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    社会情勢について

金の相場価格の
過去最高値は
いつ・いくら?
高値の理由や関連する
社会情勢について

2023年9月には金の買取価格が史上初めて1万円台を記録するなど、昨今、金価格が高騰しているというニュースを耳にした方は多いのではないでしょうか。

金貨や宝飾品として金を保有していれば、「今が最高値なら売ろうか」と考えるかもしれません。金価格の先行きについて予想する場合、金に高値が付く理由がわかればヒントになります。

そこで、この記事では2024年4月現在の金の過去最高値とその理由、2000年以降の金相場と、その背景にある社会情勢について解説します。

金相場の過去最高値は
1gあたり1万3,099円

金相場の過去最高値は、2024年4月17日に付けた1万3,099円です(小売価格・税込)。

金は世界中で取引されており、基本的にはドル建てで価格が決まります。現在、世界の金取引の参加者が基準としているのは、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物価格です。金の円建て価格は、COMEXの価格から導き出されたドル建て金価格にドル円為替相場などを加味して算出されます。

一般の方がよく目にする貴金属商の小売価格は、円建て金価格をベースとして、手数料などを勘案して決められる価格です。

ここ数年は、海外で形成されるドル建ての金価格が上昇傾向にあり、これに連れて国内の金小売価格も上昇しています。

また、円建ての金価格は日本の金先物市場でも観測できます。2024年3月、大阪取引所の金標準先物は過去最高を更新しました。

先物取引とは、将来の売買価格や数量を現時点で約束する取引で、商品などの価格変動リスクを避ける目的や投資目的で利用されます。

過去最安値は1gあたり865円

金価格が過去に記録した瞬間最安値は、1998年に付けた1gあたり865円です。

この頃は東西冷戦が終結したとされ、世界情勢が比較的安定していました。米ドルが基軸通貨としての地位を固めており、安全資産としての金の意義が薄かったことが背景にあります。

1983年以降に原油価格が大幅に下落したことも、金価格の下落トレンドにつながったと見られています。

また、株価と金価格は逆相関の関係にあるとされており、株価が堅調なときは投資対象としての金の魅力は下がる傾向です。

1980年代後半には、バブル経済といわれるほど株価が高騰しました。そのため、この時期に金相場が一段と下落したと考えられます。

金相場が高値を付ける理由

金は、それ自体に価値がある実物資産です。また、金は投資対象として、他の金融資産との比較で相対的に需要が決まる側面があります。

最近の金価格の高騰も、これらの特徴から説明できます。

社会情勢が不安定になったため

金は他の金融資産と異なり、国の信用力や企業の収益性に依存しない価値を持つのが特徴です。例えば、株式は会社が倒産すれば無価値になりますが、金の価値はなくなりません。

そのため、社会経済情勢が不安定になった場合には、株式や債券など、ほかの投資対象から資金を引き揚げ、安全資産である金に移す動きが出てきます。結果として金への需要が高まり、価格は上昇傾向となります。

現在は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック、ロシアとウクライナの戦闘状態など、世界の社会経済状況を不安定化させる事象が続発しているため、金が購入されていると考えられるでしょう。

社会情勢によって金価格が変動する事例としてわかりやすいのは、1980年の金価格の動きです。

ソ連のアフガニスタン侵攻を受けて米ソの対立が深刻化し、金は、1980年1月に1gあたり6,945円と当時の最高値を付けました。しかし、そのわずか4ヵ月後には米ソ間の緊張が緩和され、金価格は3,645円まで一気に下落します。

また、かつて通貨発行の裏付けとして使われていた金は、現在でも、各国中央銀行の外貨準備の一部として保有されるなど、通貨としての性質を保っています。金はいわばどの国の影響も受けない「無国籍通貨」です。

現代において世界の基軸通貨は米ドルです。しかし、もしアメリカが危機にさらされて国力に対する懸念が広まれば、米ドルの信認は落ち、相対的に金の地位が上がっていくでしょう。

