ピンクゴールドは変色する?
原因やお手入れ方法をご紹介
ピンクゴールドは、その美しい色合いが魅力ですが、使い方や保管方法によっては、変色してしまうこともあります。
中には、普段使いのアクセサリーが気づかないうちに変色してしまい、その原因が分からず困っている方も少なくありません。
そこで、この記事では、ピンクゴールドが変色する原因を詳しくご紹介いたします。
さらに、ピンクゴールドの変色を元に戻す方法についても解説しますので、ピンクゴールドの変色について知りたい方は、最後までご覧ください。
Contents
ピンクゴールドの特徴とは?
ピンクゴールドは、柔らかい温かみのある色合いが特徴の合金です。
ここでは、ピンクゴールドの特徴について詳しくご紹介いたします。
ピンクゴールドの割金は「銅」が多い
ピンクゴールドは、「銅」「銀」「パラジウム」などが割金(わりがね)に採用されています。
中でも、ピンクゴールド特有の淡い赤味を出すために、「銅」が多く含まれていることが特徴です。
刻印の種類 | 金の含有率 | 割金の比率 |
---|---|---|
K18 | 75% | 25% |
K14 | 58.5% | 41.5% |
K10 | 41.6% | 58.4% |
また、ピンクゴールドは、金の含有率とともに「PG」と刻印されています。
例えば、「18K PG」と刻印されている場合、18金のピンクゴールドと認識できるのです。
ピンクゴールドの割金によって変わる色味
ピンクゴールドの色味は、金の純度だけでなく、割金の「銅」と「銀」の配合比率によっても変化します。
種類 | 割金 | |
---|---|---|
銅 | 銀 | |
18金 | 20% | 5% |
14金 | 33.2% | 8.3% |
10金 | 46.72% | 11.68% |
金の純度が高い18金のピンクゴールドは、割金が少ないため、薄く淡いピンク色が特徴です。
また、14金は、銅と銀のバランスが良く、赤みがありながらも柔らかさを感じるナチュラルなピンクに仕上がります。
一方、10金のピンクゴールドは、銅の割金が多いため、はっきりとした濃いめのピンク色が際立ちます。
ピンクゴールドが変色する主な理由
ここでは、ピンクゴールドがなぜ変色するのか、3つの理由をご紹介いたします。
ピンクゴールドの割金の化学反応による変色
ピンクゴールドに多く含まれている「銅」は、長く空気に触れることで酸化しやすいという特徴があります。
さらに、割金に含まれている銀やパラジウムも、酸化を起こしやすい金属です。
そのため、ピンクゴールドを長く使用していると、空気中の酸素に触れている銅が化学反応を起こし、黒ずんで変色してしまうことがあります。
小さな傷による変色
ピンクゴールドは、日常的な使用で表面に小さな傷が付いてしまうことがありますが、これが変色の一因になる場合があります。
例えば、ピンクゴールドの表面に傷が付くことで、保護コーティングや光沢が失われ、下地が露出することがあります。
この状態で下地が酸化すると、傷の部分が黒ずんだり、赤みを帯びるなどの変色が生じる可能性があるのです。
メッキの剥がれによる変色
ピンクゴールドのジュエリーの中には、表面にメッキ加工が施されている製品もあります。
このメッキが剥がれると、下地の金属が露出し、酸化や化学反応によって変色や色ムラが発生する場合があります。
ピンクゴールドのジュエリーで、メッキ加工が施されているかを確認するには、刻印を見ることが有効です。
ピンクゴールドに「PGP」の刻印がある場合、それはピンクゴールドにメッキ加工が施された製品であることを示しています。
このようなジュエリーは特にデリケートなため、強くこすることは避け、衝撃や摩擦に注意しながら丁寧に扱うことが大切です。
- おたからや専門家コメント
変色して使用しなくなったピンクゴールドのジュエリーをお持ちでしたら、売却も1つの手です。
「おたからや」では、変色したピンクジュエリーも丁寧に査定いたしますので、お気軽にご相談ください。
ピンクゴールドの変色を元に戻すお手入れ方法
ピンクゴールドは、酸素に弱い「銅」が含まれているため、完全に変色を防ぐことは難しいと考えられます。
しかし、変色が酷くなる前に対処できる方法もあるため、変色してしまって諦める前に、対処法を試してみることをおすすめします。
ここでは、ピンクゴールドの変色を元に戻すお手入れ方法を3つご紹介いたします。
中性洗剤を使ってお手入れする
変色したピンクゴールドには、家庭用の中性洗剤を使ったお手入れがおすすめです。
手順としては、中性洗剤を薄めて、ピンクゴールドのジュエリーを30分ほど浸け置きします。
