時計界の王様と呼ばれる高級時計ブランド「ロレックス」。絶大な信頼と支持を得るロレックスの商品は、そのどれもが性能高い、オシャレなデザインの時計ばかりです。

入手困難なモデルも多いロレックスの時計ですが、一体どのようなモデルが支持され、人気を誇っているのでしょうか。

ここでは、ロレックスの売れ筋商品をご紹介し、ロレックスの時計が絶大な支持を誇る理由や、入手方法、値段が高騰している理由なども合わせて解説します。ロレックス商品の買取についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ロレックスの売れ筋はこれ！
人気モデル6選

ロレックスには様々なラインナップがありますが、その中でも特に人気を博しているのがスポーツモデルです。サブマリーナーなどを代表としたスポーツモデルは、ビジネスシーンから趣味の場まで幅広く使用できると多くの男性から指示されています。

中でも、ステンレススチールを素材に使用したモデルはシックなデザインとタフな性能からとても人気が高い商品となっています。

ここでは、ロレックスの人気商品をご紹介していきます。既に製造が終了している商品や、防水性が高いモデル、ロレックスで1番人気が高いモデルなど、様々なシリーズの時計が登場します。ロレックスの時計が気になっている方は必見です。

オイスターパーペチュアルデイトナ
116500LN

そんなスポーツモデルの中でもダントツで人気なのが「デイトナ」116500LNです。デイトナの定価価格は税込で1,609,300円。2021年の8月に発売された商品です。ステンレスを素材としたこのデイトナは、ロレックスの時計の中で、ストップウォッチ機能を唯一搭載したモデルです。

ダイアル部分はメタリックメテオライトで制作されており、文字盤の3時、6時、9時の部分にはブラックのクロノグラフカウンターが搭載されていて、オシャレなデザインとなっています。ロレックスの技術の粋を集めて制作されたこのデイトナは「King of ROLEX」としても名高いモデルとなっています。

実はデイトナの歴史はとても古く、初めてデイトナが発売されたのが1963年。ロレックス唯一のクロノグラフということも相まって、1963年当時から高い需要を誇ってきました。しかし、この116500LNは、そんなデイトナシリーズの中でも圧倒的な人気を誇る商品なのです。

まず、116500LNではベゼル部分がステンレスからセラクロムに変更されました。このステンレスからセラクロムへの変更はデイトナ初。傷つきづらいセラクロムへの変更によって、今までよりもさらに高級感が増しています。

これまでのデイトナシリーズでは黒文字盤モデルが人気でしたが、116500LNが誕生した以降は白文字盤モデルが人気を集め始めました。スタイリッシュさが増した白文字盤モデルは、この116500LNモデルを筆頭に、他のロレックスの商品でも需要が高まっています。

2024年現在は、現行として126500LNがありますが、黒いベゼルに白文字盤の最初のモデルとして現在も人気を集めています。

シンプルでありながら洗練された美しさと、高い機能性を備えた「デイトナオイスターパーペチュアル116500LN」はビジネスユースにも高い人気を誇り、ワンランク上のアイテムとして世界中で愛され続けています。

エクスプローラー 214270

続いてご紹介するのが「エクスプローラー 214270」です。こちらの商品の定価価格は生産終了時で687,500円となっています。ステンレススチールを素材として製造されたこのエクスプローラーは、先ほどご紹介したデイトナ116500LNに続く人気を誇っている商品です。

エクスプローラー214270の最大の特徴は、そのシンプルさです。カレンダー窓すら持たないこの商品は、直径39mmという大きすぎないサイズ感で、使う場所や人を選ばないという理由から、年齢問わず様々な方に愛されています。

加えてこのモデルチェンジはムーブメントや細部の違いに留まらず、ケースサイズ自体が変わるというドラスティックなものでした。

元々、このエクスプローラー214270はとても高い人気を誇っていましたが、2021年にある理由から大きく注目されることになりました。2021年4月に生産終了が発表されたのです。生産終了が公に発表されたことで、エクスプローラー214270を求める方が急激に増えることになります。