金は、社会経済情勢が不安定さを増すときには、世界の基軸通貨米ドルに代わるほど、価値を認められた資産なのです。

円安ドル高基調のため

世界的な金価格はドル建てですが、日本での取引は円換算された金価格で行なわれます。

そのため、日本での金価格はドル円為替相場によって変動し、円安ドル高のときには、ドル建ての金相場が同じであっても円換算の金価格は上昇します。

現在、米国金融当局がインフレ抑制のために金利を引き上げてきた一方で、依然として日本では低金利政策が継続されている状況です。

それゆえに日米金利差を主因とした円安ドル高基調が続いており、円建ての金価格は上昇傾向を維持しています。

低金利が続いていたため

投資対象としての金は、保有していても預金や債券、あるいは株式のように利息・配当を受け取れるわけではありません。株式や債券への投資に代えて金を保有すると、その分収入を得る機会を失ってしまいます。

金利が高い状況では、資産を金に移しておくことによって失う利益が大きくなるといえます。

コロナショックから立ち直るために、ごく最近まで各国は大幅な金融緩和を継続していました。低金利によって金保有のデメリットがあまり感じられなかったことで、金への需要が押し上げられてきた側面があります。

2000年以降の社会情勢と
金相場の関連性

金価格が上昇トレンドに入ったのは、2000年代以降といわれています。この時期に金価格を動かしてきた社会経済情勢について、確認しておきましょう。

【2001年】世界同時多発テロ

2001年9月11日に起こったイスラム過激派によるアメリカ同時多発テロは、下落傾向にあった金価格を上昇に転じさせた出来事です。

1990年代の東西冷戦終結以降、アメリカ経済は隆盛を極め「金がなくても米ドルがあれば大丈夫」とまでいわれていました。「有事の金」はもはや不要とばかりに大量に売却され、底値を付けるに至ります。

その状況を一変させたのが「9.11テロ」でした。

テロの発生直後から金融市場は大混乱に陥り、アメリカの株価は大幅に下落します。基軸通貨としての信用が失墜した米ドルは売り込まれ、「無国籍通貨」である金が安全資産として買われていったのです。

2001年の世界同時多発テロを境に、金は「有事の金」としての地位を回復しました。

【2013年】アベノミクス

2013年には、世界的に金価格が下落するなか、日本で金価格が上昇していきます。このときの金価格には、当時の安倍総理が始めた財政金融政策「アベノミクス」が大きく影響したと考えられています。

アベノミクスは、大胆な金融政策、機動的な財政出動、民間投資を喚起する成長戦略により日本経済の立て直しを図りました。

安倍総理就任直前の2012年12月25日時点で、1万80円であった日経平均株価は、安倍政権終盤となった2020年9月2日には、2万3,247円にまで上昇しました。

また、円安が進行し、2012年12月25日時点で84円台であったドル円相場は、2020年9月2日に106円台となります。円安は、円建ての金価格を上昇させました。

一方で、大幅な財政出動をともなうアベノミクスは、財政悪化による日本国債の価値低下に対する懸念を呼び起こしました。

アベノミクスによる金価格の上昇には、より安全な資産である金への需要が喚起されたためであるという側面もあります。

【2020年】コロナショック

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大、いわゆるコロナショックによって、金価格は大きく上昇しました。

未知のウイルス「新型コロナウイルス」が世界中で猛威を振るったコロナショックは、過去に類を見ないほどの社会経済情勢の不安定要素でした。

人々の動きを制限せざるを得なくなったことで企業活動は大きく制限され、消費は大幅に落ち込みます。

経済状態の急激な悪化により投資家がリスクを取れなくなったため、株価は暴落し、安全資産である金を買う動きが広がります。

また、各国の政府や中央銀行は、この状況を打開するため大胆な財政金融政策を実施しました。それによって各国の信用力に懸念が生じ、金が通貨より安全性の高い資産として見直されるようになりました。

【2022年】ウクライナショック

2022年2月には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻という新たな不安定要素により、金価格はまたも上昇しました。2月22日には1gあたり7,791円と、その時点での過去最高値を更新します。