しばらくすると、汚れが浮き出てくるので、水で流しながら丁寧にジュエリーの汚れを落とし、柔らかい布で優しく拭きあげてください。
ピンクゴールド専用クリーナーでお手入れする
ゴールドクリーナーは種類も豊富ですが、中でも「ピンクゴールド専用クリーナー」は、銅や金を含む合金に対応し、傷をつけずに汚れを落とす成分が配合されています。
そのため、ピンクゴールド専用クリーナーは、ピンクゴールド製品の表面についた汚れや酸化を落とすのに便利です。
ただし、ピンクゴールドクリーナーには、研磨剤が含まれており、強く磨きすぎると傷がついてしまう可能性があるので注意してください。
特に、メッキ加工が施されているピンクゴールドへの使用は、メッキの剥がれの原因になってしまう場合もあるため使用を控え、付属の取扱説明書をよく読んでから使用するようにしてください。
専門業者にクリーニングを依頼する
変色したピンクゴールドは、専門業者に依頼することもおすすめです。
なぜなら、専門業者のクリーニングは、自宅のお手入れでは取り切れない汚れにも対応できるため、ピンクゴールドの元の輝きを取り戻せる可能性が高くなるからです。
また、間違ったセルフクリーニングでは、ピンクゴールドのジュエリーに傷をつけたり変色を進行させるリスクがあります。
その点、専門業者なら、ピンクゴールドへのメッキ再加工や小さな傷の修理も行えるため、購入当初のような綺麗な状態に戻したい方にはおすすめです。
- おたからや専門家コメント
ピンクゴールドは、その美しい色合いが魅力ですが、変色や小さな傷がある場合、査定に影響がないとは言い切れません。
しかし、おたからやでは変色や傷のある状態でも丁寧に査定を行い、お客様のお品物の価値を最大限評価させていただきます。
もしも、ご自宅で眠っているピンクゴールドジュエリーがございましたら、お気軽にご相談ください。
ピンクゴールドの変色は売却にどう影響する?
ピンクゴールドが変色してしまった場合、売却時にどれほど影響があるのか気にされる方も多いでしょう。
ここでは、変色や傷による売却価格への影響や、売却価格へのプラス要素があるのかをご紹介いたします。
変色や傷による売却価格への影響
ピンクゴールドの変色や傷は、売却価格に影響を与える重要な要素です。
なぜなら、黒ずみやくすみなどは、ジュエリー自体の見た目へも影響し、買取市場での評価を下げることに繋がるからです。
ただ、純金の本来の価値は変わらないため、変色してしまった14金や18金のピンクゴールドでも売却は可能です。
そのため、傷がついて変色してしまったピンクゴールドでも諦めず、私たちのような専門家に査定を依頼することをおすすめします。
もちろん、私たち「おたからや」では、黒ずんだり傷ついたりなど、変色したピンクゴールドの買取実績もございます。
プロの査定による、ピンクゴールドに含まれる金の価値を適切に判断いたします。
売却価格へのプラス要素はある?
ピンクゴールドの売却価値としてのプラス要素は「ブランド価値」があります。
例えば、ノーブランドのピンクゴールドに比べ、ブランドのピンクゴールドは、そのブランド価値が加わることで、査定額にプラスアルファがつくケースが多く見られます。
特に、保管中に変色してしまったり、使用しなくなったブランドのピンクゴールドをお持ちの方は、売却することを考えてみるのも良いタイミングかもしれません。
なぜなら、現在、金の買取相場が高騰しているタイミングであるため、ブランド価値との相乗効果で、思わぬ高額査定がつくことも珍しくないからです。
- おたからや専門家コメント
近年、金の買取相場は上昇し、割金の多いピンクゴールドも高い買取価格が期待できます。
ピンクゴールドに含まれる銀や銅、パラジウムも買取査定の対象です。
「おたからや」では、金製品とブランド品の両サイドから丁寧に査定させていただいております。
お手持ちのピンクゴールドジュエリーの価値が気になる方は、お気軽にご相談ください。
ピンクゴールドの買取なら「おたからや」
ピンクゴールドの買取は、信頼できる買取業者に査定を頼むのが大切です。
全国に約1,200店舗以上を展開している買取専門店「おたからや」では、金や貴金属の買取を積極的におこなっています。
買取のみに特化することで販売コストを削り、高価買取を実現しています。
プロの査定士が希少性なども加味したうえで買取価格を提示し、ご納得いただける買取価格をお約束します。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しております。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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