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    廃盤になったあとも
    高い人気を持ち続ける

シャネルバッグは
廃盤になったあとも
高い人気を持ち続ける

シャネルには人気のバッグが非常に多く、商品自体も次から次へと切り替わっていきます。そんな中で廃盤になってしまってからも高い人気を誇るバッグがあります。その代表格ともいえるのがカンボンラインです。その魅力とポイントについて解説していきます。

カンボンラインとは
どういったものか

カンボンラインはシャネルが2004年に発表したラインであり、カンボンという名はパリの通りの名前に由来しています。カンボン通り沿いにあるのがシャネルの本店であるため、シャネルとカンボンには非常に密接な関係があると言えるでしょう。マトラッセのキルティングレザーと、ココマークを組み合わせたデザインは当時の人々の心に強い印象を生み出しました。それまでのシャネルはどちらかというと落ち着いた雰囲気のブランドであり、大人の女性からの支持が大きかったですが、カンボンラインを機に一気に若い女性からも大きな人気を獲得するようになっています。その影響はあまりにも大きく、一時期はカンボンのバッグを持った方で町があふれかえりました。極端に言えばシャネルを知らないような小さな子どもであっても、ココマークを始めとする特有のデザインは見たことがあると感じるほどの状態でした。現代では少し落ち着きましたが、人気自体は衰えておらずむしろ再燃しているという見方もあります。

当時圧倒的な人気を誇っていたカンボンラインは年々更新されるシャネルのラインナップの中で、徐々に生産数が減っていき、ついには廃盤になりました。カンボンライン愛好家からは惜しむ声が聞かれ、新作も待望されています。カンボンラインは廃盤になってからもその人気が下がらないどころか、希少性が生まれたことで人気が上昇する形になりました。新品であっても中古であってもその状況は変わりません。カンボンラインの人気の理由は希少性だけではありません。その秘密はカラーにあります。カンボンライン登場までのシャネルのカラーと言えば黒が主流でした。ところが、カンボンラインにはピンクなどのこれまでシャネルのイメージにはなかったカラーがどんどん登場しました。モノトーン主体の他の製品とは一線を画した魅力を放っていると言えるでしょう。もちろん、カンボンラインのブラックも人気となっており、シャネルファン以外からも好評です。

ココマークは
カンボンラインの要

カンボンラインのアイテムには全てココマークと呼ばれる、2つのCを組み合わせたマークが使用されています。このような特徴により、カンボンラインといえばココマークと考えている方も少なくありません。このココマークにはシャネルにとって特別な意味があります。シャネルの創業者であるココ・シャネルの若い頃、自分の頭文字であるCが重なった薄紙を2枚持っていました。その時に風にあおられ、1つの紙が裏返り、CとCが重なった状態を目にすることになります。この重なったマークが美しく、可愛らしくもあったことからココマークを思いつきました。この逸話はココ・シャネルの自伝的映画でも描かれています。しかし、実はココマークには他の由来があったという説もあります。それはフランスの古城の壁画にあったマークをココ・シャネルが気に入ったというものです。フランスの古城に正式な許可を得たことでブランドロゴに使用することになったとも言われています。真偽は分かりませんが、いずれにしてもシャネルにおいて重要なマークであることには違いありません。

ココマークと並んでカンボンラインの重要な要素となっているのがマトラッセです。マトラッセとはシャネルの代表的な柄であり、チェーンバッグや革小物、時計などによく使用されています。このマトラッセという言葉はふくれ織りと訳されます。綿を入れることにより、ふっくらと膨らませた状態でステッチを施し独特のキルティングを生み出します。マトラッセはその美しいデザインのために行われていると勘違いされることがありますが、実はデザイン以外にも重大な意味があります。革にステッチがあると強度が上がります。つまり、強度と機能性、デザインのいずれも向上させるために施されているのがマトラッセです。触り心地も良く、シャネル製品の魅力を高める要素として高い評価を受けています。また、このデザインは様々なバリエーションへと発展していったことで人気を拡大しました。

