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サブマリーナーの
新作の特徴は?
旧モデルとの違いも解説

どのような商品でも新作が出るのは楽しみなものです。とくに時計の新作はなかなか出ないことも少なくありません。今回は、2020年に登場したサブマリーナー デイトRef.126610LNについて解説します。「潜水艦」の意味を持つサブマリーナーは、1953年に登場した後、高い人気を得ているダイバーズウォッチです。こちらは10年ぶりの新作として登場した後、いまだに注目を集めているモデルです。前作とどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

 

サブマリーナーの歴史

 

1953年にサブマリーナーが登場したときは、すでに潜水時計を計測できるベゼルが搭載されていました。Ref.6204モデルは100メートル防水性能を搭載。1950年代にはクロノメーター使用のタイプが誕生しています。1950年代後半にはリューズガードを搭載し、ダイバーズウォッチとしての機能がますます高まっていきました。

1960年代にはデイト付きが登場、1980年代には水深300メートル防水に進化したのです。さらに潜水時の計測を正しくできるよう、逆回転防止機構が搭載されより安全性も高まりました。

2003年の50周年には記念モデルが発表され、ベゼルにグリーンを使ったグリーンサブが登場します。2005年からは自社で開発している硬質なセラミック素材をベゼルに使用し、美しさを守る装備がなされています。2010年にはCal.3135ムーブメントを搭載し、パラクロムゼンマイに。磁力にも、温度変化にも強いサブマリーナーとして今でもダイバーズウォッチとして高く評価されています。

 

サブマリーナーの魅力

 

サブマリーナーの特徴の一つがオイスタースチールです。衝撃に強く研磨性にも優れているため、過酷な環境においてもその美しさを損なうことはありません。軽くて着け心地のよいオイスターブレスレットも魅力です。長さ調節も簡単にできるのも便利です。

ダイバーズウォッチとしての魅力も満載の時計です。堅牢なセラミック製のボディであるベセルは頑丈で、傷がつきにくい素材です。傷のつきにくい素材は長期間美しさをキープすることが可能です。さらにグローブをしたまま操作可能。水のなかでも安心して装着できる究極の防水時計でもあります。初代では100メートル防水でしたが、現在では300メートル防水へと進化しています。高い気密性を持つ三重構造のパッキンを内蔵したトリプロックリューズは、サブマリーナーの標準装備です。

また、潜水時間を測定できる回転ベゼルを搭載したダイバーズウォッチであり、機能的でスタイリッシュなデザインも魅力です。スポーツモデルとして知られる時計でもあり、海中はもちろん、スーツを着用するシーンにもマッチするデザインが魅力です。

常にスポーツモデルの象徴としてその地位を維持してきたサブマリーナーですが、大きな特徴の一つに文字盤があります。黒い文字盤がスタイリッシュでクールな印象を与えているのも魅力ですが、ダイバーズウォッチとしての役割も果たしているのです。

ほとんどの時計が黒もしくは濃紺の文字盤が使用されているのは、海中で光を反射しないためです。光が反射すると周りにいる魚たちを刺激してしまいます。さらに海底でも読み取れる夜光インデックスと指針が装備され、視認性を高めているのです。

 

116610LNの魅力

 

10年ぶりと言われる新作126610LNは、長く人気を博していた116610LNの後継機となります。116610LNとは、どのような時計なのでしょうか?116610LNはCal.3135ムーブメントを搭載したダイバーズウォッチです。水圧に強いのはもちろん、磁力にも強い時計でブルー・パラクロムヒゲゼンマイ搭載。従来のものより10倍といわれる衝撃に対する強さもあります。精度も高く、時間の狂いもありません。使用中、ぶつけやすいベゼルの部分はセラミック素材で傷にも強いのが特徴。セラミック独特の風合いが、高級感を漂わせています。

スポーツウォッチのカジュアルさだけでなく、品のある魅力的な時計です。ウォータースポーツをするときだけでなく、ビジネスシーンにも適する美しさがあります。モノトーンの色彩は大人の色気さえも感じさせ、シックな印象も魅力的です。時計の厚みも感じさせないフィット感も快適。機能性、付け心地、どれをとっても高い評価を得ているダイバーズウォッチですから、今後もその人気が衰えることはないでしょう。

 

新作126610LNの印象

 

116610LNと比べて、新作の126610LNは大きく違うのでしょうか?大きく異なる点はサイズです。ケースサイズが1mm大きくなっているので、ラグやコマ幅にも影響を与えています。しかし、それほど大きく変わった、という印象はないでしょう。従来のサブマリーナーの気品やスタイリッシュさは継承され、違和感はありません。パッと見、確かに大きくなった印象は否めませんが、全体的なバランスを調整しているので大きな変化とは感じないでしょう。

