パテック フィリップと聞くと、男性向けの商品を扱っている時計ブランドと考えている方も多くいます。ですがアクアノート・ルーチェのように、女性向けの人気モデルもあります。

そこで、女性向けのルーチェにおける魅力や中古市場の価格推移について考えてみましょう。

アクアノート・ルーチェに
おける魅力とは？

女性モデルも人気

パテック フィリップは、男性向けの商品しか扱っていないと考えている方も多くいます。ですが男性向けの商品だけではなく、レディースモデルにも高い人気が集まっています。高級時計全体の価格が高騰している状況の中で、パテック フィリップにおけるレディースモデルの相場も高くなっています。

例えばパテック フィリップのレディースモデルの中で人気が高い商品の1つが、アクアノート・ルーチェです。クォーツムーブメントを搭載していて、ベゼルにダイヤモンドが配されているのが特徴です。

厳選されたダイヤモンドのみを使っていることで、上品な見た目を味わいたいという方から特に注目を集めています。

そもそもアクアノート・ルーチェは、ダイヤモンドの輝きを共に求める女性たちのために開発されたものです。ルーチェが誕生してから、カジュアル・シックの象徴的な立ち位置を確立しています。

国内だけではなく、世界中のセレブから愛される時計です。

ダイヤを使用したシンプルで洗練されたデザイン

またアクアノート・ルーチェにおける魅力の1つが、ムーブメントに高精度キャリバーであるキャリバーE23‑250SCを搭載していることです。機械式時計はモデルによって異なるところが面倒と思い避けられがちでしたが、そのような方からも高い評価を得ることに成功しています。

そして宝飾時計と聞くと、派手なデザインが多いというイメージを持っている方もいるでしょう。ルーチェの場合、ダイヤモンドを使った宝飾時計という特徴を持ちつつ、シンプルで洗練されたデザインになっています。

見た目の美しさと普段使いとしての利用しやすさを兼ね備えている点も多くのファンがいる理由の1つです。

そしてルーチェのベゼルには、ダイヤモンドが48個使われています。約1.11カラットのダイヤモンドが使われていますが、特許取得の折り畳み式バックルを使って安定して装着できる仕組みもポイントの1つです。

薄型設計かつ防水性も高い、パテック フィリップの中では比較的安い価格設定などの点がルーチェの魅力につながっています。

代表的なルーチェの
価格推移を知ろう

5267/200A-001

パテック フィリップのアクアノート・ルーチェには、いくつかのモデルが存在しています。モデルごとに特徴や価格相場などの点で違いがあるため、種類別に特徴を押さえておくことが大切です。

例えば人気が高いルーチェの1つが、5267/200A-001です。ブラックダイアルとステンレススティールが特徴的なモデルで、女性だけではなく男性でも使いやすいと注目を集めています。

男性でも利用しやすいことから、ルーチェの中で特に需要が高い1本という特徴もあげられます。需要が高い5267/200A-001の相場は上昇を続けていて、2022年には500万円台の大台を突破したこともありました。

年々定価の値上がりから現在は353万円です。それに伴い中古の市場の値上がり、700万前後で販売されています。

白で統一された上品な時計として人気が高いのが、ルーチェ5267/200A-001です。ホワイトダイアルには爽やかさがありながら、ラバーストラップは高級感があるデザインが人気を集めています。また全体的に白を基調としていますが、インデックスと針のみは黒のため、モノトーンのコントラストを楽しむことも可能です。

5267/200A-011

黒や白が基調のモデルだけではなく、ダイヤルにカーキグリーンが採用された5267/200A-011も人気を集めています。

ベゼルダイヤで高級感があるデザインという特徴がありながら、カーキグリーンがスポーティーな印象を与えます。身に着ける人を選ぶ印象もあるため、普段使いにしたい場合は注意しましょう。

カーキグリーンは流通量が少ないため、希少性から人気があります。流通量が減少しているため入手しにくく、注目が集まっている種類の1つです。

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中古の相場が1000万円を超える
モデルもある

5268/200R-001

アクアノート・ルーチェの中でも、中古の相場が約1000万円と高額なモデルが5268/200R-001です。5268/200R-001の特徴は、ホワイト×ローズゴールド仕様の自動巻です。