カンボンラインが
何度も注目を集める理由

カンボンラインはリリースされた当時から大人気でした。しかし、徐々にその人気は落ち着き始めやがては廃盤となります。シャネルはその間もヒット作品をリリースし続けました。そんな折、このカンボンラインに再び注目が集まる機会が増えます。カンボンラインが何度も注目を集める理由の1つに、そのデザインに古めかしさを感じないことにあります。現代の最新ファッションに取り入れたとしても何ら違和感なくなじみます。むしろ新鮮さすら感じられるようになっています。非常に卓越したデザインなのでどの世代からも人気となっています。加えて近年のファッション情勢も追い風になりました。近年ではシグネチャーを取り入れた、ブランドを主張するストレートなデザインが流行しており、その流行にカンボンラインはぴったりであると言えるでしょう。シャネルの華やかさに期待する声も多く、その声はカンボンラインの復活を期待する声にも変わりつつあります。また、カンボンラインの流行時に子どもだった世代が大人になり、あこがれのカンボンラインの商品を自分で購入したいという気持ちを持ち始めていることも指摘されます。そういった方々は現代のSNSのメインユーザーとなり、高い発信力を持つようになったこともカンボンラインの人気を後押ししました。

カンボンラインの中でも特に人気となっている製品がいくつかあります。そのうちの1つはカンボンライン・トート・GMです。これはファスナーで開閉するタイプのトートバッグであり、中身が見えにくいことからビジネスの場面でも多く使用されています。ファスナーの部分だけでなく、正面の裏側にも大きめのポケットがあります。ここにはスマートフォンやパスケースを収納することが出来ます。デザインが優れていることはもちろん、高い実用性を持っていることも人気に繋がっています。外装はシックな黒ですが、中はピンクになっておりコントラストにも特徴があります。上質なカーフスキンを使用していることも魅力です。

カンボンライン
ボーリングバッグの魅力

カンボンラインには人気の製品が数多く存在しますが、中でも長きにわたって人気を保ち続けているのがカンボンライン・ボーリングバッグです。このバッグはその名前の通り、ボーリングの球を収納することから着想を得てデザインされました。実際にボーリングの球を入れるために使用している方は極めて少ないと言えますが、その大容量はショッピングなどにも活用されています。ボストンバッグの形状をしているので肩からかけて使用することが出来、両手が空いた状態を保てます。買い物から旅行に至るまで様々な用途に使用することが出来ます。このバッグの左側には大きなココマークがありシャネルのブランドを主張しています。

ボーリングバッグと同様に人気があるのがカンボンライン・ショルダーバッグです。カンボンラインの製品は基本的に容量の大きな物が多く、少しの用途で使用することに抵抗を感じる方も少なくありませんでした。そんなときに発売されたのがカンボンライン・ショルダーバッグです。カンボンラインの製品としては非常に軽量であり、手軽に使用できるとあって一気に人気となりました。また、フォルムもかわいさを強調したものとなっています。持った時のシルエットが非常にかわいらしくなるため、その点も高く評価されているバッグです。開閉はファスナーで行うので中身がこぼれてしまうといった問題もありません。貴重品も安心して入れられるバッグと言えるでしょう。このショルダーバッグはポーチバッグと同時に使用している方も多いです。ポーチバッグはカンボンラインの中では基本的に最軽量サイズであり、バッグインバッグとしてうってつけとなっています。化粧品や小物を入れることも出来るので、利便性の高さは随一ともいえるでしょう。ボディはカーフレザーにパテントレザーを合わせたものであり、美しくシックな雰囲気が大人の女性からも人気です。複数のシャネル製品を組み合わせたい方にもおすすめ出来ます。

カンボンラインの長財布も人気

カンボンラインはバッグが多いのでバッグだけと勘違いされることがありますが、実際にはバッグ以外にも様々な製品をリリースしています。中でも長財布はシャネル好き以外からも好評であり、廃盤となった現在でも人気があります。カンボンラインの長財布は黒字に白のココマークが入っています。このデザインだけでも人気となるところですが、他にもたくさんの魅力があります。それは収納ポケットの数が多いことです。ブランドものの財布はその素材やデザインに注目が集まりやすく、実用性が度外視されることもあります。しかし、カンボンラインの長財布は実用性にも極めて優れており、たくさんの紙幣やカードを入れることが出来ます。シックなデザインでまとめられているように見えて、実はラウンドファスナーの中はショッキングピンクになっています。このようなギャップもカンボンラインの製品の大きな魅力です。

