プラチナの比重とは?自分で調べる方法や高く売却するためのポイントをご紹介

※下記の画像は全てイメージです
「手持ちのプラチナが本物かどうか確認したい」「プラチナの純度を自分で調べる方法はあるの?」とお悩みではありませんか。
プラチナの真贋や純度を判断する際、比重の測定は有効な手段の1つです。比重とは、水の密度を基準に物質の重さを比較する指標で、純プラチナの比重は21.45です(※物性値は測定条件により変動する場合があります)。自宅でも簡単な道具を使えば、プラチナ製品の比重を測定できます。
本記事では、プラチナの比重の意味や純度との関係性、自宅で比重を測定する具体的な手順、測定時の注意点まで詳しく解説します。プラチナ製品の売却を検討している方や、お手元のプラチナが本物か確認したい方は、ぜひ参考にしてください。

Contents
- プラチナの比重とは?
- プラチナと他の貴金属の比重を比較
- プラチナの比重を自分で調べる方法
- プラチナの比重を調べる際の注意点
- プラチナの真贋を比重以外で確かめる方法
- プラチナを高値で売却するための2つのポイント
- プラチナの比重測定で失敗しないコツ
- プラチナの比重に関するよくある質問
- Q. プラチナの比重は何ですか?
- Q. プラチナの比重を自宅で測定できますか?
- Q. 比重と密度の違いは何ですか?
- Q. プラチナの純度によって比重は変わりますか?
- Q. 比重測定だけでプラチナの真贋は判断できますか?
- Q. 宝石付きのプラチナジュエリーでも比重を測定できますか?
- Q. プラチナと金はどちらの比重が大きいですか?
- Q. プラチナの比重測定に適した重量計は何ですか?
- Q. 比重測定で使う水は何でもいいですか?
- Q. 比重測定時に気泡がつくとどうなりますか?
- Q. Pt950とPt900はどちらの比重が高いですか?
- Q. プラチナの刻印と比重の関係は?
- Q. プラチナより比重が高い金属はありますか?
- Q. 磁石でプラチナの真贋を確認できますか?
- Q. プラチナとホワイトゴールドは比重で見分けられますか?
- Q. プラチナの比重測定に必要な糸は何がいいですか?
- Q. 比重測定でプラチナの買取価格は分かりますか?
- Q. プラチナの比重は温度で変化しますか?
- Q. チェーンネックレスの比重測定は可能ですか?
- Q. 比重測定以外でプラチナを確認する方法はありますか?
- まとめ
- 「おたからや」での「プラチナ」の参考買取価格
- プラチナの買取なら「おたからや」
プラチナの比重とは?

プラチナの比重は、真贋や純度を判断するために欠かせない指標です。
比重はある物質の密度と水の密度との比
比重とは、水の密度を基準として、物質が水より重いか軽いかを判断するための指標です。工業や医療など様々な分野で活用されています。
比重は、以下の式のように、物質の密度と、同じ温度における水の密度を比較することで求められます。
比重=物質の密度÷水の密度(1g/cm³)
※物質の密度とは、単位体積あたりの質量のことです。
水の密度は通常1g/cm³とされるため、数値上は比重と密度が同じになり、同義として扱われることもあります。
比重が2の物質であれば、同じ体積の水と比べて2倍の重さがあることを意味します。
貴金属の密度や比重については、金についても同様の測定方法があります。
- 関連記事はこちら
・金の密度とは?純度別の比重一覧から自宅での測定方法まで徹底解説
参考:日本ジュエリー協会
比重と密度の違い
比重と密度は密接に関連していますが、単位の有無や用途に明確な違いがあります。
密度は、物質の単位体積あたりの質量を表し、「g/cm³」や「kg/m³」などの単位を持つのが特徴です。一方、比重は、水の密度(1g/cm³)を基準として、物質の密度がどれだけ重いかを示す値であるため、単位を持ちません。
ただし、比重と密度は、単位の違いだけで、数値としては同じになります。また、密度は温度や圧力によって変化し、ある条件下の物質の性質や量を計算する際に使用されます。
一方、比重は物質同士を相対的に比較するための指標であり、通常の測定条件(常温)では実用上一定の値として扱われるのが一般的です。
