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3月の誕生石アクアマリンの意味とは?
宝石としての特徴と価値

アクアマリン1

3月の誕生石として知られる「アクアマリン」は、海のように澄んだブルーが特徴的な宝石です。

この記事では、アクアマリンの石言葉や特徴、そして、宝石としての価値を詳しくご紹介いたします。

3月生まれの方へのプレゼントや、ご自身へのご褒美としてアクアマリンの購入をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

アクアマリンの誕生石としての意味と石言葉

アクアマリンは、「勇敢」や「幸福に満ちる」といった意味を持つ宝石です。

その透明感のあるブルーは「人魚の涙」とも称され、古くから、航海の安全を祈るお守りとして親しまれてきました。

アクアマリンと言う名前は、ラテン語の「Aqua(水)」と「Marinus(海の)」に由来し、「海の水」を意味します。

生命の源である海に由来することから、アクアマリンは、結婚や出産のお祝いに贈ると、幸せをもたらすと伝えられてきました。

アクアマリンの主な石言葉には、「勇敢」「聡明」「沈着」「幸福に満ちる」などがあります。

アクアマリンには、身に着ける人の心身を浄化し、穏やかで落ち着いた気持ちをもたらすとともに、困難に立ち向かう勇気や未来への希望を与えると信じられています。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

母なる海に由来するアクアマリンは、妊娠・出産を頑張ったママへ「お疲れさま」の気持ちを込めたギフトとして支持されています

また、日本では、アクアマリンが結婚4周年のアニバーサリーストーンとされていることから、大切なパートナーへの記念日の贈り物としても人気が高いです。

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3月の誕生石「アクアマリン」の特徴|産地・耐久性・透明度

アクアマリンは、エメラルドやモルガナイトと同じ「ベリル」と言う鉱物に分類される宝石です。

海を思わせる透明感のあるブルーが特徴であるアクアマリンは、日常使いしやすい優れた耐久性を持つことでも知られています。

 

アクアマリン主要な産地

アクアマリンの主な産地には、ブラジル、モザンビーク、ナイジェリアなどがあります。

それぞれの産地ごとに、色味や透明度、品質に違いが見られます。

 

1.ブラジル産

アクアマリンの中でも特に有名なのが、ブラジルのミナス・ジェライス州にあるサンタマリア鉱山で採掘される「サンタマリアアクアマリン」です。

一般的なアクアマリンが、淡い水色を特徴とするのに対し、サンタマリアアクアマリンは、深みのある濃い青色が特徴です。

その吸い込まれるような美しさから、アクアマリンの最高峰と称されています。

しかし、需要の高まりに伴う過剰な採掘によって、鉱石が枯渇したため、現在は閉山しています。

そのため、市場で流通するサンタマリアアクアマリンは、非常に希少価値が高くなっています。

 

2.モザンビーク産

サンタマリア鉱山の閉山以降、新たな産地として注目を集めているのが、アフリカ・モザンビークです。

モザンビークは、1991年に採掘が開始された比較的新しい産地で、ここで産出されるアクアマリンは「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれ、サンタマリアアクアマリンに匹敵するほどの美しく濃いブルーが特徴です。

ただし、濃いブルーであるがゆえに、グレーがかった色合いを持つものも存在します。

こうした色合いのものは美しさに欠けるとされ、モザンビーク産であっても、市場価値が低くなる傾向があります。

 

3.ナイジェリア産

ナイジェリアは、濃い青色のアクアマリンが採掘される産地として知られています。

一般的に、アクアマリンは、産出時に緑色や褐色が含まれていることが多く、これらの色を取り除くために加熱処理が行われます。

しかし、ナイジェリア産のアクアマリンは、傷やひび割れが多い傾向にあり、加熱処理を施すことが難しい場合があります。

そのため、ナイジェリア産のアクアマリンは、自然のままの状態で取り引きされることが多いのが特徴です。

 

耐久性に優れている

アクアマリンは、モース硬度が7.5~8と、比較的硬い宝石です。

さらに、アクアマリンは、材質の粘り強さである靭性(じんせい)にも優れており、衝撃に強く割れにくい性質を備えています。

そのため、耐久性に優れた宝石として、長く愛用できる点も大きな魅力の1つです。

 

透明度が高い

アクアマリンは、インクルージョン(内包物)が少ないことで知られ、その高い透明度から生まれる輝きは、ろうそくの灯や照明下の暗がりで美しく際立ちます。

この特性から、ヨーロッパの貴族の間では「夜の宝石の女王」と呼ばれ、夜会用のジュエリーとして愛用されてきました。

では、なぜアクアマリンは、これほど透明度が高いものが多いのでしょうか。

その理由として、以下の要因が挙げられます。

 

1.加熱処理による透明度の向上

市場に出回るアクアマリンの多くは、色味を整えるために加熱処理が施されています。

この処理は、アクアマリン特有の緑色や褐色を取り除き、鮮やかな青色を引き出す目的で行われます。

加熱の過程で、内部のインクルージョンが目立たなくなることがあり、結果として透明度が高くなることがあります。

 

