イスタンブールの漁師が海岸を散歩していて発見したスプーンダイヤモンドの物語

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イスタンブールの漁師が海岸を散歩していて発見したスプーンダイヤモンドの物語

世界には、色々な逸話とセットになっている宝石が数多くあります。その中でも魅力的な逸話があるのはイスタンブールで見つかったスプーンダイヤモンドです。これは伝説や呪いといったフィクションではなく、現実的な話です。そんなスプーンダイヤモンドの物語を解説していきましょう。

ただのガラス玉だと思われ3本のスプーンと交換された石・スプーンダイヤモンド

スプーンダイヤモンドが見つかったのは、イスタンブールの海岸です。そこを歩いていた漁師が偶然、流れ着いているきれいな石を発見しました。特に宝石に関する専門的な知識を持たない漁師は、その拾った石を持って宝石商の店に行きました。しかしそれはダイヤモンドとは認定されず、ただのガラス玉だと言われてしまいます。その言葉に漁師が落ち込んだため、宝石商はせめてもの代価として、スプーン3本との交換を持ちかけました。

そうして高価な宝石であるにも関わらず、安価なスプーンと交換されてしまったことから、スプーンダイヤモンドと呼ばれているのです。この物語は、宝石商が漁師を騙してダイヤモンドを奪い取ったわけではありません。スプーンダイヤモンドのあまりの大きさに、専門家である宝石商もそのようなダイヤモンドがあるわけないと決めつけてしまったという逸話なのです。

スプーンダイヤモンド 実際は非常に高価なダイヤモンドであったと発覚した

スプーンと交換された宝石は、それからしばらくして、実はダイヤモンドだったと発覚します。それもただのダイヤモンドではなく、サイズが非常に大きく高価なダイヤモンドです。その後スプーンダイヤモンドは、1774年にインドでフランスの高官に買い取られ、ナポレオン1世の母親の手に渡ることとなります。そこからさらにトルコの知事やトルコ政府など数多くの持ち主を転々としながら、最終的には発見された場所から近いイスタンブールへと戻っています。

現在はイスタンブールに実在し、オスマントルコの宮殿を改修した博物館に展示してあります。その博物館の中でも、最も高価な展示品です。ペアシェイプカットが施された86カラットという非常に大きなダイヤモンドです。さらに周囲には49個の小さなダイヤモンドが組み合わせられ、とても豪華な見た目となっています。

まとめ

スプーンダイヤモンドに関する記録が残っているのが、ダイヤモンドのカット方法が確立されて間もない18世紀です。そのため逸話となっている物語は、それよりも前のできごとです。したがって宝石商であっても価値が分からなかったという話も無理のないことでしょう。そしてスプーンダイヤモンドは、その逸話によって知名度を高めた結果となっています。もちろん博物館で一番という宝石自体の価値も高いのですが、漁師がスプーンと交換した物語はその価値と同じくらい有名なのです。

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