生産終了となってしまったので、現在は正規店で購入することは出来ません。ですが、約100万円台～から取り扱われている並行店はまだ多く存在しています。とはいえ、生産終了となった商品は時間が経つにつれてどんどんと入手困難になっていきます。

また、エクスプローラー214270をお持ちの方で、もう使わなくなった方はぜひ売りに出すことを考えてみてください。生産終了してから時間が経った今も、このモデルの需要は高まるばかりです。高価格で買取してもらえる可能性がとても高いので、ぜひ一度査定に出してみてください。

ロレックス コスモグラフ デイトナ 16520

デイトナの「ロレックス コスモグラフ デイトナ 16520」も絶大な人気を誇り続けています。先ほどロレックスの商品の中で最も人気が高いモデルとして、デイトナ116500LNをご紹介しましたが、この16520はデイトナの旧型モデルになります。

デイトナ16520はデイトナシリーズの4代目となるモデルです。当時の定価価格は650,000万円。本体の大きさは40mm。ケース素材にはステンレススチールが使用されています。安定性と耐久性を重視し製造されたモデルで、ムーブメントは自動巻きです。

このデイトナ16520は2000年に製造が終了されました。しかし、今もなお絶大な人気を誇っており、世界中のオークションでは高額で取引されているモデルになります。なぜ、製造終了から20年以上経った今でも、人気が途絶えないのでしょうか。

デイトナ16520には、次作モデルであるデイトナ116500LNにはない独特の魅力があるのです。

デイトナ16520はデイトナシリーズ初の自動巻きが搭載されたモデルです。巻き上げ効率の向上のためにゼンマイやローター、香箱、切替車などをそれまでのモデルから一新。加えて、本来10振動/秒で高速駆動するテンプを、あえて8振動/秒まで落とすことによって、安定性と耐久性を追求することに成功しました。

このように様々な変更を重ねた上で製造されたデイトナ16520は、それまでのデイトナシリーズと比べて、全く別物と言ってよいほどの代物となっています。

ロレックスには新型が出れば旧型が高騰する、という定石があります。もちろんデイトナシリーズも例外ではありません。2016年にデイトナ116500LNが発売されて以来、デイトナ16520の人気も高騰し続けています。

オイスター パーペチュアル 36
Ref.126000

「オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000」はとてもシンプルであるという点が魅力のモデルです。定価価格が641,300円(税込)と、ロレックスのスポーツモデルの中では比較的、低価格で入手できる商品になっています。

素材はオイスタースチールを使用しており、本体のサイズは36mm。ロレックスの中でも流通量の多いモデルとして知られています。

オイスターパーペチュアルの最大の特徴は、文字盤部分のカラーバリエーションです。全8種類の中から自分が好きな色を選べます。定番色のブラックはシックな雰囲気を楽しむことができますし、ピンクやターコイズブルーなどのパステルカラーも選ぶことが可能です。

オイスターパーペチュアルには、オイスターパーペチュアルコレクションの基本的特徴が全て取り入れられています。パーペチュアルローターによる自動巻ムーブメントや、卓越したクロノメーター精度だけでなく、防水性オイスターケースなども全て備わっているのです。

ロレックスの商品の中でも比較的、安価で手に入れることができるオイスターパーペチュアルは、「ロレックスの時計が気になる」といったロレックス初心者の方にもおすすめのモデルです。

サブマリーナー デイト41 Ref.116610LV

次にご紹介するのは、ダイバーズウォッチとして人気が高いサブマリーナーデイトのモデルである「サブマリーナー デイト41 Ref.116610LV」です。

このデイト41の大きな特徴は優れた防水性です。300m／1,000フィート防水という防水性を誇るこの商品は様々な場面で使用できると、ロレックスファンからも高い支持を得てきました。

また、サブマリーナーデイトシリーズでは、緑色で統一されているのが特徴。その中でもこのデイト41は、グリーンサブと呼ばれている文字盤や、ベゼル部分までもが緑色で統一されています。

