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金参考買取
相場の
推移グラフ

金買取の際に参考になる金相場情報を掲載しています。
金やプラチナの相場は毎日変動します。

金参考買取相場の価格推移グラフ

相場価格(円/g)

過去の年度別の金買取相場

その年の最高買取価格・最低買取価格と平均買取価格を表記しています。

最高価格 最低価格 平均価格

※金額は、形状や品質によって異なりますので詳しくはお電話でお問い合わせください。

2024年8月の金相場専門家コメント

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

12,858
-53
児島 裕子

7月31日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限では、1グラム11,934円と、前日比プラス15円で取引を終えました。ニューヨーク金が米10年債の利回り低下を背景に大幅高となったものの、国内金相場は円高を背景に売り優勢で日中取引が始まりました。イスラエルの空爆でイスラム組織ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏の死亡が報道され、中東の地政学的リスクからドル建て現物相場が上昇を受けて買い戻しが見られました。しかし1グラム11,995円まで上振れしたものの上値は抑制されています。日銀金融政策決定会合は、政策金利を0.25%に引き上げ・長期国債の買い入れを3兆円程度減額を発表しましたが、一時的な円買いに終わった気配です。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表で、9月利下げにどこまで踏み込んだ動きとなるかが今後の焦点となるでしょう。

12,820
-38
藤岡 優一

8月1日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,828円と、106円安で取引を終えました。前日に日本銀行が追加利上げを決めた一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが9月にも始まるとの見方が強まる中、日米の金融政策の方向性の違いが意識されたことで、円高・米ドル安が進行しました。このような中、円建てで取引される国内金先物の割高感が意識されて売りが優勢となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。一方で、債券利回りが上昇する場面では、利息を生まない金の上値が重たくなると想定されます。

12,385
-435
児島 裕子

8月2日(日本時間8月3日)のニューヨーク金相場は反落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月12月限では、1トロイオンス2,469.8ドルと、前日比マイナス11.00ドルで通常取引を終えました。米雇用統計の発表では、非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回ったうえ、失業率も悪化した内容となりました。景気の先行きに対する懸念やリスク回避の意識が強まり、米株式市場ではダウ平均が900ドルも大幅に急落する事態となりました。そのため一段高となっていたニューヨーク金も急落する結果となっています。売りが一巡すると押し目買いが入り、下値は切り上げたものの戻し切ることはできずに通常取引を終えています。連邦準備理事会(FRB)の動向に敏感な米2年債利回りが4%を割り込むなどを背景に、ニューヨーク市場では9月の利下げを確実視しており、年内に残り2回の利下げに対しても期待が高まっています。7月の米雇用統計の発表は米経済の先行き不安を与えて取引に大きく影響がでました。今後も、米経済に不透明感を与えるような発表や動きが見えると、利下げの可能性も高まるといえるでしょう。

12,355
-30
児島 裕子

8月5日の金相場は急落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,110円と、前日比マイナス752円と大きく値を下げて取引を終えました。ニューヨーク安に加え、円高の影響を大きく受けたことが要因です。予想を下回る米雇用統計の発表を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが強まったニューヨーク市場では、景気への懸念からリスク回避への動きが圧迫要因となりました。ドル建て現物相場の下げ一服により一時下支えがあったものの、米国の景気後退懸念と急激な円高からブラックマンデーの翌日を超える株価の大暴落となり、国内金相場は一段安となりました。本日は7月の米非製造業景況指数が発表されます。事前予想では改善傾向ではあるものの、利下げや景気減速の見通しの折り込みが優勢になると押し目買い優勢への展開が予測されます。一方で米金利低下や株価下落が一服すると調整売りなども予測でき、今夜の発表に注目です。

12,153
-202
藤岡 優一

8月6日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,262円と、152円高で取引を終えました。日経平均株価が過去最大の下げ幅となった前日から一転して、過去最大の上げ幅で反発しました。このような中、高値圏で推移する国内金先物も前日に大幅下落したものの、本日は反発する結果となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。一方で、債券利回りが上昇する場面では、利息を生まない金の上値が重たくなると想定されます。

12,247
+94
児島 裕子

8月7日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,301円と、前日比プラス39円と大きく値を下げて取引を終えました。ニューヨーク市場でリスク回避の動きは一服したものの、米国債利回りが上昇しドル高の影響を受け戻りを売られた経緯から、ニューヨーク安と円高を受けて、国内の日中取引は売り優勢で始まりました。内田日銀副総裁が利上げ一時停止を言及するなど、円安に傾いたことを受け一時プラスサイドへ転じ、1グラム11,410円と300円の上昇を見せたものの、円安が一服すると戻りを売られる形となりました。米景気減速への懸念や日経平均株価の荒い値動きなどが続くなか、米金利上昇やドル高を促す動きが維持されると調整売り、逆に利下げ期待や米景気減速懸念が強まると押し目買いの展開が予想されます。当面は株価の動きにも要注意です。

