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世界7大時計に選ばれる
超高級腕時計ブランド
といえば?
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「世界7大時計」と呼ばれる超高級時計ブランドをご存じでしょうか。世界7大時計といわれるのは、パテック フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、A.ランゲ&ゾーネ、ブレゲ、ブランパン、ロジェ・デュブイです。

それぞれのブランドが独自の伝統や歴史、技術を有しており、そのこだわりは時計愛好家を魅了し続けています。

この記事では、世界7大時計と呼ばれる超高級ブランドの歴史や特徴、代表的なモデルを紹介します。また、一般的に知られている腕時計ブランドも8つピックアップして紹介するので、参考にしてみてください。

世界7大時計に選ばれる
ブランドの魅力とは

世界7大時計は、高いデザイン性と品質を兼ね備えており、その圧倒的な価値の高さから世界中のセレブリティーに愛用されています。

ここでは、世界7大時計に選ばれるブランドの魅力について解説します。

価格・価値が高い

世界7大時計のアイテムは、極めて価格が高いことで知られています。圧倒的な価値を提供するアイコンであり、その腕時計を購入することには高いステータスや地位を示す意味もあるのです。

価格は、一般に数百万円から数千万円で、億を超える場合も珍しくありません。

高級腕時計は、単に時を刻む道具としてだけでなく、ステータスシンボルとして、または投資対象としても注目されています。希少性の高い高級腕時計は、年々その価値が高まっていく傾向があります。

ただし、投機目的での高級腕時計を購入したとしても、価値が急落するリスクもあります。そのため、購入前に専門家に相談するなど、適切な方法でリスクマネジメントを行なうことが大切です。

品質が高い

超高級腕時計の特徴の一つとして、極めて精度が高いことが挙げられます。世界7大時計の各ブランドは、長い年月をかけて独自の技術を磨き続け、非常に精密なムーブメントを開発しています。

このような高精度を実現するためには、熟練した職人の手作業による組み立てが欠かせません。膨大な手間をかけることで、信頼に足る品質を確保しているのです。

職人の手によって一つひとつ丁寧に組み立てられた腕時計は、非常に綿密な動きを実現し、長期間使用できる資産としても高く評価されています。

デザイン性が高い

デザイン性の高さも、世界7大時計のアイテムの魅力です。スイスの伝統的な機械式時計のデザインを受け継ぎつつ、モダンでスマートな意匠も多く採用されており、見る者に高級感と品格を与えます。

また、スポーツやラグジュアリーカーなどとのコラボレーションを頻繁に行なっており、スポーツの愛好家や車好きにも人気です。

ハリウッド映画やテレビ番組で芸能人が多く着用し、そのきらびやかなイメージもブランド価値の一部となっています。

【世界7大時計その1】
オーデマ・ピゲ

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「オーデマ・ピゲ」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

オーデマ・ピゲの歴史や特徴

オーデマ・ピゲは、1875年にスイスのル・ブラッシュという町で、ジュール=ルイ・オーデマと幼なじみのエドワール=オーギュスト・ピゲによって創業された時計ブランドです。

オーデマ・ピゲは、創業当初から精度と革新性にこだわり、数々の技術的偉業を成し遂げました。

1892年には、世界初のミニッツリピーター搭載の腕時計を製造したことで知られています。時計製作への情熱は消えることなく、そのこだわりは現在まで脈々と続いています。

オーデマ・ピゲの大きな特徴が、創業から現在まで、途切れることなく創業者一族の手によって経営されてきた点です。

時計業界でも多くのブランドが一時的に操業を止めたり、大手企業に買収されたりしています。そのなかで、オーデマ・ピゲは、創業当時の哲学をあくまでも掲げ、腕時計の小型化と薄型化に挑み続けているのです。

技術的な革新やデザイン変革にも積極的に取り組んでおり、常に新しいものを生み出しています。そのデザイン性やブランドイメージの評価は高く、高精度を求めるプロフェッショナルから愛用されています。

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オーデマ・ピゲの代表的な時計モデル

オーデマ・ピゲのなかでも代表的なモデルを、以下で3つ紹介します。

ロイヤルオーク

著名なデザイナーのジェラルド・ジェンダによってデザインされた、1972年発売の「ロイヤルオーク」は、オーデマ・ピゲを象徴するモデルです。

このモデルの特徴は、タペストリーのギョーシェ彫りが施されたダイアルと、ビスで留められた八角形のベゼルにあります。当時、超高級時計ブランドが、ステンレススチール製のスポーツウォッチを発表したことで、世界を驚かせました。

ラグやケースにエッジを効かせたデザインも、ロイヤルオークの特徴の一つです。スポーツウォッチとしては珍しく落ち着いたテイストで、ビジネスシーンでも人気があります。

不変の人気を誇るロイヤルオークは、現在もさまざまなバリエーションのモデルが発表されています。もともとの製造本数が少ないことに加えて人気が高く、入手困難な状況が続いているモデルです。