また、素材はゴールド・ロレゾール・ステンレスのバリエーションで、ステンレスモデルにおいてはグリーンサブと言われるグリーンのセラクラムベゼルがあります。

 

126610LNの特徴①サイズの違い

 

116610LNからどのような変化があったのか、126610LNの特徴について解説します。

変化の一つは、ケースサイズです。現行のケースサイズは40mmのものがほとんどでしたが、新作は41mmです。1mmならそれほど違いがないのでは?と思うかもしれませんが、時計はそれほど大きなものではないので、たとえ1mmの違いでも印象が大きく変わります。時計全体のバランスにも影響するので、「少し大きくなった」ことがすぐにわかるでしょう。ケースサイズが大きくなったことで、針も大きくなっています。分針を長くすることで、バランスを取っているのでしょう。サイズアップはありましたが、重さは変わりません。

サイズが大きくなったからといって、品のよさや美しさが損なわれるわけではありません。厚みは変わらないこともあり、スタイリッシュで上品な雰囲気はそのままです。

サイズが大きく変わった一方で、ラグ幅は細くなりました。美しくスタイリッシュな雰囲気がそのまま保たれているのも、ラグ幅が広くならず細くなっているからと言えます。ラグ幅を細くすることで、頑強な印象を前面に出さず、クールな印象を与えています。

 

126610LNの特徴②王冠マークの違い

 

一目でわかる変化の一つが、「SWISS MADE」のデザインです。現行の時計では6時の位置に「SWISS MADE」とデザインされていましたが、新作はSWISSとMADEの間に王冠マークが入っています。位置もメモリの上から下へと変更され、スッキリとした印象になりました。ちなみに一部例外はあるものの、Cal32系ムーブメントを搭載している時計に見られるデザインです。

 

126610LNの特徴③ムーブメントの違い

 

116610LNではCal.3135でしたが、新型にはCal.3235ムーブメントが搭載されています。新世代のムーブメントと呼ばれているCal.3235は、約70時間のロングパワーリザーブ、ブルーパラクロム・ヘアスプリング搭載の高耐磁性能を持つなど、ハイスペックなムーブメントです。大きなゼンマイを搭載し、操作禁止時間帯がないデイト表示で非常に便利。従来は、午後8時から午前4時の間の日付操作は故障しやすくなるとされていましたが、それを気にする必要がありません。

Cal.3235はハイスペックではありますが、Cal.3135は1988年の発表から今日まで、高い評価を得ていることに変わりはありません。5年の年月をかけて開発した性能は高いもの。磁力にも強く、衝撃にも強いゼンマイを使用しています。

 

126610LNの特徴④コマの違い

 

新型は旧型よりコマの数が1つ少なくなっています。ブレスレット12時側のコマが1つ減っていて、外せないコマと外せるコマがあります。116610LNより調整しにくい点ではありますが、外れるコマは5つあるので、それほど不自由さを感じることはないでしょう。

また、ラグのデザイン変更に伴い、コマの幅も広くなっています。コマ幅が広くなってしまったため、旧型のコマは使用できなくなりました。今までは基本的に40mmサイズであったため、モデルが違ってもコマの幅は同じなので合わせられたのですが、今回はそれができません。その点は注意しなければなりませんが、雰囲気や印象の美しさは変わりません。

 

126610LNの特徴⑤定価の違い

 

新型の時計は定価が上がっています。116610LNは943,800円ですが、126610LNは965,800円です。スペックが高くなっていることで、2万円ほど値上がりしています。2万円程度なら新型を購入したい、と考える人は多いと思われますが、正規店での購入は難しいでしょう。そのため、実際にこの価格で購入できるとは言えません。定価よりもさらに高い購入費用が必要でしょう。ロレックスのなかでも高い人気を誇るサブマリーナーは価格も高騰している状況です。新型となれば、多くのファンがこぞって買いに走ることは目に見えているので、常に価格チェックをしたほうがいいでしょう。

それなら116610LNは買いやすくなるのでは?と期待する人もいるでしょう。通常、新作が登場すれば旧型の価格は下がるものです。しかし、2021年3月では、価格に差はほとんどありません。新作・旧作に関係なく人気のあるタイプは多いものですが、116610LNも人気があります。40mmのサイズと印象、雰囲気を魅力に感じている人が多い、ということでしょう。

 

まとめ

 

新作である126610LNは従来のものと比べるとケースサイズが1mm大きくなっています。その点が大きな違いと言えるでしょう。ただし、そのせいで今までと印象が大きく変わった、違和感がある、といったことはありません。サブマリーナーの持つ優雅で上品でありながらシャープさを持ち合わせている魅力的な時計という点は変わらず継承されています。さらにハイスペックなムーブメントを搭載し、より機能性が高まるほか便利に使用できる点が魅力です。残念ながら価格の高騰は免れませんが、その分魅力的な時計であることは間違いありません。

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