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    巻き方によってチョーカーや
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ツイリースカーフは
巻き方によってチョーカーや
バッグのアクセサリー
になります

エルメスと言えばケリーやバーキンは外せません。伝統を継承する製品であり人気もトップクラスのバッグです。牛革からアリゲーターまで様々な素材があり、さらにユーザーが自分のカラーを入れることでお気に入り具合はワンランク上昇します。例えばバッグの持ち手にエルメスのスカーフを巻けば、自分だけのお気に入りのカスタムの完成です。

バーキンとケリーの特別モデル

バーキンやケリーのバッグはエルメスを代表する逸品であり、エルメスのバッグの祖と呼ばれているオータクロアの伝統を引き継ぐフラッグシップモデルでもあります。特徴のあるフラップのデザインと、フラップを留めながらバッグの補強をするクロアのベルト、旅行バッグとして防犯を目的にしていた錠前のカデナは、エルメスのバッグのアイコンであり機能する装備でもあるのです。
このカデナやクロアのデザインは単独で存在することもあり、レザーベルトやリストバンド、ネックレスのデザインにも使われております。さらに金具にはイニシャルのHロゴマークが入り、特徴的なオレンジのボックスにパッケージされれば正に憧れの対象になるのです。
現在このケリーとバーキンは最もシンプルで標準的なレザーを使ったモデルで、横幅30センチの大きさで定価は約100万円強のプライスになります。世界中のタンナーから最もランクの高いレザーを取り寄せて、厚みが均一で丈夫な背中部分の素材のみを使用していることもあり、さらに熟練の職人が手間暇を惜しまずに20時間以上の作業をして完成する芸術品と考えると決して高額ではありません。
素材によっては5倍から10倍程度の価格になり、クロコダイルレザーの特別なモデルであるヒマラヤは1000万円超の価格が設定されていると言われている、幻の製品になります。無染色で形と色の整ったクロコダイルレザーがある時にのみ製造を行い、この特殊なモデルを作れる職人はエルメスのアトリエでも数人しかおりません。とても繊細な製品になります。
エキゾチックレザーは見た目のゴージャスさだけではなく、軽量で耐久性も高く、メンテナンス次第で牛革よりも長く使えると言われているのが特徴です。憧れのバーキンやケリーの中でもクロコダイルを使ったモデルは更に希少価値があります。その中でも最高峰なのがヒマラヤバーキンやヒマラヤケリーと呼ばれている、ニロティカスクロコダイル素材の特殊なバッグなのです。

エルメスのスカーフの生誕

エルメスは馬具のメーカーとして小さな工房から始まり、1867年にパリ国際万国博覧会で銀賞を受賞し名声を高めました。馬車から自動車時代に変化した時代にも素早く対応し、ラゲッジバッグを主体とするビジネスへチェンジすることが出来ました。
三代目エミール・モーリス・エルメスはアイデアマンとして知られており、事業の多角化に邁進したのです。その結果世界初のファスナー付きのバッグブガッティモデル、後のボリードを開発し、1927年には外注事業としてエルメス第一号の時計を発表しスカーフの取り扱いも始めました。更に10年後には自社生産でスカーフを製作出来るように社内体制を整え、記念すべき一号作品「オムニバスゲームと白い貴婦人」のスカーフを発売して好評で迎えられたのです。
同時期には香水事業への参入と、後にケリーと呼ばれることになるサック・ア・クロアを開発発表します。三代目エミール・モーリス・エルメス時代は、後のエルメスを占う意味でも絶対に欠かすことが出来ない数々の事業をスタートさせたことが特徴です。中興の祖としての輝かしい実績が三代目エミール・モーリス・エルメスにはあります。
スカーフ事業はバッグの製作と同じ意味合いでとても手間がかかる事業でした。図案の作成から版下の準備を経て最終工程のシルクスクリーンを完成させるのは、長いもので約2年の歳月が必要になります。シルクスクリーンは手間のかかる染色方法で色の数だけ製版が必要になるのです。複雑で多彩なプリントを行うのには、慎重な作業と乾燥時間を計算してハンドメイドで仕上げなくてはいけません。だからこそ美しいエルメスのスカーフが出来上がるのです。
四代目社長のロベール・デュマ・エルメスは、エミール・モーリス・エルメスから事業を引き継ぎ着実に成長路線への軌道に乗せていきました。衣服や旅行用品などにも進出し、香水やシルバーアクセサリーなどにも力を入れて多角化を盤石なものに変えていったのです。