比重と純度の関係
プラチナの比重は純度によって異なり、純度が高いほど比重も大きくなる傾向にあります。純度の低いプラチナには、硬度や加工性を高める目的で、イリジウム・コバルト・パラジウムなどの金属が混ぜられているのです。
混ぜ合わせる金属の種類や割合によって、プラチナ合金の比重は変化します。
以下は、主なプラチナの純度における比重の目安です。
| プラチナの純度 | 比重 |
| Pt999(純プラチナ) | 21.45 |
| Pt950 | 約19.84~21.50 |
| Pt900 | 約18.61~21.56 |
| Pt850 | 約17.53~19.90 |
※配合金属により変動
ただし、「比重が高い=純度が高い」とは限らない場合もあります。
例えば、比重の高いイリジウムを混ぜるとプラチナの比重は高くなり、比重の低いコバルトを混ぜるとプラチナの比重は低くなります。
そのため、「Pt900(イリジウムを含む)」の比重が、プラチナ純度の高い「Pt950(コバルトを含む)」よりも高い値を示すことがあるのです。
比重は、プラチナの純度や真贋を判断するための重要な指標ですが、他の検査と併用することで、より正確な評価が可能です。
プラチナの純度については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・プラチナの純度の違いとは?刻印・性質・選び方と買取ポイントもご紹介
参考:造幣局
プラチナと他の貴金属の比重を比較

純プラチナ(Pt999)の比重は21.45であり、他の貴金属と比較すると高い数値を示します。貴金属にはそれぞれ固有の比重があり、比重を測定することで金属の種類を推測できます。以下の表で、代表的な貴金属の比重を確認してみましょう。
| 金属名 | 比重 |
| プラチナ(Pt999) | 21.45 |
| 金(Au999) | 19.32 |
| 銀(Ag999) | 10.49 |
| パラジウム | 12.02 |
| イリジウム | 22.56 |
| ロジウム | 12.41 |
プラチナの比重は金よりも約2.13高く、同じ体積であればプラチナの方が重く感じられます。一方、イリジウムはプラチナよりも比重が高いため、プラチナ合金にイリジウムを加えると全体の比重が上昇します。
- おたからや査定員のコメント
ただし、比重の数値だけでは、純度がはっきりと分からない場合もあります。これは、プラチナに混ぜられている金属の種類や配合が、比重に影響を与えるためです。プラチナの正確な純度や売却価格を知りたい場合は、貴金属に精通した査定員が在籍するおたからやへお気軽にご相談ください。

プラチナの比重を自分で調べる方法

プラチナ製品を売却する前に、比重を測定することで本物かどうかを確認できます。
比重を測ることで、プラチナの純度や混ぜられている金属の種類をある程度推測することができます。
必要なものを用意する
プラチナの比重を測定するには、以下の道具を準備してください。
| 必要な道具 | 用途・選び方のポイント |
| プラチナ製品 | 測定対象となるジュエリーや貴金属 |
| 重量計 | 小数点以下まで測れるデジタルスケールが最適 |
| 水道水 | 常温の水を使用 |
| 透明な容器 | プラチナ製品が底につかない深さを確保 |
| 糸 | 釣り糸やテグスなど細く軽いもの |
ピアスや指輪などの軽量なジュエリーを測定する場合は、0.01g単位まで表示できる精密スケールを使用すると正確な数値を得ることが可能です。糸は水を吸収しにくく軽量な素材を選ぶことで、測定精度が向上します。
プラチナ製品の重さを測る
プラチナ製品の重さを測るには、まず重量計を平らで安定した場所に置き、「ゼロリセット」機能を使い、目盛り(重さの表示)をゼロに設定します。
そして、プラチナ製品を重量計に置き、数字が安定するのを待ち、表示された値を確認します。
この重量は比重の計算に使用しますので、メモしておいてください。
容器に水を入れる
比重測定の次の手順として、用意した容器に水を入れます。
プラチナ製品を完全に水中へ沈める必要があるため、製品が浸かる十分な深さを確保してください。
