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エルメス値上げはいつまで続く?2023〜2025年の価格改定と定価推移を徹底解説

高級ブランドのエルメスはここ数年で定価の値上げが相次いでいます。

エルメス製品の愛用者や売却を検討している方にとって、値上げの動向や買取価格への影響は見逃せないポイントです。

最新の価格改定情報とその背景、そしてエルメス製品の買取相場への影響について詳しく解説します。

エルメスの値上げの動向と価格改定の推移

チャート

近年エルメスの価格改定が相次ぎ、2023年は約7〜10%の値上げが行われました。

さらに2024年には年2回の大幅改定、2025年にも再度引き上げが実施されています。

以下では各年の詳細な推移や主要モデルの定価の変化を解説します。購入を検討されている方は、今後の値上げ時期を見極めて、早めに情報をチェックしておきましょう。

2023年

1月に約7〜10%程度の値上げを実施しました。

前年2022年は2月と8月の2度にわたりそれぞれ約5%前後の値上げが行われており、この頃から値上げ頻度と率が拡大傾向にあります。

2021年以前の改定幅は年1回で5%前後と緩やかでしたが、コロナ禍以降は値上げ率が上昇し、複数回実施されるケースも出てきました。

2023年は1月の一度のみでしたが、「年内にもう一度値上げがあるのでは?」との噂も流れるほどで、実際に再値上げは翌2024年に持ち越されました。

なお、エルメス製品の定価は過去に値下げされた例がなく、常に右肩上がりで推移しています。

2024年

エルメス史上異例ともいえる年2回の価格改定が行われました。

従来エルメスの値上げは年1回ペースでしたが、この年は2月と8月に2度の値上げを実施しています。1回目の2月には主要製品の定価が平均15〜20%前後も上昇(アイテムによっては30%近い大幅値上げ)し、大きな話題となりました。

さらに同年8月にもガーデンパーティなど一部商品の追加値上げが行われ、購入者からは驚きの声が上がっています。

バーキン30は2月の改定で定価が約190万円に達し、高級バッグの価格水準が一段と引き上げられました。

2025年

2月に日本国内で再び大幅な値上げが実施されました。

バーキンやケリーなど人気モデルの定価がさらに引き上げられ、アイテムによっては前回2024年の改定から約15%もの値上げとなっています。

国内のエルメスファンからは「これ以上値上がりする前に購入したい」という声も聞かれました。

バーキン25は定価が200万円近くにまで達しています。

  • おたからや査定員のコメント
下舘

直近3年でバーキン・ケリーの国内定価は実質1.5倍超にもなっています。

為替・原材料高など様々な要因で価格が押し上げられているのが現状です。

次回改定前に買うか、改定後のピークで売るかの判断のタイミングこそが利益を左右します。

 

エルメスのブランド価値と人気の高さ

バーキンポロサス定価3b

高級ブランド「エルメス」は、相次ぐ値上げにもかかわらず、依然として売上の好調さと人気の高さに陰りが見られません。

こうした傾向は、エルメスのブランド価値の高さと根強い人気を示しているとみられます。

さらに、希少性を巧みに活かした戦略により製品の需要が高く維持されており、値上げ後も売れ続ける理由の一つと指摘されています。

値上げ後も衰えない人気

エルメスは定期的に値上げを行っても、その売上は落ち込むどころか伸び続けています。

実際、2022年には約5%の値上げを実施後、営業利益が前年から30%以上増加しました。また2023年通期でも売上高が前年比二桁増を記録しており、値上げがブランドの人気や需要を損なっていないことが裏付けられます。

まさに驚異的なブランド力です。

なぜ値上げしても売れるのか

エルメスが値上げしても売れ続ける背景には、その商品の希少性とブランド力があります。

職人の手作業による生産で供給量が限られているため需要が常に供給を上回り、多少価格が上がっても「それでも欲しい」という顧客が後を絶ちません。また購入層の多くが富裕層で占められており、値上げによる購買意欲の減退が起こりにくい点も見逃せません。

