アメジストを持っていると
悪酔いしない?
アメジストは英語で表記すると「amethyst」となりますが、その語源はラテン語経由で、ギリシャ語「améthystos」から来ています。古典ギリシャ語の「améthystos」には「酔わせない、酔わない」という意味がありますが、それはこのようなギリシャ神話から来ています。
酒の神ディオニューソスが、悪酔いした揚げ句、月の女神アルテミスに仕える女官アメジストに獣をけしかけ襲おうとしました。すると女神アルテミスは彼女を守るため、彼女を純白の水晶に変えてしまったのです。酔いが醒め、我に返ったディオニューソスは自分の行いを恥じ、持っていたワインを純白の水晶に注ぎながら懺悔しました。すると純白の水晶は美しい紫色の水晶に変化したのです。
この逸話にはバリエーションがいくつかあり、その原典もはっきりしていませんが、この話から「アメジストで作った杯でワインを飲むと酔わない」という信仰が生まれたようです。さらに古代ローマで、キリスト教の聖職者の間にアメジストを身に着けることが広まり、この石を持っていると酒に酔わない(冷静でいられる)と信じられるようになりました。
紫の色が持つスピリチュアルな
パワーとは?
紫という色は古代より貴重な色とされてきました。古代ヨーロッパではホネガイの貝殻から採られていましたが、これが非常に希少なため非常に高価でした。日本でも染める作業が複雑で手間がかかるため、貴重で高貴な色とされてきました。
特別な存在としてあがめられてきた紫色は「高貴」「崇高」「権威」「品位」といった意味を持つようになりました。また、赤と青(動と静)という相反的な色を混ぜ合わせてできる独特な色であるところから「神秘的」なイメージも持ちます。
また、人のエネルギーを司るチャクラにおいては、神聖なエネルギーとの繋がりを持ち、宇宙との繋がりを持つといわれる色は紫です。第7チャクラを活性化させると、肉体、感情、精神のバランスが整い、あらゆるものとの繋がりを感じ、視野が広がります。
風水において紫には、落ち着きを与え物事を冷静に判断する力が生まれる、精神性や直感力を高め精神的な成長を促す、尊敬を集めたり地位を高め出世できる、上下関係をはっきりさせお互いの関係を良好に保つといった効果があります。
「アメジスト」と「アメシスト」
のどちらが正しい
呼び方なのか?
紫水晶とも呼ばれるこの水晶は「アメジスト」または「アメシスト」と呼ばれますが、呼び名が二つに分かれた由来や起源は定かではありません。英語における表記は、「amethyst」となりますので「アメシスト」の方が発音的に近いようにも思われます。また、酒の神ディオニューソス(ローマ神話におけるバッカス)が純白の水晶にワインを注ぐことによって誕生したという神話由来の逸話から「バッカスストーン」や「ワインストーン」といった異名も持っています。
世間一般には「アメジスト」という呼称の方が浸透しているようですが、宝石鑑別団体協議会と日本ジュエリー協会とが共同で作成、開示した「宝石もしくは装飾用に供される物質の定義および命名法に関する規定」(2015年01月発行・2020年12月改定)によれば、「アメシスト」が正式名称となります。
とはいえ、宝石店やジュエリーショップでは混乱を避けるため「アメジスト」と表記されていることも多く、どちらが間違っているというわけではありませんので、自分のなじんでいる呼称を使うと良いでしょう。
アメジストは宝石としても
価値が高い石
アメジストは、一般的に「半貴石」と呼ばれる宝石です。ダイヤモンドやルビー・サファイア・エメラルドといった硬度が高く希少価値の高いものは「貴石」と呼ばれますが、アメジストのような「半貴石」は、硬度や価格が「貴石」と比較するとそれほど高くないものとなります。
アメジストは紫色の水晶ですが、紫に発色する鉱物は非常に珍しいものです。水晶の中では最も価値が高く、何世紀にもわたって珍重されてきました。かつては王族のみが所持できるほど貴重でしたが、現在では比較的豊富に産出されるようになったため、手頃な宝石の部類に入ります。
アメジストの最大の特徴は産地や個体によって、色味や見た目の雰囲気が大きく異なる事です。透明感があり紫色の濃いものは非常に価値が高いと言えるでしょう。
カットのしやすさも相まってアメジストは人気の高い宝石です。色や見た目の雰囲気が良ければ値段以上の価値があると言えます。
まとめ
アメジストは、紫というその色と水晶の持つ透明感により古来より神秘的とされてきた宝石です。かつては高貴な者しか身に着けることのできなかったその宝石は、紫という色の持つ神秘性とその希少性により、持つだけでいろいろな効果があるといわれてきました。しかし現在では供給量も安定し、手に入れることはかつてのように難しいものではありません。アメジストを身に着けることで、スピリチュアルなパワーをその身に宿すことができるでしょう。
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