この文字盤の部分までもが緑色という独特のデザインが、多くのファンを獲得することに繋がっていると言われています。

デイト41も既に製造は終了している商品になりますので、デイト41が欲しいという方は並行店などで探してみてください。

GMTマスターII Ref.126710BLNR

最後はビジネスパーソン向けの人気モデルをご紹介します。

GMTマスターIIのモデルの一つである「GMTマスターII Ref.126710BLNR」です。定価価格は税込で1,569,700円。オイスタースチールを素材として使用しています。本体のサイズは40mmと使いやすいサイズ感です。

ベゼル部分が「バットマン」と呼ばれる黒と青色の配色になっており、この象徴的なバットマンは、人目を引くと時計ファンの中でも人気がとても高いデザインです。

そんな人気の高いバットマンを取り入れたことに加えて、2つの異なる時間を同時に表示できるGMT機能が取り入れられています。GMT機能とは、簡単な調整をするだけで、2か国以上の時刻が瞬時に表示できるというもので、現地時間に合わせるという手間を省くことが可能です。

GMTマスターというシリーズ名にも入っているように、GMT機能は、このシリーズ最大の特徴といえます。

GMTマスターは本来、世界中を飛び回るプロフェッショナルパイロット向けのナビゲーション機器として開発されたものとロレックスが紹介しています。人目を引く緑色でまとめられたデザインと、比類なき機能性と堅牢性が、多くのGMTマスターシリーズファンを魅了し続けています。

他にも魅力あるシリーズが目白押し

これまでご紹介したデイトナシリーズや、エクスプローラー、サブマリーナーなどの他にも、ロレックスには様々なシリーズが存在します。

ワンランク上のデザインを楽しめる「ヨットマスター」はクルージングやビーチリゾートといった華やかなシーンにぴったりのシリーズです。ロレックスのスポーツモデルの中では、ハイエンドクラスに数えられます。

ヨットマスターシリーズの時計は、ラグジュアリーで、高いステータス性のあるデザインが特徴的。ですが、カジュアルな場面でもつけることができるので、いつもとは違う、少し贅沢な時計を使いたい時などにぴったりのシリーズです。

また、淡いピンク色のデザインが特徴的な「デイトジャスト」はフォーマルな場面にとてもよく合うデザインとなっています。素材には金とステンレスが使用されており、細部にはダイヤやゴールドなどがあしらわれています。

ロレックスならではの上品さが楽しめるデイトジャストのサイズは36mmと使いやすいサイズ感なので、変に主張しすぎることがなく、バランスの良いゴージャス感を楽しめるでしょう。

時計界の王様と呼ばれ、
愛され続けるロレックス

ロレックスは時計界の王様「ロレックス」と呼ばれ、数ある高級時計ブランドの中でも圧倒的な人気を誇っています。なぜロレックスはこんなにも人気なのでしょうか。その理由は大きく分けて2つあります。

まずなんといっても、その高い信頼性と実用性です。数ある時計ブランドの中でも、ロレックスの時計に寄せられる信頼は圧倒的です。また、実用性がとても高いという特徴もあり、これらの要因がロレックスの絶大な人気に繋がっています。

高級時計ブランドの中でも、ロレックスは特に実用性を重視しており、例え中古の品であっても稼働率は抜群です。時間が経っても高い性能や機能を維持し続けるロレックスの製品に、多くの方が信頼を寄せています。

また、性能を維持し続けるロレックスはリセールバリューがとても高いブランドです。販売相場に対して買取相場はとても高く、投機対象としても人気があります。このリセールバリューもロレックスの人気の要因の一つです。

特に人気の高いスポーツモデルの買取価格はとても高く、加えて生産終了のタイミングなどで買取価格は急上昇する傾向がみられます。ですので、安いうちにスポーツモデルを購入しておいて、生産終了のタイミングで手放すことで、利益を得ることも可能です。

ロレックスの時計は
どのように入手する？

人気がとても高いロレックスの時計はどのような場所で購入できるのでしょうか。

多くの方が1番に考えるであろう購入場所はやはり正規店だと思います。ロレックスの本社から直接輸入している正規店では、定価価格で購入することが可能です。今現在の相場だと並行店で購入するより、正規店で購入した方がお得に購入できます。