12,566
+319
藤岡 優一

8月8日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,272円と、29円安で取引を終えました。外国為替市場で米ドル安・円高が進行したことで、円建てで取り引きされる国内金先物の割高感が意識されて売りが優勢となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。これまでのリーマン・ショックやコロナ・ショックのように株式市場が暴落する局面では、金は一時的に売られたものの、早期に回復する傾向がありました。債券利回りが上昇する場面では、利息を生まない金の上値が重たくなると想定されます。

12,566
+319
児島 裕子

8月9日の金相場は急反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,463円と、前日比プラス191円で取引を終えました。米新規失業保険申請件数が減少し、労働市場への懸念が後退したことを受けて、ニューヨーク金は買いが優勢となり大幅に続伸した背景から、国内の金相場もニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まりました。円安が一服するとドル建て現物相場が押し目を買われ、取引相場はもみ合いとなりました。3連休を前に積極性に乏しさが見えましたが、来週は7月の米消費者物価指数(CPI)などの発表がありインフレの行方や個人消費が注目されています。また、中東情勢で不安定さが継続しているため、地政学リスクを織り込んだ動きにも注意が必要です。

12,685
-67
藤岡 優一

8月14日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,661円と、61円安で取引を終えました。日銀の利上げに反対派だった現首相が総裁選に出馬しないとの意向を示したことで円高・米ドル安が進行しました。このような中、円建てで取り引きされる国内金先物の割高感が意識されて売りが優勢となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。債券利回りが上昇する場面では、利息を生まない金の上値が重たくなると想定されます。

12,877
+192
児島 裕子

8月15日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,652円と前日比マイナス9円で取引を終えました。米消費者物価指数(CPI)の伸び率鈍化により反落したニューヨーク金の影響を受け、国内の日中取引は売り優勢で始まりました。円安やドル建て現物相場が押し目を買われたことが下支えになり、下げ幅は縮小しながらも午後は限定的な取引が見られました。注目されていた米消費者物価指数(CPI)や米生産者物価指数(PPI)の発表による反応は目立たず、今夜の様々な米経済指標の発表へ向けて様子見模様です。また、ガザの停戦交渉の協議が再開されており、不調に終わればイランによるイスラエル直接攻撃への懸念が高まるため、地政学リスクによる金相場への影響にも注目です。

13,024
+147
児島 裕子

8月16日(日本時間8月17日)のニューヨーク金相場は大幅に続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月12月限では、1トロイオンス2,537.80ドルと、前日比プラス455.4ドルで通常取引を終えました。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが後押しなっていたニューヨーク金は、時間外取引で買い一巡後に買戻しが入り堅調となりましたが、日中取引が始まると米住宅着工件数が市場予想を下回ったことで、大きく上値を伸ばしました。米ミシガン大消費者信頼感指数が上昇したことを背景に上げ一服、しかしドル安により押し目を買われ、中心限月の終値としては3日ぶりに過去最高値を更新しました。外国為替市場で主要通貨に対するドルが下落しており、代替資産として金を買う動きが強まったと考えられます。中東のガザ停戦交渉は最終局面を迎えており、停戦合意ならイランの報復が見送られる可能性が高く、地政学リスク低下による金の動きにも注意が必要です。

12,899
-125
藤岡 優一

8月19日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,734円と、56円安で取引を終えました。前週末にニューヨーク金先物が過去最高値を更新した流れを引き継ぎ、国内金先物は買い優勢で始まりました。しかし、日米の金融政策の方向性の違いが意識される中、外国為替市場で円高・米ドル安が進行したことから、円建てで取り引きされる国内金先物の割高感が意識されて下落に転じました。最高値圏の水準では利益確定売りが増えると想定されるものの、世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。

12,842
-57
児島 裕子

8月20日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で最も取引の多い中心限月の2025年6月限では、1グラム11,861円と前日比プラス127円で取引を終えました。ニューヨーク金が米ミネアポリス地区連銀総裁の9月利下げ議論が適切であることを示唆したことで買い優勢となった背景から、国内の日中取引では円安の影響も受けて買い優勢で始まりました。ドル建て現物層のもみ合いや円安がそれぞれ上げ一服し上値は抑えられたものの、午後に入ると一時1グラム11,895円まで上げ幅を拡大した場面も見られました。中東紛争の不確実性やユーロ圏の経済成長の弱さ、世界的な物価高などを背景に、引き続き金の需要は増加傾向です。今夜の7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)確報値の発表があり、ドル建て現物相場に大きな注目が集まっています。

12,828
-14
藤岡 優一

8月21日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,828円と、33円安で取引を終えました。前日のニューヨーク金先物が過去最高値を更新したものの、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意が進むとの期待感から安全資産とされる金の需要が後退したことで、国内金先物は売り優先となりました。最高値圏の水準では利益確定売りが増えると想定されるほか、債券利回りが上昇する場面では、利息の付かない金の相対的な魅力が低下しますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。