水を入れた容器を重量計に置いたら、数字が安定するのを待ち、「ゼロリセット」機能を使って、目盛り(重さの表示)をゼロに設定します。
プラチナ製品を糸で吊るして水に入れる
プラチナ製品を水に沈めるために、まず糸をプラチナ製品に巻き付け、緩まないよう適度な強さで結びます。そして、糸を持ちながら、プラチナ製品を水中にゆっくりと沈めます。
プラチナ製品が容器の底や側面に触れないよう、糸で吊り上げた状態を維持してください。その状態のままで重量計の数字を確認し、表示が安定したら、値をメモしておきます。
比重を計算する
プラチナの比重は、以下の式で計算できます。
比重 = プラチナ製品の重さ(空気中)÷ 水中で増加した重さ
「水中で増加した重さ」とは、製品を水に沈めたときに重量計に表示される数値です。これは製品が押しのけた水の重さを示しており、「浮力の大きさは、押しのけた液体の重さと等しい」というアルキメデスの原理を利用しています。
水の密度は1g/cm³であるため、水中で軽くなった分の重さが、そのまま製品の体積(cm³)と等しくなります。 例えば、プラチナ製品の重さが10g、水中で測ったプラチナ製品の重さが0.47gだった場合、比重は「10÷0.47=21.28」です。
比重を確認して「本物かもしれない」と感じたら、実際の査定額もチェックしてみましょう。
プラチナの比重測定と合わせて、プラチナの特徴についても知っておくと役立ちます。
- 関連記事はこちら
・プラチナとは?希少性や特徴、用途から指輪に選ばれる理由までわかりやすく解説
プラチナの比重を調べる際の注意点

プラチナの比重測定は、純度や真贋を確認する有効な手段の1つです。ただし、比重測定には限界があるため、以下の2点に注意してください。
比重だけでプラチナの真贋は判断できない
プラチナに近い比重を持つ金属や合金が存在するため、比重だけでは真贋を確定させることはできません。
タングステン(比重19.3)に比重の高い金属を組み合わせると、プラチナの比重(21.45)に近づけることが可能です。
比重測定は判断材料の1つとして活用し、他の確認方法と組み合わせて総合的に判断してください。
プラチナの真贋を見分ける方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・プラチナの見分け方と価値の理由を徹底解説!類似品との違いもご紹介
宝石があしらわれている場合は正確な比重測定が難しい
宝石があしらわれたプラチナアクセサリーの場合、金属部分と宝石部分の比重が異なるため、正確な比重測定が困難です。
ダイヤモンド(比重3.52)やルビー(比重4.0)など、プラチナより比重の低い宝石があしらわれている場合、製品全体の比重はプラチナ単体よりも低くなります。そのため、比重測定の結果だけでは正確な評価が難しくなります。
特に、爪留めで宝石が固定されている場合や、チェーンを通すための金具(バチカン)が存在する場合は、更に複雑な構造となるため、正確な測定は困難です。
宝石付きのプラチナジュエリーは、専門家に見てもらうことで、地金と宝石の両方を含めた適正な評価が受けられます。
プラチナ900 (Pt900) ダイヤリング 0.5ctの買取情報をチェックする
- おたからや査定員のコメント
ただし、比重測定だけでは限界があるため、より確実にプラチナ製品の価値を見極めたい場合は、専門家に査定を依頼することをおすすめします。おたからやでは、プラチナ製品に精通した専門家が在籍しておりますので、地金と宝石の両方を含めた適正な評価が受けられます。プラチナ製品の真贋や価値を正確に見極めることができます。

プラチナの真贋を比重以外で確かめる方法

プラチナの真贋を確かめるには、比重の測定以外にもいくつかの方法があります。ここでは、比重の測定と併せて試していただきたい確認方法をご紹介します。
磁石に反応するかチェックする
プラチナが本物かどうかを確認する方法の1つとして、磁石を使う方法があります。純プラチナは非磁性金属であり、磁石にくっつくことはありません。そのため、磁石に引き寄せられないことは、プラチナであるための条件の一つといえます。
一方、磁石に反応した場合は、プラチナ以外の金属が含まれている可能性があります。ただし、純度の低いプラチナ製品には、コバルトなど磁性を持つ金属が含まれている場合もあるため、わずかに反応することがあります。
