リシャール・ミルという腕時計のブランドをご存知ですか?
時計ブランドの中でも、超高級な腕時計なのでとても高額です。
では、なぜそんなに高額で、買取をするならどれくらいの額で流通しているのか、また少しでも高く売るためにはどうすればよいのかみてみましょう。
Contents
リシャール・ミルブランドの歴史とRM012の誕生
リシャール・ミルは、2001年にフランスのリシャール・ミルによって生まれた時計のブランドです。リシャール・ミルは完全オリジナルな時計を作りたいと、長い間考えていました。高級時計の世界に、さらなる豪華さ、贅沢さを取り入れることで、どんな世界が生まれるかを知りたかったと、リシャーミルは語ります。
ブランドを立ち上げるまでには、数々のプロジェクトで制作・管理・開発をしてきました。それらの経験によって培われた技術、それにレーシングカーへの情熱や多くのレース体験を生かして、リシャール・ミルというブランドが誕生したのです。
時計の第一号は、「RM001トゥールビヨン」というもので、17本の限定品でした。2002年にはデュアルタイム機構のついたRM003を発表して、ル・マンクラシックレースのメインスポンサーにもなっています。
リシャール・ミルは、時計作りに長年関わってきた人であるとともに、車好きでレーサーたちの支援を行ってきた人でもあります。有名な男性ドライバーたちを「ファミリー」と称して迎え入れ、2020年には女性3人組のレーシングチームを発足させています。
レーシングに情熱をかけるため、腕時計もレースに耐えられるようなものを開発してきました。
リシャール・ミル自身は、時計をデザインしたり製造したりするのではなく、自由な発想で細かいデーターを指定し、そのコンセプトに合った時計作りの人を選んで、パーツの製造を依頼しているというやり方です。
リシャール・ミルの発想は、個性が豊かなので、選ばれる人は相当な技術を才能を持った人たちです。その人たちというのは、スイスでも有名なケース工房や複雑なムーブメント作りに長けた会社の人たちです。
RM012トゥールビヨンが誕生したのは、2006年のことです。RM012は建築家のような技術と、金属ではなくもっと丈夫なフェニックス性パイプのデザインが特徴の腕計です。
RM012は、すべてがパイプ状になっていて、そのパイプの構造の複雑です。そして時計自体はスケルトンになっているので、複雑なパイプがはっきりと見えるようになっています。
耐食性と耐衝撃性、耐温性に優れていて、ジュネーブウォッチメイキンググランプリでは「黄金の針賞」を受賞している時計です。
リシャール・ミルトゥールビヨンRM012の価格と買取価格は?
リシャール・ミルは、高級時計の中でもさらにラグジュアリー感を追求した時計で、超富裕層をターゲットにしています。
スポンサーとなる相手も、世界的に有名は俳優や歌手、レーサーたちです。しかも限定販売なので、流通量は本当に少なくなり、価格は上昇する一方です。
トゥールビヨン012も、30本限定で発売されたものです。F-1や航空宇宙業界で使われるような最高級の素材と最高峰の技術を駆使して作られているので、多くを生産することができないからです。
リシャール・ミルの腕時計の価格は、定価は1,000万円前後から4,000万円くらいです。RM012 は発売の2007年当時、38万ユーロで販売されていたということでした。2022年末時点の日本円にすると、1ユーロが約141円として、5,400万円ほどで販売されていたことになります。
そして中古の買取価格が2022年末現在で、4,000万円から5,000万円となっているのです。
リシャール・ミルの時計は、どのモデルも生産数に限りがあって希少価値が高く、ほとんど流通もしていないので、中古でも買取り価格は新品の定価で購入した時よりも高く買い取ってもらえる可能性が高いのです。
近年、価格の変更があって数百万円高騰したということですが、高くなってもリシャール・ミルの人気は衰えず、さらに高くなっていっているようです。
とはいえ、2020年ごろは新型コロナ感染症が世界中に蔓延し、経済状況が悪化したことによる価格が下落してはいるのですが、それは他のどのブランドも同じです。
しかし、それも2021年ごろには回復し、換金率は85%から150%となっていて、それらは5000万円以上で再版されています。
実際にリシャール・ミルを買取店で買い取ってもらった人からは、「買ったときよりも高く売れて、びっくりした」という声があります。モデルによっても状況によっても異なりますが、買取価格が高かったという声は多いです。
RM012も定価は5,400万円程度とみられますが、2022年末の時点で、4,000万円から5,000万円の買取価格なので、80%から90%で取引がされているということになります。
希少性と超高級時計ということで、今後も買取価格はどんどん上昇すると予想されています。
リシャール・ミルトゥールビヨンRM012が高く売れる時期は?
