宝石・ジュエリー
2021年11月3日

カラーダイヤモンドも人工的に作ることが可能!ダイヤモンドの着色方法

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カラーダイヤモンドも人工的に作ることが可能!ダイヤモンドの着色方法

ダイヤモンドは、無色透明なものが価値の高いものとして宝石になり流通しています。そうでない褐色のものや質の悪いダイヤモンドに人工的な色を付けて販売されている宝石があります。さまざまな着色方法があり、それぞれに価値が異なるのです。

ダイヤモンドの着色方法その①放射線照射

ダイヤモンドは放射線を当てて被ばくさせると色が変わるという性質があります。しかも、放射線で熱する温度により色をさまざまなものに変えることができるのです。ピンクや赤や青や緑といった、たいていの基本色を実現させることが可能です。こうして放射線を当てる工法を放射線照射とよびます。主には4つの方法があり、これらの方法を組み合わせたり、使い分けたりすることで狙った色を実現させているのです。1つ目は、サイクロトロンをつかって陽子や重陽子をぶつける方法です。2つ目はコバルトにあてて、ガンマー線を与える方法となります。3つ目は、ヴァンデグラフ起電気を発生させる設備を使って電子を衝突させます。最後は、原子炉に入れて中性子と衝突させるものです。このように、物体と物体を激しくぶつけ合うことで熱を発生させて色を変化させるのです。衝突させるものを変えることでダイヤモンドの色の変化が違ってきます。試行錯誤の結果、条件が決定されるのです。

ダイヤモンド着色方法その②加熱処理

放射線処理から微妙な熱を加えることで色のバリエーションを増やすことが可能です。それを加熱処理と言って、高温高圧の環境下にダイヤモンドを置く方法です。もともと、ダイヤモンドは地下の高温高圧の中にある鉱物で褐色をおびています。この褐色の色素をコントロールすることで新たな色を実現することが可能なのです。イエローからピンクになったり、グリーンからオレンジになったりします。今でもこの工法を研究して、最新の色を生み出す取り組みもされています。近年では赤系が実現しているのです。また、天然のダイヤモンドをもともと高温高圧にさらすことで自然に近い色を生み出すことも可能です。窒素原子の成分によりカラーが出現することがあります。具体的には、黄をベースにした色です。逆に窒素が少ない場合は、ブルー系が出現します。メカニズムはダイヤモンドの分子レベルの格子がかわり、ひずみをもたらせることで光の吸収に変化が出て色が出現する仕組みとなっています。

ノンヒートの天然色のダイヤモンドがますます希少で高額査定

基本的に着色するダイヤモンドはもともとのダイヤモンドの質が悪いものを使用するので、高額で取引はされません。鑑定するときもスペクトル試験といって光の透過を判断することで、人工的に着色されたかどうかを判断します。何もしない自然の輝きを持ったダイヤモンドが希少なため、高額査定につながるのです。見極めが難しいのが、加熱処理によって無色を実現したダイヤモンドです。もともと、ダイヤモンドは褐色をしていますが、高温高圧の加熱処理によって無色を実現することが可能で、一般的な加工方法としても知られています。自然のものと比較すると、透明度に差が出てしまうが現状ですが、上手に加工をすると無職のダイヤモンドに近いものが誕生するのです。こういったものは判断が難しいことがあり、時には高額で取引がされます。一方で、こうした人工的な処理をしたかどうかを申告することがマナーとなっていて、鑑定書には記載されているのです。そのため鑑定書のあるノンヒートのダイヤモンドの価値が高くなります。

まとめ

ダイヤモンドは人工的に着色して、ファッションとして楽しむことが可能です。色は熱を与えることで実現されますが、主には高温高圧下による加熱処理と粒子をぶつけることによる放射線照射という工法で行われます。熱の与え方でいろいろな新色を実現する可能性を持っています。しかし、人工ダイヤは元のダイヤの質が低いものを使うので価値も低いのです。価値が高いのはノンヒートで実現した透明度の高い天然のダイヤモンドとなり、宝石としての格式が高くなっています。

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