ゲーム機には様々な種類があり、それぞれに大きな特徴があります。まず任天堂（Nintendo）のゲーム機器についてご紹介しましょう。
任天堂の主力商品の1つであるDSシリーズですが、現在は携帯型ゲームである3DSが人気を集めています。初代の「ニンテンドー 3DS」は2011年に発売され瞬く間に人気商品となり、それ以降も2012年に「ニンテンドー3DS LL」、2014年には「Newニンテンドー 3DS LL」が発売されています。 それまでのDSと3DSの違いは、ゲーム画面が3Dかどうか、つまりゲーム画面を立体映像で表示するかどうかです。裸眼で3Dを体験できるという、これまでのゲーム機にはなかった新しい試みがヒットしました。
また「LL」が付いた機種は、通常の3DSと比較して大きさを約2倍にすることで画面を見やすくしています。そして「New」が付いた機種は、3Dブレ防止機能を付けたり別売りだったCスティックとZR/ZLボタンを内蔵したり、amiiboを使用可能にしたりと、より遊びやすくなっています。
任天堂の人気がある商品は3DS以外にも、同じ携帯型である「ニンテンドースイッチ」やファミコンの復刻版である「ニンテンドークラシックミニ」、据え置き型の「Wii」、テレビ画面とゲームパッドの画面を組み合わせてプレイする「Wii U」、「ゲームボーイ」シリーズや「ファミコン」「スーパーファミコン」などがあります。

次に、ソニーについてご紹介します。ソニーのゲーム機といえば「プレイステーション（PlayStation、PS、プレステ）」シリーズです。
とにかく映像がきれいなことで知られるこのシリーズの初代は1994年に発売され、累計出荷台数は1億台を超えました。初代は3Dポリゴンのキャラを自然な動きで操作することができたため、「鉄拳」や「闘神伝」などの格闘ゲームが人気を呼びました。更に「ファイナルファンタジー（FinalFantasy、FF）」シリーズや「ドラゴンクエスト（DragonQuest、DQ）」シリーズが参入を決めたため、プレイステーションの人気は決定的になりました。
プレイステーション2は、初代で700MBだった容量を約7GBまで増やしたため、更にグラフィックがきれいになりました。またプレイステーション3では更に容量が増やされ、60GBから500GBまでの様々なモデルが発売されました。
そして初代から20年後に発売されたプレイステーション4は500GBと1TBが用意され、よりリアリティのある映像でゲームを楽しむことができるようになりました。
ソニーが発売した他のゲーム機としては、初代プレイステーションの小型版である「PS ONE」、携帯型である「プレイステーション・ポータブル（PlayStation Portable、PSP）」「プレイステーション・ヴィータ（PlayStation Vita、PS Vita）」などがあります。