ロレックス唯一のクロノグラフであるデイトナシリーズは、時計ファンを虜にする名コレクションですが、近年ではデイトナ 116503の人気が高まってきています。ここでは、そんなデイトナ 116503の買取価格や推移、文字盤による査定額の違いやコンビモデルの人気が高まっている理由を紹介していきます。
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デイトナ 116503が大きな支持を集めている理由
ロレックスのデイトナシリーズは、116500LNや116520が定番となっていますが、近年ではステンレススティール&イエローゴールド仕様の116503も人気を高めています。デイトナ 116503は、ステンレススティール&イエローゴールドの現行モデルとなっており、2016年に製造が終了した116523の後続として展開され、3世代目のコンビモデルで腕時計ファンからも大きな支持を獲得しています。基本スペックは、基盤である116500LNと同様にCal.4130を搭載していて、品質が高いことに加えて確かな精度と実用性を兼ね備え、ステンレスモデルでは感じられないラグジュアリー感と上品さ持っていることから、華やかな腕時計を求める層の支持を獲得しているといえます。文字盤デザインは、ブラック・ホワイトを基本としながら、ブラック/アラビア・ホワイト/アラビア・ブルー/アラビアなどが揃っており、ダイヤインデックスが配された116503Gも派生モデルとして用意されています。116523と116503を比較した場合、文字盤・インデックス・ケース径・搭載ムーブメントに大きな差はありませんが、ベゼルのデザインには大きな違いがあります。116523のベゼルは、デイトナの顔として君臨していた116520と同タイプのデザインが使用されていますが、現行モデルである116503はタキメーターの数字の下に配置されているドットが三角の印に変更されてモダンな印象となり、文字のフォントが太くなったことから力強さが増しています。多彩な種類が存在するコンビモデルですが、どのモデルを選んでもリファレンスの違いは同じなので、どちらのベゼルが好みであるかどうかが購入のポイントになってきます。また、ダイヤインデックスが配されたモデルもベゼル以外は大半が一緒なので、どのベゼルが文字盤デザインに合って見えるのかは一人一人の好みによって異なりますし、どちらもステンレスモデルよりリーズナブルな相場となっているので、入手しやすいデイトナとしても人気を集めています。
デイトナ 116503の買取相場・推移と文字盤で異なる査定価格
デイトナのコンビモデルは、強いこだわりを持つ時計ファンから根強い支持を集めていますが、腕時計としての価値だけではなく金相場の高騰も相まって、2021年以降は買取の相場価格が大きく上昇しています。以前までのコンビモデルは、定価割れの相場が続く不人気商品として扱われ、2018年頃までの相場価格はリセールバリューに優れるモデルと呼ぶには程遠い150万円前後で推移していましたが、2020年下半期頃からロレックスの人気と金の需要が高まったことによって、以前までの低相場が嘘だったかのように価格が高騰し、2022年になると300万円を超える高相場が実現しました。現在では相場が下がり傾向となっていますが、投資目的で購入する方も増えており、人気自体は衰えていません。また、デイトナ 116503は、複数の文字盤バリエーションが揃っていることから、カラーによって買取価格に差が生まれてきます。最も需要が高いのは、ホワイト/バー・ブラック/バーの2種類で、時期によって高く売れるモデルは違ってきますが、この2種類は定番デザインなだけあって高い人気を誇ります。ホワイト/バーとブラック/バーが同じくらいの相場で、この2つの相場から10〜20万円ほど低い相場でアラビアインデックスとシャンパンダイヤルが推移しています。アラビアインデックスはデイトナシリーズの中でも珍しく、個性的で人気もありますが、需要はやや下がり気味です。デイトナ 116503は、ステンレスデイトナと比べてもリーズナブルな価格設定となっており、11620・116520・116500LNといった右肩上がりの高騰を続けているモデルと比較してもコンビモデルの相場はかなり緩やかで、ゴールドが使用されていながらもステンレスモデルより安い相場となっているため、手に入れやすいという点も人気の要因となっています。金無垢モデルは目立ち過ぎるけど個性的なデイトナが欲しい人や、ステンレスよりもゴージャスなモデルが欲しいという人にはデイトナ 116503がおすすめといえます。
デイトナ 116523と116503の比較と決定的な違い
現行のデイトナ 116503と旧型の116523では、ほとんど見た目に違いがなく、搭載ムーブメントの文字盤バリエーションもほぼ変わりがないといえますが、細かい部分までチェックしてみるとベゼルに決定的な違いがあります。旧型の116523のベゼルは、ステンレススティールの116520と同じ細めの数字とラインが刻まれたレーシーなデザインとなっていますが、116503はタキメーターの数字の下に三角の印が配された現代的なデザインとなっており、数字の部分も太めに設計されていることから、男らしさを感じることができるモデルとなっています。また、この2つのモデルはスペックが同じである一方で買取価格は全く違っており、旧型の116523は180万円前後の相場となっていますが、現行の116503の買取価格は300万円前後となっているので、年式による仕様の違いをふまえても100万円前後の価格差はかなり大きいです。