そのため、磁石による確認は、あくまでも簡易的な判断方法の1つとして捉え、他の検査方法と組み合わせて判断することが大切です。
色合いが銀白色かチェックする
プラチナの真贋を確認する方法として、色合いのチェックがあります。プラチナは、他の金属にはない独特の輝きと深みを持っており、その色合いや質感を観察することで、本物かどうかをある程度判断できるのが特徴です。
純粋なプラチナは、やや青みがかった銀白色で、光沢が柔らかく上品な色味をしています。
プラチナと見た目が似ている金属には、それぞれ特有の色味や光沢があります。
| 金属名 | 色味・光沢の特徴 |
| プラチナ | やや青みがかった銀白色、柔らかく上品な光沢 |
| 銀 | プラチナより明るい白色、強い光沢 |
| ステンレス | やや明るい白色、光沢が強く高級感に欠ける |
| ホワイトゴールド | わずかに黄色味が残る白色(ロジウムメッキ時はプラチナに近い) |
プラチナ製品は表面に傷がついても内部まで同じプラチナ素材であるため、研磨すれば光沢を取り戻せます。
メッキ製品の場合は、メッキが剥がれた箇所から異なる色味の金属が見えることが多いため、傷がある部分を観察することで見分けられる場合があります。
色味や質感を確認し、「これはプラチナかもしれない」と思ったら、売却前に専門家の査定も検討してみてください。
刻印の有無をチェックする
プラチナの真贋を確認する方法として、刻印のチェックがあります。プラチナ製品には、純度を示す刻印が施されているのが一般的です。
以下の表のように、プラチナの純度によって刻印の種類が異なります。
| 刻印の種類 | プラチナの純度 |
| Pt999 | ほぼ100% |
| Pt950 | 95% |
| Pt900 | 90% |
| Pt850 | 85% |
一部の製品には、製造者を示すホールマークや、製造年を表す刻印が施されている場合があります。
特に、高級ブランドの正式なジュエリーには、これらの刻印が施されていることが多いため、刻印が確認できた場合は、製品が本物である可能性が高まります。
また、刻印は、製品の目立たない部分に刻まれていることが一般的です。
リングの場合は内側の帯部分に、ネックレスやブレスレットの場合は留め具部分に刻印が施されていることが多いので、注意深く確認してみてください。
プラチナの刻印については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・プラチナ製品の刻印が示す意味とは?間違われやすい刻印もご紹介
参考:造幣局
プラチナを高値で売却するための2つのポイント

プラチナを高値で売却するためのポイントを解説します。ご自宅で比重測定や刻印の確認を行い、プラチナ製品である可能性が高いと分かった場合、その製品は高額で売却できる可能性があります。
プラチナは、貴金属としての希少性が高く、投資や工業用途としても注目されており、近年ではその価値が上昇傾向にあるからです。
ここでは、プラチナ製品をより高く売却するためのポイントをご紹介します。
箱や付属品も一緒に査定に出す
プラチナ製品を査定に出す際、一緒に提出すると評価が上がりやすい付属品は以下の通りです。
- 購入時の箱:製品の保管状態や正規品であることの証明につながる
- 専用ケース:ブランド品の場合は特に価値を裏付ける要素となる
- 保証書・証明書:正規の製品であることを証明し、査定額にプラス評価される可能性がある
今すぐ売却する予定がない場合でも、箱や付属品をお持ちであれば、今後のためにきれいに保管しておきましょう。
高純度のPt950ジュエリーをお持ちの方は、専用の買取ページも参考になります。
買取相場が高いときに売却する
プラチナを高く売却するポイントの2つ目は、売却タイミングです。プラチナの買取相場は、市場価格と密接に連動しており、経済の動向や需給バランスの変化によって日々変動しています。
プラチナは希少性の高い貴金属であり、供給量には限りがあるため、需要が増加するとその価格は上昇する傾向にあるのです。
