エルメス・ジプシエールがメンズに人気の理由｜サイズの選び方・高価買取のポイントとは？

エルメスのジプシエールは、上質なレザーと機能性を融合させたショルダーバッグとして、近年メンズ層からの注目を集めています。

もともとメンズラインとして登場した背景もあり、洗練されたフォルムでありながら日常使いしやすい実用性を備えている点が支持される理由のひとつ。

肩掛けで持てるため両手が自由になる利便性や、落ち着いたカラー展開、そして収納力の高さも相まって、ファッションにこだわる男性たちに選ばれています。

本記事では、ジプシエールの魅力やサイズごとの特徴、カラー・素材選びのポイント、さらには高く売却するためのコツまで丁寧に解説していきます。

エルメス ジプシエールとは？

ジプシエールは、エルメスの元アーティスティックディレクターであったジャン＝ポール・ゴルチエによって生み出されたバッグ。

バーキンやケリーといった従来のハンドバッグとは一線を画し、太めのショルダーストラップ付きで斜めがけできるデザインが特徴です。

バーキンと同じ留め具（トゥルニケ）付きのフロントフラップを備えつつ、ショルダーバッグとしての機能性を追求して再構築された形状になっています。

フラップを固定するベルト（クロア）もバーキン同様に前面に配されていますが、バーキンのようなパドロック（カデナ）は付属せず、開閉がスムーズに行える仕様。

また、内側にはジッパー付きポケットが1つとオープンポケットが2つ配置され、小物を仕分けして収納しやすい設計になっています。

こうした構造上の魅力により、ジプシエールは高級感と実用性を兼ね備えた「持ち運ぶためのバッグ」として高く評価されています。

堅牢な作りと大容量の収納力から、日常使いはもちろん旅行のお供にも適した頼もしいバッグです。

ジプシエールが男性に人気な理由

エルメスのジプシエールは、ラグジュアリーな雰囲気と実用性を兼ね備えたショルダーバッグとして、特に男性からの人気が高いモデルです。

これまでエルメスは女性向けのバッグというイメージが強く、バーキンやケリーのような定番モデルはメンズファッションに取り入れにくいと感じる方も少なくありませんでした。

