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日本は資源の宝庫
「都市鉱山」とは!?

都市鉱山とは

都市鉱山は天然鉱山ではありません。都市部のような、人がたくさんいる街には家電製品や工業製品のゴミがたくさん出ます。廃棄されるスマホやカメラのような家電製品や工業製品が山ゴミになった様子を鉱山に例えて「都市鉱山」と表現されているのです。

スマホやカメラなどの家電製品や工業製品には貴重な金属が使われ、それらを取り出して再利用できる資源として活用します。ゴミの中には貴重な資源が眠っている、夢のような話なのです。

 

都市鉱山で取れる
レアメタルとは

都市鉱山から取れる貴重な金属のことをレアメタルといいます。レアメタルとは地球に元々、埋蔵されている量が少ないものや人には取りにくいところある金属のことを指しています。世界的にレアメタルの定義が決まっておらず、各国によって違います。

レアメタルの対義語として使われるのがベースメタルです。ベースメタルには銅、鉄、鉛、亜鉛、アルミニウムがあります。

工業製品から取れる
レアメタルの種類

どんな工業製品にレアメタルが取れるのか気になるところです。一部になりますが、工業製品とレアメタルの関係性について解説していきます。

レアアース : ハイブリッドカーのモーターに使用しています。モーター内部の高性能磁石に含まれます。

プラチナ : 排出ガスが出る乗り物の排出ガスを浄化する触媒やプラントに使用しています。

リチウム : スマートフォンの充電池に使用されています。

インジウム : 液晶テレビのパネルについている透明電極に含まれています。

 

日本の都市鉱山

日本は天然鉱石のような資源は少ない国ですが、都市鉱山は世界有数といわれています。

金は6,800tが都市鉱山として国内に存在しており、これは世界の眠っている鉱石4万2,000tのうちの16%に値します。銀も6万tで、世界の眠っている鉱石における23%を占めています。

都市鉱山が利用できれば、日本の資源不足問題も解決できるでしょう。

 

世界初の都市鉱山を
利用したメダル作り

東京オリンピックでは「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」が実施されました。このプロジェクトはリサイクルされた金属からメダルをつくるものです。オリンピックのメダルを自然鉱山から掘り出した金属でつくらず、リサイクルによる都市鉱山からつくったのは世界初です。

メダルのために2017年から2019年にわたって、リサイクルによりメダルの素材を集めました。そして、オリンピックの金、銀、銅メダル5000個を都市鉱石でつくり上げたのです。

 

まとめ

都市鉱山とは家電製品のようなレアメタルが含まれるゴミの山を表現していました。数々の貴重な金属が電化製品や工業製品に使われており、そこから資源がリサイクルできれば、資源の少ない日本にはうれしい話です。

実際に都市鉱山からオリンピックのメダルがつくれるほど、日本は都市鉱山がまだまだ眠っていると考えられます。

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