また、近年では自動車の排ガス浄化触媒や水素関連技術など、脱炭素社会の実現に向けた分野で需要が高まっており、価格の上昇を予測する声もあります。
そのため、プラチナを高く売却するためには、最新の市場動向をチェックしながら、買取相場が高いタイミングを見極めて売却することが大切です。
プラチナの最新の相場を確認したい方は、こちらも参考になります。
プラチナの市場価格や将来性については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・金とプラチナの価値はどちらが上?希少性や価格の違い・将来性を徹底解説
- おたからや査定員のコメント
また、プラチナの買取相場を毎日更新しておりますので、売却を検討される際にご活用ください。

プラチナの比重測定で失敗しないコツ

プラチナの比重を正確に測定するためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。
まず、重量計は測定前に必ず水平な場所に設置してください。傾いた状態で測定すると、数値に誤差が生じる原因となります。デジタルスケールを使用する場合は、測定ごとにゼロリセット機能を活用して誤差を防ぎましょう。
次に、プラチナ製品を水に沈める際は、気泡が付着しないよう注意が必要です。気泡が製品表面に残ると体積が変化し、比重の計算結果が不正確になります。製品を水中でゆっくり揺らし、気泡を完全に取り除いてから測定値を確認してください。
これらのポイントを意識することで、自宅でもより精度の高い比重測定が可能になります。
プラチナの比重に関するよくある質問

ここでは、プラチナの比重について多くの方から寄せられる疑問をまとめました。比重の測定方法や純度との関係、売却時のポイントまで、プラチナに関する20の質問にお答えします。
Q. プラチナの比重は何ですか?
A.
純プラチナ(Pt999)の比重は21.45です。比重とは水の密度(1g/cm³)を基準として、物質がどれだけ重いかを示す指標であり、単位を持ちません。
プラチナの比重21.45という数値は、同じ体積の水と比較してプラチナが21.45倍重いことを意味します。プラチナ合金の場合は、混ぜられている金属の種類や割合によって比重が変化し、Pt950は約19.84~21.50、Pt900は約18.61~21.56、Pt850は約17.53~19.90の範囲となります(配合金属の種類によって変動します)。
Q. プラチナの比重を自宅で測定できますか?
A.
プラチナの比重は自宅でも測定可能です。必要な道具は、重量計(デジタルスケール推奨)、水を入れる透明な容器、細い糸(釣り糸やテグス)の3つだけで測定できます。
測定手順として、まずプラチナ製品の重さを計測し、次に水を入れた容器を重量計に置いてゼロリセットします。その後、糸でプラチナ製品を吊るして水中に沈め、表示された数値を記録してください。最後に「プラチナ製品の重さ÷水中での重さ」の計算式で比重を算出できます。
Q. 比重と密度の違いは何ですか?
A.
比重と密度は関連する概念ですが、単位の有無に違いがあります。密度は物質の単位体積あたりの質量を表し、「g/cm³」や「kg/m³」といった単位を持ちます。
一方、比重は水の密度(1g/cm³)を基準とした相対的な値であるため、単位を持ちません。水の密度が1g/cm³であることから、比重と密度の数値自体は同じになります。密度は温度や圧力で変化しますが、比重は物質同士を比較する際に用いられる一定の指標として活用されます。
Q. プラチナの純度によって比重は変わりますか?
A.
プラチナの純度によって比重は変化します。純プラチナ(Pt999)の比重は21.45ですが、純度が下がるにつれて比重の値も変動するのが一般的です。
プラチナ合金の比重は配合金属によって変動します。一般的にPt950は約19.84~21.50、Pt900は約18.61~21.56、Pt850は約17.53~19.90の範囲とされています。
ただし、比重が高いからといって純度が高いとは限りません。イリジウム(比重22.56)を含むPt900は、コバルト(比重8.9)を含むPt950よりも高い比重を示す場合があります。
Q. 比重測定だけでプラチナの真贋は判断できますか?
A.