しかし、ジプシエールは肩掛けできる仕様や無駄のないシンプルなフォルムにより、スーツスタイルやカジュアルな装いにも違和感なくフィットします。

さらに、落ち着いたカラー展開や高級感あふれるレザーの質感が、持つ人の品格を自然に引き立ててくれる点も魅力。

ここでは、ジプシエールが男性から支持を集めている理由を「デザイン」「カラー」「機能性」という3つの側面から詳しく解説していきます。

洗練されたデザイン

無駄のないシンプルで洗練されたフォルムが魅力。

斜め掛けできる太めのショルダーストラップが男性のカジュアルな服装にもマッチしやすい点が挙げられます。

手持ちではなく肩掛け・斜め掛けで持てるため、両手が自由になりアクティブに動ける実用性も男性に好まれるポイント。

また、ブランドロゴを前面に出さない控えめなデザインなので、ビジネスシーンや落ち着いた装いにも自然に馴染みます。

カラー展開が豊富

ジプシエールは男性にとって取り入れやすい色展開が豊富です。

定番のブラックやエトゥープ（グレーベージュ）、ゴールド（ブラウン系）といった落ち着いたカラーが人気。

スーツスタイルからカジュアルまで合わせやすく、特に人気があります。

暗めのネイビーやグラファイト（濃灰色）など渋い色味も揃っており、全体に調和する色合いを選びやすいのも魅力となっています。

高い機能性

機能性の高さも男性におすすめできる理由です。

ジプシエールはサイズによってはA4書類やタブレット端末が収納できるため、ビジネスバッグ代わりとしても活躍します。

内側ポケットが充実しているのでスマートフォンやキーケースなどの小物類も整理しやすく、必要なものをサッと取り出せます。

しっかりと厚みのあるレザーと堅牢な金具により耐久性も抜群で、毎日使ってもへたりにくい実用性があります。

これらの点から、「エルメスの上質さを日常使いできるバッグ」としてジプシエールは男性にも非常におすすめできるアイテムと言えるでしょう。

エルメス・ジプシエール人気モデル紹介

ジプシエールには幅広いサイズ展開があり、用途や好みに合わせて選ぶことができます。

ここでは代表的な4サイズ（28、31、34、37）それぞれの特徴を紹介します。

ジプシエール28

ジプシエール28は横幅約28cmのモデルで、ジプシエールの中でも定番とも言われる人気サイズです。

女性にも扱いやすい大きさですが、男性が持っても違和感のない程よい容量があり、デイリーユースに適しています。

カラーや素材のバリエーションも最も豊富に流通しているため、お気に入りの一品を見つけやすいでしょう。

収納力は必要最低限の持ち物＋αといったところで、長財布・スマホ・鍵束・小さめの手帳などが無理なく収まります。

コンパクトさと実用性のバランスが良く、多くの人にとって「ちょうどいい」サイズ感と言えるでしょう。

ジプシエール31

ジプシエール31は横幅約31cmと、28よりひとまわり大きいモデルです。ユニセックスに人気のサイズで、日常的に持ち歩く荷物がやや多めの方に向いています。

書類やタブレットなども収納しやすくなる分、ビジネスカジュアル的な使い方をしたい場合にも便利です。

28同様に様々なカラーが展開されており、自分のスタイルに合った一品を見つけやすいでしょう。

容量が増すことで500mlペットボトルや折りたたみ傘なども余裕を持って入るため、通勤やお出かけで荷物が増えがちな男性にも安心のサイズです。

ジプシエール34

ジプシエール34は横幅約34cmと、大きめの部類に入るサイズです。

ジプシエールの中では第二の定番サイズとも言われ、特に収納力を重視する方に選ばれています。

A4サイズの書類や雑誌もしっかり収まり、荷物が多い日でも頼りになる大容量が魅力です。

それでいて過度に大きすぎる印象にはならず、使い勝手の良い絶妙なサイズ感と言えます。

流通量も比較的多く、中古市場でもこの34サイズはよく見かけます。

男性が持つ場合はボリュームのある体格や荷物の多いビジネスマンにマッチし、短期の出張や旅行用バッグとして選ぶ方もいます。

ジプシエール37

ジプシエール37は横幅約37cmで、シリーズ中最大サイズのモデルです。

迫力のある大きさで、男性がビジネスバッグとして使う姿も見られます。

書類はもちろんノートPCやタブレット、大きめのカメラなども収納可能で、その収納力は折り紙付き。

ただし容量が大きい分、中身を詰め込むと重量も増すため、肩に掛ける際は負担にならないよう注意が必要です。

37サイズは生産数自体が多くないため市場で見かける機会は他のサイズに比べると少なめ。

ですが、その分中古で出会えれば貴重な存在と言えるでしょう。

体格の良い男性や、荷物をたっぷり持ち歩きたい方にはこの37サイズが最適です。

エルメス・ジプシエールの選び方のポイント

ここからは、ジプシエールの選び方に関して詳しくポイントを紹介・解説していきます。

サイズ感の違いや選び方、人気のカラーやレザー素材の種類など、購入の際に悩むであろうポイントを厳選して解説。

また、中古市場で購入を検討している方は、モデルごとの特徴を正しく理解することが非常に大切です。

ここでは、ジプシエールに関してよく寄せられる質問を、サイズ・カラー・レザーの3つのテーマに分けて丁寧に解説していきます。

サイズ

複数のサイズがあるジプシエールですが、自分にはどれが適しているのか悩む方も多いでしょう。