リシャール・ミルはどのモデルも希少性が高く、超高級時計なので、買取価格は高いのですが、同じモデルでも時期によって価格が変るようです。
そうなると、高く売れる時に売りたいものですが、それはいったいどのようなタイミングなのでしょうか。
リシャール・ミルに限らず、どんなブランド物でも時期により価格の差があります。
それは需要が多いか少ないか、市場に多く出回っているかどうかが異なるからです。
例えば、過去にあったリーマンショックや2020年からの新型コロナ感染の影響で、世界中の経済状況が悪化しました。
そんな世界中の人々が経済状況が苦しいなかでは、ブランド物を買う人が少なくなります。つまり需要が少ないということです。そしてそのような時には、高額で売れそうなものが家にあると売ってお金にしたい、ということも出てきます。それで買取ってもらう人が増えて再販されるようになるので、市場に多く出回ることになるのです。
モノの価値は、希少なものほど高くなります。たとえ1円玉でも普通の形と違う製造ミスなものは、1円ではなくもっと高い価値を持ち、コレクターが高い値段でも購入します。
だからそれほど希少ではない時、つまりたくさん買取に出されて売られているようなときは、物の価値は下がるということです。
リシャール・ミルの場合は、どのモデルも限定数しか販売されていないし、すべてが高級素材を使っているうえ希少価値が高いので高額で取引されます。
それでも世界中が経済状況が悪い時に、リシャール・ミルを購入する人は多くはいないでしょう。
希少価値が高く、市場に出回る数が少なくても、経済状況が悪い時は売れる可能性が少ないので価値も下がり、買取価格も低くなるのです。
買取店は、時計そのものの価値だけでなく、今売れそうかそうでないかということも考慮して査定をします。
少しでも高く売りたいという時は、そのような世の中の流れを知ることが大切なのです。リシャール・ミルはもともと市場に出回る数は少ないのですが、需要の高さには左右されます。
リシャール・ミルトゥールビヨンM012も同じで、できるだけ高く売るためには、価格相場を把握して少しでも高い時に査定をしてもらうようにしましょう。
「もっと高くなるかも」と言って待ってばかりいたら、RM012も劣化をするし、いつリーマンショックやコロナのようなことが起こるかわからないので、自分が納得できる額になったときに売るのが一番良いタイミングと言えます。
リシャール・ミルトゥールビヨンRM012を少しでも高く売りたい
リシャール・ミルはどのモデルも人気があり、とても高価で買い取ってもらうことができますが、さらに高く、少しでも高く売るにはどうすればよいでしょうか。
まずは時計の状態を良くしておくということです。価値のあるブランド物なら、少々傷があっても部品が少し壊れていても買い取ってはもらえるのですが、そのあと再版する前に修理や掃除が必要です。
傷や壊れているところが無ければ、分解して同掃除をするオーバーホールだけで済むところ、部品を変えたり修理の必要があれば、その分の費用がかかってきます。そのため買取時にその分引かれて少し買取価格が安くなってしまうのです。
だからできるだけきれいな状態で、どこも壊れていない状態にしておくことが大切です。
再版された中古の時計を買う時、誰でも少しでもきれいなものを選ぶので、きれいで修理をした形跡がない方が確実に再版できます。だからきれいで傷や故障が無い方が高く見積もってもらうことができます。
次に付属品があれば一緒につけて出すということです。
時計本体だけより、説明書や保証書、購入時の時の箱などの付属品があるほうが、「本物」の証拠になり売れやすいので、買取価格が高くなります。
だからできるだけ購入時には、付属品を残しておくようにし買取に出すときに一緒に持って行くようにしましょう。