比重測定だけではプラチナの真贋を確実に判断することは困難です。プラチナに近い比重を持つ金属や合金が存在するため、比重測定は判断材料の1つとして活用することをおすすめします。
タングステン(比重19.3)に比重の高い金属を組み合わせると、プラチナの比重(21.45)に近づけることが技術的に可能です。そのため、比重測定に加えて、磁石での反応確認、色合いのチェック、刻印の確認など複数の方法を併用することで、より正確な真贋判断ができます。
Q. 宝石付きのプラチナジュエリーでも比重を測定できますか?
A.
宝石付きのプラチナジュエリーでは、正確な比重測定が難しくなります。金属部分と宝石部分で比重が異なるため、測定結果が本来のプラチナの比重から大きくずれる可能性があります。
ダイヤモンドの比重は3.52、ルビーの比重は4.0であり、これらの宝石がプラチナに付いていると全体の比重値が変化してしまうのです。さらに、宝石の大きさや数、留め方、内部の空洞の有無なども測定値に影響を与えます。宝石付きジュエリーの真贋や価値を正確に知りたい場合は、専門家への査定依頼をおすすめします。
Q. プラチナと金はどちらの比重が大きいですか?
A.
プラチナの方が金よりも比重が大きい金属です。純プラチナ(Pt999)の比重は21.45、純金(Au999)の比重は19.32であり、プラチナは金より約2.13比重が高くなります。
同じ体積のプラチナと金を比較すると、プラチナの方が約11%重い計算です。ジュエリーを手に持ったときの重量感で、プラチナと金を区別する手がかりとなる場合があります。ただし、合金の場合は混合されている金属によって比重が変わるため、純金属同士の比較値として参考にしてください。
Q. プラチナの比重測定に適した重量計は何ですか?
A.
プラチナの比重測定には、小数点以下まで表示できるデジタルスケールが適しています。ピアスや指輪などの小さなジュエリーは重量が軽いため、小数点以下まで測定できる精密なデジタルスケールを使用すると、より正確な比重計算が可能です。
キッチン用のデジタルスケールでも測定は可能ですが、最小表示単位が1gのものだと誤差が生じやすくなります。ジュエリー用や宝石用として販売されている精密デジタルスケールを使用すると、より信頼性の高い測定結果を得られます。
Q. 比重測定で使う水は何でもいいですか?
A.
比重測定には常温の水道水を使用すれば問題ありません。水の密度は1g/cm³として計算するため、特別な精製水を用意する必要はないのです。
ただし、水温が極端に高い・低い場合は水の密度がわずかに変化するため、常温(20~25℃程度)の水を使用することをおすすめします。 また、洗剤入りの水は気泡が発生しやすく、測定誤差の原因となるため、きれいな水道水を使用してください。
Q. 比重測定時に気泡がつくとどうなりますか?
A.
比重測定時にプラチナ製品へ気泡が付着すると、測定結果に誤差が生じます。気泡は空気を含んでいるため、製品の見かけ上の体積が増加し、計算される比重値が本来よりも低くなります。
正確な測定を行うための気泡除去のポイントは以下の通りです。
- 水中でゆっくり揺らす:プラチナ製品を沈めた後、表面の気泡を完全に取り除く
- 細部を重点的に確認:細かい溝やチェーンの隙間に気泡が残りやすいため注意する
- 形状に応じた対応:複雑な形状の製品は、より丁寧に気泡を除去する
Q. Pt950とPt900はどちらの比重が高いですか?
A.
Pt950とPt900の比重は、混ぜられている金属の種類によって逆転する場合があります。一般的にはPt950の純度が高いため比重も高くなりそうですが、配合金属の影響で結果が異なることがあるのです。
Pt950にコバルト(比重8.9)が混ぜられ、Pt900にイリジウム(比重22.56)が混ぜられている場合、Pt900の方が高い比重を示します。そのため、比重値だけでプラチナの純度を判断することは難しく、刻印の確認や専門家による査定を併用することが大切です。
Q. プラチナの刻印と比重の関係は?
A.