以下の比較表に、各サイズの寸法とおおまかな用途・収納力の目安をまとめましたので、選択の参考にしてください。

上記のように、サイズごとに横幅だけでなく高さやマチ（奥行き）も異なり、収納できる荷物の量が大きく変わります。

普段持ち歩く物の量や使用シーンをイメージしながら、自分にとって無理なく活用できるサイズを選ぶことが大切。

例えば、通勤で書類やノートPCを持ち運ぶことが多いビジネスマンには34や37のサイズを目安にすると良いでしょう。

また、身軽に動きたい方やカジュアル用途中心であれば28や31などがおすすめ。

サイズ選びに迷ったら、手持ちのバッグの大きさと比較してみるのも一つの方法です。

カラー

エルメス ジプシエールはカラーと素材のバリエーションが豊富な点も魅力です。

カラーに関しては、男性に人気なのはやはりブラックやダークブラウン系、グレー系といったベーシックな色。

中でもブラックは不動の人気で、どんな服装にも合わせやすくビジネスシーンでも映えるため、初めてのジプシエールにもおすすめです。

エトゥープやエタン（グレー系）、ゴールド（明るめの茶系）などは落ち着いた印象で品があり、男性が持っても渋く決まります。

ネイビー系のブルーも密かな人気カラーで、黒以外で差を付けたい場合に選ばれています。

一方、ジプシエール ミニなど小さいサイズではルージュ（赤）やジョーヌ（黄）などカラフルな色も展開され、こちらは女性人気が高い傾向にあります。

レザー

ジプシエールには「トリヨンクレマンス」「トゴ」といった、丈夫で質感の良いシュリンクレザーが定番です。

トリヨン・クレマンスはしっとり柔らかく手に馴染み、傷が付きにくいので日常使いのバッグに最適。

トゴも同様に傷が目立ちにくく適度なハリがあり、クレマンスよりわずかに軽量なのが特徴です。

これらはどちらも表面に美しいシボ（シワ模様）があり、高級感と耐久性を兼ね備えているため、男性からの支持も厚い素材と言えます。

この他、ジプシエール・ミニではエバーカラーという程よいコシとマットな質感のレザーが多く採用されており、発色の良さと扱いやすさが魅力ポイント。

このように、自分の用途と好みに合ったカラー・レザーを選ぶことで、ジプシエールをより一層自分らしく楽しむことができます。

ジプシエールの定価と中古相場

エルメス・ジプシエールの新品定価は、サイズや素材によって異なりますが非常に高価です。

例えば、ジプシエール28（トリヨンクレマンス）の場合だと

「2025年現在の国内定価は約158万円程」

となっており、エルメス全体の度重なる値上げの影響で年々価格が上昇。

サイズが大きくなるほど定価も上がる傾向にあります。

31や34では170〜180万円台。

最大の37サイズでは200万円前後になると見られます（素材によってさらに価格差があります）。

決して安くはないジプシエールですが、その人気ぶりから中古市場での需要も高め。

特に状態の良いものや定番カラーの商品は、中古でも高値で取引されています。

新品が入手困難な場合や長い順番待ちが必要な場合があるため、多少高くてもすぐ手に入る中古品を求めるユーザーも少なくありません。

またジプシエールはもともと生産数が多くないモデルとされ、その希少性も相まって、市場に出回るとすぐ売れてしまうケースも。

ただし中古価格は状態によって大きく変動します。

使用感が少なく付属品が揃った美品であれば新品定価の7〜8割程度の価格が付くこともあります。

しかし、傷・汚れが目立つものや年式が古いものになると一気に半額以下まで下がることもあるので注意が必要です。

• おたからや査定員のコメント
  

ジプシエールを高く売るコツは？

エルメスのジプシエールは、希少性と実用性を兼ね備えた名品として、中古市場でも高い評価を受けています。

そのため、状態や売却のタイミングによっては、新品に近い価格で取引されることも少なくありません。

ただし、同じモデルでも保管状況や付属品の有無などによって査定額に差が出るのが実情です。

せっかく手放すのであれば、できるだけ高く、納得のいく価格で売却したいもの。

そこで、このパートでは、ジプシエールをより高額で売るために知っておきたい基本のポイントを4つに絞って解説します。

これらの要素を押さえておくことで、査定額を底上げすることができるでしょう。

保存状態を保つことが高額査定への第一歩

ジプシエールを高く売るためには、まず日頃からバッグの状態を丁寧に保つことが基本となります。

革製品であるジプシエールは、湿気や直射日光、ホコリに弱いため、使用後は乾いた柔らかい布で表面を軽く拭き、型崩れを防ぐために中に詰め物をして保管しましょう。

保存袋などを利用して、風通しの良い場所に置いておくことで、革の変色や劣化を最小限に抑えられます。

また、金具部分も細かい傷がつきやすいため、購入時に付いていた保護シールを可能な限り剥がさずに残しておくのがおすすめ。

バッグ全体のツヤや質感を維持できれば、査定の際に使用感が少ない美品として評価される可能性が高まります。

普段から丁寧に扱うことが、売却時の価格を大きく左右することになるのです。

付属品を揃えておくと査定額アップに直結する

次に重要なのが、購入時に付属していたアイテムをしっかり保管しておくことです。

エルメスのバッグは、箱・保存袋・ショルダーストラップ・カデナ（鍵付きの南京錠）・鍵・レインカバー・ショップカードなど、複数の付属品が揃って販売されることが一般的です。

