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トリニティは特別感がありながらデイリーユースとしても使えるジュエリー
トリニティの製造年は古く、1924年にまでさかのぼります。フランスの芸術家ジャン・コクトーが「印章付きのリングと土星の中間をいく指輪」をカルティエの工房に依頼したことが、この指輪の始まりです。日本でこのアイテムが有名になったのは、90年代。まさにバブル絶頂期の時代で、恋人へのプレゼントとして知られるようになりました。女性から絶大な人気を誇り、一種のステータスとしても扱われたのはこの頃です。トリニティとは、フランス語で「3」を表す意味を持ちます。名前の通り指輪に使用されているのはホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3色で、これらが重なり合って絶妙なデザインを創り出しているのです。
非常に歴史の長いアイテムですので、時代によっては刻印や施されている場所に違いがあります。現行モデルには刻印が施されていますが、モデルによって様々なものがあることを覚えておきましょう。クラシックデザインと同じようにリング幅が華奢で細身のものから、幅が太く男性向きのものまで作られており、男女ともに愛用されています。3色を使用したリングですので、他のリングとの重ね付けにも向いているアイテムです。トリニティリングそのものにボリュームがありますので、重ね付けをするのであれば他の指輪は細めのものか、シンプルなものを使うとお洒落に見えます。結婚指輪のような特別なリングにも相応しいものですが、カジュアルにも使用可能なアイテムです。
トリニティを代表する三連リング
誕生したそのときから女性だけではなく、男性も虜にしてきたトリニティリング。実はこのリングにはそれぞれ意味があります。ピンクには愛、イエローには忠誠、ホワイトには友情の意味が込められているのです。これは誕生したときから現代にまで世代を越えて受け継がれています。人気も知名度も抜群のカルティエの名作アイテムとして知られていますが、トリニティは時代とともに様々なタイプやアイテムが生み出されました。中にはオールダイヤや、一部ダイヤのゴージャスなもの、シンプルなダイヤなしのものが生み出されています。
基本のリングにはダイヤはなく、サイズが3種類で展開されているものです。ダイヤありのタイプは9種類存在し、どれも三連リングとして作られています。一時期は1本のリングにホワイトやイエロー、ピンクをあしらったアイテムが発売されたこともありました。
トリニティは三連の全てが18金で製造されています。このことから金属アレルギーで悩む女性でも着けることができて人気を集めたという部分もあるのです。そのため金相場によって価格が変動しますので、購入の際は店員と相談するべきでしょう。また嬉しいことに、現在では3つのリングの裏側全てに好みの刻印を施すことができます。大切な記念日や子どもの名前を刻み込むユーザーも多く、こうした側面も人気の理由の一つと言えるでしょう。さらに、ダイヤが施されたタイプの場合は3つの指輪の中の一つに全面的にダイヤの施されたものが人気を集めています。
三連リング以外のラインナップ
カルティエのジュエリーコレクションの中でも、特に知名度が高まったトリニティ。このシリーズには、リング以外にも複数のアイテムが存在します。
近年ではゴールドをメインとしたネックレスも有名です。18金で製造されており、女性から圧倒的な支持を得ています。ダイヤモンドが中心にセットされており、エレガントさを強調するアイテムです。ペンダントも製造・販売されており、中には3つのハートエンブレムが重なったアイテムもあります。程よい厚みがあり、胸元に重厚感を表現できますのでより高級感を際立たせることができます。男性に人気のブラックを使用したネックレスも人気です。
1997年からは、トリニティの腕時計シリーズもリリースされました。このアイテムはアンティークかつクラシカルな印象を大切にしています。レディースものにはダイヤモンドを纏ったものや、シンプルでコストパフォーマンスに優れたものが用意されました。幅広いラインナップも人気となり、特にゴールドカラーは多くのユーザーから支持されています。このゴールドはカルティエならではの加工が施されており、高見えの効果も期待できるものです。レディースならではのピンクレザー腕時計も発売されており、ポップな印象を与えます。シンプルなデザインは、ビジネスにも冠婚葬祭にも使用ができますので、女性にも男性にも愛用されるアイテムです。特に男性向けの腕時計は「一生ものの時計」として知られています。
カルティエの優雅さをさりげなく取り入れられるトリニティ
トリニティは特徴的で三連のリングが絡み合う複雑なデザインであることから、カルティエのアイコニックな存在となりました。他にも数多くの人気ジュエリーアイテムは存在しますが、その歴史の古さからも、トリニティのラインがカルティエを代表するアイテムと言っても過言ではないでしょう。「王の宝石商、宝石商の王」とイギリス国王エドワード7世に評価されるほどのブランドであり、日本でも結婚指輪や婚約指輪の定番として知られるようになりました。そのブランドコンセプトは「パンテール」。フランス語で「豹」を意味しています。豹のように優雅で気品のある宝飾品を身に着けたいのであれば、このカルティエのブランドアイテムが最適です。もともとは世界中の王族が愛用する格式高いブランドでもあり、特別な価値を生み出すことにかけては天才的な技術を持っています。トリニティは忠誠・愛・友情というドラマチックな要素を詰め込みながらも、その宝石としての美を損なうことはなく、三連デザインのリングは現在でも人気の的です。革新的なデザインでジュエリー界を先取りしてきたブランドのアイテムでは取り入れやすく、知名度が高いアイテムと言えます。現在でも買取価格は高く、高騰しやすいことで知られていますので、お気に入りのリングを見つけたときにはぜひ手に入れることを検討しましょう。
まとめ
カルティエのトリニティは、現在でも特別なリングとして支持されており、様々なデザインのアイテムが生み出されています。カルティエが評価されている理由は、こうした斬新かつ優美なコレクションラインを次々と発表し、王族に評価されたという歴史的背景もあるのです。このアイテムがどこか気品に溢れており、目を離すことのできない輝きに満ちているのは、そうした歴史と宝石職人の技術の支えがあってのことと言えます。身に着ける機会が減ったという方も、今一度その価値を振り返ってほしいものです。
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