エルメスのスカーフ「カレ」の買取額に影響を
与える要因と
買取額アップのポイント

高額買取が期待できる
人気のデザイン・サイズ

エルメスのカレには、さまざまなデザイン・サイズがありますが、デザインに関してはエルメスらしさを感じられるものが人気です。具体的には、エルメスの箱を装飾するリボンをモチーフにした「BOLDUCRIBON(ボルデュック・リボン)」、世界一売れたスカーフデザインとしてギネスにも認定された「Bridesdegala（ブリッド・ドゥ・ガラ）」、生命の源を意味する「LESSOURCESDELAVIE(レ・スゥス・デ・ラ・ヴィエ)」などが挙げられます。また、カレには45cm四方・70cm四方・90cm四方・140cm四方のサイズが存在しますが、最も需要が高く高額買取が期待できるのは、定番サイズの90cm四方です。それ以外に関しては、基本的にはさまざまな用途に使用できる大きいサイズの方が、需要が高い傾向があります。

カレの買取額に影響を与える
デザイン以外の要因

カレは高額買取が期待できるエルメスのスカーフですが、同じデザインであってもサイズが異なれば買取額が大きく変わる可能性があります。最も人気があり、需要が高いサイズは高額で買い取ってもらえることもあるのです。そのため、人気のデザインかつ90cm四方のカレであれば高額買取が期待できます。また、カレの買取額はデザインやサイズだけでなく、品質表示タグの種類にも左右されるのです。エルメスの品質表示タグは、発売された年代で色やサイズが異なり、白く長いもの、白く短いもの、茶色や黒の短いものなどが存在しています。場合によっては、タグの種類が買取額に大きな影響を与えるケースがあります。その他にも、スカーフ自体の状態や付属品の有無によっても買取額が変動する可能性があるので注意が必要です。

染みや汚れがある場合は
取り除いてから買取を依頼する

カレの買取額は、染みや汚れなどがあると大きく低下するため、売却を検討しているカレに染みや汚れがある場合は買取依頼前に可能な限り落としておくことが重要です。

コーヒーやジュース、しょうゆなどの水性の染みに対しては、まず汚れた面を上にして固く絞ったタオルの上に置き、少量の水で濡らしたタオルやティッシュで優しく叩いていきます。この際、染みの中央から叩き始めると汚れが広がってしまうため、周りから叩いていくようにしてください。ファンデーションや口紅などの油性の染みに対しては、まず取れる汚れをティッシュでつまんでいきます。そして、汚れた面を上にして固く絞ったタオルの上に置いて、ベンジンをつけた綿棒で優しく叩いていき、ある程度綺麗になったら、薄めた中性洗剤へ切り替えます。最後に水で叩いて完了となりますが、ベンジンは生地を傷める要因になることがあるので、慎重に作業を行ってください。

買取依頼前のクリーニングは
おすすめできない

エルメスのカレは自宅で手洗いすることも可能ですが、シルク製のカレは非常に繊細なスカーフなので、お手入れの際は自宅で手洗いするよりもクリーニングに出した方が安心です。また、自分では落とすのが難しい染みや汚れも綺麗になる可能性がありますが、クリーニングに出すことで生地が傷んだり色落ちが発生したりする恐れがあります。カレの買取を検討する場合、可能な限り綺麗な状態にしてから依頼すべきではありますが、クリーニングに出すことで逆に買取額が下がってしまうケースもあるのです。そのため、自分で染みや汚れを落とせなかった場合でも、安易にクリーニングに出すのではなく、まずはそのままの状態で買取店に査定を依頼することをおすすめします。

まとめ

エルメスの定番アイテムであるカレは、需要が高いスカーフなので基本的には高額買取が期待できますが、人気が高いデザインやサイズのものであれば、より高い金額で買い取ってもらえる可能性があります。また、染みや汚れがある状態で買取を依頼しても、買取額は下がってしまうため、可能な限り落としてから依頼することが重要です。ただし、クリーニングに出すと色落ちなどを招く恐れがあるので、買取依頼前にクリーニングに出すのはおすすめできません。

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