さらに「値上げ=ブランド価値の向上」と捉える動きもあり、価格改定そのものが希少性と高級感を高め、結果としてさらなる購買意欲を刺激する側面もあります。

実際、「さらに値上がりする前に買っておこう」と駆け込みで購入する動きも見られ、値上げがむしろ販売促進につながるケースさえあるのです。

エルメス主要モデルの定価推移

ケリー25スイフトb

エルメスの主要モデルでは、バーキンやケリーを中心に一気に価格が引き上げられており、他のバッグやアクセサリー、小物類も軒並み値上がりを続けています。

ここからは様々な商品ごとに、実際の定価変動例をご紹介します。

バーキンの価格推移

バーキンの定価も値上げのたびに大幅に上昇しています。

例えば最も小さい「バーキン25」は2022年時点で約133万円でしたが、2023年初の改定で約147万円に、2024年には約174万円、2025年には約188万円へと値上がりしました。

わずか3年間で50万円以上も値上がりした計算になり、バーキンの希少性もあって中古市場でも高値で取引されています。

ケリーの価格推移

ケリーもバーキンと並ぶ人気バッグで、近年定価が大きく上昇しています。

「ケリー25」は2022年頃には約130万円でしたが、2023年に約145万円、2024年には約170万円となり、バーキン同様に大幅な値上がりを見せました。

サイズ違いの「ケリー28」も同様に値上がりしており、現在は定価が約180万円台に達しています。なお、さらに小ぶりな「ミニケリー(ケリー20)」も値上げによって定価が140万円前後にまで上昇しており、小型モデルでも高額化が進んでいます。

これらのケリーバッグも入手困難な状態が続いており、中古市場での価格高騰も顕著です。

その他のバッグの価格推移

バーキンやケリー以外のバッグも軒並み値上がりしています。

例えば小ぶりなハンドバッグ「ピコタン」(PMサイズ)は2023年頃に約41万円でしたが、2024年には約49万円と、およそ8万円の値上げとなりました。カジュアルなトートバッグ「ガーデンパーティ」も2024年8月の改定で値上げの対象となり、定価が10%以上上昇しています。

その他の人気モデルである「コンスタンス」や「リンディ」なども公式価格が軒並み上昇しており、比較的入手しやすい価格帯のバッグでさえ値上げ幅が大きくなっています。

こうしたモデルでも中古市場の価格上昇が見られ、値上げがユーザーの負担増につながっています。

アクセサリーや小物類の価格推移

バッグ以外のアイテムも例外ではありません。エルメスのアクセサリー類(ブレスレットやネックレスなど)や時計、財布なども価格改定のたびに値上げされています。

例えばシルバーブレスレットの定番「シェーヌダンクル」は2023年1月の改定で約17%値上げされ、定価が約20万円となりました。また人気のエナメルペンダント「ポップH」も約13%の値上げが行われるなど、小物類でも二桁%の価格上昇が見られます。

比較的手頃なスカーフや香水といったアイテムも少しずつ値上がりしており、エルメスは全カテゴリーで価格上昇傾向が続いています。

エルメスはなぜ値上げするの?

考える女性

エルメスが値上げを行う背景には複数の要因があります。

主な理由として、原材料や人件費などのコスト上昇、為替レートの変動、需要と供給のバランス、そしてブランド戦略上の判断などが挙げられます。

これらは世界的なインフレや経済状況とも関係しており、最終的にエルメスの製品価格に反映されています。

原材料費や人件費などのコスト高騰

世界的なインフレで皮革や金属パーツなど原材料の価格が上昇しています。加えて職人の人件費や物流コストも増加しており、製造コスト高分を商品価格に反映せざるを得ません。

エルメスのように最高品質の素材を用い熟練職人が製造するブランドでは尚更、こうしたコスト増は無視できない要因となっています。これらの原価高騰分は企業努力だけでは吸収しきれず、結果として値上げに踏み切ることにつながります。

