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    ルージュカザックの歴史と魅力

世界的ブランドエルメスの
ルージュカザックの歴史と魅力

馬具工房からスタートした世界的な
高級ブランドである「エルメス」の歴史とその中で展開される豊富なカラーバリエーションのうちから、「ルージュカザック」というカラーの魅力、そのおすすめ素材とラインを見ていきます。

世界的ブランドエルメスの歴史

ブランドに疎い人でも一度は聞いたことがあるブランドであるエルメス。このブランドは、36歳のティエリー・エルメスが1837年に馬具を作る工房として立ち上げた「エルメス」が元になっています。その当時、上流階級の人々にとっては馬車がそのステータスを表すシンボルでした。その馬車を操縦するうえでなくてはならない馬具は、馬車を利用する上流階級の人達の安全を守るためには重要な部品です。そのため、それら馬具を制作するには高い技術力が必要とされていました。そんな中、ティエリー・エルメスの立ち上げたブランド「エルメス」の丁寧で高い技術力は馬車に乗る人間を守るだけではなく、馬車を引く馬も傷つけない優しい工夫が施されていたため、多くの人々に愛され重宝されました。そして驚くことに当時の馬車の利用者の中には、ナポレオン3世やロシア皇帝も含まれており、エルメスがいかに高い技術力をもって顧客を引き付けていたのかがうかがい知れます。
しかし、時代が進み20世紀が始まると世の中は馬車から自動車へと変わり始めました。自動車による移動が一気に主流になったのは、特に第一次世界大戦の戦場において自動車が広く普及したためです。この時代の流れにより、エルメスの主な事業である馬具の製造への需要がどんどん減っていくことが予想されました。実はこの時代の流れをいち早く察知していたエルメスは、1990年ごろのまだ馬車が主流だった時に「オータクロア」というサドルやブーツを運ぶための鞄を製造しました。この鞄は見た目のエレガントさだけではなく、その機能性の高さに大ヒットとなりました。
1837年にティエリー・エルメスが馬具工房として立ち上げたエルメスは、このようにして20世紀には鞄や財布などの皮革製品の製造を通して世界中の人々を魅了し続けてきました。

ルージュカザックの魅力

エルメスの商品は、その機能性やデザインのみならず鮮やかでバリエーション豊富な色合いにおいても人気を博しています。その中で、とろみのある真紅のような赤色が絶大な人気を誇る「ルージュカザック」という赤色について見ていきます。
このルージュカザックのバーキンは、エルメスファンが血眼になって探すほどレアな赤色です。赤色と一言で言っても数多くのラインアップがされてきましたが、その中でもルージュカザックは大変綺麗な発色を見せてくれる素敵なカラーです。
エルメスの赤色は濃いめのものから薄めのものまで豊富なバリエーションの色がありますが、その中でもルージュカザックは華やかさの中にも大人の落ち着きを秘めた深みのあるレッドカラーが特徴のカラーとなっています。このルージュカザックは、2012年の春夏に「キャンディシリーズ」として展開されました。このキャンディシリーズの中でも特に大人気だったのがこのルージュカザックであり、まさに真っ赤という表現をするにふさわしい色味となっています。
もっとも、エルメスのキャンディシリーズの新色として登場した当時においては、ルージュカザック1色のバーキンよりも、外側がルージュカザックで内側がブルータラサのバイカラーの方が世間的には人気でした。
このエルメスの真っ赤な色が魅力のルージュカザックは、華やかさだけではなく、芯のある女性を表現したレッドカラーとして幅広い世代の女性の注目を集めています。この真紅のルージュのような深みのあるルージュカザックは、モノトーンカラーのスタイリングやシンプルな着こなしにエレガントなアクセントを加えてくれるカラーになります。

ルージュカザックに
おすすめの素材とは

華やかさだけではなく、芯のある女性を表現したレッドカラーであるルージュカザックにふさわしい素材を見ていきます。せっかくの美しい色味のルージュカザックですが、エルメスのような高級ブランドともなると、丁寧に使用する人であれば一生涯使用し続ける人もいます。それゆえ、真紅のような鮮やかなルージュカザックの赤色がその長年の使用により劣化してしまっては意味がありません。では、鮮やかなルージュカザックの魅力を最大限に引き出し、その発色を長持ちさせてくれる素材にはどのような素材があるのでしょうか。
まず、2003年にクシュベルの後継素材として登場した「ヴォー・エプソン」が挙げられます。この素材は、細かい型押しとプレス加工を施した丈夫で扱いやすい雄の仔牛のレザーで、皮革素材の中では抜群の人気を誇っている素材の一つです。経年変化も少ないことから、ヴォー・エプソンはエルメスの幅広いアイテムで使用されており、美しい発色を維持したいルージュカザックにとってはふさわしい素材と言えるでしょう。
次に、かつてはムーと呼ばれた皮革素材である「トリヨンクレマンス」は、柔らかな質感と耐久性を最大の特徴とする素材です。そのくったりとした柔らかな質感と大きめの皮目が魅力の雄の成牛のレザーは、エルメスの様々なアイテムに採用されています。トリヨンクレマンスが採用されている代表的なアイテムとしてはガーデンパーティが挙げられます。この耐久性に優れたトリヨンクレマンスも、ヴォー・エプソン同様に美しい発色を保ちたいルージュカザックにはぴったりのおすすめ皮革素材の一つです。
これらおすすめの素材を使用することによって、ルージュカザックの美しい赤色が長いこと維持することが可能になります。

ルージュカザックで持ちたい
エルメスの人気ライン

ルージュカザックで持ちたいエルメスの人気ラインにはどのような物があるのでしょうか。
まず、エルメスで初めて作られたバッグである「オータクロア」が原型となった「バーキン」が挙げられます。このバッグは、イギリス出身の女優であり歌手でもあるジェーン・バーキンからその名前が付けられ、今ではエルメスの代表的な作品と言われています。世界中の女性の永遠の憧れともいえるバーキンの美しさをより長く維持するのならば、経年変化の少ないヴォー・エプソンを選び、更に周囲のエルメスファンと差をつけるのであればルージュカザックのバーキンを選択するのがお勧めです。
次に、世界で初めて作られたファスナー付きのバッグである「ボリード」もルージュカザックがお勧めです。このボリードの発売当初の名前はブガッティという名前でしたが、1923年にボリードというレーシングカーの名前がつけられました。このシリーズは、なだらかな曲線とバッグの正面につけられた楕円形のネームタグが特徴であり、クラシックさを漂わせています。このボリードの女性らしいフォルムを活かすためには、柔らかな質感を持つトリヨンクレマンスがぴったりです。さらにスタンダードな見た目のボリードに華やかさを与えるカラーであるルージュカザックを選ぶととても魅力的です。
他にも、1978年に誕生したラフなショルダーバッグでエルメスの頭文字「H」のパンチングデザインが目を引くエヴリンバッグや、エルメスのアイコンウォレットの一つであり機能性と収納力が抜群のケリーロングウォレットなどもルージュカザックを選ぶことで着こなしのアクセントになるのでお勧めと言えます。

まとめ

以上のように、エルメスのルージュカザックは多くの女性の支持を集める落ち着いた華やかさが魅力のレッドカラーです。真紅のようなルージュのアイテムを持ち、スタイルのアクセントにしてみると一段上のおしゃれが出来るようになることでしょう。

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