツはメンテナンス次第で長期間使えるので、パーツのみの需要も高いといえます。

パーツが破損するほどの損傷のある時計だと買い取り不可になる恐れがあるものの、多少の傷であれば問題なく買い取ってもらえます。

壊れていてもロレックスなら買い取り
可能な店舗も

ロレックスは壊れていても買い取りが可能です。秒針が動かないなど、パーツ劣化によって壊れた時計は買い取り不可となるケースが多くなっています。しかし、ロレックスは安くとも数万円、高ければ50万円以上の値がつくのです。

前述したように、ロレックスは高性能なパーツを搭載しています。1つのパーツが壊れていても、そのほかのパーツが使えればパーツ取りとして買い取り可能なのです。

多少の傷があるものは100万円以上の値が付くモデルもあるため、壊れてしまったものはまだ動くものに比べて大きく価値が下がります。しかし、その他のブランドだとそもそも買い取り不可となる可能性が高いので、壊れていてもまずは査定をしてもらうことがおすすめです。

ロレックスはどのくらいの
価格で売れる？

ロレックスはモデルによって、買い取り価格が異なります。人気モデルであるサブマリーナーは中古品で135～380万円、デイトナは270～700万円です。エクスプローラーやデイジャストは88～138万円となっているので、サブマリーナーなどに比べると値が下がります。

ロレックスモデルのなかには、プレミアが付くモデルもあります。プレミアモデルは資産価値がより高く、供給量も少ないことから希少価値の高い存在です。多少傷があっても高値が付くため、不要であれば高い価値を持っているうちに査定依頼を出しましょう。

傷だらけのロレックスを
少しでも高く売るには

傷だらけのロレックスは、価値が多少下がってもある程度の値が付きます。新しいロレックスモデルに買い替える場合は不要モデルを売却し、その資金を購入に充てるといいでしょう。ここでは、傷だらけのロレックスを少しでも高く売る方法について解説します。

購入時の付属品を用意する

購入時に一緒にあった付属品をできるだけまとめておきましょう。ロレックスには外箱・内箱・説明書・保証書・ブレスレットのコマが付属しています。購入から長く経っている場合はないものもあるかもしれません。もしいずれかの付属品があれば一緒に用意しておいてください。

買い取り査定において、付属品は査定額にかかわる大きなポイントです。付属品が揃っていればいるほど査定額も高くなるので、査定前に付属品をできるだけ揃えておいてください。

可能な範囲できれいにしておく

時計をきれいにしておくことで、査定額も多少アップします。傷だらけの状態を修理する必要はありません。自分で修理をするとロレックスこだわりの外装仕上げがなくなり、価値が下がってしまうので注意してください。

自分自身でしておきたいのが、拭きあげです。乾いたクロスなので優しく、丁寧に汚れを取り除いておいてください。付属品も軽く拭いておくことがおすすめです。外箱や内箱は長く保管しているとほこりが付着します。それらを落としておくことで、査定額も少々アップします。

できるだけ早めに売る

傷だらけのロレックスが不要だと思ったら、なるべく早めに売りましょう。ロレックスの価格相場は変動が大きく、数年後に大幅に下落する可能性もないとは言い切れません。高騰する時期を待っている間に下落し、下落した状態が続くといつまで経っても売れないのです。

ロレックスの価格相場は年々上昇傾向にあるため、思い立ったら早めに売ることがおすすめです。早い段階で売ることで高い価値を持った状態で売却できるので、傷だらけであっても高額査定が期待できるでしょう。

まとめ　

傷だらけのロレックスは、メーカーに修理依頼を出すことがおすすめです。購入店や民間の修理業者に依頼する手もありますが、メーカー独自の外装仕上げをしてもらえません。愛着のある時計を新品同様に戻したいなら、メーカーへの依頼が最適でしょう。

傷だらけの時計を新しいモデルに買い替えるという場合は、買い取り依頼を検討してみてください。ロレックスは傷だらけであっても買い取り可能です。傷の度合いやモデルによっては中古品であっても100万円以上の値が付くので、新しい時計購入資金にできます。

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