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「金」と「金メッキ」の見分け方とは?金張りとの違いを見極める方法もご紹介

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

金製品をお持ちの方の中には、「これは本物の金製品?それとも金メッキ?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

近年、金の買取相場が高騰している中で、いざ売却しようとした際に、「実は金メッキや金張りだった」というケースも少なくありません。

この記事では、本物の金と金メッキ、金張りとの違いを見分ける方法をご紹介します。

お手元の金製品が本物かどうか確認したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

金メッキの見分け方のコツは6つ

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

まず、お手元の金製品が本物なのか、それとも金メッキや金張りの製品なのかを判断するための6つの方法をご紹介します。

もし、金製品をお持ちでしたら、お手元にご用意いただき、1つずつ確認してみてください。

 

刻印を確認する

金製品には、使用している素材を証明するための刻印が施されています。この刻印を確認することで、製品の純度や素材の種類を知ることができます。

日本製の金製品は、24を100%とする「24分率」が一般的です。そのため、24金(純金)の場合は「K24」、18金(75%が金)の場合は「K18」と表記されます。

一方、海外製品では、1,000を100%とする「1,000分率」が一般的なため、24金の場合は「999」、18金の場合は「750」と表記されます。

また、その他にも、以下のような刻印も存在します。

 

金の刻印の種類 意味
WG ホワイトゴールド
YG イエローゴールド
PG ピンクゴールド
GRG グリーンゴールド
GP 金メッキ
WGP ホワイトゴールドメッキ
GF・RG 金張り

 

上図の通り、金の刻印には様々あり、金メッキや金張りの製品には、本物の金製品とは異なる刻印が施されています。

お手元の金製品に、GPやGFなどの刻印がないか、確認してみてください。

 

重さを確認する

金製品が本物かどうかを判断する方法の1つに、比重を測るという方法があります。

金は、他の金属に比べて比重が高いため、この特性を利用して金メッキと見分けることが可能です。

純度ごとの基準となる比重値は、以下の通りです。

 

金の純度 比重
24金 約19.4
22金 約17.8
20金 約16.5
18金 約15.4
14金 約13.6
10金 約12.2

 

金製品の比重を自宅で測定する際には、水を使った方法がおすすめです。

以下の手順で比重を計算してみてください。

 

  1. 金製品の重さを測ります。
  2. 容器に水を入れ、重さを測ります。
  3. 糸で吊るした金製品を容器の底につかないように水の中に沈め、再度重さを測ります。
  4. 水の重さが増えた分が金製品の体積に相当します。
  5. 「金製品の重さ÷金製品の体積」で比重を求めます。

重さを測り終えたら、やわらかい布でしっかり拭くようにしましょう。

例えば、20gの14金ジュエリーを測定した場合、水の重さが1.5g増えたとします。

この場合、「比重=20÷1.5=約13.3」となり、この値は上記の表の値と近いため、本物の14金であると判断できます。

 

色味を確認する

K24の純金は、オレンジ系の深みのある色味が特徴です。

一方で、金の純度が下がるほど、色味が明るくなり、黄色に近い色合いとなるのが一般的です。

金の純度に対して明るすぎる色味の金製品は、偽物や金メッキの可能性が高い場合があります。

 

磁石を近づける

K24の純金は非磁性体であり、磁力を帯びないため、磁石を近づけても反応しません。

一方、金メッキ製品の場合、素材にニッケルやコバルトなどの磁性を持つ金属が使用されていることがあり、磁石に引き寄せられる特徴があります。

ただし、銀や銅も磁力を帯びない金属であり、これらが金メッキ製品の素材に使われている場合は、磁石を近づけても反応を示さないことがあります。

磁石だけでは判別が難しい場合もあるため、他の方法と組み合わせて確認することを推奨します。

 

金の剥離がないか確認する

金メッキが施された製品は、長年使用するとメッキが剥がれてくることがあります。

下地の金属が露出し、色味や質感に違和感が生じます。

一方、本物の金製品は、表面の素材が剥がれることはありません。

 

専門家に査定してもらう

いくつかの方法を試してみても、本物の金か金メッキかを、ご自身で判断するのは難しい場合があります。

そのようなときは、専門家に査定を依頼する方法がおすすめです。

専門家の査定を受けることで、金製品の正確な価値を知ることができます。

 

  •  おたからや査定員コメント
長谷川

金と金メッキでは、その価値に大きな違いがあります。しかし、金製品の中には、金メッキで装飾された製品が紛れていることも少なくありません。

「おたからや」では、豊富な経験を持ち、金製品に精通した査定員が在籍していますので、お気軽にご相談ください。

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そもそも金メッキとは?