エルメスのスカーフカレ

初代エルメスの創業者にして優れたクラフトマンであったティエリ・エルメスは、腕利きの馬具職人でした。鞍を作らせればパリでも指折りの腕前で、文化的なセンスを持っており控えめで洗練された意匠を得意としたのです。エルメスのバッグはエレガントで長持ちし、親子三代使えると言われているのは最高の素材を最良の技術で鞄に仕上げることが要因になっております。
手を抜いてしまえばそこの部分から壊れてしまいます。構造が吟味されていなければ一部に負荷がかかり使用中にレザーが割れたり、型崩れをしてバッグとして機能しなくなってしまうかもしれません。初代ティエリ・エルメスはデザインと耐久性を融合させて、高いレベルに昇華させる技術を所有しておりました。技術はアトリエに引き継がれて伝統化して、現在でもティエリ・エルメスの息吹が工房には残っているのです。
この技術力やセンスが発揮されるのはバッグだけのことではありません。財布や小物などの小さなレザーグッズでも、バッグと同じ技術と情熱を持って製造が行われております。最良の素材を選択し手間暇をかけて技術の出し惜しみをせず、作られた製品は美しさを持つ機能的な道具に仕上がっているのです。
皮革素材だけではなく、スカーフでもそれは同じことです。エルメスのカレはフランス語で正方形という意味であり、蝋質なシルクの一枚布に美しい染色が可能ですが、大変手間がかかるシルクスクリーンプリントを用いて一色ずつ色が重ねられていきます。
襟元を装う美しいスカーフには、一枚一枚物語が眠っているのです。シルクの中で繰り広げられるドラマは、所有する人の心を引き付けて飽きさせません。こだわりは色や柄だけではなく、図柄の中にも隠されております。90センチ四方の中では、絶え間なくストーリーが紡がれていくのです。現在カレの誕生から80年の歳月が経過して、累計1500種類以上のスカーフが生産されました。

エルメスのスカーフの職人技

エルメスはスペシャルなものならばジャンルを問わずに、食品の生産にも加わります。過去にはオリーブオイルやワインなどを販売して、エルメスファンだけではなく一般のグルメにも高い評価を受けました。たとえば車メーカーとコラボして、シートや内装の担当をしたり、自転車のエルメスモデルを作ったこともあります。伝統や老舗であることを大切にしつつ、いつまでも攻めの姿勢を忘れないブランドです。
さまざまな取り組みの中でもシルクスクリーン事業は、エルメスを代表する事業の一つになります。エルメスのスカーフはシルクの産業が盛んなフランスのリヨンにアトリエがあり、熟練の職人たちが一枚ずつ手作りでスカーフを生産しているのです。この時に用いられるのはシルクスクリーンと呼ばれる印刷技術になります。
色ごとに製版が必要なこともあり、多色展開であると製作には数十時間必要になるケースも少なくありません。色ムラが起きないよう、ズレが発生しないように慎重に作用は行われてデザインは完成します。図案の企画段階から数えると、2年の月日がかかることも珍しくはありません。専用のアーティストがこのデザインを担当しており、年に二回テーマを設けて新作を発表しております。
ファッションとしてだけではなくアートとして額縁に入れて飾る人がいることも納得です。とくに古いモデルやアート要素の高いモデルは人気があり、生産中止になった廃盤品は高値で取引きされることもあります。エルメスのスカーフは限定品や、他のブランドとのコラボ限定商品もあるのです。新作はシーズン限定商品の場合、予約完売することもあります。確実に入手したい時には予約や発売日に購入しに直営店へ行かなければなりません。ブランドだけではなく音楽アーティストなど、畑違いの人物やグループとコラボすることもエルメスの魅力であり、フレキシブルな姿勢をアピールしているポイントになります。

