ロレックスの手巻きモデルとは何か紹介!その種類や相場についても解説

高級時計ブランド「ロレックス」の特徴に、手巻きの時計を採用し続けているということが挙げられます。時計愛好家やコレクターにとっては、このほかにはない仕様が魅力でしょう。
ここでは、ロレックスの手巻きモデルについて、解説していきます。
Contents
ロレックスとは?
改めて、そもそもロレックスとはどのようなブランドか、紹介します。
ロレックス(Rolex)は、元々は1905年に、ドイツ人のハンス・ウィルスドルフ氏がロンドンで創業したのが始まりと言われているブランドです。
ロレックスはそこから現在までの100年以上の歴史を誇る老舗であるといえます。
そして、現在でも人気は衰えることなく、トップブランドとしての地位を保ち続けています。
今はスイスに本部がある、高級腕時計ブランドです。「時計の王様」の異名をもつほどです。
全ての部品を自社で製造しているというこだわりもあってか、時計本体の価格は、なんと100万円を下らないものも多くあります。
世界的にも人気があり、著名人では、シンガーソングライターでグラミー賞受賞歴もある、ジョン・メイヤー氏などもロレックスの腕時計を愛用しているという情報があります。
国内でも、コメディアンのダウンタウン・浜田雅功さんや、元関ジャニ∞メンバーのアイドル、渋谷すばるさんなど、知らない人はいない大御所レベルの方が愛用されている傾向にあります。
手巻きモデルとは?
次に、そもそも、時計の手巻きモデルとはどういったものかについて解説します。
主流になっているのは、全回転ローターによる自動巻きの時計ですが、手巻きの場合、ゼンマイを自分で巻くという作業をして、初めて時計が動くものになります。ですので、毎日1度は、ゼンマイを巻く作業が必要となります。
1930年代までは、時計は手巻きが主流でした。それ以降は、少しずつ自動のものが増えてきました。
自動の腕時計が増えてきてから、ロレックス以外の腕時計メーカーの多くは、早々に手巻きの時計の生産をやめてしまったのですが、これに対してロレックスは、その後の時代も手巻きモデルの生産を続けていたのです。
手巻きモデルの代表がオイスターケース採用のモデルですが、手巻きのオイスターの生産を完全に打ち切るのは、そこから半世紀以上経過した、1980年代でした。
とはいえ、今から遡って1980年代以前のものとなると、かなりプレミアがつく可能性が高い、いまやアンティークウォッチに分類されるものであると言えるでしょう。
ロレックスの手巻きモデルについて紹介
ロレックスの手巻きモデルには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?順に紹介していきます。
・オイスターケース採用のモデル
特殊な工具によって全体を抑え込みながら、裏蓋を装着しており、それに加えて、ねじ込み式のリューズも採用されている「オイスターケース」という構造のものがあるモデルです。これがあることによって、時計の気密性が高まると言われていますので、オイスターケース採用のモデルは、実用的なタイプです。
歴史を遡ると、1926年にこのオイスターケースは開発され、その5年後に自動のタイプの時計も開発されました、つまり、言い換えるとそれ以前に生産されたオイスターの時計は完全に全てが手巻きタイプと言えます。
・ノンオイスター
ロレックスは、上記で説明した「オイスターケース」を搭載していない、いわゆる「ノンオイスター」も打ち出していました。ノンオイスターの代表的なモデルですが、たとえば、1930年代から40年代あたりの時代において、高品質なドクターズウォッチとして有名になった「プリンス」、ドレッシーなデザインが印象的な「チェリーニ」、そして「オーキッド」や「カメレオン」などのアンティークなレディースウォッチが挙げられます。
・クロノグラフ
ロレックス製の自動巻きタイプのクロノグラフは、1980年代後半ごろに発表された「デイトナ」というモデルが始まりである、と言われています。
つまり、逆に言えば、それ以前に作られたクロノグラフは全て、手巻きタイプである、ということができます。
その時代のもの、たとえば、自動タイプ登場前の時点では、ロレックス唯一のクロノグラフである、「デイトナRef.6263」や「Ref.6265」は、ロレックスのブームの中で、大いに注目を集めていました。
そしていまやプレミアの象徴として、国際的なオークションでも、必ず高額で落札され、額を更新し続けるほどとなっています。
手巻きタイプの時計はコレクション用?その理由は?
アンティークで、プレミアがつくと聞くと、手巻きタイプの時計が欲しくなるかもしれませんが、一点、注意点があります。
それは、もちろんではありますが、実用には向かないということです。
その理由ですが、手巻きのクロノグラフについては、対応する部品の供給が終了しているという背景もあり、何かあったとき、たとえば故障や破損の際には、その対応を受けてくれないことが多いからです。
したがって、日常使いするには向かず、あくまで観賞用、コレクション用として割り切って探し、入手するのがおすすめです。
一般的な手巻きタイプの買取相場は?
コレクション用として集めるにしても、気になるのは、その手巻きタイプの時計が、一体相場としてどれぐらいの価値を持つかだと思います。
意外にも、最も古い、1950年以前のものは、上記で説明したような、メンテナンスついてのリスクも高くなることもあって、その価格は、査定する人によって大きな差が出る可能性があります。
同じく、レディースのドレスタイプやチェリーニも、価格はさまざまになり、幅が出そうです。
状態が良いものほど根気強く色々なお店に相談してみる必要があるといえるでしょう。
ただ、1960年代以降あたりの一般的なオイスターは、現在相場が上がっていると言われています。
当時10万円以下で、初心者が買いやすいロレックスと言われていたオイスターデイトの時計も、今であれば20万円以上のプレミア査定額になる可能性もあります。
そして、手巻きクロノグラフや、複雑な機構を持つモデルであれば、純正品でありさえすれば、ほとんどすべてがプレミアムの対象となっています。そのため高額を期待することができるでしょう。
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ここまで、手巻きタイプのロレックス腕時計について紹介をしてきました。
さて、みなさんの周りに、このような高級時計は眠っていませんか?
せっかくの高級品ですから、たとえ使わないとしても、家に置いてあるだけでは、とても勿体無いです。
ですので、このような高級品の整理、処分に迷ってしまった時は、買取専門店にもっていくことをお勧めします。
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