特に、ケース直径が39mmの「ロイヤルオーク・ジャンボ」などの人気モデルは、なかなか手に入らないといわれています。

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ミレネリー

1995年に登場したオーデマ・ピゲの「ミレネリー」は、美しい楕円形のケースを持つ腕時計です。そのデザインは特徴的で、ムーブメントのテンプと文字盤のバランスが優れており、立体的なデザインに個性が感じられます。

当初は、楕円形である以外に大きな特徴は備わっていませんでした。しかし、2006年のリニューアルにともない、大胆なアシンメトリーデザインがミレネリーの代名詞となりました。

機械式時計のギミックを存分に披露するデザインとなっており、多くの時計ファンを魅了しています。100年以上にわたるオーデマ・ピゲの長い歴史のなかでも、高い人気を誇るモデルの一つです。

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ジュール・オーデマ

オーデマ・ピゲのハイエンドライン「ジュール・オーデマ」は、創業者のジュール=ルイ・オーデマへのオマージュとして、展開されているコレクションです。

このコレクションには、クラシカルなドレスウォッチや、スポーティーなクロノグラフなど、いくつかのバリエーションがあります。

ダイアルデザインが豊富で、オーデマ・ピゲならではの複雑機構を搭載したモデルもあります。ロイヤルオークに比べれば、人気はあまり高くないかもしれませんが、数々の隠れた名品を誇る腕時計です。

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【世界7大時計その2】
パテック フィリップ

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「パテック フィリップ」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

パテック フィリップの歴史や特徴

パテック フィリップは、スイスの時計メーカーで、1839年にアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックが創設した会社が前身となっています。

その後、時計技師のジャン・アドリアン・フィリップが合流し、パテック フィリップとしての歴史が始まりました。高精度で高品質な時計の製造を志しており、時計自体のデザイン性も非常に高く評価されています。

スイスの伝統的なデザインを踏襲しながら、モダンでスマートな印象を与えるモデルも少なくありません。

パテック フィリップの特徴は、職人の手作業によって追求される精緻な構造です。パテック フィリップでは、厳しい品質基準を満たしたスイス時計しか取得できない、「ジュネーブシール」を超える「パテック フィリップシール」の基準を設けています

パテック フィリップの時計のあらゆる部品には、この基準が適用されており、熟練の職人が手作業でこれを組み立てているのです。

ティファニーとの関係も厚く、1933年、アメリカの銀行家ヘンリー・グレーブス・ジュニアは、ティファニーを通じて、当時としては世界一複雑で高度な腕時計をパテック フィリップにオーダーしました。

この時計は、「グレーブスウォッチ」と呼ばれ、2014年のオークションでは20億円を超える金額で落札されています。

また、2001年には「T150ティファニー 5150」という記念モデルが発売されています。

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パテック フィリップの
代表的な時計モデル

パテック フィリップのなかでも代表的なモデルを、6つ紹介します。

カラトラバ

「カラトラバ」は、発売から90年以上が経過した今も、絶大な人気を誇る定番モデルです。剣と十字架型の百合の花を合わせた模様「カラトラバ十字」は、パテック フィリップの伝統的なエンブレムとなっています。

1932年に発表された初代カラトラバ Ref.96、通称「クンロク」は、バウハウスの哲学に大きく影響を受けています。視認性の高いバーインデックスや菱形のドフィーヌ針などは、すべて完璧なバランスで造形されており、カラトラバが「世界の丸型時計の規範」と評されるようになったのです。

型番に「96」が入ったモデルは、初代カラトラバのデザインを踏襲しており、マニアからも高い支持を得ています。

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アクアノート

1997年に登場した「アクアノート」は、「スポーツとエレガンスの融合」をテーマにしています。このモデルの特徴は、凹凸のある格子状のダイアルと、ゆるやかなカーブを描いた八角形のケースです。

基本モデルの防水性は120mであり、ダイバーズウォッチとしてはそれほど高くありませんが、このクラスの高級腕時計としては、実用性があります。

最高の強度と紫外線への抵抗力を誇る、ハイテクコンポジット素材を使った「トロピカルバンド」も特徴的です。革以外のバンドでありながら高級感があり、ビジネスシーンに適したスマートさを兼ね備えています。

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ノーチラス

1976年誕生の「ノーチラス」は、パテック フィリップ初のスポーツウォッチです。オーデマ・ピゲのロイヤルオークと同じく、ジェラルド・ジェンダがデザインを手がけました

国内で人気が高いカラトラバよりも、世界的にはノーチラスのほうが知名度や人気が高いといわれています。

ゆるやかなカーブを描く八角形のフォルムが特徴的で、洗練されたクラシカルな印象を与えます。ケースサイドにある「耳」と呼ばれる突起は、ケースの堅牢性や防水性を高める役割を果たすだけでなく、重要なデザインアイデンティティーの一つです。

スポーティーテイストとエレガンスを大切にしており、フォーマルシーンでも見劣りしない高級感を備えています。基本のデイト表示の3針モデルは、ケース厚が8.62mmで、スタイリッシュに装着できます。

