金はなぜ高く売れる?買取の仕組みと買取された金の行方もご紹介

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金はなぜ高く売れる?買取の仕組みと買取された金の行方もご紹介

金買取の仕組みはご存じでしょうか。金の相場を調べれば、その金額の高さに驚いてしまう方も多いかもしれません。こちらの記事では金買取の仕組みや金相場の決まり方、買取された後の金の行方などをご紹介していきます。

金製品が高く売れるのはなぜ?金買取の仕組み

金は、2021年9月時点では1gあたり7000円ほどで取引されています。装飾品や服飾小物などの中古買取では、買取価格は店舗の人件費や再販するためのコストを差し引いておよそ6~7割となるのが普通です。購入時よりも目減りするとはいえ、十分高値で取引されていると言って良いでしょう。ではなぜ金は高く売れるのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

金は希少価値が高いから

金は埋蔵量に限りがある資源です。今までに地球上で採掘された金の量はおよそ20万トンと言われていますが、現在の技術で採掘可能な残りは約5万トンほどという説もあります。今と同じペースで掘り続ければ、近い将来金資源が枯渇する可能性もあるのです。

また、金の採掘には非常に多くの手間と時間がかかります。採掘した鉱石に含まれる金はごくわずかで、その金を取り出して純度を上げていくのもまた手間がかかる作業です。

手に入れるのが容易ではなく、希少価値が非常に高いことから、金は高値で取引されています。

金の需要が高いから

金はジュエリーや美術工芸品、歴史ある建築物などに使用されていますが、ほかにもさまざまな用途があることをご存じでしょうか。

例えば、私たちの身近にあるスマートフォンやタブレット、パソコンといった電気通信機器の電子部品にも金が使われています。金には「錆びにくい」「加工しやすい」「電気を通しやすい」といった利点があり、多くの分野で活用されているのです。もちろん、「純金積立」など投資用の資産としても使われていますし、食用金箔など食分野での使用や、金歯に代表される医療現場での活用など、その使途は多岐にわたります。

さらに、金は世界共通でその価値を認められている貴金属です。世界中のさまざまな国で取引でき、その価値は「なくなることはない」とされています。

アクセサリーなどの金加工製品も、その美しい見ためと劣化しづらい特徴から買い求める人が多いため、中古市場でも常に需要が高いアイテムです。

このように、希少性が高く市場に出回る量に限りがある一方で、需要が高く価値に対する信用性もあるため、金製品は高く売れやすくなっています

 

今後も金は高く売れる?金相場の決まり方

国内における金の価格は、為替や経済状況の影響を受けて日々変動しています。変動幅は1グラムあたり数円から数十円程度ですが、多くの金を所有している方にとっては大きな変化と言えるでしょう。買取価格も、当然そのときの相場額によって毎日変動します。金の価格が大きく変動する要因をいくつかご紹介していきましょう。

金の需要と供給のバランス

一般的な商品の場合は、需要と供給のバランスによって価格がある程度決まります。需要が供給を上回ると価格が高まり、供給が需要を上回れば価格が下がるわけです。金の価格が決まるメカニズムも同様。金へのニーズが減少したり金の供給が増加したりすることで、金の価格は下がります。逆に、金へのニーズが高まったり供給量が減少したりすれば、金の価格が上がるのです。

米ドルの値動き

円やドル、ユーロといった世界中の通貨において、中心的な役割をもっているのは米ドルです。さまざまな要因によって米ドルの価値や信頼性が下がってしまうと、人々は米ドルよりも信頼性が高い資産を積極的に求めるようになり、その結果金の価格が上昇します。

逆にドルの信頼性が高くなればなるほど、人々はより積極的にドルを用いた取引を行うようになるでしょう。その際、金を売ってドルを手に入れようとする動きが加速します。すると市場には金が多く流通するようになり、供給が需要を上回ることによって、取引市場における金の価格が下がるのです。

各国や地域の政治・経済状況

さまざまな国や地域の政治・経済状況が不透明になり、それによって世界経済全体が影響を受けたり、商品価格が変動したりすることを、「地政学的リスク」と言います。地政学的リスクが高まる要因は、紛争や戦争、テロなどが代表的です。