新定番ツイリースカーフ

ツイリースカーフが登場したのは2003年のことです。1937年にスカーフ事業を自社でコントロールするようになってから、約70年の歳月が経過しています。ツイリースカーフは定番のカレよりもコンパクトなサイズで発表されました。横幅5センチと長さは85センチになります。
85センチのサイズは、男性のパンツのウエストを留めるベルトと同じぐらいのサイズ感です。85センチあれば首に巻いたり腰に巻いてアレンジをしたりなど、多様な使い方が出来ます。手首に巻けばリストバンドに早変わり、カチューシャのように使ったり、ポニーテールのリボンにしても可愛い使い方です。美しく発色に優れており、サイズ感がコンパクトなので装身具にも最適になります。
体だけではありません。手持ちのエルメスのバッグに付ければ、相乗効果でよりリッチでラグジュアリーな雰囲気になります。ハンドルに巻き付けて結び、美しい風合いをプラスすることもいいかもしれません。
ツイリースカーフにはいくつかの種類が設定されております。ツイリーの大きさをアップデートしたのが、マキシツイリーモデルです。幅は20センチで長さは倍以上の220センチまで拡大しました。長さを活かしてターバンのように頭に巻いてリゾートスタイルにしたり、巻き方を工夫してタートルネックのようにすることも出来ます。巻き方はファッション誌やSNSを参考にして、ワンポイントでジャケットなどの襟元に垂らして使うだけでもモードな雰囲気が演出出来ます。ウエストに飾りベルトとして巻き方を工夫してもいいですし、手首ではなく上腕に巻いてみるのも面白いかもしれません。
バッグに巻くだけではなく、インテリアに使ってみたり、車の内部で飾りとして利用してみても目立ちます。カップルでお揃いのバンダナにしても似合います。上品なカラーは身に付けている背筋が伸びて、気持ちも明るくなる効果があるのです。

ツイリースカーフの巻き方

ツイリースカーフをエルメスのバッグに巻くアイデアはわかっても、実際の巻き方はわかりません。ファッション誌やエルメスの愛好家のSNSをチェックしてみたり、紐の結び方の本を読んで勉強してみても参考になります。自由度は高く正解のない世界です。むしろ自分のアイデアを爆発させて、芸術性を発揮しても構いません。
よく使われる巻き方は、ハンドルの付け根で結んで均一にハンドルが見えないように覆いながら、もう片方のハンドルの付け根で結ぶことです。この時に端部分の処理を工夫することでイメージは一新します。三角形にして細く折るのもよいですが、端部分を巻き付いたスカーフの下に潜らせて目立たなくさせる方法もあるのです。
ツイリースカーフは横幅が短いために、ハンドルや細い部分に巻いても綺麗な状態で装着が可能になります。カレで同様のことをしようと思えば、ハンドルはボリューム感が出てしまうことになるのです。ツイリースカーフだからこそスマートなアレンジが可能になります。
ツイリースカーフを二種類用意しておき、メッシュ編みをする方法もあるのです。慣れるまで上手に結べないかもしれませが、動画サイトなどをチェックするとテクニックが紹介されておりますので参考にしてみるとよいでしょう。またシルクスカーフのメッシュ編みもとても美しいので、仕上がりの確認の意味を込めて、こちらも一度動画を見てみることがおすすめです。
ツイリースカーフはネクタイの代替にも使えます。もちろんフォーマルには使えませんが、パーティーなどのカジュアルなジャケットスタイルには最適でしょう。ボタンダウンシャツの肩部分に緩くループをしてかけておくと、アイビーファッションのアレンジになります。ノーカラーのシャツの首元にチョーカー代わりにしてみたり、ワンピースのウエストの飾りベルトにしてもいいかもしれません。ウエストベルトとしてならばスプリングコートにも似合いそうです。こうして気軽に転用出来ることがツイリースカーフのメリットでもあります。

まとめ

ツイリースカーフは細長い形状が特徴的なエルメスのスカーフです。巻き方を工夫すれば首元だけではなく、髪留めにもバッグの飾り布にもなってくれて、上品なワンポイントアイテムになってくれます。お値段もお手頃なので初めてのエルメスとしてもおすすめなのがツイリースカーフなのです。

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