金無垢のモデルは、傷が気になることがありますが、ノーチラスは頑丈なオールステンレスでほとんど傷が付きません。

基本の3針からパテック フィリップのお家芸であるコンプリケーションまで、スポーツウォッチの枠に収まらない多彩なラインナップがそろっています。

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ゴンドーロ

1993年に発表された「ゴンドーロ」は、レクタンギュラーやトノーなど、ラウンド以外のケースがラインナップされたコレクション。20世紀初頭に流行した、アールデコ様式と現代的な美を融合したデザインがその特徴です。

このシリーズ名は、ブラジルの著名なパテック フィリップ販売店「ゴンドーロ&ラブリオ社」に由来しています。1872年から1927年にかけて、同社向けに製作された特別なモデルへのオマージュとなっているのです。

どのモデルも優美な曲線やこだわりのあるデザインを持っており、一流デザイナー渾身の最高峰ウォッチといえます。

ゴールデン・エリプスコレクション

「ゴールデン・エリプス」は、円と長方形を融合させたエリプス(楕円形)のケースがアイコンの時計です。1968年に発表されたこのタイムピースは、伝統から大きくかけ離れた独創的なデザインで、当時は世間を驚かせました。

ゴールデン・エリプスのプロポーションは、「1:1.6181」の黄金比によって規定されています。この比率は、ギリシャの数学者が発見した「神聖なる比率」といわれており、建築や絵画の歴史的な作品のなかに多く発見されています。

グランド・コンプリケーションコレクション

「グランド・コンプリケーション」は、時計製作の最高峰を目標に、技術と芸術性を融合させた、パテック フィリップの到達点といえるコレクションです。

時計愛好家だけでなく、コレクターや投資家からも高い評価を受けており、長く愛用されています。

グランド・コンプリケーションの複雑で精密な機構を実現するには、高度な技術が必要です。パテック フィリップは、多彩なコンプリケーテッド・ウォッチを発表しており、その製造は非常に困難です。

パテック フィリップが1989年に発表したキャリバー89は、「世界最高峰の複雑性を備えた時計」という評価を確立しています。

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【世界7大時計その3】
ヴァシュロン・コンスタンタン

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「ヴァシュロン・コンスタンタン」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

ヴァシュロン・コンスタンタンの
歴史や特徴

「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、1755年にジャン=マルク・ヴァシュロンによってスイスで設立された腕時計ブランドです。

260年を超える歴史のなかで、創業者の意志は息子のアブラアン、孫のジャックへと受け継がれていきました。その後、実業家のフランソワ・コンスタンタンが合流し、1819年にヴァシュロン・コンスタンタンとしての歴史が始まりました。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、創業当初から精度の高い腕時計を生産しており、そのこだわりは現在も続いています。また、特徴として、ダイアルやリュウズに配された、メゾンの誇りを表すマルタ十字が挙げられます。

製造される腕時計には、複雑な機能が搭載されており、世界7大時計のなかでも秀でた機能性の高さがヴァシュロン・コンスタンタンの魅力です。モデルごとに異なる幅広いデザイン性も、高く評価されています。

ここまで紹介した「オーデマ・ピゲ」「パテック フィリップ」「ヴァシュロン・コンスタンタン」は世界3大時計ブランドに数えられ、その圧倒的な価値の高さから「雲上ブランド」とも呼ばれています。

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ヴァシュロン・コンスタンタンの
代表的な時計モデル

ヴァシュロン・コンスタンタンのなかでも代表的なモデルを、6つ紹介します。

トラディショナル

ヴァシュロン・コンスタンタンの「トラディショナル」は、18世紀から受け継がれている卓越した時計製造の伝統を鮮やかに表現したコレクションです。

厳しい基準と長い歴史を礎に、高度な技巧を駆使して製造されており、傑出した統計製造技術を象徴しています。

トラディショナルコレクションは、極めてシンプルなものから最も複雑なものまで、幅広いラインナップが特徴です。いずれも世代を超えて継承されるクラフトマンシップのもとに製作されており、気品を漂っています。

オーヴァーシーズ

1996年に登場した「オーヴァーシーズ」は、ヴァシュロン・コンスタンタン初のオールステンレスのスポーツモデルで、大人のスポーツウォッチとして人気を集めています。

流れるようなラインを描くケースや、エッジが際立つラグやブレスレット、マルタ十字のモチーフを模したベゼルが特徴的です。堅牢でありながら、スタイリッシュで高級感のあるデザインが広く支持されています。

パトリモニー

2004年に発表された「パトリモニー」は、クラシカルなデザインが特徴的です。このコレクションには、伝統的な技法が反映されており、カーブと直線が美しく調和しています。

1950年代のヴァシュロン・コンスタンタンのモデルに着想を得たスリムなケースが魅力的で、徹底したミニマリズムが、洗練された雰囲気を漂わせています。

フィフティーシックス

1956年に発表された、ヴァシュロン・コンスタンタンのアイコニックなモデルが、「フィフティーシックス」です。親しみやすくエレガントで、モダンな印象を与えるデザインは、「コスモポリタンスタイル」という言葉をよく表しています。

このコレクションでは、クラシックな文字盤と大胆なデザインのケースのコントラストによって個性を表現。ケースデザインは、マルタ十字のロゴからインスピレーションを得ています。また、オープンワークのローターでもマルタ十字を表現しています。

