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ゴールドアクセサリーの
お手入れ方法とは?
黒ずみの落とし方
なども紹介

金のアクセサリーの輝きを維持するには、日頃のお手入れが重要です。メンテナンスをあまり気にせずに使っていると、黒ずみや汚れが発生してしまうこともあるでしょう。しかし、アクセサリーの黒ずみは少しの心がけで予防することも可能です。
この記事では、金が黒ずんでしまう原因や黒ずみの落とし方、金のアクセサリーを美しく保つ方法について解説します。正しいお手入れ方法を知って、大切なアクセサリーを長く楽しみましょう。

金という素材の特徴

金という素材は非常にやわらかく、加工のしやすさが特徴です。その反面、純度99.9%以上の金、いわゆる「純金」はやわらかすぎて変形しやすく、アクセサリーには不向きとされています。そのため、金を使ってアクセサリーを作る場合、銀や銅などのほかの金属を混ぜ合わせて強度を向上させるのが一般的です。
金のもう一つの大きな特徴に、酸やアルカリに非常に強い点が挙げられます。純度の高い金については、特殊な化学薬品にしか反応しないほどの安定性を持つため、一般的な生活環境で変色や劣化の心配はほぼありません。

【種類別】
金アクセサリー
の特徴と注意点

金は純度によっていくつかの種類に分類されており、一般的な分類として、K24、K22、K18、K14、K10が存在します。Kはカラットの略で、数字は含まれる金と混合物の割合で決まります。金の種類にはそれぞれ異なる特徴があるため、その違いについて紹介しましょう。

「K22」アクセサリーの特徴と注意点

「K22」は金の純度が91.6%で、純度が99.9%以上の「K24」とほとんど変わらない輝きを持ちながら、強度の面で優れているのが特徴です。K24はやわらかく変形しやすいため、一般的にアクセサリーの金には、K22以下のものを使います。
ただし、K22も金の純度が高いためやわらかく、傷が付く可能性が大きい点には注意が必要です。K22のアクセサリーに触るときは優しく取り扱い、置くときも衝撃を与えないように気を付けましょう。

「K18」アクセサリーの特徴と注意点

「K18」は非常に人気があり、多くの人に馴染みがある金の種類です。金の純度が75%で、残りの25%はほかの金属を混ぜ合わせて作られており、強い耐久性が特徴です。また、ほかの金属の種類や割合を調整することでできるカラーゴールドも、K18のものが多く流通しています。例えば、ピンクゴールドは銀・銅・パラジウム、ホワイトゴールドは銀・パラジウムなどを混ぜることで、それぞれ独自のカラーを生み出しています。
K18は、K22より金の純度が低くなる分、強度とともに変色しやすさも増しています。K18のアクセサリーを美しく保つためには、日頃のお手入れで黒ずみを予防しましょう。

「K10」アクセサリーの特徴と注意点

「K10」は金の割合が41.6%で、残りの58.4%は金以外の金属で構成されています。価格を比較的安く抑えられるのがメリットですが、K18などのアクセサリーと比べて、金ならではの輝きは見劣りするかもしれません。同じ金であってもK10とK18では違う色味のように見えることもあるでしょう。
また、K10は金の割合が低いため、変色の可能性が高くなります。そのため、価格重視の方にはおすすめですが、より純金に近い輝きを長く楽しみたい場合は、K18以上のアクセサリーを選んだほうがよいでしょう。

金のアクセサリーに付く
汚れの原因

金のアクセサリーは、使っているうちに汚れてくることがあります。ここでは金のアクセサリーに付く汚れについて、おもな原因を紹介します。

汗や皮脂などの酸化

汗や皮脂など、体から分泌される油分を含んだ汚れが金のアクセサリーに付着すると、時間が経つにつれて酸化して黒ずんでしまいます。汗や皮脂のほかに、ハンドクリームや化粧品の付着も、同様の理由で注意が必要です。
酸化汚れは金の輝きを損なわせ、アクセサリーの美しさを減少させる原因となります。金のアクセサリーを身に着けたあとは、こまめにお手入れして輝きを維持しましょう。

銀の硫化

前述のように、金は、耐久性や加工のしやすさをアップさせるために添加する金属、いわゆる「割り金」を足して使われるのが一般的です。この割り金に銀が多く含まれる場合、銀と硫黄分が反応して硫化し、硫化銀が発生することがあります。硫化銀は通常、暗くて黒ずんだ色をしており、金アクセサリーの外観を損なわせます。

割り金のサビ

金は安定性が高くサビにくい金属です。ただし、割り金に使用される銅や鉄などの金属は酸化しやすく、時間とともに金のアクセサリーにサビが発生してしまうこともあります。ある程度は落とすこともできますが、サビの程度によっては、本来の状態に戻すのが難しいケースもあるでしょう。

