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ツタンカーメンの墓と
ナイル川の関係

古代王朝時代のエジプトでの金

エジプト王朝時代は紀元前4000~332年に栄えたと考えられています。ファラオと呼ばれる王族たちは太陽神であるラーを主神として崇めていて、そのシンボルとして金を崇拝していました。集めた金はラーの一部と崇め、ファラオに献上していました。

次第に金を富と権力の象徴としていき、ファラオの死後黄金のマスクと黄金の棺、黄金の装身具に囲まれるようになったのです。

ファラオの中でももっとも有名なツタンカーメンのお面は誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか?重量は11kgもあり、非常に純度の高い23金で作られています。金のほかに、青い輝きが特徴の鉱物であるラピスラズリやターコイズとも呼ばれる青色から緑色のトルコ石が細かに装飾されています。また、棺はなんと1トンあると言われています。

金を採掘するために、金属がなかった時代だったので石器を使い金鉱石の採掘していました。見つけ出した鉱石を石臼で細かくし、水で洗いだし土と分けていきます。これを繰り返し行っていくことで金だけを取り出していったと考えられています。お面だけで相当な工程を経て金を集めていたのでそれだけで歴史的価値が上がることもよくわかります。

 

金採集に密接な関係があるのはナイル川?

金の最も基本的な見つけ方は、砂金を見つけた川の上流をさかのぼって探していく方法です。化合物として存在する金はあまりなく、さらに金の純度が多少低くても性質上劣化する恐れがありません。自然の風化によって品質が落ちることもないため、金鉱石が何らかの原因で砕けたり割れたりして山から崩れ川に落ちることもあったのでしょう。そこから川下にいる人が発見したという説もあります。

世界最長の長さを誇るナイル川はアフリカ東部を流れて、エジプトを経由しています。古代の人々はナイル川から砂金を見つけてファラオに献上していたかもしれません。お墓を作るためには膨大な金が必要となったため、人々はナイル川の上流までさかのぼって採集していたとも考えられています。

2017年にはナイル川西岸の墓群で金細工職人夫婦の像が発掘されたことがありました。この墓群は3500年ほど前に作られたと考えられています。金細工職人はアメンエムハトであり、その妻と並んで座り、足元には息子が立っている像も埋蔵されている状態で発見された。ナイル川で金を採掘していたかもしれない説を後押しする墓の発見であったことに間違いないですね。

 

まとめ

どうやって作られたのか、誰が作ったのかわからないほど悠久な過去からの贈り物の一つであるツタンカーメンの墓やほかエジプト王朝時代の金で作られた宝飾品。どれだけ年月を経ても金本来の輝きは失われないことを証明されます。

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