エジェリー

「エジェリー」は、女性的なイメージに着想を得た、ヴァシュロン・コンスタンタンのレディースコレクションです。

文字盤ではシルクのようなドレープを中央に、流れるような形の数字を周囲に配して、女性らしいエレガンスを表現しています。大胆かつ繊細なタッチのデザインから、卓越した技術と美を兼ね備えたオートクチュールの世界が感じられるでしょう。

ヒストリーク

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年以来、数々の創造的な時計を世に送り出してきました。その創造性を称えるコレクションが、「ヒストリーク」です。このコレクションでは、メゾンがこれまでに発表してきたタイムピースを現代風にアレンジしています。

例えば、「ヒストリーク・アメリカン1921」は、1921年にアメリカ向けに発売されたモデルの再解釈です。斜めに時刻を読み取れる文字盤が最大の特徴で、ファッショナブルで独創的なデザインが楽しめます。

洗練された精密な技術と大胆な美を融合させた、最高級モデルの一つといえるでしょう。

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【世界7大時計その4】
A.ランゲ&ゾーネ

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「A.ランゲ&ゾーネ」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

A.ランゲ&ゾーネの歴史や特徴

A.ランゲ&ゾーネは、1845年に設立されたドイツの腕時計ブランドです。スイスに拠点を置く時計ブランドが主流のなか、A.ランゲ&ゾーネは、元祖ドイツ時計として世界的な地位を築いています

1900年のパリ万国博覧会で、トゥールビヨン搭載の懐中時計を出品して名声を博すなど、設立後も順調に評判を高めていきました。しかし、第二次世界大戦後の1948年、東ドイツに接収される形でブランドは一時消滅してしまいます。

1989年のベルリンの壁崩壊を受け、1990年にブランド復活を果たしました。復活後は、IWCの協力を得て、高精度かつ高品質な腕時計の製造に注力しています。

新たなモデルには新たなムーブメントを搭載するなど、徹底したマニュファクチュール体制を構築しました。

A.ランゲ&ゾーネは、高精度の腕時計生産に注力するだけでなく、そのデザイン性においても高い評価を受けています。グラスヒュッテ工芸の伝統に根差したデザインに、最新のトレンドを反映させ、時代を超越しても色褪せないスタイルを確立しているのです。

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A.ランゲ&ゾーネの代表的な時計モデル

A.ランゲ&ゾーネのなかでも代表的なモデルを、4つ紹介します。

ランゲ1

「ランゲ1」は、1994年に発表されたA.ランゲ&ゾーネのフラグシップコレクションで、これまでに数多くのラインナップが発売されています。このコレクションはブランドの復活劇を記念するものであり、またA.ランゲ&ゾーネの本質を体現したものです。

ランゲ1の最大の特徴は、端正でありながら独創的なダイアルデザインです。アウトサイズデイト表示の寸法も、黄金分割比に従った均整のとれた構成になっています。

42年におよぶ休眠期間を感じさせない斬新なデザインで、A.ランゲ&ゾーネの復活を世界に印象付けました。

ランゲ1は、自社一貫の手作業で製造されており、マイスター時計技師たちの情熱とこだわりが詰まった工芸品です。

ツァイトヴェルク

2009年発売の「ツァイトヴェルク」は、時と分を瞬間的に切り替えて表示するデジタル表示方式を採用した、世界初の機械式腕時計です。その革新的かつ独創的なコンセプトは、多くの時計愛好家を魅了しています。

ダイアルのタイムブリッジはムーブメントの一部で、すべての時刻表示を1ヵ所に集約させる役割を果たしています。時と分が数字で表示される表示領域は、左右に配置されており、数字が大きくて見やすいデザインです。

この考え抜かれたデジタル表示方式によって、ツァイトヴェルクは針で時刻を表示する従来の機械式時計とは一線を画しています。

2010年には、発光塗料を採用したモデル「ルミナス」も登場し、暗闇でも視認性が確保されました。

ダトグラフ

1999年に登場した「ダトグラフ」は、A.ランゲ&ゾーネの技術の粋を結集させた高精度な機械式クロノグラフです。

ダイアルでは、12時位置のアウトサイズデイトとスモールセコンド、ミニッツカウンターがデルタを構成しており、その知的なプロポーションが見る人を魅了します。

ほかのモデルと同じように、高品質な手巻きムーブメントが搭載されており、最高の精度を実現しています。

スポーティーでありながらエレガンスな風格を漂わせる、世界最高のクロノグラフの一つです。

サクソニア

「サクソニア」は、A.ランゲ&ゾーネのフラグシップコレクションであるランゲ1とともに1994年に発表されました。シンプルで控えめな気品が魅力で、無駄の一切を省いたデザインが腕時計の本質を体現しています。

数あるラインナップのなかでも、ほとんど装飾性を排した「サクソニア・フラッハ」はブランド史上最高の薄さを誇っています。一見地味なデザインですが、サクソニアこそA.ランゲ&ゾーネが到達した設計上の最適解だといえるでしょう。

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【世界7大時計その5】
ブレゲ

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「ブレゲ」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

