最高品質の時計「ロレックス」のガラスに、王冠の透かしマークがあるのを知っている方は多いでしょう。ちょうど6時の位置にある王冠の透かしマークは、ロレックスの象徴です。本記事では、王冠の見方やいつからマークが入ったのかを解説します。
Contents
ロレックスの豆知識①透かしマークの採用は1999年
透かしマークは、ロレックス創業当初から入っているわけではありません。王冠の透かしマークが時計に刻まれたのは、1999年に発売された「ヨットマスター・ロレジウム」です。現在はほとんどのモデルに透かしマークが入っていますが、当時はヨットマスター・ロレジウム限定で刻印されていました。2003年以降に、一部を除くロレックスの腕時計に、王冠の透かしマークがあります。このマークはずっと同じデザインではなく、時代と共に変化しているのをご存じでしょうか。実は、2016年以降に発売された新型モデルの「デイトナ」は、王冠マークのデザインが少し変わっています。旧デザインは、王冠の底部分の線が1つでしたが、新型デザインは線が2つになりました。微妙な変化ですが、ロレックスをお持ちの方は調べてみてはいかがでしょうか。
ロレックスの豆知識②透かしマークは偽物を見分けるため
透かしのマークが入っている理由は、模造品や偽造品と区別をするためです。買取店で偽物を判断するときは、この王冠透かしマークのチェックは欠かせません。王冠のデザインはもちろん、透かしの濃さも本物を見極めるうえで大事なポイントになります。ロレックスのガラスは、サファイアクリスタルを使用しているため、刻印を入れるには高度な技術が必要です。容易く透かしマークを真似することはできませんが、ロレックスに似せた偽物が出回っているのも事実です。しかし、ほとんどの偽造品は造りが荒く、きれいな透かしマークのデザインを真似することは困難だと言われています。肉眼でも見えすぎている王冠マークや、王冠の大きさが違う場合などは、鑑定士に調べてもらうのが良いでしょう。
ロレックスの豆知識③透かしマークは肉眼で見づらい
透かしマークは、簡単に見えるものではありません。レーザーで刻印された小さなマークなので、肉眼ではとても見えにくくなっています。特に文字盤が青や白いモデルは、正面からほぼ見えません。おすすめの確認方法は、ルーペや虫眼鏡を使用して見ると確認しやすくなります。見方のコツは、角度を変えて見つけることです。光の反射を利用し薄い王冠マークを探します。高倍率のルーペがあれば、くっきりと見やすくなるのでおすすめです。また手元が暗いと透かしマークが見にくいので、卓上ライトやスマホのライトを時計に当ててみてください。角度を変えながら風貌を照らしてみましょう。なかには、そのような道具を使用しても透かしマークが「見えない」という人もいるでしょう。どうしても見つからない場合は、鑑定士に見てもらうのも一つの手です。反対にあまりにも透かしマークがくっきりと刻印されている場合は、偽造品の可能性があるので覚えておきましょう。
ロレックスの豆知識④モデルによっては透かしマークがない
なかには、王冠の透かしマークがないモデルもあります。透かしマークが入っていないロレックスのモデルは、「ミルガウス グリーンガラス」です。ミルガウスの秒針は、ギザギザと稲妻の形をしておりユニークなデザインをしています。この時計は、「グリーンサファイヤクリスタルガラス」という材料を使用しており、刻印を入れようとすると割れてしまう可能性があるため入れることができません。繊細なガラスを使用しているので、扱いが難しいモデルです。他にも、王冠の透かしマークが刻印されているのに、見えにくいモデルがあります。例えば、文字盤が青い「ディープシー ディーブルー」はルーペを使用しても見つけづらいでしょう。また、1999年前に発売された古いタイプのロレックスには、透かしマークが入っていません。しかし、ロレックスの修理やオーバーホールをした際に、王冠スカマーク入りのガラスに変更されることもあるようです。買取店では、マークがあってもなくても買取価格は変わりません。それよりも、箱やギャランティカードなどの付属品がある方が、買取金額に差が出ることもあります。
まとめ
ロレックスの透かしマークについて紹介しました。最後に本章の内容をまとめておきます。
- 透かしマークは1999年から入れられた
- 透かしマークを入れた理由は、偽物と区別するため
- 透かしマークは肉眼で見づらいため、ルーペを使うのがおすすめ
- 透かしマークがないモデルもある
ロレックスの透かしマークがないからといって、偽物というわけではありません。昔のモデルは透かしマークがないので、豆知識として覚えておきましょう。ルーペを使用しても透かしマークが見当たらない場合は、鑑定士に見てもらうのがおすすめです。
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