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    これまでどのように
    変わってきたのか?

ダイヤモンドの採取方法は
これまでどのように
変わってきたのか?

もともとは河川で拾うという
原始的な方法

古くから伝わるダイヤモンドの採掘方法は、パンニングと呼ばれる原始的なものです。ダイヤモンドがありそうな川に、ザルを持った人が入って、周囲の砂利や泥ごと掬い上げます。その後人の目で、砂利や泥の中にダイヤモンドが混ざっていないかを、洗いながら確認していきます。このパンニングは、主にサイズの小さなダイヤモンドを採取するために用いられます。サイズの大きなものは、目視でも確認できることが多いからです。また作業自体は非常にシンプルですが、あまり効率の良い方法とは言えません。そもそも川に流れているダイヤモンド自体が少ないからです。ダイヤモンドが含まれた岩石が風化によって崩れたり、ダイヤモンドがある層が地殻変動によって地表に上がってきたりするなど、低確率の偶然に左右されます。したがって採掘の設備や技術が高くなった現代では、このパンニングが行われることはあまりありません。あくまでも他の方法のサポートとして用いられることが多いです。

需要が高まるにつれて
大規模な採掘が開始される

ダイヤモンドの存在が広く知られていくようになったり、数多くのアクセサリーに使用されるようになっていき需要が高まると、パンニングによる人力採掘では間に合わなくなりました。そのため、より効率的な方法として、パイプ鉱山という方法が誕生しました。ダイヤモンドが川などに自然に出てくるのを待つのではなく、ドリルを使用して掘り進み、岩石や地中に含まれているものを採掘する方法です。場合によっては、ダイヤモンドを含んでいると考えられる岩石を、ダイナマイトによって破壊するという方法もあります。機械や爆薬を使用することで、一気に広範囲の掘削が可能となり、人力よりも効率的に進めることができるのが大きな強みです。ただ採掘の規模が大きくなるに連れて、掘削する穴も大きくなるため、その場所の地形を変えてしまいかねないという弱点があります。爆薬にしても同様で、衝撃による地盤沈下などのリスクを伴います。したがって安全性や環境保全を重視する場合には、避けられることが多いです。

最先端技術の採取方法も普及

数あるダイヤモンドの採掘方法の中で新しいのは、漂砂鉱床(ひょうさこうしょう)と呼ばれるものです。パンニングの規模をより大きくしたような形で、ダイヤモンドを含んだ岩石や土砂を機械によってまとめて回収します。その際に狙われるのは 高温かつ高圧力の条件が揃った溶岩層であり、自然に風化した後に海流によって蓄積されたそれを『キンバーライト』と呼びます。キンバーライトで使用されるのは吸引機やパワーショベルといった機材で、パイプ鉱山ほど規模が大きくはなりません。また地上から掘削する以外には、船を使って海底の層を狙う採掘方法もあります。キンバーライトは地上から到達できるものばかりとは限らず、海底の比較的浅い部分にも蓄積されていることもあり得ます。そのため海底まで到達できれば、大掛かりな掘削をせずにダイヤモンドを発見できる可能性が高いです。中には、ダイバーが潜って採取した岩石の中に、ダイヤモンドが含まれていた例もあります。

まとめ

天然のダイヤモンドは希少価値が高く、確実に見つけられる手段はありません。そのためキンバーライトを狙いながら地道に採掘を繰り返していく必要があります。その方法は時代によって異なり、より確実かつ無難に採掘ができるように日々新しくなっています。もちろん古い方法でも十分に活用できる可能性がありますが、新しい方法の方がより効率良く見つけやすいとされています。また、まだ見つかっていないダイヤモンドが新しい方法によって発見されることもあります。

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