ブレゲの歴史や特徴

ブレゲは、フランス生まれの天才時計技師、アブラアム=ルイ・ブレゲが1775年に設立したブランドです。

ブレゲは自動巻き機構をはじめ、パーペチュアルカレンダーやミニッツリピーター、トゥールビヨンといった数々の複雑機構を発明し、時計業界を大きく進歩させました。

ブレゲの発明した技術は、現在の腕時計の礎となっており、多くのブランドやモデルに影響を与えています

顧客には歴史上の人物も多く、その一人がフランス王妃のマリー・アントワネットです。

ブレゲの時計に魅了されたマリー・アントワネットは、複雑機構のすべてを盛り込んだ時計の製造をオーダーします。これが「No.160」と呼ばれる伝説のモデル誕生のきっかけとなりました。

ブレゲは、高貴で美しい装飾の時計を製造することでも知られており、ケースサイドのコインエッジ装飾やダイアルのギョーシェ彫りは、一級品の美しさを誇っています。

また、スポーツモデルは、タフネスや精緻な構造で圧倒的な評価を得ており、数多くの傑作があります。

手作業で製造されるブレゲの腕時計は、すべて手作業のため生産本数が少なく、入手するのが極めて困難です。

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ブレゲの代表的な時計モデル

ブレゲのなかでも代表的なモデルを、3つ紹介します。

アエロナバル

1995年発売の「アエロナバル」は、1950年代にフランス軍から発注を受けて製作された「タイプXX」が原型のモデルです。もともと航空部隊のパイロットのために開発されたこともあり、航空や海洋をテーマにしたデザインが特徴となっています。

高品質な手巻きムーブメント搭載で精度は極めて高く、100mの防水性能を持つため、ダイバーズウォッチとしても人気です。

ダイアルを彩るクロノグラフには、フライバック機能が備わっており、指針も独特でフラットな形状です。革バンドもメタルバンドもなじむバランスの良いデザインなので、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい魅力があります。

職人が美しく仕上げたコインエッジなど、ディテールにもこだわったアエロナバルは、ミリタリーウォッチでありながら誰でも親しめるモデルだといえます。

マリーン

1990年に登場した「マリーン」は、海をテーマにしたデザインが特徴のラグジュアリースポーツウォッチです。創業者がフランス海軍のマリン・クロノメーターを製造していたバックグラウンドをヒントにして生まれました。

頑丈なケースやプロテクター付きリュウズの無骨な印象と対照的に、スタイリッシュなコインエッジ装飾とダイアルのギョーシェ彫りが大きな特徴です。

100m防水なので日常使いにも適しており、スーツにもカジュアルな服装でも合わせやすいデザインとなっています。

クロノグラフやGMTといった機能が搭載されたモデルもリリースされており、使用素材も豊富なので、好みのものを探してみるとよいでしょう。

クラシック

ブレゲの「クラシック」シリーズは、シンプルで古典的なデザインを特徴としています。優雅な雰囲気を漂わせつつ、30m防水で日常使いにも適した機能性の高さが魅力です。

クラシックには多くのモデルが発売されており、それぞれに異なるデザインや機能が備わっています。どのモデルにもブレゲらしい意匠が凝らされています。

特にわかりやすいのが、ブレゲ針です。ブレゲ針とは、先端が月のような形をした針のことで、1783年に創業者が開発して以来、ブレゲの代名詞として数々のコレクションに使われてきました。

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【世界7大時計その6】
ブランパン

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「ブランパン」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

ブランパンの歴史や特徴

ブランパンは、スイスのジュラ地方にあるヴィルレという村で、1735年に創業された高級時計ブランドです。創業者は、ジャン=ジャック・ブランパンで、現存する世界最古の機械式時計ブランドといわれています

200年近く続いた家族経営のなかで、ブランパンは自動巻きモデルの製品化などで着実に名を上げていきます。

1970年代のクォーツショックで一時は窮地に陥りましたが、1980年代に、複雑機構を搭載したモデル「シックス・マスターピース」を打ち出し、見事に復活を果たしました。

ブランパンは、独自のデザインや品質にこだわっており、「製造するのは機械式時計のみで、さらにラウンドフォルムしか採用しない」ことでも知られています。

ブランパンのこだわりは非常に強く、極めて精密なムーブメントも自社で開発しています。機械式時計の品質や技術では、世界を代表するブランドの一つです。

近年では、クラシカルラインやコンプリケーションを搭載したモデル、超ハイスペックのスポーツウォッチなども展開しています。

ブランパンの買取実績

ブランパンの代表的な時計モデル

ブランパンのなかでも代表的なモデルを、5つ紹介します。

レマン

本社のある、スイス・ジュラル地方のレマン湖に由来する名を持つ「レマン」は、クラシカルな風格を漂わせるブランパンのラグジュアリーラインです。優美かつシンプルなデザインで、オーソドックスなラウンドケースが特徴です。

ベゼルには、古典的なダブルステップのデザインを採用していますが、モダンなダイアルデザインやストラップには遊び心が感じられます。

また、このシリーズには高度な技術がつぎ込まれており、アラーム機構やGMTといった機能を備えたモデルも用意されています。名作といわれる1994年誕生の「2100シリーズ」は、エレガントなスポーツモデルとして新しいスタイルを提示しました。