次に売ろうと思ったらすぐに売りに出すことです。
使わなくなったのに、売ろう売ろうと思いながらずっと引き出しにしまっておくのは、劣化や故障につながってしまいます。エアコンを使ったり湿気のある部屋の引き出しにしまっておくと、最悪カビが生えたり、金属部分が錆びたりすることもあるので、もう使わなくなって売ろうと思ったらすぐに売ることが大切です。
少しでも傷のない状態、故障のない状態で売るために、早めの対応をしましょう。
そして買取に出すときには、複数の店に査定を依頼することはとても重要です。同じ時計でも買取店によって査定額が異なります。それは鑑定する人の目が違うことや再版ルートの違い、自社に修理工房を持っているかどうかなど、買取店によって差があるからです。
自社に工房があるだけでも、オーバーホールの外注をしなくてよいので、その分高く買い取ってもらうことができるのです。
リシャール・ミルを売るために一括査定を利用しよう
リシャール・ミルトゥールRM012を買い取ってほしい時には、複数の買取店に査定依頼をして比較をすることが大切ですが、リシャール・ミルのような超高級な時計を適正に取り扱う店は限られています。
まず高級時計を専門に鑑定することができる鑑定士がいる店でないと、適正な価値を見出してもらうことができません。そのような店を複数店も探すこと自体難しいことです。
そこで一括査定を利用することをお勧めします。
一括査定なら、リシャール・ミルをしっかり鑑定してくれる鑑定士いて、買取経験が豊富な買取店を把握して紹介してくれます。リシャール・ミルに詳しい買取店なら、リシャール・ミルにいろいろなモデルがある中で、どのモデルが人気で需要が高いのか、トゥールビヨンRM012ならどの国のどんな人に人気があるのかということにも詳しいのですが、売る方はそのような買取店がどこにあるのかを知ることは難しいです。そのような時、リシャール・ミルに詳しい買取店を選んで紹介する一括査定はとても便利です。
また、優良と認識する買取店を紹介してくれるので信頼できます。一括査定サイトは多くの買取店と提携を結んでいますが、信用度の高い優秀な買取店と提携をしているはずです。信用度の低い買取店を紹介することはサイト自身の信用にも関わるので、安心できる買取店の中から選んでくれます。
一括査定サイトに申し込むと、指定した買取店から連絡があり、査定方法などの説明を受けることができるので、その通りにすれば簡単に査定額を知ることができます。
買取店によって査定額が異なるため、複数の買取店から査定額が出れば、その中で一番高い価値を見出してくれた買取店を選ぶことができるのです。
1店舗や2店舗だけの査定なら、後になって「もっと高く買い取ってもらえたのに」と後悔することがありますが、3店舗・4店舗と複数件の比較対象ができれば後悔せずに済みます。
さらに一括査定サイトなら、自宅の近くや郵送で査定が可能なところなど、遠方にまでわざわざ持って行かなくても大丈夫なところを紹介してもらうことも可能です。
査定額が高いということだけでなく、スタッフの対応や詳しい説明があるかどうかなど、比較する点があります。紹介された買取店とは査定まで、またはその後も連絡を取り合うことになります。その時にスタッフの対応などを知ることができるので、相性の良いスタッフのいる店を選ぶこともできるのです。
まとめ
リシャール・ミルトゥールビヨンRM012は、30個しか販売されなかったとても希少価値の高い時計です。
それでも売却を望むなら、きれいな状態にして付属品があればつけ、需要が高いタイミングを見てできるだけ早いうちの売却が勧められます。
そして複数店の査定額を比較するために、一括査定を利用するのもおすすめです。
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