ある国で経済破綻や戦争、大企業の倒産といった事象によって地政学的リスクが高まると、その国の通貨は信用を失くして価値が下がります。すると、価値の下がった通貨を手放して金を保有しようとする人が増え、金の価格が上昇するのです。

インフレとデフレ

インフレ・デフレも金の価格に大きな影響を与えます。インフレとは物価が上がり続けること、デフレは逆に景気や経済が悪化して物価が下がり続けることを指す言葉です。金も「物」ですから、インフレ時には価格が上がります。

反対にデフレ時には金の価格が下がると思われがちですが、実は金はデフレ時にも強いとされているのです。その理由は、景気が悪化しても価値がなくなることはないという金の特徴にあります。国債や株式は、その発行元である国や企業が破綻すれば価値がゼロとなる恐れもありますが、金には発行元がないため、価値がなくなることはありません。たとえ一時的に価格が下がったとしても、保有している分には損をしないのです。そのため、デフレ時に金を入手しようとする人が増加し、価格が上がりやすくなります。

各国の中央銀行の動向

多くの投資家が安全性の高い資産として金を保有しているのと同じように、各国の中央銀行でもさまざまな事態に備えて金を大量に保有しています。これは日本の中央銀行も同様です。世界経済の動向や地政学的リスクにより、国の中央銀行が金を多く購入すると、金価格は上昇します。

新興国の中央銀行が積極的に金を所有しはじめたことも、金の価格が上昇している1つの要因です。

金の買取価格はこう決まる

ここまで見てきたようなさまざまな要因で、金の価格は日々変動しています。それでは実際の買取価格はどのようにして決まるのでしょうか。

金の買取価格を左右するのは、「純金がどれだけ含まれているか」です。金製品に含まれる純金の量は、その製品の重さと金の純度から推測できます。金の純度とは、「K24」「K18」などの表記のこと。この表記は金がどれだけ含まれているかを24分率で表したもので、「K24」は「24/24」、「K18」は「18/24」を意味します。例えば20gのK18製品であれば、含まれる金の量は「20(g)×18/24=15(g)」となるわけです。

金の量にその時点の金相場を掛け、そこから買取店ごとに設定している手数料などを引いた残り額が買取価格となります。

 

金は買取後どうなる?

買取された金製品は、その後どうなるのでしょうか。実は、すべての金製品がそのまま店頭に並び、再度販売されるわけではありません。買取店が店頭で販売しないものはどうなるのか、その後の行方を見ていきましょう。

再加工する

例えば折れてしまったリングや切れたネックレスなど、壊れている貴金属であっても買取はできます。しかし、実際にその商品を店頭で販売することはほぼ不可能と言って良いでしょう。

破損した金製品は、買取後一度溶解して再度精錬され、別の製品へと加工されます。そのままでは価値のなくなった製品も、金を取り出して再加工することで新たな価値をもつのです。再利用された金は、インゴットをはじめジュエリーや電気機器の部品など、さまざまな用途で再活用されます。

専門の加工業者で販売される

貴金属買取専門店が自社で金を加工する技術をもたない場合、専門の業者に転売することがあります。このようなケースでは、買取価格でそのまま転売しても買取店の利益が出ません。手数料を高く設定するなどして相場よりも安く買取り、転売することで買取店は利益を出しているのです。国内だけでなく、海外へ転売されることもあります。

このような業者で売却すると、相場よりも安い金額で買取されることになりますので、複数の業者で査定を依頼し、見積額を比較してから売却すると良いでしょう。

メンテナンス後に販売される

金製品は、多少経年劣化があったとしてもメンテナンスを行うことで再販できるものも多くあります。メンテナンスは、買取店が自社で行うこともあれば、別業者に委託して行うことも。買取店がリサイクル事業を行っている場合は、すぐにメンテナンスをして店頭販売されます。

再販する場合、買取店自体で販売するとは限りません。再販可能な状態の良いものは、買取店で再販しない場合には別の業者へ転売され、そこでメンテナンス後に販売されることもあります。

 

まとめ

本記事では、金買取の仕組みや金製品が高値で売買される理由などをご紹介してきました。希少価値が高く、幅広い分野で需要のある金。破損していても買取って再活用する道がありますので、手元に売却を考えている金製品がある方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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