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ロレックス
「サブマリーナー」の
最終品番を紹介
個体ごとの特徴を解説 

ロレックスの最終品番に注目する方がいます。生産終了間際に作られたというレア感が理由でしょう。このような背景から高値取引も見られます。なかでもサブマリーナーは最終品番が5種類あり、注目を受けやすい状況です。

今回はサブマリーナーの最終品番が気になったり、買い取りを考えたりしている方のために、その魅力を紹介します。これを読めば最終品番ならではの特徴や、中古市場における状況などがわかるでしょう。 

 

サブマリーナーで
最終品番が重要な理由

 

サブマリーナーの最終品番に対し、高い価値を見出す方もいます。特定モデルの生産終了直前に作られたことが、希少性を生み出すからでしょう。該当モデルによっては、相場より高値での取引を受けます。最終品番の重要性や、ナンバーの確認方法などを見ておきましょう。 

最終品番は特定モデルの生産終了直前の個体につきます。シリーズ内におけるある世代において、最後のバージョンという意味です。ここから希少性が生まれ、高値取引につながる可能性もあります。

基本的にロレックスにおいて、腕時計の生産終了年は非公開です。それでも最終品番が判明するのは、有志が独自調査を進めたからでしょう。最終品番は大まかな推測になりますが、そういわれているものには高い価値も見られます。

最終品番の重要視は、ロレックス特有の文化です。メーカーとしての影響力が世界規模だからでしょう。ただでさえロレックスは映画や他ブランドとのタイアップ、金無垢などで付加価値がつきやすい状況です。最終品番というプレミア的な要素が、中古市場にインパクトを与える可能性も考えてください。

この背景からロレックスの最終品番は、とくに貴重です。同メーカーは、高級品として高値取引を受けやすい背景があります。最終品番が価値を後押しした結果、相場以上の取引も視野に入るでしょう。 基本的に時計のフルモデルチェンジ直前の個体は、高値取引されやすいと覚えてください。

品番に対する別名は、シリアルナンバーです。そのナンバーから、製造年を判別できます。最終製造年がわかっていれば、番号を見て希少性を見出せるでしょう。

品番を見るには、決まった手順があります。2010年以前のロレックスなら、まずはブレスレットを外してください。ケースのラグの間において、12時位置に商品の型番または「Ref.」を示すリファレンスナンバーがあります。6時位置に品番を意味するシリアルナンバーがあるのです。

ただし2010年以降は、6時位置の品番はなく、製造年の判別ができません。12時側にリファレンスナンバーがあるだけです。以上から生産終了が2011年以降だと、最終品番かどうかがわかりません。

 

ロレックス「サブマリーナー」
シリーズの各最終品番を紹介

 

ここではサブマリーナーシリーズに注目し、各最終品番を見ていきましょう。以下の表で概要を紹介します。 

 

種類 リファレンス 最終品番とその製造年
サブマリーナー ノンデイト Ref.5513 1990年・一般的にはL番
サブマリーナー ノンデイト Ref.14060 2000年・P番
サブマリーナー ノンデイト Ref.14060M 2011年・ランダム番
サブマリーナー デイト Ref.16610 2011年・ランダム番
サブマリーナー デイト Ref.168000 1988年・R番

 

サブマリーナーは日付機能の有無に応じて、ノンデイトとデイトに分かれます。リファレンスごとの最終品番に、法則がある種類も出ました。ただしRef.14060MとRef.16610はランダム番なので、わからないことがあれば業者や専門家に聞く方がよいでしょう。各最終品番の特徴を以下に解説します。

 

ノンデイト Ref.5513

 

Ref.5513は、サブマリーナーシリーズとしては長続きしました。製造期間は1962年~1990年になります。両方向自動巻きのムーブメントなど、時代を先取りした技術も特徴です。最終品番はフチありモデルから見つかるので、時間がある方は探してみましょう。 

ノンデイトのRef.5513は、サブマリーナーシリーズとして息の長いモデルでした。類似モデルにRef.5512もありますが、Ref.5513の方がよく知られています。ロレックスは後者の生産期間を長引かせ、その間に流通数も増えました。

