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    比較したい6モデルを紹介

ロレックスの
デイトナ記念モデルの特徴と
比較したい6モデルを紹介

ロレックスは数十年以上にわたり人々に愛されてきました。モデルによってはロングセラーとなる時計も存在しているくらいです。そんなロレックスの特別仕様を探しているなら、記念モデルを比較してみてはどうでしょうか。ロレックスからは、デイトナなど50周年モデルが多数販売されているため、価格やデザインなど幅広い面で比較してみてください。

 

ロレックスのデイトナ50周年
記念モデル

人気の高いロレックスといえば、デイトナがあげられるでしょう。誕生より60年以上の歴史があるモデルで、メーカー唯一となるクロノグラフが評価されています。ケースサイズは40mmで存在感があり、ブラックの文字盤が引き締まった印象です。ロレックスのスポーツモデルのなかでも上位機種となるため、値段はやや高めの設定となっています。もともとデイトナは生産数が少ないため入手困難で、その希少性から人気が非常に高いモデルです。とくに日本で出回らないモデルはプレミアム価格となりやすいでしょう。このように人気が非常に高く、日本では在庫不足で相場が上がりやすいモデルのため、記念モデルも今後価格が高騰する可能性があります。

50周年記念モデルとして登場したのは、コスモグラフ デイトナ Ref.116506です。販売価格は約730万円で、中古市場でも500万円は下らないでしょう。価格は非常に高額ですが、スポーツモデルにおいて初となるプラチナモデルとなっており、希少性が高い個体となる可能性を秘めています。プラチナモデルに採用されているアイスブルーの文字盤が印象的で、爽やかな雰囲気があります。デイトナの3つあるインダイアルの見た目はそのままですが、アイスブルーの文字盤は通常のブラックのものとはまた違った印象があるでしょう。ケースサイズは40mm、パワーリザーブは約72時間、防水性能は100mです。また、栗色のベゼルや、インダイアルの塗装も、50周年記念仕様となっています。アイスブルーの文字盤との組み合わせで、大人っぽい仕上がりでしょう。

ロレックスの
デイトナ記念モデルと
比較したいGMTマスター

パイロットウォッチとして開発されたGMTマスターにも、50周年記念モデルがあります。GMTマスターは2か国を確認できる機能性が評価されています。また、GMTマスターは、赤・青・黒などの色が採用されており、よりスポーティな印象です。GMTマスターは、色が豊富なため、自分の好みに合わせてモデルを選べる魅力があります。機能面の特徴では、24時間で1周するGMT針と24時間計回転ベゼルがあることです。この2つの機能により2か国の時間が確認できますが、GTMマスターⅡでは3地点の時刻を確認することも可能です。GMTマスターは1955年~1999年のモデルで、GMTマスターⅡは現行のラインナップとなっています。

50周年記念モデルとして発売されたのは、GMTマスターⅡ Ref.116718LNです。イエローゴールドの豪華さと、グリーンの文字盤で個性的な印象があります。今までにないデザインのため大きな話題となり、ゴージャスな時計を求める人に注目されました。見た目にインパクトがあるだけでなく、機能性がアップしたことでも評価の高いモデルだといえるでしょう。注目したい機能面では、パラクロムヒゲゼンマイがあります。これはこのモデルへの搭載が最初で、温度変化や磁力に強くなっています。このゼンマイはロレックスが独自に開発したもので、特許を取得しているものです。ほかにも、このモデルで搭載が初となる、セラクロムベゼルも注目すべき点でしょう。セラクロムベゼルはハイセラミックを採用しており、傷に強く経年劣化しにくい素材です。デイトナなどのスポーツモデルでセラクロムベゼルの採用はありましたが、GMTマスターはこのモデルが初搭載となりGMTマスターの人気が一気に高まるきっかけとなりました。

ロレックスの
デイトナ記念モデルと
比較したいデイデイト

ジュエリー感覚で身につけられるデイデイトにも、デイトナ同様に50周年記念モデルが発売されました。デイデイトといえばゴージャスな見た目で、ロレックスのなかでも最高峰モデルとして位置づけられています。使われている素材は、金無垢やプラチナです。ダイヤや宝石をちりばめられたモデルもあるため、高級感はバツグンでしょう。使われている素材は高級なものばかりで、成功者が身につける時計としての印象があります。ステータスの高さを象徴するモデルとして選んでいる人も多い時計です。見た目が豪華なだけでなくムーブメントはCal.3155採用で機能性も優れており、デイデイトだけの曜日表示も実用性が高くなっています。

50周年記念モデルとして発売されたのは、デイデイト36 Ref.118348です。イエローゴールド素材に、文字盤にはパヴェダイヤモンドがあしらわれています。文字盤の色はグリーンでゴールドとの相性がよく、グリーンを採用することでナチュラルな雰囲気があるでしょう。文字盤に隙間なく詰め込まれたダイヤが特徴で、成功の証しともいわれるデイデイトにふさわしいデザインです。身につけるだけでステータスの高さを表現できるため、長年頑張ってきた自分へのご褒美としてもおすすめのモデルです。ケースサイズは36mmで大きすぎず、アクセサリー代わりとしても身につけられます。パワーリザーブは約48時間、防水性は100mと実用面でも優れています。

ロレックスの
デイトナの記念モデルと
比較したいミルガウス

ミルガウスは、1,000ガウスの磁場でも使用できる、医療関係者向けに開発されたモデルです。デイトナと同様に、ミルガウスも50周年モデルが発売されています。ミルガウスは当時その価値感が認められず、1970年代には生産終了されたこともありました。しかし、近年では携帯電話などの磁場の影響も出てきたため、再び注目されることになります。時計は磁場の影響を受けて時間がズレてしまうことがありますが、日常生活でパソコン・携帯電話などを使うようになり、時計の精密さを重視する人にミルガウスが注目されています。ムーブメントはCal.3131を採用しており、ミルガウスだけの特別な仕様です。