2.結晶の大きさとカット技術

アクアマリンは、花崗岩(かこうがん)ペグマタイトと呼ばれる火成岩の中で生成されることが多く、比較的大きな結晶を形成します。

結晶が大きい場合、カット時にインクルージョンを避けて加工することができるため、完成した宝石は、透明度の高いものが多くなるという傾向があります。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

アクアマリンは、その高い透明度と耐久性に加えて、美しい青色が特徴で、多くのジュエリーファンに支持されています。
特に、ブラジル産の「サンタマリアアクアマリン」は、その深い青色で市場価値が非常に高くなっています。
透明度の高いアクアマリンはインクルージョンが少ないため、ジュエリーとしての仕上がりも美しく、一生ものの宝石として選ばれることが多いです。

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アクアマリンのパワーストーンとしての効果

アクアマリンの透き通るような青色は、眺めているだけで心身を清め、癒やしを与えてくれるように感じられます。

その美しさだけでなく、アクアマリンには、穏やかな気持ちをもたらす力があると信じられています。

さらに、「幸福に満ちる」という石言葉から、結婚や出産のお祝いや、夫婦や家庭円満のお守りとして贈るのにもおすすめな宝石です。

また、アクアマリンは「コミュニケーションの石」とも呼ばれ、誠実さや冷静さを引き出すことで、人間関係を円滑にするとされています。

 

アクアマリンの歴史

アクアマリンの歴史は非常に古く、少なくとも3000年以上前の紀元前にさかのぼります。

古代エジプトの王家の墓からは、アクアマリンを配した装飾品が発見され、王家や権力者の装飾品として使用されていたことが分かっています。

古代ヨーロッパでもアクアマリンは非常に人気があり、フランスの王妃マリー・アントワネットが愛した宝石としても知られています。

さらに、エリザベス2世の戴冠式(たいかんしき)では、ブラジルの大統領からアクアマリンとダイヤモンドが施されたネックレスとイヤリングが贈られました。

その美しさに魅了された女王は、同じアクアマリンを用いたティアラを作らせ、長く愛用していたことでも有名です。

一方で、アクアマリンは古代において、航海のお守りとしても重要視されていました。

船乗りたちは、この宝石が「海の精霊の魂」を宿していると信じ、航海の安全を祈願して、肌身離さず身に着けていたと言われています。

 

価値が高いアクアマリンの特徴とは?

アクアマリンは、その色合いや透明度によって価値が大きく異なります。

特に、濃く鮮やかな青色で、透明度の高いものほど、価値が高いとされています。

 

アクアマリンの価値を決める上で、最も重要とされるのが「色」です。

一般的なアクアマリンの色は、薄い水色から緑を帯びた青や灰色がかったものまで様々です。

その中でも、最も高い価値を持つのは、鮮やかで濃い青色を放つ「マリンブルー」のアクアマリンです。

この特徴を持つブラジル産の「サンタマリアアクアマリン」は、最高級品として知られ、市場でも非常に高値で取り引きされています。

ただし、単純に青色が濃ければ良いと言うわけではありません。

色が濃くても灰色が混ざっていたり、濁りがあったりするものは、価値が下がることがあります。

そのため、価値の高いアクアマリンの条件として、濃い青色であることに加え、高い透明度を兼ね備えていることが重要です。

 

カット

アクアマリンは、大きな結晶で産出されるため、様々なカットを施すことが可能です。

一般的には、シンプルで美しさを引き立てるエメラルドカットやオーバルカットが多く採用されています。

一方で、特別な技術を持つ宝石彫刻家によって、芸術的で複雑なカットが施されたアクアマリンも存在します。

これらの作品は、美しいデザインと職人技の結晶として、一般的な宝飾用のアクアマリンよりも高い価値を持ち、市場で高値で取り引きされる傾向にあります。

 

カラット

アクアマリンは、小さなものから大きなものまで、豊富に産出される宝石です。

そのため、大きな石が比較的容易に入手できることから、アクアマリンにおいては、カラット数が大きいほど価値が高いとは必ずしも言い切れません。

もちろん、大きなカラット数で高品質のアクアマリンは高値で取り引きされますが、25カラットを超えると、1カラットあたりの価格が下がる傾向にあります。

そのため、発色が良く、透明度の高い25カラット以下のアクアマリンに、より高い価値が付くことが多くあります。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

アクアマリンで最も評価が高いのは、色が鮮やかで透明度が高いものです。

アクアマリンには、ダイヤモンドの「4C」のような明確な査定基準がないため、査定員の経験値や技量によって評価が左右されます。

おたからやでは、資格を保有したプロの鑑定士が、豊富な知識と経験をもとに、正確に鑑定を行います。

お客様の大切なお品物を正しく評価するためにも、アクアマリンの査定は宝石の専門家であるおたからやの査定員にお任せください。

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