プラチナ製品の刻印は純度を示しており、刻印された純度によっておおよその比重範囲を推測できます。Pt950は約19.84~21.50、Pt900は約18.84~21.56の範囲、刻印と実際の比重測定値を照合することで、製品の信頼性を確認する手がかりとなります。
ただし、偽造品に虚偽の刻印が施されている可能性もゼロではないため、比重測定や他の確認方法と組み合わせて総合的に判断することがおすすめです。
Q. プラチナより比重が高い金属はありますか?
A.
プラチナより比重が高い金属は複数存在します。イリジウム(比重22.56)、オスミウム(比重22.59)などが代表的です。
イリジウムはプラチナ合金に混ぜられることがあり、イリジウムを含むプラチナ合金は比重が高くなる傾向があります。タングステン(比重19.3)はプラチナより比重が低いものの、偽造品の材料として使われることがあるため、比重測定だけでなく複数の確認方法を併用することが推奨されます。
Q. 磁石でプラチナの真贋を確認できますか?
A.
磁石を使ったプラチナの真贋確認は、簡易的な判断方法の1つとして有効です。純プラチナは非磁性金属であり、磁石に引き寄せられることはありません。
磁石に強く反応する場合は、プラチナ以外の磁性金属が多く含まれている可能性があります。ただし、純度の低いプラチナ合金には磁石に反応する金属(コバルトなど)が含まれている場合もあるため、わずかな反応があっても偽造品とは断定できません。比重測定や刻印確認と組み合わせて判断してください。
Q. プラチナとホワイトゴールドは比重で見分けられますか?
A.
プラチナとホワイトゴールドは比重によって見分けることが可能です。
純プラチナ(Pt999)の比重は21.45、一般的なホワイトゴールド(K18WG)の比重は配合金属によって変動しますが約14.8~16.8程度です(※配合金属により変動)。両者には明確な差があるため、比重を測定すればホワイトゴールドとプラチナの違いを数値で確認できます。
K18WGよりもK14WGはさらに比重が低くなるため、測定値の差はより明確になります。
Q. プラチナの比重測定に必要な糸は何がいいですか?
A.
プラチナの比重測定には、細く軽い糸を使用すると測定精度が向上します。釣り糸やテグスは水を吸収しにくく、軽量で強度もあるため比重測定に適した素材です。
木綿糸や毛糸は水を吸収して重量が変化するため、測定誤差の原因となる可能性があります。また、太い糸を使用すると糸の体積が測定結果に影響を与えます。できるだけ細い釣り糸(0.1~0.3号程度)を使用し、糸の重量による誤差を最小限に抑えてください。
Q. 比重測定でプラチナの買取価格は分かりますか?
A.
比重測定によってプラチナの買取価格を正確に知ることは困難です。比重測定で分かるのは、おおよその純度や、本物かどうかの目安程度にとどまります。
プラチナの買取価格は、純度に加えて、製品の重量、デザイン、ブランド、市場相場、付属品の有無など複数の要素で決定されるのが一般的です。正確な買取価格を知りたい場合は、貴金属に精通した専門家に査定を依頼することをおすすめします。査定は無料で行っている買取業者も多いため、気軽に相談してみてください。
Q. プラチナの比重は温度で変化しますか?
A.
プラチナの比重は、通常の温度変化では実質的にほとんど変化しません。比重は物質固有の性質であり、常温環境下での測定であれば温度の影響を考慮する必要はありません。
ただし、比重測定に使用する水の密度は温度によってわずかに変化します。極端に熱い水や冷たい水を使用すると、水の密度が1g/cm³からずれるため測定誤差の原因となります。常温(20~25℃程度)の水を使用すれば、水の密度を1g/cm³として計算しても問題ありません。
Q. チェーンネックレスの比重測定は可能ですか?
A.
チェーンネックレスの比重測定は可能ですが、他のジュエリーよりも注意が必要です。チェーンの編み目や接続部分に気泡が入りやすく、測定誤差が生じやすい形状をしています。
チェーンネックレスを測定する際は、水中でゆっくり揺らして編み目に溜まった気泡を完全に除去してください。また、留め具部分に異なる金属が使用されている場合や、中空構造のチェーンの場合は、比重値が純プラチナの数値から大きくずれることがあります。
Q. 比重測定以外でプラチナを確認する方法はありますか?
A.