フィフティ ファゾムス

「フィフティ ファゾムス」コレクションでは、1953年の発売時から、ブランパンが抱き続ける海洋への純粋な情熱をそのデザインや機能で表現しています。

その伝説的なオリジナルモデルが高く評価されている、モダンダイバーズウォッチの原型といえるシリーズです。

「ファゾムス」とは古い長さの単位で、50ファゾムスは約91mを意味しています。発売当時のダイバーが潜れる最も深い水深をその名に冠することで、最高峰の耐久性をアピールしていました。

現在のフィフティ ファゾムスは、当初の性能を大きく上回る300m防水を誇っています。

ブランパンは、フィフティ ファゾムスというダイバーズウォッチを代表するモデルを有するブランドとして、海への情熱と探検精神を大切にしています。

そのため、科学者や水中写真家、ダイバーなどの海を愛する人たちを支援し、海洋の素晴らしさを伝え、海洋資源の保護に貢献しているのです。

エアコマンド

「エアコマンド」は、1950年代のアメリカ空軍との結びつきを再現するために、ヴィンテージスタイルと最新技術を組み合わせたコレクションです。

このコレクションでは、当時最も人気のあった軍用クロノグラフとして有名な先駆モデルを踏襲しています。フライバック機能搭載のクロノグラフやカウントダウンベゼルなどの機能が採用されており、洗練されたデザインと機能性が楽しめます。

ヴィルレ

「ヴィルレ」コレクションは、ブランパンの発祥の地をその名に持つ、最もクラシックなコレクションです。約300年の伝統を継承しつつ、再解釈を加えることで現代性をもたらす努力も忘れていません。

純粋なシルエットや視認性の高いダイアル、ダブルステップ・ベゼルのスレンダーなケースがブランパンのルーツと美意識を表現しています。

ヴィルレのムーブメントには、最新の技術が詰め込まれており、ムーンフェイズ機能やカレンダー操作保護機能など、その価値を高める工夫が数多く施されています。

L-エボリューション

「L-エボリューション」コレクションは、ブランパンの躍動的でアバンギャルドなエッセンスを体現したコレクションです。

L-エボリューションでまず目を引くのが、ダイアルの左右に大胆に配されたローマ数字の3と9です。アラビア数字採用のモデルでは、3と6、3と9、9と12といったように、数字の組み合わせにいくつかのバリエーションがあります。

無骨で未来的なデザインに、ブランパンの新しい姿勢が垣間見えるでしょう。

このコレクションでは、最先端の技術と伝統的な技術を融合させた革新的なムーブメントが高く評価されています。モデルごとに、月表示やデイト表示、GMTといった機能が搭載されており、トゥールビヨン搭載のモデルは1,000万円超の価格で取引されています。

ブランパンの買取実績

【世界7大時計その7】
ロジェ・デュブイ

ここからは、世界7大時計の一つに数えられる「ロジェ・デュブイ」の歴史や特徴、代表的な時計モデルを紹介します。

ロジェ・デュブイの歴史や特徴

ロジェ・デュブイは、1995年創業の比較的新しい高級時計ブランドです。創業者であるロジェ・デュブイは、若くしてパテック フィリップの技術者を務め、共同創業者のカルロス・ディアスは、高級ファッションメーカーを経営していました。

ロジェ・デュブイには、唯一無二の世界観があり、インパクトの強い独創的な腕時計を多数展開しています。特に、スポーツウォッチの分野では成長が著しく、スポーティーテイストを重視することで知られています。

すべての時計でジュネーブシールを取得しているだけでなく、創業から10年程度で自社開発のムーブメントを使い始めた実力派ブランドです。

現在は、リシュモングループの傘下に入り、資本の充実によってコストパフォーマンスや品質を向上させるのに成功しています。

ロジェ・デュブイでは、「プレイヤー(社交)」「ウォリアー(戦士)」「ベンチャラー(冒険者)」「ディーバ(歌姫)」の4つの世界観を掲げています。

そして、各世界観に対応する「モネガスク」「エクスカリバー」「パルジョン」「ベルベット」のコレクションを展開し、独自の表現を追求しているのです。

ロジェ・デュブイの買取実績

ロジェ・デュブイの代表的な時計モデル

ロジェ・デュブイのなかでも代表的なモデルを、3つ紹介します。

エクスカリバー

「エクスカリバー」は、アーサー王の逸話に登場する剣の名前です。剣には魔法の力が宿っており、イングランド王の象徴とされていました。ロジェ・デュブイの「エクスカリバー」は、その名にふさわしい最高峰の技術力で製造されています。

風防には、スリムで軽量なデザインを採用しており、ダイアルの指針や星型のブリッジもそれに沿った形状をしています。「未来を創り出す」というブランドの理念を体現する、独創的なデザインも魅力的です。

