宝石・ジュエリー
2021年11月2日

【ローズクォーツ(ローズクオーツ)-Rosequartz】

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【ローズクォーツ(ローズクオーツ)-Rosequartz】

日本語では「紅水晶」とも呼ばれる淡いピンク色が可愛らしい石がローズクオーツです。見た目そのままに、女性的な印象でパワーストーンとしてもファッションアイテムとしても好まれています。では、ローズクオーツにはどんな意味があり、どんな地域で取れるのかについて解説しましょう。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)の特徴と宝石言葉

ローズクオーツの石言葉は「美」「愛」「優しさ」などです。石そのものが持つ印象にマッチしています。古来はこの淡い桃色が恋の悩みを癒やすお守りとされたこともあり、恋愛の運気を上げる効力があると珍重されました。

特徴的な淡いピンクの由来は、水晶が結晶する際に酸化チタンなどの鉱石が混ざるためです。結晶に不純物が混ざると、厳密には水晶ではなく石英と呼ばれますが、紅水晶の中には稀に非常に高い透明度を持つものも現れます。マダガスカルで産出されるものなどが有名で、この種の鉱石は結晶の形を作らず塊で成形する点がユニークです。日本では石英と水晶の区別はそれほど厳しいものではありません。そのため、ローズクオーツが水晶の一種とされているのです。

また、別名で女神アフロディーテの石と呼ばれることもあります。ギリシャ神話の美と恋愛の女神の象徴であることから、身につけていると女性的な魅力が高まるとも考えられているのです。それならば、男性が身につけるのはNGなのかと思われがちですが、それは違います。男性のなかには内なる女性性というものがあり、心の温かさや人間的な豊かさにつながるものと考えられるためです。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)の色と魅力

ローズクオーツの色調は、淡いピンクからやや紫掛かったもの、あるいは非常に透明度が高いものまで多くの種類があります。宝飾品として加工される場合に高額なのは、濃い桃色をしていてかつ透明度が高い原石です。こうした特徴をもつローズクオーツは、ディープローズクオーツとも呼ばれます。また、研磨することで星のような光沢を作り出すスターローズクオーツも有名です。こうした高価な原石の産地はマダガスカルが有名で、ブラジルでも良質の石を得ることができます。

宝石と考えたときの魅力は、他の鉱石に見られない優しいピンク色です。身につけやすい価格で手に入るうえに、ファッションのアクセントとして取り入れやすいというメリットがあります。白、黒などのモノトーンからビビッド、パステルカラーなどとも相性がよく、組み合わせを考える楽しさ持っている鉱物です。

さらに、この優しい色調によって心の中の不安や傷が癒やされるのを感じるユーザーも多く、緊張するシーンでの使用にも向いています。大事な会議の時、大切な人との時間を過ごすときなどにネックレスはブレスレットを身につけておくのはおすすめです。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)の産出国

上質なローズクオーツの産出国で最も有名なのが、マダガスカルです。映画にも取り上げられたことがあるアフリカの島国で、長く他地域の人や生物の侵入から免れたおかげで独特の生態系と地形を保っています。そのため、楽園や理想郷としてのイメージも備えていたのですが、21世紀以降の観光客増加に伴って状況は大幅に変化しました。

まず、人口の増加と観光開発によって原生林の破壊が進み、40%近くの面積の森林が失われたと概算が出ています。開発による森林破壊の一方で、現地に古くから住む人達が行っている焼畑農法も環境破壊の原因です。彼らの中では先祖からの伝統を守るための行為でもあるので、農耕や伐採を制限するのは非常に難しい問題となっています。

さらに、希少な樹木である紫檀の違法伐採も進み、密輸品として中国に持ち込まれ家具に加工されるようになりました。この樹木は硬質であり腐食や虫の害に強いことから、富裕層を中心に人気です。貴重な生物や環境の宝庫であった島国は、実利主義の政策や密猟によって危機に瀕しています。2007年には世界遺産登録され、保護区などで守られていますが抜本的な解決には繋がっていません。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)のお手入れと保管方法

