ブランド時計
2021年11月5日

世界的時計ブランドのセイコーはオリンピック公式機器にも選ばれている

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世界的時計ブランドのセイコーはオリンピック公式機器にも選ばれている

日本が生んだ世界的な時計ブランドのセイコー。グランドセイコーを始めとする数々の傑作時計を作り出してきました。セイコーの名前の通り、最高の技術が施された精密機械であり、精巧な時を刻みます。その精巧さは五輪の公式機器に選ばれていることからも分かります。

世界的に支持される時計職人がつくるセイコーモデルの数々

セイコーは世界最高峰の技術を誇ります。スイスにはニューシャテル天文台というコンクールがありますが、1967年に上位進出を果たしてから世界に認められる腕時計となりました。こうした技術を支えてきた背景には数々の時計職人たちの存在があります。ここでは、セイコーを世界ブランドに押し上げた職人たちの活躍を見ていきましょう。

 

一人目の職人は創業者である服部金太郎その人です。日本の時計王と呼ばれることになる服部は、11歳で丁稚奉公に向かうなど決して恵まれた生まれではありませんでした。近所には老舗時計店があり、ここで時計に興味を持つと14歳で時計店に入り修繕の技術を学びます。そして17歳のときにその技術を生かして服部時計修繕所を開業、21歳でついに服部時計店を始めました。これがセイコーの始まりであり、この物作りの情熱と精神は今に引き継がれています。

 

次のトピックは職人たちが集う工房です。2004年、岩手県に雫石高級時計工房が創設されます。もともとここは、70年代から腕時計の生産拠点として工場がおいてありました。それがさらに改良されて工房が立ち上がります。ここの特徴はネジの一個から部品を生産し、それから完成品まで一貫製造が行われていることです。世界でもあまり例を見ない生産工場となります。ここで作られているのは、高級時計工房という名前からも分かる通り、グランドセイコーを始めとする高級時計です。すべて熟練の技術者たちによって組み立てられています。ちなみに工房内では社内独自の技能認定試験を設けており、ゴールドマイスターやマイスタースペシャリストなど職人の評価制度や教育制度が整っています。

 

セイコー腕時計の歴史をさかのぼる 

セイコーは150年近くの歴史がある時計メーカーです。創業は明治時代、1881年明治14年に服部金太郎が東京都京橋に服部時計店を開業して歴史は始まりました。1892年には掛時計の製造を開始し、懐中時計「タイムキーパー」の発売を開始したのは1895年です。1913年には国産で初の腕時計「ローレル」が生産されます。そして1924年に現在のSEIKOが商標登録されました。

 

昭和に入ると懐中時計のセイコーシャが国産初の鉄道時計に採用されるなど、日本においてセイコーの技術力はこの頃から知られていたことが分かります。銀座にお店を構えていましたが、1932年には銀座のシンボルとなる和光時計塔が竣工。この塔は改装を経て今も銀座の街と一緒にときを刻んでいます。二度の大戦を経て、終戦を迎えるとセイコーは昭和の歴史にも数々と登場します。

 

同社の最高級ブランド「グランドセイコー」が登場したのは1960年です。3年後にはスポーツウォッチのセイコースポーツマチックファイブが発売されます。そして会社の転機になったのが1964年です。東京オリンピックが開催されて、セイコーは初めて五輪の公式時計に採用されました。五輪と同社の繋がりは深く、冬季札幌五輪にも参加し、1992年のバルセロナオリンピックまで公式製品に採用されます。

 

東京五輪後も快進撃は続きます。世界初の水晶腕時計「クォーツアストロン」を商品化。水晶振動子を用いた画期的な製品はクォーツ時計と呼ばれ、これまでの機械式時計の市場を一気に席巻しました。本場スイスのシェアを奪い、日本は時計大国に成長し「世界のSEIKO」となりました。

 

セイコーの腕時計の魅力とは

ブランドが確立するためには、ひと目見てそれと分かるような特徴を備えておかなければなりません。セイコーのデザイン面で特徴的なのは、「セイコースタイル」と呼ばれる3つのコンセプトからなる独特のフォームです。この3つの柱とは、平面を主体として三次曲面は取り入れないこと、ケース・ダイヤル・針は平面部の面積を多くすること、鏡面を原則とし歪みを極力なくすこと、の3つです。このコンセプトをデザイナーの田中太郎氏が提唱し、それは今もセイコーの基本的な指針となります。セイコースタイルに忠実に作られたのが、最高級品の「グランドセイコー」です。今ではさらに9つのデザインの定義を設けて洗練されたセイコーのデザインを決定づけました。

 