スパイダー

レーシングスポーツをモチーフにした「エクスカリバー スパイダー」は、「人生の最速トラックを生きる人々へ」と題されたシリーズです。

各モデルのデザインは、さまざまなスーパーカーからインスピレーションを得ており、鋭角でソリッドなデザインがレーシングを想起させます。

また、モータースポーツで実際に使われたタイヤのラバーをストラップに採用するなど、リアリティへのこだわりも魅力の一つです。

ハイパーウォッチ

「ハイパーウォッチ」は、ロジェ・デュブイ愛好家をターゲットにしたコレクターズシリーズです。文字盤のデザインは極めて独特で、その名のとおりハイパーな存在感を漂わせています。

ミニッツリピーターやトゥールビヨンといった、複雑機構を搭載した革新的なメカニズムは、多くの時計愛好家を魅了しています。

ロジェ・デュブイの買取実績

世界的に有名な時計ブランド・
高級腕時計はほかにもある

世界7大時計以外にも、世界的に有名な時計ブランドは数多くあります。上記の超高級腕時計に比べて、日常で目にする機会も多いのではないでしょうか。

ここからは、一般的に知名度の高い時計ブランドを8つ紹介します。

ロレックス

実業家のハンス・ウイルスドルフが、1905年にロンドンで創業した「ロレックス」は、世界で最も有名な高級時計ブランドの一つです。

高精度で高品質、クラシカルでエレガントなデザインの腕時計を製造し、世界中に多くのファンを抱えています。スポーツ業界やエンターテインメント業界でも人気が高く、多くの芸能人が愛用していることでも知られています。

ロレックスは、コレクションごとに異なるデザインや機能を提供しており、例えば「デイデイト」はビジネスシーンでの使用を想定したモデルです。また、「コスモグラフ デイトナ」は、スポーツやアウトドアなどでの使用に適しています。

また、ロレックスのラインナップの一つである、ダイバーズウォッチ「サブマリーナー」は、深海でも使用できる高い耐久性を誇っています。プロフェッショナルにふさわしい洗練されたデザインもその特徴です。

ロレックスは、品質に見合った価格設定で、数百万円のモデルも少なくありません。その分ブランド価値も高く、ロレックスを身に着けると自分自身のステータスも高められます。

なお、ロレックスが提供するサービスも充実しているのが魅力です。

腕時計を購入した顧客は、必要に応じて点検と修理のサービスを受けられます。オーバーホールのあとは、24時間にわたるムーブメントの性能チェックなどが行なわれ、万全の状態で顧客に返却されます。

サービスが長期間使用できる点も、ロレックスの人気の秘訣です。

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カルティエ

「カルティエ」は、宝飾師のルイ=フランソワ・カルティエが1847年に創業した、フランスのラグジュアリーブランドです。

世界5大ジュエラーの一つに数えられていますが、宝飾品だけでなく、時計、筆記具、香水、革製品など、幅広いアイテムを手がけています。

初めてカルティエから腕時計が発売されたのは、1888年のこと。その後、3代目のルイ・カルティエが時計製造に尽力し、腕時計ブランドとしてのカルティエの地位を大幅に引き上げました。

カルティエの腕時計の特徴は、一目でカルティエとわかる個性的なデザインです。ケースの形に合わせてデフォルメされたローマ数字のインデックスや、ジュエラーとしての誇りを感じさせる美しいリュウズなど、カルティエの哲学が随所に感じられます。

カルティエを代表するモデルは、第一次世界大戦で使われた戦車がモチーフとなっている「タンク」です。戦車の平面図からインスピレーションを得た、レクタンギュラーケースを採用しており、ストラップの幅が風防ガラスと同じである点も独特です。

登場から100年以上経た今も、カルティエらしさを体現するタンクは、世界中のファッショニスタに愛されています。

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オメガ

「オメガ」は、スイスの時計メーカーで、1848年に時計職人のルイ・ブランによって設立されました。

初期の頃から、高精度な時計にこだわっていたオメガは、1892年、オーデマ・ピゲと時を同じくしてミニッツリピーター搭載の腕時計を製造しました。1894年には、極めて精度の高いムーブメント「オメガ」を開発し、その世界的な成功にあやかって社名を「オメガ」に変更した経緯があります。

オメガは精度の高さだけでなく、そのデザイン性も高い評価を受けています。スタイルを重視する人や、ファッションに敏感な人にも支持されているブランドです。

また、スポーツ界のタイム計測でも広く使用されています。1932年以来、数々のオリンピックのタイムキーパーを務めてきた伝統が、現在のオメガのブランド価値につながっています。

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セイコー

日本を代表する腕時計メーカー「セイコー」のルーツは、1881年創業の「服部時計店」です。

創業者は服部金太郎で、1892年に時計製造工場「精工舎」を設立したことで時計作りの歴史が始まります。現在は、東京に本社を置き、世界各地に店舗や取扱店を抱えており、世界的な知名度を誇る腕時計ブランドの一つです。

1913年、懐中時計が主流だった時代に、セイコーは国産初の腕時計「ローレル」の製造を開始しました。1956年になると、海外に一足遅れて国産初の自動巻き腕時計「オートマチック」を発売します。また、国産初のクロノグラフやダイバーズウォッチを生み出したのもセイコーです。

このように、セイコーは、創業当初から日本の腕時計業界を牽引してきました。現在は、日本独自の美意識を追求する「グランドセイコー」や、エレガントなデザインで人を魅了する「クレドール」など、さまざまなラインナップを抱えています。