マイナーチェンジを何度も受けているので、製造年によって個性も異なります。このような背景から、生産終了に近い年式ほど機能性に優れているでしょう。以上から最終品番は、時計としての価値に限らず、実用面でも役に立ちそうです。

Ref.5513の特徴として、両方向自動巻きのムーブメントが挙げられます。当初はCal.1530を使用していましたが、そこからCal.1520に変わりました。後者は振動数が1万9800に向上しています。ロレックスは当時のサブマリーナーに対し、精度を最重要課題としたのでしょう。

時計の精度が高いほど、優れた実用性を意味します。時刻も現実に合わせやすいため、スケジュールどおりの行動を取りやすいのです。ある行動を済ませるまでにかかった時間も測れるでしょう。最終品番に限らず、高性能ムーブメントは腕時計の価値を押し上げる要素です。

Ref.5513の最終品番の特徴は、フチがあることです。前期モデルはフチなしで、1985年ごろから出回った個体にはフチが追加されました。以上から最終品番にこだわる場合、フチありから探してください。

後期モデルはリュウズがトリプルロックになり、文字盤もスタイリッシュに変わりました。そのため前期モデルとは、見た目が変わった部分が目立ちます。仕様変更を繰り返した結果、見た目も中身も充実したのです。洗練された見た目も、最終品番つきのサブマリーナーとしては重要でしょう。

 

ノンデイト Ref.14060

 

ノンデイト Ref.14060は、防水性能やムーブメントの高機能性が特徴です。風防はサファイアクリスタルで仕上がっており、文字盤を見やすくなっています。主なポイントを見ていきましょう。 

Ref.14060は、防水性能が水深300mに改良されました。防水性能はデイトナやヨットマスターなどにも見られるほど、ロレックスを象徴しています。そのなかでもサブマリーナーの防水性能300mは、本格的なクオリティです。 

これだけ防水性能があれば、たとえばスキューバダイビングでも着けたままでいられるでしょう。うっかり水をこぼして時計が濡れたとしても、壊れる心配はありません。ロレックスは相場の高い時計が多く、壊れると精神的にもこたえるでしょう。そうしたリスクを最小限に抑える役目として、防水性能があります。

ほかの特徴として、ハイビート化したムーブメントも挙げられます。ムーブメントの振動数が従来より上がったという意味です。腕時計としての精度向上により、実用的に生まれ変わりました。

振動数が高いおかげで、時間を正確に測れるのがポイントです。ストップウォッチや、行動時間計測などにも役立つでしょう。このようにサブマリーナーノンデイト Ref.14060は、さまざまな場面で重宝します。

Ref.14060の特徴として、サファイアクリスタルの風防も挙げられます。芸術品のような仕上がりに注目してください。状態が良好なら、魅力的なビジュアルに引かれるでしょう。 

サファイアクリスタルの風防は、文字盤をスッキリと見通せるのがメリットです。時計の針などをしっかりと見られることは、実用性につながります。このようにサファイアクリスタルは、ステータスと利便性を両立させるでしょう。

 

ノンデイト Ref.14060M

 

サブマリーナーのノンデイトには、Ref.14060Mもあります。従来品よりムーブメントが進化しました。2007年式以降はクロノメーター化も果たしています。後期モデルではインナーリングの刻印も価値を高める状況です。Ref.14060Mの特徴を見ていきましょう。

Ref.14060との違いは、ムーブメントの進化です。2000年登場のCal.3130を使っています。テンプルブリッジが2本に増え、マイクロステラナットも採用を受けました。この結果として、精度の安定性を感じられます。

ハイクオリティなムーブメントのおかげで、実用性が高まったのがRef.14060Mのポイントです。中古の腕時計として買っても、現代に通用するでしょう。

Ref.14060Mは、2007年以降にクロノメーター化を受けました。クロノメーターは高精度ムーブメントに与えられる称号です。この有無によって、腕時計としての印象も変わります。

上記の認定を受ける時計は、クロノメーター検定協会から厳しい審査を受けているのです。以上の背景もありRef.14060Mは、従来品よりクオリティが高いと評価できます。クロノメーター認定は、最終品番としての価値も押し上げるでしょう。

