オリンピックイヤーの金相場の動きはどうなる?

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オリンピックイヤーの金相場の動きはどうなる?

新型コロナウイルス感染拡大によってオリンピックの開催年度が延びることとなりました。東京でも開催に向けて様々な動きがありましたが、その中でも特に注目したいのが金相場です。有識者の中には金相場が大きく動くと発言している人もおり、どのように動くのか見逃すことができません。そこで今回の記事では、オリンピックイヤーに金相場の動きはどうなるのか詳しく解説していきます。

金メダルで需要アップは本当?

ほとんどの人がオリンピックを金でイメージするのが、競技でもっとも優秀な成績を収めた証しでもある金メダルなのではないでしょうか。様々な競技が存在しているので、それに合わせて金メダルを作らなければならず需要が高まるという見方も間違いではありません。また団体競技などもあるので、競技によっては何十枚も金メダルを作る必要があります。しかしこの金メダルですが、実は原材料は銀が主成分となっているのはご存知でしょうか。 実は金メダルが銀で作られているのには、深い理由があります。

元々オリンピックというのは平和の祭典目的としたものであり、世界中の人がどのような状況でもスポーツを通じて文化交流をし、助け合う精神を育むことこそが重要なのです。世界に存在している国には経済格差があり、それはメダルを作る際に大きな影響を及ぼしてしまいます。ある国では金で作られていたはずなのに、他の国では金メッキでしかなかったということを防ぐために銀で統一されているのです。そのためオリンピックに必要なメダルの制作のために、金の需要が高まるというのは当てはまらないことになります。 

 

オリンピック開催年度と金相場 

それでは実際に過去のオリンピック開催年度における金相場はどうだったのでしょうか。これまで開催されたオリンピックの金相場を、10年毎に以下で紹介していきます。

1980年 モスクワオリンピックでの金相場

  • 最高価格 6,400円
  • 最低価格 3,645円
  • 平均価格 4,399円

1992年 バルセロナオリンピックでの金相場

  • 最高価格 1,548円
  • 最低価格格1,365円
  • 平均価格 1,525円

2000年 シドニーオリンピックでの金相場

  • 最高価格 1,140円
  • 最低価格 961円
  • 平均価格 1,014円

2012年 ロンドンオリンピック

  • 最高価格 4,677円
  • 最低価格 3,875円
  • 平均価格 4,321円

2020年 東京オリンピック

  • 最高価格7,063円
  • 最低価格 5,214円
  • 平均価格 6,122円

およそ10年毎のオリンピック開催年度における金相場は上記の通りです。

このようにオリンピックが開催されたからといって、必ず金相場が値上がりを見せるというわけではありません。実際にモスクワオリンピックの10年後に開催されたバルセロナオリンピックでは、金の価格が大幅に値下がりしています。またバルセロナからシドニーまでの10年間でも、金の価格はそこまで変動をみせていません。確かに東京オリンピック開催年度における金相場は他の年度よりもかなり高い価格を見せていますが、おそらくこれは他の影響が考えられます。

それは新型コロナウイルス感染拡大です。金相場は世界全体に大きな影響を与えるような出来事があると株式や債券に投資されていたお金が集まる傾向にあるため、東京オリンピックの年度に金相場が大幅に上がったのでしょう。実際に新型コロナウイルス感染拡大の時以外にも9.11アメリカ同時多発テロや世界全体を境に陥らせたリーマンショック、さかのぼれば古くは世界大恐慌などの際にも金相場は値上がりを見せています。そのためオリンピックと金相場に関しては、そこまで関連性がないと言えるでしょう。 

 

東京オリンピック後の金相場を予想する

東京オリンピック後、金相場はどのように変化していくのでしょうか。これを考えるにあたってまず検討しなければいけないのが、世界における新型コロナウイルス感染拡大の状況です。東京オリンピック開催後もいまだに有効な感染に対する薬が開発されていないこともあり、世界ではまだまだコロナに対する対策が迫られています。ワクチンの摂取も世界各地で盛んに進められていますが、完全にコロナウイルスを根絶やしにすることはできておらず、各国でもワクチン摂取の取り扱いにはかなり慎重な姿勢をみせていると言えるでしょう。

もっとも既に新型コロナウイルスと経済活動を並行させていくという姿勢を見せている国もあり、徐々にではありますが経済活動が復活していく兆しを見せています。新型コロナウイルス感染拡大後には、各国で経済に対しての不安から金相場の急激な上昇がみられました。その後値上がりは落ち着きましたが、感染拡大前より価格が大幅に下がったと言う動きは見せていません。

そのためおそらくではありますが、今後も金相場は急激に値下がりをすることはなく、ある程度の価格で高止まりするのではないでしょうか。経済活動とコロナに対する対策を並行していくとはいえ、まだまだどういったことが起きるのかは予測できない状況です。そのため安全資産である金の人気は衰えないでしょう。金の人気が衰えないことを見越して、資産運用の一環で金の買い増しをするのも良いかもしれません。 

 

まとめ

オリンピックイヤーと金相場はそこまで深い関わりがないということがわかりました。もっとも東京オリンピック以降も、世界は新型コロナウイルスと戦いながら過ごしていく必要があるので、安全資産である金の人気は衰えることはないでしょう。コロナに対する各国の動きを見越して、金の買い増しをするというのも良いかもしれません。

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