金の売却には「相場」が大切!1㎏あたりの価格を知ろう

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金の売却には「相場」が大切!1㎏あたりの価格を知ろう

金を売りたいと考えた時に、適正価格で損することなく売るためにはまず金の相場を把握しておく必要があります。どのような時に相場が上がるのか見極められれば、より高く売ることも可能でしょう。この記事では1キログラム当たりの金相場の確認方法から、金相場の推移やこれからの金取引市場についての解説をします。

1キロ当たりの金相場とは?2021年を参考に見てみよう

金取引をしたいと思った時、成功のためにまず必要なのは、現在の金価格相場を知ることです。2021年6月の金取引の価格を見てみると、1トロイオンス(=31.1035グラム)当たり約2000ドルで取引されており、日本国内の基準にあてはめると1グラム当たり6500円程度で取引されていることが分かります。

これを1キログラム当たりに換算すると、金の価格は1キロ当たり約650万円という計算です。2018年の3月~4月の金価格を見てみると、1グラムあたり4900円~5000円、1キロ当たり450万円から500万円で取引されているので、たった3年の間に大きく金の価格が上昇しています。2013年の金価格を見てみると、その相場は450万円~500万円と2018年からほぼ変わりがないので、2021年の600万円という値段は、金市場の中でかなり急激な価格上昇であったとされるのです。

金価格急上昇の背景には新型コロナウイルスの存在が

2021年の金価格急上昇の背景には、2020年に起こった新型コロナウイルスのパンデミックの存在があります。2020年2月ごろから急拡大を始めた新型コロナウイルスの世界的な流行により、金価格は急激に上昇を始めました。世界中の金価格の指標となっているロンドン市場によれば、金価格は2020年2月には1トロイオンス当たり1472ドルだったのが8月には2067ドルまで約40%の上昇を記録しているということです。

8月を越えてからは価格は若干下降傾向にあるものの、コロナウイルス収束の気配が見えないことから金価格は高い水準をキープし続けています。金は資産保全の為リスクヘッジとしての役割も果たすので、新型コロナウイルスの影響によって世界的に経済活動が低下している現在の状況を考慮すると、今後も金価格が下降に転じる可能性は低いといえるでしょう。

加えてインターネットが一般的となった現在では、パソコンやスマートフォンなどの部品としての需要も高いとされています。半導体部品に必要不可欠な金の需要は高まる一方です。金の価格は下降するどころがさらに上昇する可能性も十分にあります。

 

過去の金価格の推移とは?

金は採掘される量が限られており、工業的にも装飾品としても需要が高いため、価値がゼロになることはありません。相場も安定しており値崩れしにくいため投資対象としても魅力的です。短期的に売買して差額で儲けを出すというよりは、長期的な視点で金融不安が起こった時などへのリスクヘッジとして購入する投資家が非常に多いといえるでしょう。よりリスクのない金投資を行うために、ここからは過去の金相場の流れについてご説明します。

同時多発テロで金相場どうなったか?

前述の通り、2021年現在で金の価格が上昇傾向の背景にあるのは新型コロナウイルスの感染拡大ですが、「同時多発テロ」が起きたこともその一因にあると言えます。2001年アメリカで起きた同時多発テロは、間違いなく金の価値を大きく高めた出来事です。

古くは1970年代から1980年代の「オイルショック」で、金の価格が高騰したことがありました。オイルショックによる金融不安で投資家は金の価値を認識し、それまでの約6倍もの価格まで高騰したのです。しかし、同時多発テロが起こるまで、それを投資家は忘れていました。米ドルへの信用は揺るぎないものであったこともその理由の1つと言われています。冷戦終結以降、先進国は世界大戦が起きることへの不安が解消され、経済成長へ力を注ぐことが出来ました。

特に、米国経済の躍進は目覚ましいものでした。インターネット革命にも支えられ、労働生産性が急激に上がり、勢いを増しながら経済成長を続けたのです。このような状況に、米ドルが急速に信用を高め、金を保有することは時代遅れとすらされ、その需要はほとんどありませんでした。

この状況を一変させたのが、同時多発テロです。それまで順調だった米ドルへの信用は急落し、その価値を急速に落としました。同時多発テロは、金の資産性を人々に再認識させる発端となった大事件と言えます。これ以降、多少価値を落とすこともありますが、金の価格は上昇していくことになりました。

リーマンショックによる変動  

その後、さらに金の価値を高めていくことになる事件が「リーマンショック」です。世界有数の大企業の倒産劇が与えた影響は凄まじく、世界中に金融不安や同時不況をもたらしました。株価は大暴落し、その価値がリーマンショック前の水準まで戻るのに3年弱もかかったのです。一時はリーマンショックの影響で価格を落とした金でしたが、その後急速に値を上げていきます。

先の同時多発テロでは、米ドルの信用が落ちたことで価値を高めた金でしたが、ここでも同じことが起こります。リーマンショック後、この世界的危機を重く見たアメリカは大規模な量的金融緩和政策を打ち出しました。ドルの市場流通量が一気に増えることで、ドルの価値が下がります。ドルへの信用不安から、ドルと逆相関関係にある金は反対に値を上げたのです。

2013年にFRBのバーナンキ議長による、量的金融緩和政策を縮小する宣言が出されるまで、金の価格は高騰していきました。こういった有事の際に金の需要は高まるのですが、値上がりに貢献するのはその後打ち出される政策にあるとも言えます。実際に金の価格もリーマンショック直後は価格を一時落としました。

市場が荒れる際は金を買おうとする投資家心理だけでなく、有事の際にそれを解消するためにどういった政策が出されるのか、それによってどういった影響があるかなど、各国政府の動きに注視すると良いでしょう。

 

今後の金相場はどうなる?

金相場の売り時を見極めるには、今後の金の動きを予想することも極めて重要です。もし今よりも価格が上昇しそうなら金は買うべきですし、価格が低下しそうなら売るべきということになります。金の価格を決める重要なポイントが「金の需要と供給のバランス」です。

「金が欲しい」という人が増えればその分価格も上昇し、「金はいらない」という人が増えれば価格も低下します。金の需要が高まるきっかけには以下のような要因があるのです。

  • アメリカ合衆国の経済状況が悪化する(ドルが安くなる)
  • 戦争やテロなどで国際的に治安が悪化する
  • インフレが起こる
  • 各国の公的機関で金売買が規制される

金は安定資材として買い求められることが多いからこそ、世界の経済の中心であるアメリカで大きな事件などが起こりドルが下落したときにはドルで買っていた株を手放し代わりに金に投資する人が増加します。またインフレが起こり、通貨の価値が著しく低下した際にも手元から消えることのない現物資産である金を買い求める人びとが多く現れると考えられるのです。

このように未来の価格相場は、絶対的な予想を立てることは不可能です。だからこそ金の価格を少しでも予想するために、日頃からニュースを細かくチェックし世界の動向に目を向けておく必要があります。

 

まとめ

今回は、金の1キロ当たりの相場について2021年の金相場や金を表す単位、今後の金価格の動向などについてご説明しました。金投資には、明確な正解はないからこそ自分の軸をもって行うのが大切です。金投資を始めてみたいという方は是非参考にしてみてください。

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