12,776
-52
児島 裕子

8月22日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,752円と前日比マイナス76円で取引を終えています。米雇用統計の非農業部門の就業者数が81万8,000人まで大きく下方修正されたことでリスク回避の動きが強まったニューヨーク安を背景に、日中取引は売り優勢で始まりました。円高が一服したことが下支えとなったものの、午後からはドル建て現物相場の軟化により、一時前日比135円安まで下げ幅を広げました。その後、下げ幅を縮小して取引は終えていますが、明日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)や植田日銀総裁の発言を控え、調整売りも目立っています。今夜は米景気のリスクに関係する発表が集中します。景気低下リスクが強まると利下げへの思惑により買い優勢、逆に想定以上の数値の発表になると短期筋の利食い売りが強まると予測しています。

12,776
-52
児島 裕子

8月23日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引量が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,712円と前日比マイナス40円で取引を終えています。米中古住宅販売戸数の増加を受けた売り優勢や、ジャクソンホール会合を控えた手じまい売りを受けてニューヨーク金が大幅に続落したことから、国内日中取引は売り優勢で始まりました。堅調なドル建て現物相場が下支えとなったものの、閉会中審査で植田日銀総裁が今後の追加利上げに前向きな発言をしたことから円安が一服、戻りを売られました。午後からは今夜のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて下げ一服後の動きは限定的となっています。今夜の発表で米金利の9月利下げなどドル安が促される内容であると買い優勢、一方で変わり映えのしない内容になると調整売りの可能性が高まり注目が集まっています。

12,700
-76
児島 裕子

8月23日(日本時間8月24日)のニューヨーク金は反発しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月12月限では、1トロイオンス2546.30ドルと、前日比プラス29.60ドルで日中取引を終えました。時間外取引で2ケタ高となっていたニューヨーク金相場は、ジャクソンホール会合でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米利下げについて期待以上の明言をしたことでドル安が進み、日中取引ではさらに上昇幅が広がりました。また、パウエル議長の発言はユーロドルにも影響してドル円が買われてユーロドルも上昇しています。ニューヨーク金の上げ幅は縮小したものの、前日の30.8ドル安を概ね取り戻しています。ニューヨーク市場では、9月利下げが0.25%になるとの見方が優勢ですが、9月上旬発表の米雇用統計の発表内容によっては0.5%の利下げもささやかれています。

12,788
+88
児島 裕子

8月26日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,664円と前日比マイナス48円で取引を終えました。ジャクソンホール会合でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言した「時は来た」という言葉により利下げの期待が高まりドル安円高が進んだ結果、本日の国内金相場は売り優勢で始まりました。リスク回避により円高の進行が強く国内市場を圧迫しました。売り優勢による下げは一服したものの、売り買いが交錯しながら下げ幅を縮小して引けています。週末のヒズボラによるイスラエル攻撃で中東情勢も緊迫しています。しかし今夜は7月米耐久材受注速報値が発表されます。4.6%の上昇が予想されていますが、堅調な結果から利下げへの見方が後退すると、利食い売りの可能性が高まるでしょう。

12,786
-2
児島 裕子

8月27日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,744円と前日比プラス80円で取引を終えています。日本時間の昨日、米耐久財受注速報値でプラス9.9%と市場予測を5.0%も上回る結果を受け、ニューヨーク金では利食いが出ましたが、利下げ見通しを受け押し目買いが目立ちました。国内金相場はニューヨーク高を引き継ぎ買い優勢、円安も支援材料となりましたが、軟調なドル建て現物相場が上値を抑える結果となりました。中東の全面戦争への懸念やロシアとウクライナの間に北大西洋条約機構(NATO)が介入する警戒が強まるなど、地政学リスクによる下値の支えで日中取引を終えています。今夜は8月の米消費者信頼感指数などが発表されます。中国勢が高値の買取りを見送っているなか、高値買い継続されるかが焦点だといえるでしょう。

12,770
-16
藤岡 優一

8月28日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年6月限は、1グラム11,683円と、61円安で取引を終えました。30日に発表される7月の米個人消費支出(PCE)を控えて、利益確定売りが出やすい中、国内金先物は軟調な展開となりました。最高値圏の水準では利益確定売りが増えると想定されるほか、債券利回りが上昇する場面では、利息の付かない金の相対的な魅力が低下しますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。

12,822
+52
藤岡 優一

8月29日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム11,753円と、61円高で取引を終えました。30日に発表される7月の米個人消費支出(PCE)を控えて様子見ムードではあるものの、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げは既定路線となっており、国内金先物は底堅く推移しました。最高値圏の水準では利益確定売りで下落する場面が想定されるものの、買い材料は豊富にあります。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を巡る地政学リスクが意識される局面では、安全資産として金が買われる展開となるでしょう。

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