リスク資産からの資金逃避が起きて株価は下落し、反対に金は有事に強い資産として買われていきます。

また、供給面の不安定化による原油価格などの高騰も、物価上昇に強い金への需要を高めていると考えられるでしょう。

【2023年】米大手銀行の経営破綻

2023年3月、資産規模でアメリカ16位であったシリコンバレーバンクと同29位のシグネチャー・バンクが相次いで経営破たんしました。

これを受けて、アメリカ発の金融危機が発生するとの懸念が高まり、金融システムや通貨への信頼が低下します。

金融システムが傷んでも価値を保てる金は買い進められ、金の小売価格は3月13日に史上初の1gあたり9,000円まで上昇しました。

以上のように、先行きの不確実性が高まると金への需要は増大し、その価格は上昇します。

金の相場情報は
最新のものを収集しよう

金価格を変動させるさまざまな要因について見てきました。売買のタイミングを見計らうには、金相場の動向を正しく把握することが大切です。

そのためには、日々の価格動向をチェックしつつ、金価格に影響を与える社会情勢の動きにも目配りする必要があります。

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金相場の動向を把握するために
注目すべき情報

ここでは、金相場の動向をつかむために注目すべき情報にはどのようなものがあるか整理しておきましょう。

なお、以下の記載は一般的な傾向であり、状況によっては必ずしもそのとおりにならない点に留意してください。理由も、一般にいわれていることを端的に挙げています。

 

  • 原油価格の動向……原油価格が上昇するときは、金価格も上昇する

金はインフレ下でも価値が目減りしない「インフレに強い資産」であるため、原油をはじめとする物価が上昇する局面で需要が増大します。また、金自体が商品であり、物価に連動して価格が動くという側面もあります。

 

  • 世界の金利動向……金利が高いときは、金への需要は減退する

金を保有しても金利が得られず、金保有のデメリットが意識されるためです。

 

  • 世界の株価動向……株価が堅調に推移しているときは、金への需要は減退する

株式投資が活発になるときは経済が安定しており、安全資産である金への需要は減退します。また、株式投資のほうが高い利益が得られるため、金は買われにくくなります。

 

  • ドル円相場……円安ドル高傾向にあるときは、円換算の金相場は上昇する

日本で使われる円建ての金価格は、ドル建て金価格をドル円為替レートで円換算したものであるため、円安時には高くなります。

 

  • アメリカの国力……アメリカの国力が弱いとみなされたら、金への需要は増大する

長期的視点で見ると、米ドルの価値を表すドル指数とドル建て金価格は逆相関の関係です。すなわち、ドルが弱く(安く)なると金価格が高くなる傾向があります。

金は基軸通貨米ドルを代替できるためです。

 

  • 国の信用力……他の国の信用力が弱くなっても、金の需要は増える

通貨の信頼性が落ちることで、通貨以外の手段で価値を保存しようとする動きが強まるためです。

 

  • 世界経済に対するリスク要因……大きなリスクイベントが発生すれば、金への需要は増大する

コロナショックやウクライナショックのように世界中に影響を与えるような大きなリスクイベントは、株式などのリスク資産への投資意欲を削ぎます。通貨の信頼性も低下し、金への需要は高まります。

金を売却するなら
高騰しているときが狙い目

金は稀少な資源であり、鉱物としての埋蔵量には限りがあります。宝飾品や工業用の実需があるため、金価格は長期的な傾向としては今後も上昇すると見込まれます。

ただし、今後世界情勢が安定へ向かって価格が落ち着きを取り戻す、あるいは下落傾向となる可能性がないとは言い切れません。

とりわけ円建ての国内金価格はドル円相場の影響を受けるため、米国の利上げが終わりを迎えて円高方向に振れた場合に下落に転じる可能性があります。

現在自宅に金製品を眠らせている方は、昨今のような金相場の高騰時に売却を検討してはいかがでしょうか。

金を売却する際は、全国に1,000以上の店舗を展開する買取専門店「おたからや」にご相談ください。専門の研修を受けた査定員が豊富な査定データをもとに査定します。

「おたからや」は、金の店頭買取だけでなく出張買取も行なっています。金買取は手数料・査定料・出張料は無料で、売却が成立した場合、代金は即日現金でお払いいたします。

まとめ

金価格は社会経済情勢によって大きく変動します。手もとにある金製品の売却を考えている方は、日々の価格をチェックするだけでなく、このような情勢の変化を注視していけばよいでしょう。

とはいえ、社会情勢をしっかり把握したとしても、将来の価格変動を完全には予測できません。金価格が高騰している現在を、売却に適したタイミングととらえることもできるでしょう。

買取専門店「おたからや」では、店舗での査定だけでなく、Web査定や出張査定も無料で行なっています。金の売却をお考えの方は、ぜひ「おたからや」にご相談ください。

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