全体的に上品なイメージの強いシャネル製品の中でもカンボンラインは上品さとポップさを両立しており、使用できる場面は多くなっています。例えばカジュアルなお出かけの際にも使うことが出来ます。シャツやデニムスタイルとも相性が良いです。シャネルのようなブランドものをカジュアルな用途で使用して傷がつくのが心配という方もいるかもしれません。確かにシャネルの製品はどれも高級な物なので傷はつかないようにしておくにこしたことはありませんが、カンボンラインの製品はいずれも丈夫なので簡単に傷がつかないという特徴があります。理由は、カンボンラインは綿を入れて膨らませる製法で作られていることが関係しています。カンボンラインに含まれている綿がクッションの役割を果たすので非常に壊れにくいです。衝撃に強いおかげで長く使い続けやすいというメリットがあります。ただし、水に濡れてしまうとたくさん吸収するので注意しておきましょう。また、日々のお手入れが重要になる点は他のシャネル製品と同様です。

カンボンラインの
ミディアムトート

カンボンラインの定番アイテムと言えばミディアムトートが挙げられます。これはその名前の通り中間サイズのトートバッグとなっています。日常生活を送る上でちょうどいいサイズなのでとても人気があります。シャネルの歴史の中で不動ともいえるアイコンバッグのマトラッセを踏襲しており、キルティングとココマークがストレートに押し出されています。加えてメイン素材に使用されているのは定番のカーフ素材です。この素材は劣化しにくいことでも知られています。長く使用していてもろくなったり、硬くなったりすることがほとんどありません。それゆえに長期に渡り使用し続けることが出来ます。中にはココマークにエナメルなどを使用したものもありますが、このミディアムバッグの場合には、あくまでカーフ素材が使われています。ノットハンドルでしっかりと支えられ、どこに行くにも持ち運びしやすい特徴を持ちます。外側のカラーはブラックのものもありますが、このサイズのバッグならではとも言えるのがベージュです。黒はシックでクールな色合いで人気となっていますが、ベージュはシック過ぎないところも評判を得ています。カンボンラインでは内側のカラーにビビッドカラーを用いることが多く、そのギャップが多くの方の心を掴んで離しません。

カンボンラインのミディアムトートが最も用いられる場面は日常生活の中での買い物です。スーパーや商業施設等で買い物をする際にお誂え向きのサイズとなっています。普段使いが十分に可能なバッグです。ブランドもののバッグをそのようなカジュアルな場面で使うのは勿体無いと考える方もいますが、せっかくカンボンラインを所有しているのであれば使わなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。コーディネートにおいてもカジュアルコーデとの相性抜群です。ラフな格好で出かける場合でもこのアイテムがあれば、一気に華やかな印象を高めることが出来ます。

カンボンラインの
チェーンウォレット

カンボンラインのアイテムは発売当時の定価で10万円から50万円で売られることがほとんどでした。これは現代から考えてみるとかなり安かったことが分かります。廃盤となった今では定価の何倍もの値段が付けられる事があります。チェーンウォレットもそのような特徴を持っています。チェーンウォレットに使用されているカーフ素材は高級感のある手触りで、さらにココマークを取り込むことにより、上品でありながら親しみやすいキュートさを両立することが出来ます。チェーンウォレットは発売当初からの人気アイテムであり、廃盤になる前から売り切れが絶えませんでした。シャネルファンは大金をはたいてでも手に入れたいと考えているかもしれません。

カンボンラインの財布はそのほとんどがファスナーによる開閉式を採用しています。ファスナーは防犯性が高いので財布に求められる性能とかみ合っていると言えるでしょう。ところが、カンボンラインを愛好する方の中には少し違うバージョンも欲しいと感じる方もいます。そこで生み出されたのがボタン開閉式の財布です。ボタン開閉式にすることによってすぐに財布を開くことが出来ます。従来のカンボンラインのデザインの良さを残したまま、プッシュボタン式にしているところが大きく評価されています。ボタンの財布はセキュリティ上不安であるとの意見もありますが、そこはカンボンラインの工夫でカバーしています。ボタン自体はプッシュ式で簡単に開けられる一方で、ボタンの位置がやや見えづらくなっており、持ち主以外はすぐに開けることが出来ません。こういったちょっとした工夫がシャネルの大きな強みです。また、チェーンを使用していること自体シャネル製品としては珍しく、非常に価値が高くなっています。

まとめ

カンボンラインはまさにシャネルの発明ともいえる優れた作品であり、登場からずいぶん年月が経った現代でも高い評価を受けています。持っているだけで気分を高め、その方の気品自体も高めてくれるようなそんな力を持った製品です。

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