つまり、コスト増加分を価格に転嫁しなければ利益を確保できない状況となっているのです。

円安など為替変動による価格調整

日本市場では近年の円安によって輸入商品の仕入れコストが上昇しています。

エルメス製品もフランス本国の価格に合わせる必要があり、円の価値が下がれば日本円での定価を上げざるを得ません。海外との価格差が開きすぎると並行輸入など市場の歪みも生じるため、為替レートに応じて日本での定価を調整する必要があります。

実際、2022年以降の急激な円安局面では、日本国内価格を調整する目的で値上げが行われた側面があります。

今後も円相場が不安定な場合、同様の値上げが起こり得るでしょう。

需要の増加と希少性

エルメス製品に対する世界的な需要の高まりも値上げの背景です。

エルメスは生産数を制限することで希少性を維持していますが、近年は需要が供給を大きく上回る状態が続いています。

人気のバーキンやケリーでは長い順番待ちが発生するほどで、供給不足が価格上昇に繋がっています。そのため多少値上げをしても売れ行きが落ちにくく、需要に見合った価格へ調整している面があります。

また正規店で品薄状態が続くことで中古市場では定価以上の高値が付くケースもあり、「高くても欲しい」という購買傾向が価格引き上げを後押ししています。

業績好調とブランド戦略

エルメスの業績が非常に好調であることも値上げの一因です。売上や利益が伸びているため、利益率を確保・向上する目的で価格改定を行う余地があります。

また、ブランドの高級路線を維持し、製品の希少価値やステータス性を高める戦略的な値上げでもあります。

シャネルやルイヴィトンなど他のラグジュアリーブランドも定期的に値上げを実施しており、エルメスも同様にブランド価値維持のために価格を引き上げています。

高価格帯を保つことでブランドイメージを損なわず、むしろ強化する狙いがあると言えるでしょう。

エルメスの値上げが買取価格・中古市場に与える影響

お金と電卓

エルメスの定価の上昇は中古市場にも影響を及ぼします。

基本的に定価が上がれば中古品の市場価格や買取相場もそれにつれて上昇する傾向があり、エルメスの場合その傾向が顕著です。

実際にどのような影響が予想されるのかをご紹介します。

買取価格が上昇する

バーキンやケリーなど人気モデルの買取価格は、値上げ後に軒並み上昇しています。

例えばバーキン25は2024年初頭の定価改定前に比べ、買取査定額が数十万円単位で上がったケースも見られました。ケリーについても同様で、値上げ前より買取金額が引き上げられる傾向です。

一般に新品定価の何割かが中古買取価格の基準となるため、定価が上がれば買取上限額も比例して高くなります。実際に買取店でも、エルメス製品の査定額を値上げ後に見直す動きがあります。

新品定価が高くなればそれに引っ張られる形で中古買取額も上がるため、値上げは売り手にとって買取価格アップの追い風と言えます。

新品高騰で中古需要が増加する

新品価格の上昇は、中古品の需要増加にもつながります。定価では手が届かなくなった購入希望者が中古市場に流れるため、中古品の価格も強含みに推移します。

特にエルメスの場合、正規店で新品を入手できない多くの人が中古での購入を検討するため、値上げはむしろ中古需要を押し上げる要因となっています。希少な限定アイテムでは中古価格が定価を上回るケースもあり、中古市場では新品定価と遜色ない価格で取引される例も珍しくありません。