50周年記念モデルとして誕生したのは、ミルガウス Ref.116400GVです。もともとミルガウスは医療関係者やOA機器を使う人に人気のモデルで、50周年記念モデルも日常使いがしやすいシンプルなデザインが採用されました。ダイヤルカラーはブラックで落ち着いており、スーツ姿や白衣に組み合わせると時計が主張しすぎません。また、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーン、イナズマ針をオレンジにしており、レトロな雰囲気です。イナズマ針は初代モデルに採用されていたこともあり、ファンの間で人気が高まり、この50周年記念のモデルは、一時価格がかなり高騰したこともありました。ケースサイズは40mm、パワーリザーブ約48時間、防水機能は100mです。

ロレックスの
デイトナ記念モデルと
比較したいサブマリーナー

ロレックスのなかでも人気モデルを選びたいなら、サブマリーナーがおすすめです。デイトナと同様に、50周年記念モデルが発売されています。サブマリーナーはダイバーウォッチとして誕生したモデルで、見た目のデザインの良さだけでなく機能面でも高い評価が得られています。防水機能は300m対応で、ダイビングをする人や、日常生活で水に濡れる機会が多い人におすすめです。文字盤はブラックが採用されており、引き締まった印象です。ブラックを採用しているのは海中で魚を刺激しないためで、また独自発光塗料により視認性が高くなっています。また、サブマリーナーはコレクターが存在する希少なモデルも多いことから、価格が高騰することもある人気のモデルとしても有名です。

50周年記念モデルとして登場したのは、サブマリーナー Ref.16610LVです。あざやかなグリーンを採用しており、「グリーンサブ」ともいわれています。文字盤はブラックで、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンとの相性がいいでしょう。7年の生産の間に繰り返しマイナーチェンジされており、とくに初期モデルはマニアの間で人気があります。ほかのモデルとの違いは、フォントの種類が違う点です。ファット4ワイドスイスでは、40のフォントが台形になっています。ビックスイスは6時にある「SWISS MADE」の文字が大きく、ワイドスイスは6時の「SWISS MADE」の間の間隔が広いタイプです。どれも希少性が高いため、高値で取引されています。

ロレックスの
デイトナの記念モデルと
比較したいシードゥエラー

サブマリーナーの防水性は300mですが、さらに防水性を高めたモデルがシードゥエラーです。これは、デイトナ同様に50周年記念モデルが発売されています。防水性は610mで、さらに水深1,220mや3,900m対応の防水モデルも発売されました。シードゥエラーはサブマリーナーの上位機種で、高い防水性を求める人に人気があります。また、シックな印象のスポーツモデルでもあるため、ビジネスマンからも高い評価を得ており、そこまで防水性が要らない人にもおすすめです。ダイビングウォッチとしての機能が高く、9時位置にはヘリウムガスエスケープバルブを搭載しており、プロ用としても使用できるでしょう。2008年に生産が終了しましたが、2017年には50周年記念モデルが発売されています。

シードゥエラーの50周年記念モデルは、シードゥエラー Ref.126600です。文字盤はブラックで、赤色の「Sea-Dweller」の文字は、初代の初期モデルのみに生産されたデザインと似せています。赤シードはマニアの間では人気があり、50周年記念モデルにも採用されており、記念モデルとしてふさわしいデザインでしょう。ケースサイズは43mmで、従来のサイズは40mmのためワンサイズ大きくなりました。パワーリザーブは約70時間、防水性能は1,220mでプロにもおすすめのモデルです。防水性能は三重密閉構造を採用しており、ヘリウム排出バルブにより、深い場所へのダイビングでも安心して使用できるでしょう。

ロレックスのデイトナ
記念モデルと比較したい
オイスターパーペチュアル

オイスターパーペチュアルの「オイスター」とは、高い防水性と防塵性のあるケースのことです。また、「パーペチュアル」は自動巻き機構の意味があります。つまり、オイスターパーペチュアルは、防水・防塵機能のあるケースを採用した、自動巻き機構のある時計という意味です。なかでも、オイスターケースはロレックスの3大技術のひとつで、1926年に開発されたのが始まりです。また、自動巻き機構も3大機能のひとつで、1931年に開発されました。ロレックスが高い評価を得られているのは、オイスターケースの衝撃性や防水性の高さがあげられるでしょう。長年時計の使用に耐えられ、内部のムーブメントが守られるため、耐久性が高くなっています。現代のロレックスにもオイスターケースが採用されていますが、なかでも2つの機能を兼ね備えたオイスターパーペチュアルはロレックスの原点ともいえるモデルです。

50周年記念モデルとして発売されたのが、オイスターパーペチュアル デイト Ref.1530/0です。シルバーカラーでシンプルな見た目の時計です。このモデルは、オイスターケースの特許を申請してから50年となる1976年に発売されました。市場にはめったに出回ることがないため、希少性が高いモデルだといえます。パワーリザーブは約48時間、防水性は100mです。

まとめ

ロレックスの記念モデルは、デイトナをはじめとする複数のモデルで発売があります。実用性の高さや人気があるモデルを選ぶなら、デイトナで間違いないでしょう。ただし、50周年モデルのデイトナは、中古でも販売価格が高額なため手を出しにくい人もいるはずです。ロレックスの記念モデルは別のタイプも売られているため、価格やデザインなど幅広い面で比較しながら、自分に合った時計を探してみてください。

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