116503の価格高騰がいつまで続くかにもよりますが、この先の相場の推移は未知数といえるので、今の時点で売ることを視野に入れておくのも賢い選択といえます。また、ベゼルが決定的に違うこと以外にも年式による違いが存在しており、旧型の116523は2000〜2016年まで16年間製造されましたが、その間に何度かのマイナーチェンジを行っていて、同様のリファレンスであっても細かな部分に違いがあります。2006年辺りからロレックスの各モデルは、文字盤周りのガラスが埋め込まれた部分にロレックスという文字が刻まれるようになり、この文字はデイトナシリーズに限らずロレックスの全てのモデルにおいて変更されています。このロレックスの刻印はルーレット刻印と呼ばれ、旧型の116523も含めて2006年以前に製造されたモデルは刻印なし、2006年以降に製造されたモデルは刻印ありという形になります。また、バックルも時期によって違いがあり、後期のモデルではバックルを開いた部分にロレックスのロゴが配されています。
デイトナ 116503を高く売るためのポイント
ラグジュアリーなデイトナシリーズとして世界中から多くの支持を集める116503は、新品・中古品・未使用品問わず市場で需要があり、現在でも買取相場が高騰傾向にあります。高く売るためのポイントとして挙げられるのは、付属品一式を揃える・コンディションを良い状態に保つ・高く売れるタイミングで売るの3点で、中でも保証書・箱・説明書や予備のコマなどの付属品一式を用意しておくことは高く売る上でも大切なポイントになってきます。腕時計は本体だけに価値があるというイメージを抱きがちですが、付属品にもしっかりとした価値があるため、付属品一式が用意できるかどうかで買取価格も大きく変わってきます。特にデイトナ 116503は保証書の有無が重要であり、保証書があるかないかで数十万円の価格差が生じることも少なくないので、査定に出す際には忘れず用意することが大切になります。また、高く査定してもらうためには、腕時計のコンディションを最良な状態に保つことがポイントで、ゴールド素材があしらわれた116503はオールステンレスよりも傷がつきやすく、中にはベゼルの縁に凹みがあるモデルもよく見受けられるので、査定に出す予定のある方や将来的な売却を考えている方は日頃から時計を丁寧に扱うクセをつけておくことが重要な要素になります。スポーツウォッチでありながら高級感のある116503は、傷がないことだけでも価値が高まりますし、大きな故障もなく状態が良ければその分だけ高価買取を期待することができます。ロレックスの時計はデイトナシリーズに限らず、傷や故障があったとしてもその希少性が考慮されて査定価格が出る場合が多いです。傷があるから売れないと勘違いして売り時を逃してしまう人もいますが、デイトナ 116503であれば状態を問わず買取不可能になるようなケースはほとんどないので、たとえ傷や故障がある状態だったとしても高く売れるタイミングで売り切ってしまった方が最終的に得をするケースも多くなっています。
デイトナ 116503を売る際に一括査定がおすすめな理由
デイトナ 116503の買取価格は、査定を依頼する店舗によって大きく違ってくるため、複数の店舗に査定依頼を出して買取金額を比較することが大切になりますが、一つ一つのお店に出向いて査定を依頼するとなると大変な時間と手間がかかってしまいます。そういったときにおすすめなのが、複数店舗の査定を一括で請け負ってくれる一括査定サービスで、このサービスを利用すれば自宅にいながらでも手軽に複数の店舗から査定してもらうことができ、さらには複数店舗の査定価格を比べた上で最高額の店舗と取引を行うことが可能になります。デイトナ 116503は、ロレックスを得意としている業者であるかどうかはもちろん、在庫状況によっても買取価格が大きく異なってくるため、業者間で大きな価格差が生まれてしまうことも少なくありません。こういったリスクを避ける上でおすすめなのは、専任のプロがさまざまな各専門店と交渉しながら一括査定を行ってくれる業者です。一括査定は、サービスの内容によって各業者が依頼主に査定価格を直接電話で伝えているところも多く、全てに対応を余儀なくされると労力も大きくなってしまいます。専任のプロが在籍しているような業者は営業電話もなく、スピーディーにさまざまな買取業者を比較することができる上にプロが各専門店と交渉してくれるので、さらなる高額査定を期待することができます。このような業者は、利用料・査定料なども一切不要で、全て無料で利用することが可能になっており、最短であれば査定から120分程度で買取を行って完了させることもできるので、高額査定を狙っている方はもちろんお急ぎの方にもぴったりのサービスとなっています。ロレックスのような高級腕時計は、技術者による研磨やパーツ交換によって新品と同様の状態に戻すことができ、業者側としては少しの傷があっても自社や提携工房でメンテナンスすることで再販売できる状態にすることができるので、傷があるようなモデルの腕時計でも予想を上回る査定額を狙うことができます。
まとめ
デイトナのコンビモデルは時計玄人から根強い需要を誇り、時計としてのクオリティとラグジュアリー感を持っていることから華やかなモデルを求める層の支持を集め、2021年以降は金相場の高騰も相まって買取の市場価格が上がっています。
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