黒ずみなど
金アクセサリーの
汚れを落とすお手入れ方法

毎日お手入れしていても、金アクセサリーは時間の経過とともに汚れてしまうことがあります。汚れが目立ってきた場合は、以下のステップで落とせるか試してみてください。

  1. 中性洗剤をぬるま湯に入れて、アクセサリーを20分ほど浸します。中性洗剤は一般的な食器用洗剤などで問題ありません。
  2. 浸け置きによって汚れが取れやすくなったら、アクセサリーを取り出してぬるま湯でしっかりとすすぎます。このとき熱いお湯を使うと、あしらわれている宝石などによっては傷んでしまう可能性があるので注意しましょう。
  3. 最後に、やわらかい布やアクセサリー専用の拭き取りクロスを使って、アクセサリーを優しく拭きます。

これだけで、アクセサリーが本来の輝きを取り戻す可能性があります。ただし、金アクセサリーのデザインや使われている宝石によっては、専門家によるクリーニングが必要な場合もあるので注意してください。

金アクセサリーの保管方法

金アクセサリーは変色しにくくサビにくいとはいえ、取り扱い方法によっては黒ずんでしまうことがあります。購入時の輝きを長く楽しむためには、日々のお手入れを徹底することが大切です。以下で紹介するシンプルな習慣を心がけるだけでも美しい状態を保てるので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

「拭く」ことを習慣に

使用したアクセサリーは、外したらそのままにせず、アクセサリー専用クロスなどのやわらかい布を使って優しく拭くようにします。その際、タオルのような繊維が粗い布で拭くのは避けましょう。
前述のように、金が変色する原因の一つは、付着した汗や皮脂を放置することで起こる酸化です。金は酸化しにくい素材ですが、割り金の種類によっては、汚れが付いたままにしていると変色することもあります。「使ったら拭く」を習慣にして、アクセサリーの輝きをキープしましょう。

個別で保管がマスト

金アクセサリーをしまう際は、個別に保管することが重要です。複数のアクセサリーを重ねて収納するような、アクセサリー同士がぶつかる保管方法は避けましょう。アクセサリー同士が重なるだけでも、目に見えない傷が付くことがあります。特に、純度の高い金のアクセサリーは傷が付きやすいので注意が必要です。
分けて入れられるアクセサリーケースを用意して、丁寧に保管する習慣を付けるとよいでしょう。ネックレスの保管には、チェーンを伸ばした状態で収納できるケースがあると、絡み合わずに便利です。

金アクセサリー
に注意が必要な利用シーン

金のアクセサリーを利用している方のなかには、外さずにずっと身に着けていたい方もいるかもしれません。しかし、利用シーンを気にせず使い続けると、アクサセリーが傷んだり、自分自身も怪我をしてしまったりすることがあるので気を付けましょう。ここでは、特に注意したい利用シーンを紹介します。

海や温泉

一般的に、温泉も海水も金には影響しないといわれています。しかし、温泉にはさまざまな物質が含まれているため、念のため外しておいたほうが無難でしょう。K18などに使われている割り金によっては、温泉の成分に反応して変色する可能性もあるためです。海水によって金が変色することはありませんが、水分が蒸発したあとの塩分による汚れや、砂による傷などのリスクがあります。
なお、自宅のお風呂の場合、温泉ほど注意する必要はありませんが、入浴剤を使用するのであれば外したほうがよいでしょう。入浴剤の成分によっては、付着を放置することでアクセサリーが変色する恐れがあります。もしアクセサリーを身に着けたまま体を洗うのであれば、アクセサリーを強くこすらないようにする点も気を付けましょう。

激しいスポーツ

汗はアクセサリーを酸化させる原因の一つです。金に汗が付着してすぐに変色することはありませんが、付いた汗は放置せずできるだけ早く拭き取るようにします。自宅へ帰ったあとに再度丁寧に拭くとよりよいでしょう。
また、純度の高いやわらかい金のアクセサリーの場合は、事前に外しておくことをおすすめします。激しいスポーツのなかで万が一どこかに当たってしまうと、大きな傷が付いたり歪んだりする原因になりかねません。

スキーやサウナ

スキーやサウナを楽しむ場合は、金のアクセサリーは必ず外すようにしましょう。雪山のような寒冷地では、アクセサリーが冷たくなり、凍傷のリスクが高まります。また、サウナ室内では金が熱を持ち、火傷する恐れがあります。それほど高温と感じないサウナであっても、低温火傷の危険性もあるので注意してください。

持っていると便利な
金アクセサリーの
お手入れグッズ

思い入れのある大切な金のアクセサリーを、自宅で簡単にメンテナンスしたい、そんな方におすすめのお手入れグッズを紹介します。どれも安価で手に入りやすいものですので、ぜひ自宅にそろえておきましょう。定期的にしっかりとお手入れをしてあげることで、購入時の美しさをより長くキープできます

アクセサリー専用クロス

ぜひ、用意していただきたいのはアクセサリー専用クロスです。メガネクロスでも代用可能ですが、貴金属のケアでは避けたい成分が入っていることもあるため、できればアクセサリー専用のクロスを用意しましょう。
アクセサリー専用クロスにはツヤ出しワックスが入っているものもあり、優しく拭くだけでツヤが出てきます。アクセサリーショップのほか、インターネット上でもたくさんのアクセサリー専用クロスが販売されているため、ぜひチェックしてみてください。
ただし、磨きすぎには要注意です。特にやわらかいK24やK22の金は変形しやすいため、強い力で磨くとアクセサリーが傷む原因となります。