パワーストーンとして持ち主を守ってくれるローズクオーツですが、長く身につけているとマイナスのエネルギーを溜め込んでしまいます。そのため、定期的に浄化のための処理をしなくてはいけません。一般的な浄化方法は月光に当てることです。太陽光では紫外線で劣化を促進させてしまうので避けたほうが良いでしょう。

水で洗う、ハーブであるセージの葉を掛けておく、粗塩の上に置くなどが効果的な手入れの方法になります。お守りとして身につけていると、皮膚の老廃物や汗で汚れが付く場合もあるでしょう。そのようなときは、メガネレンズを拭くための柔らかいクロスを使い、優しく磨くのがおすすめです。強くこすると糸が切れて玉同士が外れてしまうので注意しましょう。

水晶の仲間でもあるローズクオーツの硬さは、モース硬度で7に分類されます。モース硬度とは宝石の硬さを示すスケールで、もっとも硬い10に分類されるのがダイヤモンドです。7であるローズクオーツは、ガラスや鉄板に引っかき傷をつけることができるほど硬い石で、破損の心配はほぼありません。しかし、身につけない場合は専用の箱などに入れておくとより安全です。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)の市場価値

装飾品として貴重な鉱石は、ダイヤモンドを筆頭に透明度の高いものが中心です。くすんで透明度の低いローズクオーツの市場価値はさほど高いものではありません。ただし、ディープローズクオーツのような澄んだ色調のものならば、産出されるケースが少ないため高額になる場合もあります。また、カッティングの方法によっては、発光効果を得ることができ宝石であることの価値を高めることも可能です。

ただ、硬度の高いローズクオーツに複雑なカッティングを施すのは難しいため、多くの場合は球形やオーバルに加工されています。こうした石は比較的廉価であり、カジュアルに身につけられるアイテムとしてストーンショップや雑貨店などで求めることが可能です。

しかし、宝石の中には鉱山主の秘蔵品というものが存在します。これは産出された際に非常に品質がよいことがあきらかなため、鉱山の持ち主が簡単には手放さずにいるものです。こうした逸品が世に出るときは、他の産出品とは比べ物にならないほど高額で取引されることもあります。濃いピンクでありながら輝くような透明度を持った石も、どこかに眠っているかもしれないのです。

ローズクォーツ(ローズクオーツ)の値段と価格相場

マダガスカル産の透明度が高い石、カボションカットを施されてスターが輝くものなどは高値で取引されます。ディープローズクオーツならば、15万円〜20万円が相場です。めったに市場にでないほど状態のよいもの、たとえば濃いピンクでかつ高い透明度のものなら200万円の価値がつくこともあります。

色調もくすんでいて透明度が低いもので、球体や細かなビーズ状に整えられたものなら数百円から数千円で購入可能です。ただ、まれに人工的に色を含ませた模造品もあるため注意しましょう。これはクラック水晶と言ってヒビの入った水晶の原石に染料を染み込ませたものですが、色彩はヒビに沿って染み込んでいます。その点に気をつけていれば、本物か偽物かどうかを見分けることもできるので覚えておいてください。

一般的に身近で使い勝手の良い宝石ですが、高品質で高級感のあるものとの出会いはタイミング次第なのです。一生に一度の出会いがあれば見逃さないようにしなくてはいけません。確かな取引で信頼できるショップが見つかったら、まめにチェックするようにしましょう。

まとめ

薔薇水晶、紅石英とも言われるローズクオーツは愛情や女性らしさや優しさの象徴となる宝石です。男性もタイピンなどにちょっとしたアクセントとしてつけると、改まった場所においても最適でしょう。石としての価格は決して高額ではありません。偽物かどうかに見分けが付けば、手軽に好みのアクセサリーを選ぶことにもつながります。

パワーストーンの取引は2021年現在も盛んでなため、老舗のショップや宝飾品買取点をつぶさに抑えておくと掘り出し物の逸品が見つかることでしょう。

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