さらにムーブメントには、パテック フィリップ・シール認定を受けたことでも知られる、キャリバー26-330SCが搭載されています。またケースバックにはスケルトン加工が採用されているのも特徴の1つです。世界最高峰のパテック フィリップにおける製造技術が詰め込まれているのも、5268/200R-001ならではの魅力です。

そのような魅力を持つ5268/200R-001ですが、買取相場は約600万円とクォーツモデルと比較すると高めの相場となっています。相場が高くなっている理由の1つが、金の価格が高騰しているからです。ダイヤモンドだけではなく金も使われているモデルのため、金の価格が相場に影響を与えていると押さえておきましょう。

クオーツ時計の最高峰

またキャリバーE23-250SFUS24Hを搭載しているレディーストラベルタイムという特徴を持つ5269/200R–001も、ルーチェにおける人気モデルの1つです。

ケースにローズゴールドが使われているほか、ベゼルダイヤとホワイトラバーストラップの組み合わせによって、エレガントな印象を与える一本として注目を集めています。

華やかな印象の時計を選びたいという方から多く選ばれています。自動巻という点では、5268/200R-001と似ている部分もありますが、5269/200R–001はクォーツ式の時計です。

トラベルタイム搭載のモデルである5269/200R–001は、高値で取引される傾向が見られます。そのため買取相場は約1000万円と、クォーツモデルの中ではトップクラスの取引価格となっています。

ルーチェを少しでも
高く売るコツ

高額買取が期待できるアクアノート・ルーチェですが、条件次第では買取価格が下がってしまうリスクがあります。では高額買取を実現するためには、どのようなポイントに注目したらいいのでしょうか。

高く売るためのポイントを1つずつ押さえて、納得のいく形で買取ができるようにしましょう。

付属品も合わせて売りに出す

高く売るために特に大切なポイントとなるのが、付属品も合わせて売りに出すことです。

時計本体だけを売りに出す場合と、付属品も合わせて売りに出す場合では、買取価格に数十万円もの差がついてしまうケースも見られます。

付属品が足りないという理由だけで査定額が下がることがないようにするためにも、箱や保証書、説明書などの付属品を揃えてから査定を依頼しましょう。特に保証書の有無は時計の価値を左右しやすいポイントの1つです。

ベストなコンディションを保つ

また資産価値を高めたいのであれば、ベストなコンディションを保つ工夫も必要です。汚れが目立つ場合、傷があるという印象を与えて査定に悪影響を与えるリスクがあります。

コンディションが良くて見た目もきれいな時計は、大切にされてきたと思われやすく、査定する側に良い印象を与える効果が期待できます。そこで将来的に売ることを考えているなら、日頃から汚れを拭き取る、傷がつかないように丁寧に扱うなどの工夫が必要です。

傷や故障がある状態の時計を業者が買い取った場合、再販売する前にメンテナンス費が発生してしまいます。メンテナンスが発生する分は、査定額から差し引かれる可能性があります。

ただし査定額から差し引かれる分があったとしても、ルーチェ自体が需要も高くて資産価値があるため、高額買取が期待できます。もしも傷があるという理由だけで買取の利用をためらっていると、相場が下がって売り時を逃してしまうリスクもあります。多少の傷で大幅に査定額が減額となるケースは少ないので、まずは査定を依頼しましょう。

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「おたからや」は、全国各地に約1,200店舗以上を構える日本屈指の買取専門店です。アクアノートをはじめ、パテック フィリップのモデル全般の買い取りに対応しています。

パテック フィリップの最新の買取相場を熟知したプロ査定士が在籍しており、納得のいく適正価格にて査定いたします。また、保存状態の良い時計はもちろん、ガラス面の割れやパーツの変色、サビ、ベルトの汚損など、どのような状態の時計でも査定を行なえるのが強みです。「保存状態が悪くて買い取ってもらえるか心配」といった不安を抱いている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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