Ref.14060Mの最終品番では、インナーリングの刻印に注目してください。ロレックスでは「ルーレット刻印」とも呼ばれます。主に2004年以降に新発売されたモデルに対し、インナーリングにロレックスのロゴの刻印がつけられるようになりました。6時側のシリアルナンバー刻印もこのころに定着しています。

刻印が生まれた背景は、防犯対策です。偽物のロレックス流通による企業の損害を防ぐ意味合いがあります。Ref.14060Mは、後期モデルから刻印が始まっています。この現象が結果的に、最終品番の希少性につながっているでしょう。 

 

デイト Ref.16610

 

Ref.16610は、日付機能つきサブマリーナーの一種です。イメージが似た商品にRef.116610LNもあるので、違いを見ておきましょう。Ref.16610は、現代にも通用するクオリティが特徴です。

Ref.16610は、Ref.116610LNより文字盤がコンパクトであることです。クラスプの表面もRef.116610KNより薄いといえます。以上のような見た目の違いに注目しつつ、最終品番を探してください。 

コンパクトな腕時計のメリットは、使いやすさにあります。時計用の保管ケースも小さければ、置き場所に困らないでしょう。女性や年齢層の高い方にも扱いやすいといえます。このようにRef.16610は、後発モデルよりシンプルな性質です。

Ref.16610は新品としての生産を終えていますが、ムーブメントは現行と変わりません。使っているのはCal.3135という自動巻きムーブメントです。こちらは30年近くの生産実績があり、現在も製作が続いています。腕時計の歴史において信頼性が高い証拠です。

Ref.16610は、高機能ムーブメントのおかげで現代でも不便なく使えるでしょう。

最後のポイントは、後発モデルより軽量であることです。ケースがRef.116610LNより薄いといえます。その結果、細い手首にもうまく収まるでしょう。堅牢性には劣りますが、そのぶん持ち運びがしやすいといえます。

経年変化の趣も相まって、Ref.16610は長く使える一品です。高性能ムーブメントのおかげで、アンティークとしては実用的でしょう。

 

デイト Ref.168000

 

デイトは、製造期間が短いため、生産終了モデルとしても希少価値が高いといえます。製造当時は珍しい6ケタリファレンスだったことも、コレクターから注目を受ける要因でしょう。イメージが似ている商品にはRef.16800もあり、こちらの「ダブルゼロ」に対して、Ref.168000は「トリプルゼロ」と呼ばれています。その特徴を見ていきましょう。

Ref.168000は1986年~1988年ごろに作られたモデルです。当時のサブマリーナーで6ケタリファレンスは珍しい現象でした。ロレックスでは2010年以降にサブマリーナーのリファレンスナンバーを6ケタに移行させているからです。フライングで6ケタになったRef.168000に、ミステリーを感じる方もいるでしょう。

Ref.168000のトリプルゼロと、Ref.16800のダブルゼロは比較対象になりやすいといえます。見た目では違いを見分けづらいといえます。

よく見ればトリプルゼロとダブルゼロで、スティール素材が違います。前者は904L、後者は316Lを使っているからです。またトリプルゼロの場合は、12時側のケース内側の刻印が「168000」になっています。細かいポイントをとらえながら、6ケタリファレンスの方を見つけてください。

ただしケースバックに「16800」と書かれた腕時計が、ダブルゼロとトリプルゼロの両方にある点に注意です。トリプルゼロの保証書に「16800」が書かれたこともあります。以上から腕時計の専門家が見ても、違いを見分けづらいでしょう。6ケタリファレンスにこだわるなら、間違ってRef.16800を選ばないように注意です。

Ref.168000は、希少価値のある腕時計として注目を受けています。製造期間が長続きしなかったからです。

サブマリーナー自体は需要があるため、Ref.168000でも高値取引を期待できます。1980年代としては珍しい6ケタのリファレンスは、コレクターのロマンを刺激するかもしれません。 

 

まとめ

 

ロレックスでは最終品番が重要視されます。なかでもサブマリーナーは5種類あるため、コレクターから注目を受ける状況です。リファレンスナンバーによって機能も異なるため、最終品番モデルから好みを見つけられるかもしれません。

サブマリーナーは最終品番への該当によって、高値取引の可能性があります。生産終了の個体でも、現代で便利に使えるかもしれません。最終品番を手に入れられれば、社会的ステータスのアピールにもなります。

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