セイコーは、世界初のクォーツ腕時計を発表したことでも知られています。クォーツ腕時計の歴史において、重要な役割を果たしただけでなく、世界初のデジタル腕時計を発表したのもまたセイコーです。

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カシオ

カシオ」は、1946年に創業された電算機器メーカーです。創業者の樫尾忠雄は、1917年に高知県で生まれました。当時の日本では近代化とともに工業化が進んでおり、創業者も優れた技術を持つ工業技術者として活躍していました。

カシオの設立当初、電動計算機などの製造を行なっていましたが、その後もさまざまな分野で事業を展開しています。

カシオが初めて腕時計を発売したのは、1974年のこと。「カシオトロン QW02」はクォーツ式のデジタル時計で、日付修正の手間がかからないオートカレンダー機能を世界で初めて搭載していました。その後、1983年に耐衝撃性に優れた「G-SHOCK」を発売して、腕時計業界に革新をもたらします。

カシオの時計プロダクトのラインナップとして、「ガルフマスター」が挙げられます。G-SHOCKシリーズの一角で、海上での使用を想定して、方位・気圧・温度計測機能が搭載されているのが特徴です。

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アップル

「アップル」は、1976年に設立されたアメリカのテクノロジー企業です。2015年に、スマートウォッチの「Apple Watch」をリリースしており、腕時計メーカーとしても世界から注目を集めています。

スマートウォッチとは、通常の腕時計にスマートフォンの機能を搭載したデバイスのこと。「Apple Watch」には、アップル社が開発したOSが搭載されており、スマートフォンとの連携により、さまざまな機能を使用できます。

Apple Watchの代表的な機能としては、通話やメッセージング、音楽再生などが挙げられます。また、健康管理やフィットネスにも対応しており、歩数や運動量の計測も可能です。

Apple Watchは、デザインも多彩で、幅広いカラーが選べ、バンドなどのマテリアルも提供しています。「Apple Pay」というモバイル決済サービスにも対応しており、クレジットカードなどを持たずに買い物ができるようになっています。

プラダ

「プラダ」は、1913年に創業されたイタリアのファッションブランドです。本社は、イタリアのミラノにあり、高級感のあるデザインと品質の高さが世界中で愛されています。

創業者はマリオ・プラダで、当初は、高価なバッグやトラベルアクセサリーなどの販売を行なっていました。プラダのアイテムは評判を呼び、1919年にはイタリア王室御用達に指名されています。

その後、一時は倒産寸前まで追い込まれたものの、1978年に跡を継いだ創業者の孫ミウッチャ・プラダの手腕によって息を吹き返しました。

現在では、ファッションやアクセサリー、香水、時計など、さまざまなジャンルのプロダクトを展開しています。2002年~2003年には、IWC社とのコラボレーションで、プラダは限定モデルの腕時計を発売しました。

また、イタリアを代表する腕時計ブランド、「パネライ」とのコラボモデルも発表しています。ストラップには、プラダを象徴する素材のナイロンを使っており、シンプルで見やすいダイアルのデザインが特徴的です。

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ブライトリング

「ブライトリング」は、1884年に時計技師のレオン・ブライトリングによって設立されたスイスの時計ブランドです。創業当初から、クロノグラフとタイマーの開発に注力しており、この分野でいくつもの特許を取得しています。

ブライトリングでは、文字盤の視認性が高いパイロットウォッチがとりわけ人気です。航空業界や軍事業界で広く使われており、その耐久性や信頼性も高く評価されています。

ブライトリングのモデルとしては、伝統的なエレガンスを体現する「プレミエ」や、航空用計器を模したクロノグラフ「ナビタイマー」などが有名です。その他、1942年に初登場し、1984年に万能スポーツウォッチとして復刻された「クロノマット」も人気があります。

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世界7大時計や
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「おたからや」は、全国出店数No.1の買取専門店です。経験豊富なプロが丁寧に査定を行なっており、世界7大時計の高価買取実績も多数あります。買取方法も、店頭買取と出張買取のいずれかが選べ、どちらも手数料は無料なのが魅力です。

また、買い取りに特化することで販売コストを抑えており、成約した場合は即日現金払いである点も人気の理由となっています。

「おたからや」では、有名ブランド以外の腕時計も幅広く取り扱っています。高級腕時計の売却を検討している方は、「おたからや」の無料査定をぜひご利用ください。

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まとめ

世界7大時計とは、スイスの高級時計ブランドである「パテック フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、A.ランゲ&ゾーネ、ブレゲ、ブランパン、ロジェ・デュブイ」の7つのブランドのことです。

これらのブランドは、いずれも長い歴史と伝統を持ち、卓越した技術と精巧なデザインで知られています。特に、トゥールビヨンなどの複雑機構を搭載したモデルは人気が高く、世界中の富裕層やセレブリティーから愛されています。

なかには、投機目的での取引も行なわれており、入手するには手間と時間、そして費用がかかるのが特徴です。

世界7大時計の売却を検討している場合は、プロの査定士がいる買取専門店に相談し、適正価格で買い取ってもらうことをおすすめします。

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