セイコーは自社で製造を完結させる、「マニュファクチュール」方式を採用しています。パーツのひとつひとつから厳選されて、組み立ては自社で一貫生産することで高い完成度と統一性が実現しています。外装部品まで自社生産しているメーカーは世界でも稀です。

 

もちろん「セイコー(精巧)」との名前に恥じない、世界最先端の技術が施されていることも魅力。世界初のクォーツ時計を開発したことで、世界は機械式時計からクォーツ時計に移行しました。このことはクォーツショックと呼ばれ、時計の歴史を語る上では避けては通れない出来事です。98年には機械式時計を復活させて、2004年からは独自のムーブメント「スプリングドライブ」を採用したグランドセイコーを販売開始しました。

 

最後に忘れてはならないのは、この高機能時計が安価で購入できることです。リーズナブルなモデルからラグジュアリーまで様々なラインナップを揃えています。

 

国産最高級モデルのグランドセイコー

セイコーを代表する腕時計といえばグランドセイコーです。1960年に販売が開始してから多くの愛好家たちを唸らせてきましたが、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。まずは高級時計としてのブランドが確立するまでの歴史を見ていきます。

 

高級時計といえばスイスというイメージは今もありますが、昔のほうが強かったそうです。そんなスイスの牙城を初めて切り崩したのがグランドセイコーです。画期的だったのは販売してから4年でカレンダー機能や防水機能で世界水準を達成したことです。これにより高い技術力は世界に知れ渡ることになります。女性用時計の大ヒット作となった「19GSVFA」、クォーツ時計を採用した「95GS」など名モデルも販売されて、高級ブランドを確立しました。

 

グランドセイコーは高級時計メーカーがスポーツウォッチやドレスウォッチを採用するなかで、ブレスウォッチを採用しています。この理由はオン・オフを選ばずに使用できるというメリットを意識しているからです。そのため場面を選ぶことなく使用できるグランドセイコーは、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで幅広く人気を集めています。次にブレスウォッチは年齢層を選ぶこともありません。スポーツウォッチが若い人を対象にしたデザインが多い中、ブレスウォッチのグランドセイコーは長く愛用できる一本となることも意識されています。

 

機能性で目立つのはクロノメーターです。グランドセイコー規格(GS規格)は高い精度基準を証明しますが、1年に少量しか生産ができない希少性もあります。平均日差はプラス5秒からマイナス3秒という精度の高さです。こうしたデザイン性やムーブメントを両立したことで、このモデルは日本最高の腕時計と呼ばれるようになりました。

 

価格帯も豊富だからニーズに合わせて選べる

2018年からセイコーのグランドセイコーがモデルを種類分けして話題になりました。これによりグランドセイコーは3種類のコレクションに分けられ、価格帯はより幅広くなりました。このようにセイコーウォッチは豊富なコレクションがあり、価格帯も豊富で、幅広い選択肢があります。

 

グランドセイコーSBGX219は華やかさとクラシックな落ち着きを両立させた一本です。最上位ランクで価格は250万円を超えてきます。スポーツコレクションはより活動的で若い人に支持される逸品です。SBGC203は価格が約75万円で、同じくSBGE255は約55万円となります。次に来るのはプロスペックスシリーズです。マリーンウォッチやダイバーズウォッチがラインナップされており、こちらも価格は50万円を超えてきます。この他、20万円から50万円のモデルにはエレガンスやヘリテージ、アストロンなどがあり、ビジネス時計としては憧れの一本であり続けています。

 

価格の安い商品に関しても、非常に幅広い選択肢があり、初心者にはおすすめです。最も安い商品にはカレントが挙げられ、これは新品にも関わらず2000円前後で購入できます。1万円台の価格帯にはネオクラシックがおすすめです。ちなみにプロスペックスは最高級品で60万円の値が付くモデルもありますが、1万円から数万円のモデルもあり非常に幅広いラインナップとなります。最近の新商品には2011年に誕生したプレサージュがおすすめです。文字盤には漆や琺瑯、有田焼といった和のテイストがデザインされて、セイコーの上位コレクションになっています。価格帯は約5万円から40万円です。

 

まとめ

リーズナブルな腕時計から最高級のラグジュアリーウォッチまで取り揃えているセイコー(SEIKO)。これまでに数々の革新的な時計を作り出してきましたが、そのブランドは約150年の歴史がありました。その歴史のなかで傑作時計のグランドセイコーや、時計界を変えたクォーツ時計など時計史に残る製品を作り上げています。現在も幅広いラインナップで、老若男女を問わず世界中の人から愛されていますが、その秘密には時計職人の存在や独特なデザインコンセプトなどがあり、今も最先端を走るトップランナーです。

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