その結果、買取価格も高水準で維持されやすく、こうした状況は売却を検討しているオーナーにとって好機と言えるでしょう。

高価買取のポイント

査定員

エルメスを高価買取してもらうためには、商品の状態と付属品の有無が重要です。傷や汚れが少なく良好なコンディションの品は高評価につながります。

エルメス製品は保存状態が良いほど資産価値が高いため、普段から丁寧に扱うことも大切です。

査定前には簡単なクリーニングで見栄えを整えておくなどの工夫もしておきましょう。

商品の状態は綺麗か

エルメスを高価買取してもらうためには、まず商品の状態が重要で、傷や汚れが少なく良好なコンディションの品は高評価につながります。

普段から丁寧に扱い、査定前には簡単なクリーニングなどで見栄えを整えておくのがおすすめです。

付属品が保管されているか

購入時の箱や保存袋、レシートなど付属品が揃っていると査定額がアップしやすくなります。

また、人気カラーや限定素材の場合はプラス査定となることもあります。

エルメス製品は保存状態が良いほど資産価値が高いため、付属品を保管しておくことも大切です。

売却タイミングを見計らう

値上げ直後や中古需要が高い時期を狙って売却することで、より高値で取引される可能性が高まります。

市場動向をチェックしながら、買取業者のキャンペーンなども活用してベストなタイミングを見極めると良いでしょう。

信頼できる買取店を選ぶ

信頼できる買取店を選ぶことも、高価買取の大切なポイントです。

エルメスの取扱実績が豊富な専門店で査定を受ければ、商品の本当の価値を正当に評価してもらえます。

ブランド買取店によって査定額には差が出ることもあるため、複数の店舗で見積もりを取って比較するのも有効です。

その際、買取実績が豊富で評判の良い業者を選ぶと安心でしょう。全国展開している大手買取店であれば査定額に対する信頼性も高く、遠方の場合は宅配買取なども利用できます。

おたからやのようにエルメス買取を強化している店舗であれば、最新の相場を踏まえた高価買取が期待できます。

まとめ

近年エルメスでは度重なる値上げが行われ、そのブランド価値の高まりと相まってエルメス製品の市場価値も大きく上昇しています。

現在はまさに売却に適したタイミングと言えます。新品価格の上昇に伴い中古市場の相場も高騰しており、今ならご納得いただける高額買取が期待できます。

ご不要なエルメス製品をお持ちでしたら、この機会に無料査定をご利用いただき、現在の価値を確かめてみてはいかがでしょうか。

「おたからや」の買取サービスは豊富な経験と実績があり、信頼できる査定と買取を行っております。

査定から買取まで丁寧に対応いたしますので、初めての方でも安心してお任せください。

「おたからや」での「エルメス」の参考買取価格

「おたからや」での「エルメス」の参考買取価格は下記の通りです。

型名 参考買取価格
エルメス バーキン35 オーストリッチ C刻印 1,469,000円
エルメス ケリー28 オーストリッチ S刻印 1,356,000円
エルメス ピコタンロックPM トリヨンクレマンス B刻印 682,000円

※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。

「おたからや」では、バッグや小物はもちろん、ジュエリーやアパレルなど幅広いブランド品を高価買取しております。

世界44 ヵ国との取引実績を活かし、エキゾチックレザーや希少カラーなどエルメス特有の価値をグローバルな視点で正当に評価することが可能です。

プロの鑑定士が刻印年・素材・付属品の完備状況まで丁寧にチェックし、最適な査定額をご提示いたします。

まずは無料査定だけでも構いませんので、お気軽にお試しください。

  • おたからや査定員のコメント
下舘

エルメスの修理で正規店に断られるケースは、真贋の確認が難しい、パーツが入手できない、非正規改造の履歴や深刻なダメージなど多岐にわたります。

エルメスは値上げのたびに相場が切り上がり、特にオーストリッチや近年刻印の人気色には国内外から強い買いが集まっています。

箱やカデナ、レインカバーまで完備した個体は想定以上の伸び幅も見込めるため、現行高値を確定させるなら今が絶好機とも言えるでしょう。

「おたからや」では商品の状態を丁寧に確認し、素材や刻印年の隠れた加点要素まで丁寧に評価いたします。

まずは「おたからや」の無料査定で現在の価値を確かめてみてはいかがでしょうか。

 

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