これらがきちんと揃っている状態は、「購入時に大切に扱われていた」と見なされ、査定の際にプラス評価となります。

一方、付属品が欠けていると減額の対象になるケースも多く、せっかく本体が綺麗でも評価が下がってしまうリスクがあります。

できればすべての付属品を揃えて保管しておき、売却時には忘れず一緒に提示するようにしましょう。

製造年を確認してベストな売却タイミングを見極める

ジプシエールをより高く売るためには、製造年も見逃せないポイントです。

エルメスのバッグにはアルファベットで表される製造年の刻印があり、一般的に新しい年式のモデルほど高く評価されやすいという傾向があります。

つまり、購入から時間があまり経っていない状態で売却したほうが、高額査定を得られる可能性が高まるということです。

「いつか手放すかもしれない」と思っているのであれば、市場での需要が高い今のうちに行動するのがお得。

特にジプシエールは男性・女性ともに人気が高まっているため、相場が高いうちに売却を検討する価値があります。

時間が経過することで経年劣化も進みやすくなるため、「迷ったら一度査定に出してみる」という姿勢が大切。

需要と供給のタイミングを意識して動くことで、より納得のいく売却につながるはずです。

おたからやの買取サービスを利用する

エルメスのジプシエールを売却するなら、信頼と実績のある買取専門店「おたからや」の利用がおすすめです。

おたからやは創業25年以上の歴史を持ち、全国に約1,350店舗以上を展開している業界大手。

ブランド品の真贋に精通した査定員が各店舗に在籍しており、高級ラインであるジプシエールに対しても、モデルの特徴や市場相場を的確に捉えたうえで適正価格を提示することができます。

エルメス製品は特に細かな知識が査定金額に直結しやすいため、専門性の高い対応ができる業者を選ぶことが重要です。

また、おたからやは利便性の高い買取方法が用意されているのも魅力のひとつ。

近くに店舗がある場合は直接持ち込んで査定を受けられますし、忙しい方や外出が難しい方には出張買取も人気です。

査定員が自宅まで訪問し、その場で査定と現金買取が可能なため、手間がかかりません。

さらに、LINE査定を利用すればスマートフォンで写真を送るだけで概算金額を知ることができ、売却の判断材料として活用できます。

これらのサービスはすべて無料で利用でき、仮にキャンセルしても費用は発生しません。

全国規模のスケールメリットを活かし、販路も豊富なおたからやは、高価買取の実績も豊富です。

ジプシエールを売却するなら、まずはおたからやで査定だけでも試してみると良いでしょう。納得できる価格と対応で、安心して次の一歩を踏み出せるはずです。

まとめ

エルメスのジプシエールは、誕生の経緯からデザインの特徴、サイズ展開やカラーの魅力まで、知れば知るほど奥深いバッグです。

元々はメンズコレクションとして登場したこともあり、近年は男性からの支持が急増している点も頷けるでしょう。

ユニセックスで使える「エレガントさと実用性」、「日常からビジネスシーンまで使える」ジプシエール。

一つだけでも持っておくと非常に重宝するアイテムです。

本記事では、各サイズの特徴や人気カラー・素材、さらには定価や中古相場についても解説しました。

お手持ちのジプシエールを高く売るためのコツもご紹介しましたので、もし売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

大切なバッグだからこそ、良い状態で適正な価格で買い取ってもらえると嬉しいものです。

エルメス製品は中古市場でも高値安定しやすいとはいえ、タイミングやお店選びによって査定額には差が出ます。

今回ご紹介したおたからやであれば、専門知識を持った査定士がしっかり対応し、ジプシエールの価値を正当に評価してくれるでしょう。

ぜひ信頼できるサービスを活用して、満足のいく売却につなげてください。