宝石・ジュエリー
2021年11月4日

【トルマリン】の基本情報をわかりやすく解説!

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【トルマリン】の基本情報をわかりやすく解説!

ジュエリーとしてはもちろん、パワーストーンとしても人気が高く、1つの結晶に2つの色があるバイカラーなど豊富なカラーバリエーションが最大の魅力である「トルマリン」。その特徴や色の種類、お手入れ方法などについてわかりやすく解説します。

トルマリンの意味と特徴

トルマリンの名前の由来は、スリランカのセイロン島の現地語であるシンハラ語の「黄色い見知らぬ石」を意味する「トルマリ」から由来したもので、もともとイエロージルコンの呼び名であったものが混同されたのではないかといわれています。

多彩な色があることが特徴のトルマリンは、鉱物としてはひとつの鉱物を指すものではなく、成分によって10種類ほどに分けられるケイ酸塩鉱物のグループ名です。細かく分けると33種類にもなります。トルマリンが多彩な色を持っているのは、さまざまな成分や元素が複雑に入り混じった鉱物であるからです。ケイ素、アルミニウム、ホウ素などの主元素から構成され、複雑で幅広い化学組成と共通の結晶構造をもつ硼珪酸塩鉱物の一種で、含まれる元素によって種類が分かれると考えられています。

また、トルマリンの結晶を熱すると電気を帯びるため、和名は電気石(でんきいし)といいます。たくさんあるトルマリンのグループのうち、宝石として出回っているもののほとんどは「エルバイト(リシア電気石)」、次に多いのが「リディコータイト」という種です。トルマリンにはいろいろな宝石名がありますが、こうした名前は色によって付けられているので、同じ名前でも種類が異なる場合があります。もともとは別々の石と考えられたためです。

トルマリンの色と効果

トルマリンはカラーバリエーションが豊富で、色ごとに名前が付けられています。

パライバトルマリンは、鮮やかなネオンブルーが特徴です。大変希少で、今では「幻の宝石」といわれています。インディゴライトは、多色性があり、見る角度によって違う色に見えます。明るい青から深い青までさまざまあり、とても人気が高い石です。ルベライトは、ラテン語で赤い色という意味の「rubellus」から由来して名付けられ、濃いピンクや赤色のためルビーに似ているともいわれています。ピンクトルマリンは、ルベライトより薄いピンク色です。グリーントルマリンはブラジルではグリーントルマリンの石に含まれる鉄分の量により、淡い緑から深緑までさまざまな色を楽しむことができます。緑色が特に美しいものを「ブラジリアンエメラルド」と呼ぶことがあります。カナリートルマリンは黄色のトルマリンです。カナリートルマリンの原石は淡褐色(ベージュ)をしています。500℃から600℃で2時間程度の低温加熱を施すことで、とても素敵な黄色のカナリートルマリンが誕生します。ブラックトルマリンは鉄分を含むことから黒く輝きます。バイカラートルマリンは一つの石に2色が混合しているもの、パーティカラードトルマリンは一つの石に3色以上混合しているものをいいます。ウォーターメロントルマリンは輪切りにしたスイカのような個性的な色合いが魅力のトルマリンです。

トルマリンの産出国

トルマリンは世界各地の比較的暖かい地域で多く産出されています。主な産地はブラジルで、19世紀からは米国のメイン州、カリフォルニア州でも産出されるようになりました。そのほか、アフリカ各地(モザンビーク、ナイジェリアなど)、スリランカ、マダガスカル、ミャンマーなどで産出されています。世界的に見ると、現在も多く産出されている宝石です。

もっとも産出量が多いとされるのは、ブラジルのミナス・ジェライス州です。ここで採れるトルマリンはグリーントルマリンが多く、色彩が豊かなことで有名です。希少とされている無色のトルマリンはアメリカのカリフォルニア州で採れます。赤や紫、青などの高品質なトルマリンは、ロシアのウラル地方で採れます。モザンビークでは、ピンクトルマリンも産出されますが、一般に知られているのはネオンブルーのパライバトルマリンです。パライバトルマリンは、1989年にブラジルのパライバ州で発見されたことからこの名前がつけられましたが、現在はパライバ州からの産出はほとんどが途絶えてしまい、ナイジェリアやモザンピークからの産出がメインとなっています。希産宝石とされているパライバトルは、ブラジルとアフリカでも産出され、ブラジル産は色の濃いものが多く、アフリカ産は色の薄いものが多いです。

トルマリンのお手入れと保管方法

トルマリンはモース硬度が7~7.5です。これは宝石の中では比較的面傷に強いといえます。ジュエリーとしても、ハンドメイドアクセサリー素材としても、信頼できる硬度です。トルマリンは比較的扱いやすい宝石ですが、急な温度変化は避けてください。カラーによっては紫外線に長時間さらすと変色する可能性もあります。また、トルマリンの中には熱処理や染色を施した石もありますが、そのような石は紫外線の影響を受けやすく色落ちしやすいため注意が必要です。急激な温度の変化や高熱はフラクチャー(割れ目)を生じる可能性があるので注意してください。炎天下の車内に放置などしないよう、気を付けましょう。

お手入れする場合、トルマリンの通常のお手入れは、やわらかい布でやさしく拭きます。汚れが気になる時はぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものにつけて、ブラシで優しく磨きます。そのあとは、真水でしっかりとすすぎ、水気を拭き取ってお手入れ完了です。最後にタオルで拭いて、直射日光が当たらない場所で乾かしましょう。亀裂から破損してしまうことが考えられるため、超音波洗浄やスチームクリーナーの使用は控えましょう。保管方法は、摩擦や直射日光に注意して、トルマリンだけの保管場所を作りましょう。熱にさらされると損傷することがあります。

10月の誕生石の種類

10月の誕生石は、トルマリンとオパールです。トルマリンの石言葉は「無邪気」「潔白」「友情」「寛大」「希望」「安楽」「忍耐」「心中の歓喜」などがあります。特にピンクトルマリンは、愛を引き寄せて持続させる「愛の石」とも呼ばれています。ピンクトルマリンは、持つ人の魅力を高め恋のパワーをもたらすとされ、「愛の電流」と呼ばれるパワーを持ち恋愛最強のお守りともいわれ、結婚1年目や5年目のメモリアルジュエリーとしても人気があります。ブルートルマリンは、心を穏やかにし、目的意識をはっきりさせるといわれています。グリーントルマリンは、心が平和になり自然体の自分を取り戻すことが、イエロートルマリンは、集中力を高めエネルギーを満たしてくれるといわれています。また半永久的に電気を発生する性質を持つことから、「精神や肉体をリラックスさせる」ともいわれています。

オパールの宝石言葉は「純真無垢」「幸運」「忍耐」「歓喜」「希望」などです。ポジティブで自由なエネルギーをもつ象徴の石とされています。オパールの特徴は、見る角度によって色合いを変化させる美しい「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」です。これは、オパールを構成するシリカという微粒子が、光の影響を受けることでさまざまな色の光を放つ効果のことです。

まとめ

古代エジプトでは、太陽と地球を結ぶ虹の橋を旅して渡った石だという言い伝えがあるトルマリンの最大の特徴は、色が豊富であることです。ピンクやグリーン・赤・青・透明・オレンジなどさまざまな色があり、その種類は宝石の中で最も多いとも言われています。バイカラーやパーティカラーは、色の配分や濃さなどが個性的で、同じものはふたつとないと言われています。個性的でカラフルなトルマリンのジュエリーをお守りとして身につけてみるとよいでしょう。

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