歯ブラシ

アクセサリーの細かい部分を洗浄したいときは、歯ブラシが役に立ちます。部分磨き用の小さなヘッドのものが使いやすいでしょう。アクセサリー専用クロスが届きにくい場所に汚れがある場合も、歯ブラシで定期的にメンテナンスすれば、きれいに保つことができます。歯ブラシを使う際は力加減に注意し、触れているか触れていないかくらいの優しさでお手入れしましょう。
ただし、K22以上の金のアクセサリーの場合、歯ブラシを使ったメンテナンスはおすすめしません。金の純度が高くやわらかいアクセサリーのお手入れは、より慎重に行なう必要があります。

中性洗剤

中性洗剤は、アクセサリーのお手入れに欠かせません。わざわざ新しいものを買わなくても、お手持ちの食器用洗剤で大丈夫です。中性洗剤を使うときは、そのままアクセサリーに塗布するのではなく、必ず水で薄めて使用しましょう。このときぬるま湯を使うと、より汚れ落ちが良くなります。
変色の原因となる皮脂汚れも、中性洗剤を使えば落とすことができます。ひどい汚れになる前に、こまめに洗ってメンテナンスするのがおすすめです。

アンモニア水

中性洗剤を使っても落ちない頑固な汚れは、アンモニア水に浸けると取れることがあります。アンモニアは腐食性を持つ強い薬品のため、必ず水で6倍に薄めて使用します。また、長時間浸すとアクセサリーが劣化する原因になるため、目を離さずに汚れの様子を見ながら行なってください。
汚れが取れたら、水で十分に洗い流します。やわらかい布でしっかりと水分を拭き取り、最後にアクセサリー専用クロスで磨きましょう。

茶こし

洗面台などでアクセサリーを洗浄する際には、茶こしがあると便利です。
指輪やピアス、ネックレスなどの小さいものを水洗いする場合、手が滑ってアクセサリーが排水溝に流されてしまうかもしれません。アクセサリーを水ですすぐときは、あらかじめ茶こしに入れて、その上から水をかければ安心です。

メッキがはがれて
しまったらどうする?

金以外の金属でできたアクセサリーで、金色の光沢を出すために金メッキが施されている場合があります。メッキの層は非常に薄いため、ゴシゴシ擦ると簡単にはがれてしまいます。メッキがはがれてしまった場合、基本的に自分で修理するのは難しく、専門家への修理依頼が必要になります。
なお、金メッキのアクセサリーをメンテナンスする場合は、歯ブラシなどの硬いツールを使うのは避けましょう。メッキの層を保護するため、基本的には薄めた中性洗剤で軽く洗い、アクセサリー専用クロスで優しく拭くだけにしておくのがおすすめです。

クリーニング・リペア業者
に依頼するのもおすすめ

自宅でのお手入れに不安を感じる方も多いでしょう。誤った方法でアクセサリーを傷付けてしまうと、修復が難しいこともあります。リスクを避けたい方は、クリーニング・リペア業者に頼んできれいにしてもらうのも一つの手です。汚れが落ちてきれいになるだけでなく、買ったときのような輝きも蘇るでしょう。メッキがはがれてしまったアクセサリーも、プロの業者であれば修復できる場合があります。
クリーニング代は一般的に2,000円~3,000円ほどかかります。ただし、購入した店舗によっては無料で行なってくれるところもあるので、まずは購入店舗に確認してみるとよいでしょう。自宅での日常的なお手入れを行ないつつ、汚れが特に気になるときは業者にクリーニングを依頼することで、金のアクセサリーをより美しく保つことができます。

金のアクセサリー
の売却前に黒ずみは
落としておくべき?

金のアクセサリーを売却する際は、事前に少しでもお手入れしておくのがおすすめです。アクセサリーに黒ずみや汚れが付着していると、買取価格に影響をおよぼす可能性があるためです。
ただし、誤ったお手入れ方法によって、金にダメージを与えてしまう可能性には注意しましょう。不安に感じる場合は、無理に自分でお手入れせず、専門の買取業者に相談することをおすすめします。専門業者であれば、アクセサリーを適切に評価できます。
「おたからや」では、ネックレス、指輪、イヤリングだけでなく、ネクタイピンやブローチなど、さまざまなゴールドアクセサリーを査定対象としています。また、鑑定書や刻印のないお品物や、壊れてしまった金のアクセサリーも査定を受け付けており、幅広いお品物の買い取りが可能です。査定は無料ですので、買い取り可能か不安な方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

大切な金のアクセサリーは、日頃からメンテナンスをしっかりと行ない、長く使いたいものです。変色しにくいといわれている金ですが、お手入れせずに長期間使用し続ければ、美しさを保つのは難しいでしょう。
汗や皮脂が付いたらそのままにしない、定期的にアクセサリー専用クロスで拭くなど、小さな心がけでも黒ずみや汚れを防止できます。アクセサリーのお手入れを習慣にして、購入時の輝きを維持しましょう。

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