正規店のメリットとデメリット

正規店で購入するメリットは、定価価格での購入が可能という点に加えて、どの商品も新品で手に入れられる点も挙げられます。また、各種保証がつくのも嬉しいポイントです。高級時計ブランドであるロレックスは、どのモデルであってもその値段は最低でも80万円以上。保証がついていると安心して使用できるでしょう。

しかし、正規店での購入にはデメリットも存在します。それは人気モデルの入手が困難だという点です。正規店では商品の品薄が続いており、その品薄は慢性的なものです。そのため、欲しい時計を目指して正規店に訪れても、お目にかかれないといったケースが多く存在します。

入荷タイミングは明かされていないので、いつ、どのようなタイミングで商品が入荷するか客側は一切知ることが出来ません。そのため、お目当ての時計を手に入れようと定期的にロレックスの正規店に訪れる「ロレックスマラソン」をおこなう方が後を立たない状況なのです。

定期的に正規店に通うロレックスマラソンをおこなっても、必ずお目当ての時計と出会えるかどうかは運次第です。中には、数年通った末にやっとゲットできたという方も大勢いらっしゃいます。

ロレックスの正規店は日本に約70店舗展開されています。その大半が東京に集中しており、地方となると大阪や札幌、福岡市など大きな都市に存在しています。そのため、地方に住んでいる方は正規店に訪れることが難しく、入手がより難しくなってしまいます。

では、「お目当ての時計がどうしても欲しい」「近くに正規店がない」といった方はどうすれば良いのでしょうか。そんな時に利用をおすすめするのが並行店の存在です。

並行店の存在

並行店とは、ブランドやメーカーと直接取引をして商品を入荷するのではなく、卸売業者や海外のバイヤーなどから仕入れるお店のことをいいます。並行店の大きなメリットは「価格が安い」「正規店よりも安い値段でメンテナンスを受けられる」「レア物や生産が終了した時計と出会える可能性がある」といった点が挙げられます。

まず商品価格が正規店よりも安いという点は並行店で購入する最大のメリットです。並行店では、値段をつける際に、商品の定価を参考にするのではなく、その時の相場を元に査定され値段がつけられます。そのため、ほとんどのブランドが定価よりも安い値段で売りに出されていることが多いのです。

また、安い値段でメンテナンスを受けられるのも嬉しいポイントです。優良な並行店の多くが独自に修理工房と提携を組んでいます。その修理工房で、商品の修理やメンテナンスをおこなってもらうことが可能なのです。

例外を除いて、メーカーでメンテナンスをお願いするよりも安い価格で承ってもらえることが多く、しっかりと丁寧に作業をしてくれます。安い価格で入手し、アフターケアも安く済ませられるのは並行店だからこそと言えるでしょう。

また、手に入らなくなった過去のモデルや、生産が終了したモデルに出会える可能性がある点も並行店を利用するメリットです。

並行店には正規店の在庫などは一切関係しません。様々なルートを利用して入荷をおこなう並行店では、ヴィンテージ時計や、発売当時に生産本数を絞られた限定品の時計など、様々なレア物が多く取り扱われています。

「正規店ではもう手に入らない時計がどうしても欲しい」という方はぜひ並行店の利用を検討してみてください。

ただ、並行店を利用する上で注意してほしい点があります。それはコピー品の存在です。様々なルートから仕入れる並行店では、コピー品が店頭に並んでしまうことがあります。そういった点で不安を感じる方は絶対に正規品を入手できる正規店の利用をおすすめします。

まとめ

今回は、ロレックスの売れ筋、人気商品をご紹介してきました。高級時計ブランドとして名を馳せるロレックスの商品はそのどれもが、精巧な技術と洗練されたデザインを楽しめます。

需要が上がり続ける中で、お目当てのモデルを入手することは簡単ではありません。しかし、正規店と並行店を上手に利用することでお目当ての商品を入手できる確率がグンと高まります。

今回ご紹介したモデルを筆頭に、ロレックスの商品はそのどれもが高い価格で買取されています。需要が高まり続けている今が、買取に出す絶好のタイミングです。もし、家の中に眠っているロレックスの時計がある方や、もう使わないという方はぜひ一度、「おたからや」へご相談ください。

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