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

金メッキとは、金以外の金属を素材にした製品の表面に、薄い金の層を施す加工方法のことです。

金メッキの製品には、比較的安価な金属素材を使用しているため、金製品に比べて手軽な価格で購入できる点が特徴です。

金メッキ加工を施す際、金は非常に柔らかい素材なため、純金のみのメッキでは強度が不足する場合あります。

そのため、以下のような素材を混ぜることで、メッキの強度を高めているのです。

 

  1. ニッケル
  2. インジウム
  3. コバルト

金メッキは、製品全体が金でできているわけではありません。製品そのものは金で作られていないため、金製品と混同しないよう、購入時には注意が必要です。

とは言え、金メッキには実際に「金」が含まれているため、他のメッキ製品と比較すると、より高い価値を持つと言えるでしょう。

 

金メッキ特有の刻印と注意が必要な刻印

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

金製品だけでなく、金メッキの製品にも特有の刻印が施されています。

しかし、金製品と金メッキ製品には、共通して注意が必要な刻印が存在します。

ここでは、金メッキ製品に施される刻印の種類と、注意すべき刻印についてご紹介します。

 

金メッキ特有の刻印

金メッキ特有の刻印には、以下のような種類があります。

 

刻印 メッキの種類
GP 金メッキ
WGP ホワイトゴールドメッキ
PGP ピンクゴールドメッキ
RHP ロジウムメッキ

 

例えば、「K18 GP」という刻印がある場合、この製品には18金を用いた金メッキが施されていることを示します。

しかし、この場合の「K18」は、製品全体の金の含有量を表しているわけではなく、金メッキに含まれる金の含有量を表しています。

本物の18金製品とは異なり、金の含有量が大幅に少ないため、注意が必要です。

 

注意が必要な刻印

金製品や金メッキの製品にかかわらず、注意しなければいけない刻印が存在します。

例えば、日本国内で作られた金製品や金メッキ製品には、「K18」のように数字の前に「K」が表示されています。

一方で、「18K」のように、数字の後ろに「K」が表示されているものもあります。

この表記は「あとK」と呼ばれ、主に東南アジア諸国で作られた海外製品に多く見られる刻印です。

「あとK」刻印が付いた製品の中には、金の純度が偽造されているものや、偽物である場合もあるため、購入または売却する際には、特に注意が必要です。

 

  •  おたからや査定員コメント
長谷川

金製品や金メッキ製品に「あとK」の刻印が施されているからといって、必ずしも偽物であるとは限りません。

また、金製品や金メッキ製品の中には、見たことのない刻印が記されていることもあります。

「この刻印は本物なのか?」と悩んだときは、「おたからや」の無料査定をお気軽にご活用ください。

  • 関連記事はこちら

・【金の刻印の種類】純度やカラー別に紹介!日本と海外のホールマークも

 

金メッキと金張りの違いとは?

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

金メッキと金張りは、どちらも金以外の金属に金を装飾する加工方法です。

しかし、製法の違いにより、耐久性に大きな違いが生じます。

特に、金メッキと金張りでは金の層の厚みが異なり、この厚みの違いが耐久性に影響を与えます。

 

厚みによる耐久性 一般的な厚さ
(ミクロン)
耐久性
金メッキ 約0.5~1 剥がれやすい
金張り 約10~20 剥がれにくい

 

金メッキは、金属素材の表面に金を薄く伸ばして施す加工方法であるため、耐久性に不安が残ります。長期間使用すると、金の層が剥がれたり、傷が目立つことがあります。

一方、金張りは、金の板を他の金属に圧着して接合する加工方法です。金メッキの10倍以上の厚みを持ち、耐久性に優れているため、長く使用できることが特徴です。

また、刻印によっても見分けることができ、金メッキは「GP」、金張りは「GF」や「RGP」という表記が一般的です。

金製品としての価値を考える際には、以下の順序で覚えておくと分かりやすいでしょう。

 

  1. 純金製品
  2. 18金などの合金製品
  3. 金張り製品
  4. 金メッキ製品​​​​​​​​​​​​​

金張り製品は、金メッキ製品よりも金の含有量が多いため、金としての価値は金メッキ製品よりも高くなります。

 

金メッキ製品は売却できる?

金メッキの見分け方とは?本物の金や金張りとの違いを見つける方法を紹介

金メッキ製品の売却は可能です。ただし、金メッキに含まれる金の量は非常に少ないため、金としての価値は低いと言えます。しかし、一部の金メッキ製品には、ブランドや宝石などの付加価値が付いている場合があります。

このような製品は、金そのものの価値を超え、高い評価を得られることもあります。

お手元のジュエリーが金メッキ製品の場合は、ブランドや宝石の価値を正確に査定できる専門家に相談することをおすすめします。

 

  •  おたからや査定員コメント
長谷川

金メッキ製品を金として売却しようとした場合、買取を断られるケースがあるのは事実です。これは、金メッキに含まれる金の量が非常に少なく、金としての価値を見出しにくいためです。

しかし、「おたからや」では、金だけでなく、ブランドや宝石などの付加価値を見出す専門家が在籍しています。

お品物を様々な方向から専門的な視点で査定し、価値を見出すことに自信を持っています。

もし、金メッキ製品をお持ちで、売却を検討されている場合は、ぜひ「おたからや」へご相談ください。

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