比重測定以外でプラチナを確認する代表的な方法は以下の通りです。
- 磁石での確認:磁石を近づけて反応を見る
- 色合いの確認:銀白色であるかどうかを目視でチェックする
- 刻印の確認:Pt999、Pt950などの純度刻印の有無をチェックする
まとめ
この記事では、プラチナの比重の意味や測定方法、真贋を見極めるポイントについて解説しました。
純プラチナ(Pt999)の比重は21.45で、金の19.32を上回る数値です。自宅でもデジタルスケールと水を使えば、おおよその純度を確認できます。
| プラチナの純度 | 比重の目安 |
| Pt999 | 21.45 |
| Pt950 | 約19.84~21.50 |
| Pt900 | 約18.61~21.56 |
| Pt850 | 約17.53~19.90 |
ただし、比重だけで真贋を断定するのは難しいため、磁石への反応・色合い・刻印の確認を組み合わせて判断すると安心です。「手持ちのプラチナが本物か確かめたい!」という方は、まずご自宅で比重を測定してみてください。
「おたからや」での「プラチナ」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「プラチナ」の参考買取価格を紹介します。
2026年03月06日14:00更新
プラチナ・金 1gあたりの参考買取相場表
| 今日のプラチナの1g参考買取相場 | |
|---|---|
| インゴット(プラチナ)11,875円
-120円 |
Pt100011,661円
-118円 |
| Pt95011,068円
-111円 |
Pt90010,806円
-109円 |
| Pt85010,153円
-103円 |
Pt6507,113円
-72円 |
| Pt5005,344円
-54円 |
Pt100594円
-6円 |
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
※土日・祝日を除く前営業日の日本時間9:30の価格と比較
相場価格(円/g)
プラチナの査定額は、純度と重量に加え、ジュエリーとしてのデザイン性やブランド価値によって大きく変動します。特にカルティエやティファニー、ハリー・ウィンストンなどのハイブランド製品は、地金価格を上回るプレミアムがつくことも珍しくありません。地金としての買取においては、Pt1000(純プラチナ)、Pt950、Pt900、Pt850といった純度刻印が査定額を左右する最大の要素となります。
- おたからや査定員のコメント

プラチナの買取なら「おたからや」
プラチナを売却するなら、高価買取の「おたからや」にご相談ください。
「おたからや」では、プラチナの価値を正確に見極める経験豊富な査定士が在籍しており、Pt999・Pt950・Pt900・Pt850など純度を問わず高価買取いたします。リング、ネックレス、ブレスレット、インゴットなど、形状やデザインを問わず査定可能です。刻印が薄れている製品や、使用感のある状態でも丁寧に査定いたします。
全国約1,680店舗以上のネットワークと世界51ヵ国との取引実績を活かし、最新の市場相場と為替動向を加味した査定で、プラチナ製品の価値を最大限に引き出すことが可能です。箱や保証書などの付属品が揃っていれば、さらにプラスアルファの評価が期待できます。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しており、出張料・査定料・キャンセル料はすべて無料です。
「比重を測ってみたけれど確実な価値を知りたい」「プラチナの売却タイミングを相談したい」という方も、まずは無料査定でお気軽にお問い合わせください。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやのプラチナ買取
査定員の紹介
伊東 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは、今日のプラチナ1gあたりの買取相場を基に、お品物一つひとつのデザイン性やブランド価値をプラスで評価し、高価買取を行っております。 これまでに1万点以上のお品物を査定してきましたが、多くのお客様に「想像以上の金額になった」と大変喜んでいただいております。 また、おたからやは、すべての店舗に比重計を完備しており、お客様の大切なプラチナジュエリーの含有量を正確に測定します。これにより、インゴットからネックレス、リングまで、あらゆるプラチナ製品の価値を最大限に引き出します。 私たちは、金額だけではなく、おもてなしの心で最高の接客を心がけております。お客様一人ひとりの思いに寄り添い、丁寧な説明と誠心誠意の対応で、ご納得いただけるよう努めます。 ご自宅に眠るプラチナ製品がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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